濡れ衣を着せられ、パーティーを追放されたおっさん、実は最強スキルの持ち主でした。復讐なんてしません。田舎でのんびりスローライフ。

さら

文字の大きさ
1 / 10

しおりを挟む
第1話 濡れ衣と追放
 ギルドの集会室は、いつもより空気が重かった。板張りの床に落ちた泥の跡が乾ききらず、獣臭と鉄臭が混じった匂いが鼻につく。壁際のランタンの火は揺れているのに、誰の顔も揺れない、そんな妙な静けさがある。長机の向こうに座る受付の女が、困ったように視線を泳がせたまま手元の書類をいじっている。俺はその前に立って、黙って呼吸を整えた。
「……神妙な顔してんじゃねえよ、ガルド」
 机の脇、腕組みしたまま立っている若い剣士が吐き捨てるように言った。俺の名はガルド、四十二、見た目も中身も、ただの地味なおっさんだ。若い頃はもう少し肩の力も入っていたが、長い冒険者稼業は骨の節々から先に、そういうものを抜いていく。抜け殻みたいな俺に向かって、若さの尖りはよく刺さる。痛いというより、刺さったことすら確認するのが面倒だ。
「話を進めよう」
 剣士の隣で、神官服の女が一歩前に出た。白い布地に金糸の刺繍、洗いたての清潔さが、この部屋の匂いと不釣り合いで、逆に鼻につく。彼女は俺の顔を見ると、わずかに唇をゆがめてから、すぐに慈悲深い顔を作った。
「ガルド、あなた、今回の討伐で……報酬の分配に不正があったって、説明できる?」
 言葉の端に、最初から答えが決まっている響きがある。俺は目だけで彼女の手元を見た。細い指が握っているのは、俺たちのパーティー“灰狼”の会計帳だ。俺が管理していた帳面で、数字の並びは見慣れている。見慣れているはずなのに、そこには俺が書いた覚えのない汚い線と、妙な修正が混じっていた。
「不正はしてない」
 声が自分のものなのに、遠くから聞こえる。胸の内で燃えるものがあるはずなのに、炭のまま冷えている。怒りは、若い連中の特権だ。俺はもう、怒るほどの余力がない。
「嘘だろ」
 弓使いの男が、机に手のひらを叩きつけた。軽い衝撃で書類が跳ね、受付の女がびくりと肩をすくめる。弓使いは俺より年下だが、それでも三十手前で、口調だけはやたら偉そうだ。
「俺たちが命張ってんのに、報酬の銀貨が足りねえんだよ。帳面はお前が握ってた。誰が抜いた? お前以外いねえだろ」
 命張ってんのは、俺も同じだった。盾を構え、前に出て、仲間の矢が通る隙間を作り、魔物の一撃を受け止める役を、何年もやってきた。そういう積み重ねは、いまこの瞬間、紙切れ一枚でゼロにできるらしい。
「銀貨の袋は、討伐後にみんなで確認した」
 俺は淡々と言った。思い出そうとすれば、いくらでも思い出せる。袋の口を結ぶ紐の形、銀貨がこすれる音、弓使いが「少ねえな」と冗談めかして笑った声。
「確認したあと、誰が持ってた」
「……お前だろ」
 弓使いが吐き捨てる。即答だ。俺の言葉は届いていない、あるいは届かないふりをされている。
「じゃあ、そこから先を説明しろよ。お前は『俺が持ってた』って言うんだろ? だったら、お前が盗んでねえ証拠は?」
 証拠。証拠がないことを証明しろと言われると、人はだいたい黙る。俺は黙った。頭の中で、熱を持ち始めたのは怒りじゃなくて、ただの疲労だった。
「ねえ、ガルド」
 今度は魔術師の女が口を開いた。俺たちの後衛で、派手な杖と派手な髪色の、派手なやつだ。彼女は椅子に腰掛けたまま片脚を組み、俺を見上げる視線に、わずかな優越感が混じっている。
「あなたが抜けた分があったらさ、今回のポーション不足も説明できるのよ。なんで私の魔力回復薬、途中で足りなくなったの? あなたが補給担当だったよね?」
 補給担当。そう、俺は前衛で盾をやりながら、荷物の管理もしていた。余計な仕事を背負い込むのが得意なやつは、便利だからな。便利なやつは、便利に捨てられる。
「足りなくなったのは、予定より戦闘が長引いたからだ」
「予定より長引いたのは、誰のせい?」
 剣士が笑う。口の端だけ上げた、子どもじみた笑い方だ。
「前衛が踏ん張れねえからだろ。おっさんが盾で受けきれねえから、後ろが苦労すんだよ」
 言葉が耳に入って、体のどこにも落ちない。落ちる場所がないからだ。昔なら、胸が熱くなって、拳が握られて、喉の奥から何かが出た。今は、ただ、息が少しだけ深くなる。自分が壊れないように、内側の何かが勝手に調整している気がした。
「……討伐そのものも、失敗だった」
 神官が書類をめくりながら言う。紙の擦れる音がやけに大きい。
「目標の個体は討伐できたけれど、巣の根絶には至らなかった。被害は拡大して、追加依頼が出ている。つまり、ギルドへの損害が出た。責任の所在を明確にしないといけないの」
「責任の所在、って……」
 受付の女が小さく声を漏らした。止めたいのかもしれない。だがギルドは規則で動くし、規則は声の大きい者の方へ寄る。俺は受付の女に視線を向けて、首を振るでもなく、ただ黙っていた。巻き込む必要はない。
「ガルドに責任があるってこと?」
 神官は頷いた。慈悲深い顔のまま、さらりと言う。
「今回の戦闘中、あなたが一度、持ち場を離れたって証言がある。荷物の確認に行った、って言ってたらしいけど……そのときに銀貨を抜いたんじゃない?」
 証言。証言って言葉は便利だ。言ったもん勝ちで、しかも「証言」になる。俺が荷物の確認に行ったのは事実だった。前衛を支えるための予備盾が壊れかけていて、補修用の金具を取りに行った。そんなもの、戦闘中に必要になるのは前衛だけで、後衛は知らない。知らないことは、好きな形に塗れる。
「俺は……」
 言いかけて、止まる。何を言っても、もう形が決まっている気がした。俺はこの部屋に立った瞬間から、被告席に座らされている。弁明する権利はあるが、聞く気はない。そういう場だ。
「あなた、最近、金に困ってたって噂もあるの」
 魔術師が肩をすくめる。爪の先が光って、薄い笑いが浮かぶ。
「年だし? 体もきついし? 今後のために貯めとこうって思ったのかもね」
 噂。噂って言葉は、証言よりもっと便利だ。誰の口から出たかも曖昧で、けれど確実に耳に残る。金に困っていたのは事実じゃない。ただ、両親の墓の修繕で一時的に出費があっただけだ。そんな話を、酒場でぽろっと漏らしたことはある。誰かが聞いていたのだろう。聞いた誰かが、今ここで、都合のいい形にする。
「ガルド」
 剣士が一歩近づき、俺の胸元を指で突いた。鎧の上からでも、指の圧は伝わる。若い力は、こういうときに暴力の一歩手前まで簡単に行く。
「お前さ、もう無理なんだよ。俺たちの足引っ張ってんの。金抜いてないって言うなら、証明してみろよ。できねえだろ?」
 俺は剣士の指を見た。爪の間に黒い汚れがある。剣の手入れはしているが、心の手入れはしていない。若い頃の俺も、きっとそうだった。そう思うと、怒りより先に、情けなさが湧いた。彼らの情けなさじゃなくて、俺自身の、こんな場面に立っている情けなさ。
「……もういい」
 俺が言うと、剣士が目を丸くした。神官が眉をひそめ、魔術師が笑い、弓使いが鼻を鳴らす。受付の女だけが、息を飲んだ。
「もういいって何だよ」
「説明しても、信じないだろ」
 声は不思議と落ち着いていた。自分でも驚くほど、腹の底が静かだ。長年、盾で受けてきた衝撃は、こういう言葉の暴力にも耐える訓練だったのかもしれない。
「信じさせる努力もしねえのかよ」
「努力は、もう十分した」
 俺はそう言って、机の上の書類に手を伸ばした。神官が反射的にそれを引いたが、俺は触れない。触れたところで、何も変わらない。
「……お前らがそう決めたなら、それでいい」
 弓使いが苛立ったように机を蹴る。
「決めたっていうか、事実だろ」
「事実かどうかは知らん。俺が言えるのは、俺はやってないってことだけだ」
「じゃあ、誰がやったんだよ!」
 叫ぶ声が、部屋の梁にぶつかって跳ね返る。外の廊下まで聞こえたのか、扉の向こうで気配が揺れた。見物人が集まるだろう。ギルドの噂話は早い。俺が盗んだ、俺が裏切った、俺が足を引っ張った、そういう話は酒の肴にちょうどいい。
「誰がやったか、俺は証明できない」
 俺はゆっくりと言った。言葉の一つ一つを、床に置くみたいに落とす。
「だから、俺が悪いって結論にするなら、そうしろ」
 神官が小さく息を吐いた。勝った側のため息だ。
「ギルドとしても、これ以上の調査は難しいわ。証拠は帳面と証言、そしてあなたの行動……状況証拠が揃っている。パーティー“灰狼”からの申請もある。ガルド、あなたを——」
 受付の女が、耐えきれずに口を挟んだ。
「で、でも、状況証拠だけで追放って……!」
「ギルドの規約にあるわ」
 神官は優しく言った。優しい声ほど残酷なものはない。
「パーティー内の信頼関係が破綻した場合、当事者の排除は認められる。ギルドが介入できるのは、犯罪として立件できるほどの物証がある場合だけ。今回の件は……そこまでではない。だから、処分はパーティー内で決める」
 剣士がにやりと笑った。
「つまり、俺たちが決める。お前は追放だ、ガルド。今日で終わり」
 追放。言葉にすると軽い。けれど、今まで積み上げたものが、紙の上から消される音がする。俺は胸の奥で、何かがふっと抜ける感覚を覚えた。悔しさでも怒りでもない、ただの空洞だ。
「装備と私物は持っていけ。共同資産は置いていけ」
 弓使いが言う。まるで、犬に餌をやるみたいな口ぶりだ。
「あと、今回の討伐で出た負債は……お前の取り分から差し引いとく。足りない分は、まあ……おっさんなら何とかできるだろ」
 俺は頷いた。金なんて、どうでもいい。ここで争って得する未来が見えない。争えば、もっと泥を被るだけだ。
「じゃ、これで終わりね」
 魔術師が手をひらひらさせた。
「さよなら、おっさん。次はもっと年相応の場所で頑張りなよ」
 年相応。そうだな、年相応って何だろう。盾を持って前に立つのが年相応じゃないなら、俺は今まで何をしてきたんだ。そんな疑問が湧いたが、答えはどうでもいい。答えが出たところで、もう、戻る気はない。
 俺はゆっくり息を吐いて、背中の荷物袋の紐を握り直した。重さはいつもと同じはずなのに、肩にかかる感覚が妙に軽い。失ったのは、装備じゃない。仲間じゃない。たぶん、期待だ。期待を手放すと、人は軽くなる。
「ガルド」
 受付の女が、机の向こうから小さく呼んだ。彼女は目尻を赤くして、唇を噛んでいる。俺は首だけで振り向く。
「……すみません。私、何も……」
「気にするな」
 俺は短く言った。それ以上、言う言葉がない。慰める余裕も、励ます余裕もない。ただ、彼女がこの場で心を壊さないでほしいとは思った。
「最後に言うことは?」
 神官が形式的に尋ねた。形だけ整えれば、正義になると思っている顔だ。俺はその顔を見ながら、昔の自分を探した。仲間を信じ、背中を預け、明日の飯の心配をし、今日の怪我を笑い飛ばしていた自分。どこかにいるはずなのに、見つからない。
「ない」
 俺はそう言って、扉に手をかけた。木の取っ手は冷たく、掌にざらりとした感触が残る。背後で、椅子が軋む音がした。誰かが立ち上がったのか、座り直したのか、興味が湧かない。
「ふん、逃げるのかよ」
 剣士の声が追ってくる。追ってくる声は、俺を引き留めるためじゃなく、俺を見下ろすためのものだ。
「逃げるんじゃない」
 俺は扉越しに言った。振り返らないまま、声だけ落とす。
「終わらせるだけだ」
 扉を押すと、廊下の冷えた空気が頬に触れた。集会室の濁った匂いが背中にまとわりつき、代わりに石壁の湿り気が鼻を通る。外では冬の風が鳴っている気配がする。俺は一歩、廊下に足を出しただけで、胸の奥が妙に静かになるのを感じた。ここから先、何をするかなんて、まだ決めていないのに、ただ——この静けさだけが、なぜか救いに思えた。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)

みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。 在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。

無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。

さら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。 だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。 行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。 ――だが、誰も知らなかった。 ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。 襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。 「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。 俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。 無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!? のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

地味な薬草師だった俺が、実は村の生命線でした

有賀冬馬
ファンタジー
恋人に裏切られ、村を追い出された青年エド。彼の地味な仕事は誰にも評価されず、ただの「役立たず」として切り捨てられた。だが、それは間違いだった。旅の魔術師エリーゼと出会った彼は、自分の能力が秘めていた真の価値を知る。魔術と薬草を組み合わせた彼の秘薬は、やがて王国を救うほどの力となり、エドは英雄として名を馳せていく。そして、彼が去った村は、彼がいた頃には気づかなかった「地味な薬」の恩恵を失い、静かに破滅へと向かっていくのだった。

【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜

あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」 貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。 しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった! 失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する! 辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。 これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?

はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、 強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。 母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、 その少年に、突然の困難が立ちはだかる。 理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。 一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。 それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。 そんな少年の物語。

追放されたので辺境でスローライフしてたら、いつの間にか世界最強の無自覚賢者になっていて元婚約者たちが土下座してきた件

にゃ-さん
ファンタジー
王都で「無能」と蔑まれ、婚約破棄と追放を言い渡された青年リオン。 唯一の取り柄は、古代語でびっしり書かれたボロ本を黙々と読み続けることだけ。 辺境で静かに暮らすはずが、その本が実は「失われた大魔導書」だったことから、世界の常識がひっくり返る。 本人は「ちょっと魔法が得意なだけ」と思っているのに、 ・竜を一撃で黙らせ ・災厄級ダンジョンを散歩感覚で踏破し ・国家レベルの結界を片手間で張り直し 気づけば、訳あり美少女たちに囲まれたハーレム状態に。 やがて、かつて彼を笑い、切り捨てた王都の貴族や元仲間たちが、 国家存亡の危機を前に「助けてくれ」と縋りついてくる。 だがリオンは、領民と仲間の笑顔を守るためだけに、淡々と「本気」を解放していくのだった——。 無自覚最強×追放×ざまぁ×ハーレム。 辺境から始まる、ゆるくて激しいファンタジー無双譚!

追放されたので田舎でスローライフするはずが、いつの間にか最強領主になっていた件

言諮 アイ
ファンタジー
「お前のような無能はいらない!」 ──そう言われ、レオンは王都から盛大に追放された。 だが彼は思った。 「やった!最高のスローライフの始まりだ!!」 そして辺境の村に移住し、畑を耕し、温泉を掘り当て、牧場を開き、ついでに商売を始めたら…… 気づけば村が巨大都市になっていた。 農業改革を進めたら周囲の貴族が土下座し、交易を始めたら王国経済をぶっ壊し、温泉を作ったら各国の王族が観光に押し寄せる。 「俺はただ、のんびり暮らしたいだけなんだが……?」 一方、レオンを追放した王国は、バカ王のせいで経済崩壊&敵国に占領寸前! 慌てて「レオン様、助けてください!!」と泣きついてくるが…… 「ん? ちょっと待て。俺に無能って言ったの、どこのどいつだっけ?」 もはや世界最強の領主となったレオンは、 「好き勝手やった報い? しらんな」と華麗にスルーし、 今日ものんびり温泉につかるのだった。 ついでに「真の愛」まで手に入れて、レオンの楽園ライフは続く──!

処理中です...