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禿編
茜と東雲
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翌朝の事だ。
葵に連れられてとある部屋に来た。
どうやら昨日言っていた同年代の禿を紹介してくれるそうだ。
「茜、東雲。入るよ」
襖を開けると2人の少年がいた。
一人は少年と言うには幼い印象を受け、もう一人は大人びて見えた。
「葵兄様!」
「どうしたんだ茜?怖い夢でも見た?」
茜と呼ばれた幼い雰囲気の少年は葵を見るやいなや、慰めてくれていた東雲を押しのけるように抱き着いた。
葵の質問に無言で頷きながらふたつに結んだツインテールを揺らした。
可愛い。
正直それが感想だった。
同じ男とは思えない。
「全く……葵兄。この子達は?」
東雲は押しのけられれば驚いていたがいつもの事と言わんばかりにため息をついて、僕らに視線を移しす。
「あぁ。この子達は霜月花魁と葉月花魁の新しい禿だよ。君たち二人の後輩になるから、優しくしてあげてね」
茜をなだめながら優しく微笑んだ。
これが二人との出会いとなった。
後に印象を聞けば、茜なんかは元気な方と根暗な方と印象付けられていた。
東雲は弟が増えたようで嬉しいと言ってくれた。
これまではどうやら茜が最年少だったらしい。
それが茜からすると面白くなかったのかもしれない。
葵に連れられてとある部屋に来た。
どうやら昨日言っていた同年代の禿を紹介してくれるそうだ。
「茜、東雲。入るよ」
襖を開けると2人の少年がいた。
一人は少年と言うには幼い印象を受け、もう一人は大人びて見えた。
「葵兄様!」
「どうしたんだ茜?怖い夢でも見た?」
茜と呼ばれた幼い雰囲気の少年は葵を見るやいなや、慰めてくれていた東雲を押しのけるように抱き着いた。
葵の質問に無言で頷きながらふたつに結んだツインテールを揺らした。
可愛い。
正直それが感想だった。
同じ男とは思えない。
「全く……葵兄。この子達は?」
東雲は押しのけられれば驚いていたがいつもの事と言わんばかりにため息をついて、僕らに視線を移しす。
「あぁ。この子達は霜月花魁と葉月花魁の新しい禿だよ。君たち二人の後輩になるから、優しくしてあげてね」
茜をなだめながら優しく微笑んだ。
これが二人との出会いとなった。
後に印象を聞けば、茜なんかは元気な方と根暗な方と印象付けられていた。
東雲は弟が増えたようで嬉しいと言ってくれた。
これまではどうやら茜が最年少だったらしい。
それが茜からすると面白くなかったのかもしれない。
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