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1話 俺という人間
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「スーパーマンになりたい!」
そんなキラキラした将来の夢は、小学2年生にもなれば音もなく崩れ去る。そこから先に見えるのは現実的な夢だ。だが、まだまだ具体的になることはない。本当になりたいものっていうのは、ある程度大きくなってからできるもんだろう?
俺、村主世海は高校3年だ。前ブリをいれておいてなんだが、なりたいものがあるわけじゃない。正直なところ生きる意味さえよく理解できてない。
いや、精神的に病んでるわけじゃあないのだが…‥
突然だが、俺はそこそこ偏差値の高い名門進学校に入学している。クラスメート達も基本的にいい奴ばかりなのだが俺は他人に一切の興味がわかない。そのせいか俺には友達がいない。まぁ、ほしくもないんだけどな。
だが、別に友達ができない理由はそれだけじゃない。自分で言うのもなんだが、俺は素行不良だ。授業の抜け出し・居眠りなんて日常茶飯事。おまけに喧嘩っ早いときた。クラスメート達はおろか、教師すらも俺を怖がっている。まぁ、触らぬ神になんとやらってやつだろう。
「キーンコーンカーンコーン…‥」
始業のチャイムが鳴る。しばらくすると教師がやって来る。それと同時に教室の話し声は消えていく。
「授業を始めます。委員長は号令を。」
教師どもの決まり文句だ。そこで俺は勢いよく立ち上がり、勢いよくドアを開け、さっさと教室を抜け出す。これも日常になっている。まぁ、軽いクラスの名物っていったところかもな。
入学してすぐの頃はよく言いとがめられたもんだが、最近じゃ完全に無視だ。気楽でいいもんなんだなこれが。
俺は揚々と屋上へ向かう。屋上にフェンスはなく、際は膝の高さ分くらい高くなっているだけ。一応危険なんでここは立ち入り禁止になっている。まぁ、俺にとってはホームみたいなもんで正直なところ教室よりここにいる時間の方が長いかもしれない。
屋上から俺は運動場を見下ろす。入学したての頃は少し恐怖感を覚えたもんだが、今じゃちっともそう思わない。そんなことをぼんやり考えていたら…‥…‥
ドンッ!
「ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
一瞬走馬灯が走ったようだった…‥
そんなキラキラした将来の夢は、小学2年生にもなれば音もなく崩れ去る。そこから先に見えるのは現実的な夢だ。だが、まだまだ具体的になることはない。本当になりたいものっていうのは、ある程度大きくなってからできるもんだろう?
俺、村主世海は高校3年だ。前ブリをいれておいてなんだが、なりたいものがあるわけじゃない。正直なところ生きる意味さえよく理解できてない。
いや、精神的に病んでるわけじゃあないのだが…‥
突然だが、俺はそこそこ偏差値の高い名門進学校に入学している。クラスメート達も基本的にいい奴ばかりなのだが俺は他人に一切の興味がわかない。そのせいか俺には友達がいない。まぁ、ほしくもないんだけどな。
だが、別に友達ができない理由はそれだけじゃない。自分で言うのもなんだが、俺は素行不良だ。授業の抜け出し・居眠りなんて日常茶飯事。おまけに喧嘩っ早いときた。クラスメート達はおろか、教師すらも俺を怖がっている。まぁ、触らぬ神になんとやらってやつだろう。
「キーンコーンカーンコーン…‥」
始業のチャイムが鳴る。しばらくすると教師がやって来る。それと同時に教室の話し声は消えていく。
「授業を始めます。委員長は号令を。」
教師どもの決まり文句だ。そこで俺は勢いよく立ち上がり、勢いよくドアを開け、さっさと教室を抜け出す。これも日常になっている。まぁ、軽いクラスの名物っていったところかもな。
入学してすぐの頃はよく言いとがめられたもんだが、最近じゃ完全に無視だ。気楽でいいもんなんだなこれが。
俺は揚々と屋上へ向かう。屋上にフェンスはなく、際は膝の高さ分くらい高くなっているだけ。一応危険なんでここは立ち入り禁止になっている。まぁ、俺にとってはホームみたいなもんで正直なところ教室よりここにいる時間の方が長いかもしれない。
屋上から俺は運動場を見下ろす。入学したての頃は少し恐怖感を覚えたもんだが、今じゃちっともそう思わない。そんなことをぼんやり考えていたら…‥…‥
ドンッ!
「ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
一瞬走馬灯が走ったようだった…‥
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