1 / 3
1日常
しおりを挟む
今日もいつも通りの朝が来た。
高校2年の夏、毎日課外で寝不足の中、学校へいく準備をする。
兄弟のなかでは勉強ができるとはいえ、実際の学力は中の中あたり、かなり微妙なものである。親からの期待もそこそこ。
愛想が良いわけでも、容姿が良いわけでもないため友達も少ない。なんとなく周りに流されて生きているだけである。
だがそんな俺でも人には言えないが特技があった。
妖怪を見ることができるのだ。もちろん見るだけじゃなく、声を聞き、ふれあうこともできる。
だがそんなことを誰かに言っても、ただの構ってちゃんか、頭のおかしいやつとしか思われないだろう。
子供ながらにそう結論付けてからと言うもの、今まで誰にも言ってこなかった。妖怪たちも、まさか自分達の姿を認識できる人間がいるとも思わないのだろう。とくにこちらを気にする様子はなかった。
準備が終わり、朝食を食べ、学校へ向かう。
通っている学校はいかにもな自称進学校。無駄に校則が厳しい。
(…だる……)
いつもは自転車で通っているが、今日は歩いていく。午後から雨が降るらしい。
おかげで俺の髪は天パだから湿気で広がってしまっている。
あと少しで学校というところで急に眩しい光に包まれた
ゆっくりと目を開けるとそこは………うん、さっきと同じ通学路だった。
あの光は何だったのかと首をひねるが、遅刻するわけにもいかないため急いで学校へ向かった。
このとき俺はまだ気がついていなかった。この光のせいでとあることに巻き込まれてしまうということを……
高校2年の夏、毎日課外で寝不足の中、学校へいく準備をする。
兄弟のなかでは勉強ができるとはいえ、実際の学力は中の中あたり、かなり微妙なものである。親からの期待もそこそこ。
愛想が良いわけでも、容姿が良いわけでもないため友達も少ない。なんとなく周りに流されて生きているだけである。
だがそんな俺でも人には言えないが特技があった。
妖怪を見ることができるのだ。もちろん見るだけじゃなく、声を聞き、ふれあうこともできる。
だがそんなことを誰かに言っても、ただの構ってちゃんか、頭のおかしいやつとしか思われないだろう。
子供ながらにそう結論付けてからと言うもの、今まで誰にも言ってこなかった。妖怪たちも、まさか自分達の姿を認識できる人間がいるとも思わないのだろう。とくにこちらを気にする様子はなかった。
準備が終わり、朝食を食べ、学校へ向かう。
通っている学校はいかにもな自称進学校。無駄に校則が厳しい。
(…だる……)
いつもは自転車で通っているが、今日は歩いていく。午後から雨が降るらしい。
おかげで俺の髪は天パだから湿気で広がってしまっている。
あと少しで学校というところで急に眩しい光に包まれた
ゆっくりと目を開けるとそこは………うん、さっきと同じ通学路だった。
あの光は何だったのかと首をひねるが、遅刻するわけにもいかないため急いで学校へ向かった。
このとき俺はまだ気がついていなかった。この光のせいでとあることに巻き込まれてしまうということを……
0
あなたにおすすめの小説
寂しいを分け与えた
こじらせた処女
BL
いつものように家に帰ったら、母さんが居なかった。最初は何か厄介ごとに巻き込まれたのかと思ったが、部屋が荒れた形跡もないからそうではないらしい。米も、味噌も、指輪も着物も全部が綺麗になくなっていて、代わりに手紙が置いてあった。
昔の恋人が帰ってきた、だからその人の故郷に行く、と。いくらガキの俺でも分かる。俺は捨てられたってことだ。
繋がれた絆はどこまでも
mahiro
BL
生存率の低いベイリー家。
そんな家に生まれたライトは、次期当主はお前であるのだと父親である国王は言った。
ただし、それは公表せず表では双子の弟であるメイソンが次期当主であるのだと公表するのだという。
当主交代となるそのとき、正式にライトが当主であるのだと公表するのだとか。
それまでは国を離れ、当主となるべく教育を受けてくるようにと指示をされ、国を出ることになったライト。
次期当主が発表される数週間前、ライトはお忍びで国を訪れ、屋敷を訪れた。
そこは昔と大きく異なり、明るく温かな空気が流れていた。
その事に疑問を抱きつつも中へ中へと突き進めば、メイソンと従者であるイザヤが突然抱き合ったのだ。
それを見たライトは、ある決意をし……?
【完結】義兄に十年片想いしているけれど、もう諦めます
夏ノ宮萄玄
BL
オレには、親の再婚によってできた義兄がいる。彼に対しオレが長年抱き続けてきた想いとは。
――どうしてオレは、この不毛な恋心を捨て去ることができないのだろう。
懊悩する義弟の桧理(かいり)に訪れた終わり。
義兄×義弟。美形で穏やかな社会人義兄と、つい先日まで高校生だった少しマイナス思考の義弟の話。短編小説です。
ブレスレットが運んできたもの
mahiro
BL
第一王子が15歳を迎える日、お祝いとは別に未来の妃を探すことを目的としたパーティーが開催することが発表された。
そのパーティーには身分関係なく未婚である女性や歳の近い女性全員に招待状が配られたのだという。
血の繋がりはないが訳あって一緒に住むことになった妹ーーーミシェルも例外ではなく招待されていた。
これまた俺ーーーアレットとは血の繋がりのない兄ーーーベルナールは妹大好きなだけあって大いに喜んでいたのだと思う。
俺はといえば会場のウェイターが足りないため人材募集が貼り出されていたので応募してみたらたまたま通った。
そして迎えた当日、グラスを片付けるため会場から出た所、廊下のすみに光輝く何かを発見し………?
美澄の顔には抗えない。
米奏よぞら
BL
スパダリ美形攻め×流され面食い受け
高校時代に一目惚れした相手と勢いで付き合ったはいいものの、徐々に相手の熱が冷めていっていることに限界を感じた主人公のお話です。
※なろう、カクヨムでも掲載中です。
この胸の高鳴りは・・・
暁エネル
BL
電車に乗りいつも通り大学へと向かう途中 気になる人と出会う男性なのか女性なのかわからないまま 電車を降りその人をなぜか追いかけてしまった 初めての出来事に驚き その人に声をかけ自分のした事に 優しく笑うその人に今まで経験した事のない感情が・・・
僕の彼氏は僕のことを好きじゃないⅠ/Ⅱ
MITARASI_
BL
I
彼氏に愛されているはずなのに、どうしてこんなに苦しいんだろう。
「好き」と言ってほしくて、でも返ってくるのは沈黙ばかり。
揺れる心を支えてくれたのは、ずっと隣にいた幼なじみだった――。
不器用な彼氏とのすれ違い、そして幼なじみの静かな想い。
すべてを失ったときに初めて気づく、本当に欲しかった温もりとは。
切なくて、やさしくて、最後には救いに包まれる救済BLストーリー。
Ⅱ
高校を卒業し、同じ大学へ進学した陸と颯馬。
別々の学部に進みながらも支え合い、やがて同棲を始めた二人は、通学の疲れや家事の分担といった小さな現実に向き合いながら、少しずつ【これから】を形にしていく。
未来の旅行を計画し、バイトを始め、日常を重ねていく日々。
恋人として選び合った関係は、穏やかに、けれど確かに深まっていく。
そんな中、陸の前に思いがけない再会をする。
過去と現在が交差するその瞬間が、二人の日常に小さな影を落としていく。
不安も、すれ違いも、言葉にできない想いも抱えながら。
それでも陸と颯馬は、互いの手を離さずに進もうとする。
高校編のその先を描く大学生活編。
選び続けることの意味を問いかける、二人の新たな物語。
続編執筆中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる