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2章 動き出す闇
異世メイたん17
しおりを挟む僕はとある一人の女性と知り合った
その女性の名前は
四宮春香(しのみやはるか)
そして春香には妹の
四宮冬美(しのみやふゆみ)
という子がいた。
どうやって知り合ったかだって、
あれは、涼しい夏の日だった
あいつ、あの子は僕にとって
退屈なこの日常の楽しさや、面白さを教えてくれた。
今でも覚えてるよ
ちょっとちょっと
なんだよ、金藤君、僕が昔話をしてるって言うのに
急すぎるんだよ
確かに
そうですね
わかったわかった、これは強くなるために必要不可欠なの
本当ですか?
何で疑うの
なんとなく
ま、いいや、話すね
どうぞ
僕にもね兄弟はいるんだよ
長男の
富岡海斗 (かいと)
双子の姉で
富岡春子 (はるこ)
富岡冬子 (ふゆこ)
僕はそれぞれ
海兄さん
春姉さん
冬姉さん
って呼んでたんだ
ちなみに僕は神と人間のハーフなんだよ
それでなんだけどつまらないから仕事を中断して別世界を散歩してたらさっき話した春香が倒れてたんだよ
春香は病気だった名前は
神級系硬化型天災症状
(しんきゅうがたこうかがたてんさいしょうじょう)
産まれながらの病気で絶対に治せないと伝えられている病気で、
12歳になる誕生日の日に絶対に魔石になってしまう病気だ
その時の僕がどうあがいてもその病は治せなかった。
その時は自信をなくしたよ
あの子はあと1ヶ月の命だった
残念なことに双子の冬美も同じ病気だった。
それでもあの子は泣かなかったんだ、それどころか僕をはげましたんだよ
神としてはふざけるなと、言いたかったんだけどね、それどころじゃなかったよ
神のプライドとかじゃなくて、
人として自分が情けなかった。
泣きたかったよ
本当に
毎日通う僕にあの子は人生を語ってくれた。
僕は生き返らすことは出来ないけど、天国と地獄への道は示せる
それでもその前に治してあげたかったんだよ。
ついに治せるかもしれない薬が出来た。
不死身になれる薬だ
まずは自分で飲んだんだ、神としてではなく一人の人間として
結果は成功だった
大成功ではない
理由は2つ
不死身になるまで3日かかるんだ、そしてその3日の間、性転換が起きるんだ
二つ目は、正確不死身になったかがわからない
それでも腕にナイフを刺した傷が一瞬で治ったのには感動した
僕はすぐにあの子にあげようとしたんだ。
結果は間に合わなかった
あれは痛みの無い病気なんだよ
だからあの時
ドアを開けて
こんばんはっていってついに薬がって言ったらさ
急に二人とも倒れたのさ
時間は0:00
間に合わなかった
もう少しだった
飲ませておけば一時的に別の体になりその間だけ病気から解放されるように作ったから。
久しぶりに泣いたんだ
死なせてしまったんだと思ったよ自分がもう少し速ければってね
天国に導いた後、家に帰ってすぐ自分の部屋に入って自殺しようとしたよ
でも死ねなかった
刺しても刺しても次を刺す前に治るんだもん怖い恐ろしいそんな自分が情けない。
そしたら春姉さんが来て僕を抱きしめて言ったんだよ
愚痴でも何でも言ってちょうだい、私が全部聞いててあげる。
何で?
それは京君が私の愛してる弟だからよ。
こんな僕が
こんななんかじゃないよ
でも
富岡京也は私の愛してる弟なの、そんでもって最強かもしれない神様なんでしょ
僕は救えなかったんだ
そうなの?
あの子、春香ちゃんを
頑張ってたじゃない
それでも救えなかったのにはかわりない
それでも立派よ、不死身になれるかもしれない薬をつくったんでしょ
うん・・・でも死ねないかもだよ、退屈だよ
ううん、京君には私や兄さんに妹までいるのよ
でも
私にも京君に妹と兄さんがいる、それは変わらない真実なのよ
僕・・僕に・・力を貸してください、もっとなんでもできる神になりたいんだ。
そんなことなら聞かれなくてもオッケーよ
本当?
本当よ
ありがとう
それに私だけじゃないよ
ばれてたか
ごめんね京ちゃん
え、何で海兄さんと冬姉さんがいるの?
弟よ、ここはどこだ?
自分の家
俺らはお前のなんだ?
大切な家族だよ、あ、ごめんここは俺らの家だった
わかればいいんだよ
もう、京君ったら
ごめんごめん
ごめんは一回だよ京ちゃん
力なら貸すし手伝うよ
そうだよ京君
ありがとう
そのあと僕は剣聖って言われたり全ての病気、あれも含めて治せるようになったり出来るようになったって訳
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