50 / 150
過酷な道のり
第21の旅 トラップ&フェロモン
しおりを挟む
白夜達は何処かへ行こうとするジャンを追いかけていた
「我は向かう、行かねば」
ジャンはそう呟き続ける
「待ってくださいジャンさん!熱っ!」
白夜はジャンの肩を触った瞬間、手を火傷した
「やめろ!邪魔...をするな!」
ジャンは苦しそうに前へと進んでいく
「な、何これ!?ジャンさんの体が燃えるように熱い」
白夜は火傷した手を抑える
「白夜!ちょっとジャン!何してくれてんのよ!」
ローズは怒鳴る
「ま、待ってくれよ」
パンプもフラフラしながらついて来る
「どうしたお前?」
ニーナはパンプを抱える
「なんかオレも気分が悪くなってきた」
パンプは目を回す
「お、おい!白夜!コイツの様子もおかしくなったぞ!」
「とにかく今はジャンさんを追いかけましょう」
白夜はニーナからパンプを受け取る
森の道
馬車の車輪が壊れてしまった
「困ったなぁ」
レートは壊れた車輪を見ている
「これじゃあ進めねぇな」
ラートは頭を抱える
「まぁ幸運な事に此処は木が沢山あるし作れるんじゃないか?」
ザルは木を斬る準備をする
「ザル様手伝います」
メイデンはザルについて行く
「おっと!そこで止まれ!」
「止まれ!」
ザルの前に2人の男が立ち塞がる
「誰だテメェは!」
ザルは2人に近づくと体に電撃がほとばしる
「ぐぅぅ‼️」
「だから言ったじゃないですか止まれと、紹介が遅れました、私の名前はジェット、まぁ仮の名ですがね、そしてコイツはパンツァー」
「俺がパンツァーだぞ!」
2人は謎のポーズを取る
「「「うるせぇ❗️」」」
ザル達は一斉攻撃をする
「「へ?」」
2人に向かって、水の刃、氷柱、竜巻が飛んでくる
「「ギャアア‼️」」
激しく砂煙が舞い上がる
「ザル様見事です」
「クソ!作業に取り掛かるぞ」
ザルは木を斬りに行く
「んん!なんだ?なんの騒ぎだ?」
クラムは目を覚まし馬車のドアノブに触る
「アギャギャギャ‼️」
クラムは体に電流が走る
「どうしましたか!」
「敵か!」
ツイスターとスカルドも目を覚ます
「な、な、なんかここ触ったらビリッとしたんだよ!」
クラムはドアノブに指を差す
「はぁ?何言ってんだよ」
スカルドはドアノブに触れるが何も起きない
「何も起きないぞ」
「特に変わったことは無いですね」
ツイスターもドアノブに触れる
「おいおい、寝ぼけてんじゃねーのか?」
スカルドは呆れる
「寝ぼけてねーよ!確かにビリッときたんだよ!」
クラムは怒鳴る
「クラムさん!まだフランさんが寝ているので外で話しましょう」
ツイスターは小声で提案する
「分かった」
クラム達は外に出る
「あら起きちゃった、ごめんね」
レートは壊れた車輪を外していた
「レートさん、何かあったんですか?」
ツイスターは尋ねる
「馬車の車輪が壊れちゃってさ、ザル君が新しい車輪を作るために木を斬ろうとしたら変なヤツら来たんだよ」
レートは状況を説明する
「敵か!そいつらドアノブに触らなかったか?」
クラムはレートの肩をガッチリ掴む
「い、いや、触ってないけど何かあったの?」
レートはクラムに聞く
「ドアノブに触ったらビリッときたんだよ!」
クラムは体を使って表現する
「ビリッと?」
レートは少し考える
「マスター、電撃と言えばさっきの輩ではありませんか?」
グライドは思い出す
「確かにさっきザル君もやられてたな、電撃ねぇ、なんか陰湿だなぁ」
レートは車輪を外し終える
「ちょっとレートさん...!」
ツイスターは体中から電気を放っている
「おぉぅ...クラム」
スカルドはクラムを連れて移動する
「あ...」
「電撃が陰湿ってどういう事ですか?」
ツイスターは頬を膨らませている
「嫌、違うんだよ、アレだよ敵に回したくないっていう感じで...」
「マスター、フォローになっていません」
「問答無用です!おしおき❗️」
「ギャアア❗️」
レートは丸焦げになる
「マスター❗️おのれツイスター!何をするので...」
グライドはツイスターに翼を掴まれる
「パートナーの貴方にも非があります」
「ま、待てツイスt」
「おしおき‼️」
「ヌォォォ‼️」
グライドも丸焦げになる
「フンッ!もう知りません!」
ツイスターは馬車の中に入る
「俺、ツイスターの言う事はちゃんと聞こ」
「姉ちゃん怒ると怖いだろ?」
「うん...」
2人は木陰から様子を見て、体を震わせる
ボロボロのジェットと死にかけパンツァーは馬車周辺の様子を観察していた
「良いですよ仲間割れが起きました、人数もバラけている、そろそろ仕掛けますよ」
ジェットは指示を出す
「あぁ、そうだなぁ」
パンツァーは掠れた声で返事をする
「まずはあなたからお願いします」
「おう!」
パンツァーは双眼鏡で馬車周辺を覗きながらブツブツ何かを唱える
「良いですよその調子です」
ジェットはニヤつく
「酷い目にあった...」
レートは起き上がる
「アレはマスターが悪いですよ」
グライドも立ち上がる
「反省だなぁ」
クラムは壊れた車輪をどかそうと触った瞬間、車輪が破裂した
「うわぁ!なんだコレ!?木が破裂した!痛っ!」
レートは顔に刺さった木片を1本ずつ抜き取る
「敵襲でしょうか?」
グライドは警戒する
「どうした?すごい音がしたぞ」
ラートはレートの下に駆けつける途中に石につまずく
「いってぇ!なんだこ..!?」
ラートは目を疑ったつまずいた方の足が吹き飛んでいた
「ぐあぁぁ❗️イッテェ‼️」
ラートはもがく
「ラート❗️」
レートはラートの方に手を伸ばす
「ご主人‼️止血しやすぜ❗️」
ボノムはラートの傷口を凍らせ止血する
「敵ですかい?」
ボノムも警戒をする
落ちて来る葉っぱがボノムの頭に落ちる
「あっちゃー‼️アチチチ‼️」
落ち葉が突然燃え出しボノムは大慌て
「ボノム!ウィングショット‼️」
グライドは翼を羽ばたかせ、炎を吹き飛ばす
「散々ですわ...」
ボノムは頭を冷やしながら涙を流す
「どうなってるんだ」
レートは周りに警戒する
「どうなってやがるあの兄弟をあそこまで追い詰めるなんて!?」
スカルドは動揺している
「なんか罠みたいだな、なんか所々臭いが違うぞ」
クラムは鼻を動かす
「分かるのか?」
「ああ、まずそこにある石ころに触れるな、あとそっちの木の枝、あと落ちて来る葉っぱもだ、てか俺の中に入ってろ」
クラムは指示をする
「おう、分かった」
スカルドはクラムに憑依する
(落ち葉は厄介だ、木を馬車の反対方向に斬り落とすぞ)
「分かった」
クラムは爪を伸ばし、鋼鉄化させる
「ウラァ‼️」
クラムは罠化されている木を斬り落としていく
「ジェット!気付かれたぞ!」
パンツァーは少し焦る
「安心してください、次は私の番です」
ジェットは立ち上がり、馬車の方に球体エネルギーを飛ばす
球体が砕けると何かが広がり始める
(お、おいクラム、何か臭わないか?おい!クラム?)
クラムはスカルドの応答に応じない
「ガルル...‼️」
クラムは目が真っ赤になりヨダレを垂らしている
(クラム!しっかりしろよ!姉ちゃん‼️)
スカルドはツイスターを呼ぶ
「ヴヴヴゥ‼️」
ツイスターは馬車から飛び出し暴れ出す
「ツイスターの様子もおかしくなってる!?」
レートは驚く
「グライド!目を覚ませぇ!」
ボノムは暴れるグライドに雪玉を投げる
「キェェェ‼️」
グライドも暴れる
「どうなってやがるんだ!?」
ラートは片足で立ち上がる
「ご主人!無理なさんな!」
ボノムは心配する
「今は少しでも動けるヤツがなんとかしないとマズイぜ」
ラートは冷や汗をかく
「グルル‼️」
追加で魔獣の群れまでやって来る
「嘘だろ!?」
レートはうんざりする
(止まれぇ‼️)
スカルドは暴れるクラムを必死に手懐けている
「我は向かう、行かねば」
ジャンはそう呟き続ける
「待ってくださいジャンさん!熱っ!」
白夜はジャンの肩を触った瞬間、手を火傷した
「やめろ!邪魔...をするな!」
ジャンは苦しそうに前へと進んでいく
「な、何これ!?ジャンさんの体が燃えるように熱い」
白夜は火傷した手を抑える
「白夜!ちょっとジャン!何してくれてんのよ!」
ローズは怒鳴る
「ま、待ってくれよ」
パンプもフラフラしながらついて来る
「どうしたお前?」
ニーナはパンプを抱える
「なんかオレも気分が悪くなってきた」
パンプは目を回す
「お、おい!白夜!コイツの様子もおかしくなったぞ!」
「とにかく今はジャンさんを追いかけましょう」
白夜はニーナからパンプを受け取る
森の道
馬車の車輪が壊れてしまった
「困ったなぁ」
レートは壊れた車輪を見ている
「これじゃあ進めねぇな」
ラートは頭を抱える
「まぁ幸運な事に此処は木が沢山あるし作れるんじゃないか?」
ザルは木を斬る準備をする
「ザル様手伝います」
メイデンはザルについて行く
「おっと!そこで止まれ!」
「止まれ!」
ザルの前に2人の男が立ち塞がる
「誰だテメェは!」
ザルは2人に近づくと体に電撃がほとばしる
「ぐぅぅ‼️」
「だから言ったじゃないですか止まれと、紹介が遅れました、私の名前はジェット、まぁ仮の名ですがね、そしてコイツはパンツァー」
「俺がパンツァーだぞ!」
2人は謎のポーズを取る
「「「うるせぇ❗️」」」
ザル達は一斉攻撃をする
「「へ?」」
2人に向かって、水の刃、氷柱、竜巻が飛んでくる
「「ギャアア‼️」」
激しく砂煙が舞い上がる
「ザル様見事です」
「クソ!作業に取り掛かるぞ」
ザルは木を斬りに行く
「んん!なんだ?なんの騒ぎだ?」
クラムは目を覚まし馬車のドアノブに触る
「アギャギャギャ‼️」
クラムは体に電流が走る
「どうしましたか!」
「敵か!」
ツイスターとスカルドも目を覚ます
「な、な、なんかここ触ったらビリッとしたんだよ!」
クラムはドアノブに指を差す
「はぁ?何言ってんだよ」
スカルドはドアノブに触れるが何も起きない
「何も起きないぞ」
「特に変わったことは無いですね」
ツイスターもドアノブに触れる
「おいおい、寝ぼけてんじゃねーのか?」
スカルドは呆れる
「寝ぼけてねーよ!確かにビリッときたんだよ!」
クラムは怒鳴る
「クラムさん!まだフランさんが寝ているので外で話しましょう」
ツイスターは小声で提案する
「分かった」
クラム達は外に出る
「あら起きちゃった、ごめんね」
レートは壊れた車輪を外していた
「レートさん、何かあったんですか?」
ツイスターは尋ねる
「馬車の車輪が壊れちゃってさ、ザル君が新しい車輪を作るために木を斬ろうとしたら変なヤツら来たんだよ」
レートは状況を説明する
「敵か!そいつらドアノブに触らなかったか?」
クラムはレートの肩をガッチリ掴む
「い、いや、触ってないけど何かあったの?」
レートはクラムに聞く
「ドアノブに触ったらビリッときたんだよ!」
クラムは体を使って表現する
「ビリッと?」
レートは少し考える
「マスター、電撃と言えばさっきの輩ではありませんか?」
グライドは思い出す
「確かにさっきザル君もやられてたな、電撃ねぇ、なんか陰湿だなぁ」
レートは車輪を外し終える
「ちょっとレートさん...!」
ツイスターは体中から電気を放っている
「おぉぅ...クラム」
スカルドはクラムを連れて移動する
「あ...」
「電撃が陰湿ってどういう事ですか?」
ツイスターは頬を膨らませている
「嫌、違うんだよ、アレだよ敵に回したくないっていう感じで...」
「マスター、フォローになっていません」
「問答無用です!おしおき❗️」
「ギャアア❗️」
レートは丸焦げになる
「マスター❗️おのれツイスター!何をするので...」
グライドはツイスターに翼を掴まれる
「パートナーの貴方にも非があります」
「ま、待てツイスt」
「おしおき‼️」
「ヌォォォ‼️」
グライドも丸焦げになる
「フンッ!もう知りません!」
ツイスターは馬車の中に入る
「俺、ツイスターの言う事はちゃんと聞こ」
「姉ちゃん怒ると怖いだろ?」
「うん...」
2人は木陰から様子を見て、体を震わせる
ボロボロのジェットと死にかけパンツァーは馬車周辺の様子を観察していた
「良いですよ仲間割れが起きました、人数もバラけている、そろそろ仕掛けますよ」
ジェットは指示を出す
「あぁ、そうだなぁ」
パンツァーは掠れた声で返事をする
「まずはあなたからお願いします」
「おう!」
パンツァーは双眼鏡で馬車周辺を覗きながらブツブツ何かを唱える
「良いですよその調子です」
ジェットはニヤつく
「酷い目にあった...」
レートは起き上がる
「アレはマスターが悪いですよ」
グライドも立ち上がる
「反省だなぁ」
クラムは壊れた車輪をどかそうと触った瞬間、車輪が破裂した
「うわぁ!なんだコレ!?木が破裂した!痛っ!」
レートは顔に刺さった木片を1本ずつ抜き取る
「敵襲でしょうか?」
グライドは警戒する
「どうした?すごい音がしたぞ」
ラートはレートの下に駆けつける途中に石につまずく
「いってぇ!なんだこ..!?」
ラートは目を疑ったつまずいた方の足が吹き飛んでいた
「ぐあぁぁ❗️イッテェ‼️」
ラートはもがく
「ラート❗️」
レートはラートの方に手を伸ばす
「ご主人‼️止血しやすぜ❗️」
ボノムはラートの傷口を凍らせ止血する
「敵ですかい?」
ボノムも警戒をする
落ちて来る葉っぱがボノムの頭に落ちる
「あっちゃー‼️アチチチ‼️」
落ち葉が突然燃え出しボノムは大慌て
「ボノム!ウィングショット‼️」
グライドは翼を羽ばたかせ、炎を吹き飛ばす
「散々ですわ...」
ボノムは頭を冷やしながら涙を流す
「どうなってるんだ」
レートは周りに警戒する
「どうなってやがるあの兄弟をあそこまで追い詰めるなんて!?」
スカルドは動揺している
「なんか罠みたいだな、なんか所々臭いが違うぞ」
クラムは鼻を動かす
「分かるのか?」
「ああ、まずそこにある石ころに触れるな、あとそっちの木の枝、あと落ちて来る葉っぱもだ、てか俺の中に入ってろ」
クラムは指示をする
「おう、分かった」
スカルドはクラムに憑依する
(落ち葉は厄介だ、木を馬車の反対方向に斬り落とすぞ)
「分かった」
クラムは爪を伸ばし、鋼鉄化させる
「ウラァ‼️」
クラムは罠化されている木を斬り落としていく
「ジェット!気付かれたぞ!」
パンツァーは少し焦る
「安心してください、次は私の番です」
ジェットは立ち上がり、馬車の方に球体エネルギーを飛ばす
球体が砕けると何かが広がり始める
(お、おいクラム、何か臭わないか?おい!クラム?)
クラムはスカルドの応答に応じない
「ガルル...‼️」
クラムは目が真っ赤になりヨダレを垂らしている
(クラム!しっかりしろよ!姉ちゃん‼️)
スカルドはツイスターを呼ぶ
「ヴヴヴゥ‼️」
ツイスターは馬車から飛び出し暴れ出す
「ツイスターの様子もおかしくなってる!?」
レートは驚く
「グライド!目を覚ませぇ!」
ボノムは暴れるグライドに雪玉を投げる
「キェェェ‼️」
グライドも暴れる
「どうなってやがるんだ!?」
ラートは片足で立ち上がる
「ご主人!無理なさんな!」
ボノムは心配する
「今は少しでも動けるヤツがなんとかしないとマズイぜ」
ラートは冷や汗をかく
「グルル‼️」
追加で魔獣の群れまでやって来る
「嘘だろ!?」
レートはうんざりする
(止まれぇ‼️)
スカルドは暴れるクラムを必死に手懐けている
0
あなたにおすすめの小説
チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
【完結】すまない民よ。その聖騎士団、実は全員俺なんだ
一終一(にのまえしゅういち)
ファンタジー
俺こと“有塚しろ”が転移した先は巨大モンスターのうろつく異世界だった。それだけならエサになって終わりだったが、なぜか身に付けていた魔法“ワンオペ”によりポンコツ鎧兵を何体も召喚して命からがら生き延びていた。
百体まで増えた鎧兵を使って騎士団を結成し、モンスター狩りが安定してきた頃、大樹の上に人間の住むマルクト王国を発見する。女王に入国を許されたのだが何を血迷ったか“聖騎士団”の称号を与えられて、いきなり国の重職に就くことになってしまった。
平和に暮らしたい俺は騎士団が実は自分一人だということを隠し、国民の信頼を得るため一人百役で鎧兵を演じていく。
そして事あるごとに俺は心の中で呟くんだ。
『すまない民よ。その聖騎士団、実は全員俺なんだ』ってね。
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる