27 / 28
第27話 辣腕侍女の初夜戦術、異常アリ ★
しおりを挟む
「……っああ! だん、な、様ぁっ! も、やめっ……! ――っああああ!」
一体今日何回目かも分からない絶頂に連れて行かれて、私は成すすべもなく身を震わせました。なのに体の中の旦那様のものはいまだに熱くて大きくて硬いまま。
「やああっ! だ、んな、さまぁっ! 今、いったばっかりで……っ!」
にやりと野性味の増した旦那様の笑みも普段なら興奮するのですが、今ばかりは恐ろしさしか感じません。
「いった直後の英凛の中が最高なんだ」
「……っ!」
そうしてまた下から突き上げられるように大きく揺さぶられると、自分の体重も手伝って体の奥の深い深いところまで旦那様が入り込んで、私を滅茶苦茶にするのです。
「なん、でっ……っあ! 旦那、様、いか、ないんですっ……」
最初に旦那様のものを中にいただいてから、その後はずっと私ばかりがいかされて、旦那様はまだ放っていません。
いつも旦那様のを手でしたり口でしたりする時は、ここまで遅い方じゃなかったと思いますし、さっきの一回目だってこれほどじゃありませんでした。
「……私も、自分で処理する時に二回目までやるなんてこと滅多になかったから気づかなかったんだが……」
少し動きを小さくした旦那様に、私は内心安堵しつつ耳を傾けました。
「……どうも年をとると二回目以降は、なかなか厳しいらしい」
そう言って自嘲した旦那様は少し寂しげでもあり、何か企んでいるようでもありました。どっちにしろ私にはろくなことにならなさそうです。
「……じゃ、じゃあ、手か口でしましょうか……?」
「いや、英凛が嫌でなければ、中の方が断然気持ち良いんだ……駄目か?」
座って向かい合わせになって抱き合っている状態で、下から旦那様の上目遣いで見上げられると、旦那様がまるでお預けをされた犬のように見えてきて、私は思わず首を横に振ってしまいました。
その途端に私をぎゅっと抱き締めて私の胸に顔を埋める旦那様は可愛らしいんですが、これからしようとしていることは可愛さのかけらもなく、まさに猛将な訳で。
私だって別に嫌な訳ではない、と言うか、もうこうしていつまでだって旦那様とくっついていたいのですけれど、如何せん体力的な心配が頭の隅にちらつき始めているんです。
ただでさえ長年戦場に立ち続けていて、しかも同じ職場の皆様からも散々体力馬鹿呼ばわりされている旦那様なのです。ここに更に「いきにくい」という能力が加わったら……私は明日の朝食の用意が出来るんでしょうか。
でも体の中が旦那様で満たされているこの状況は、色々と話に聞いていたよりもずっと気持ちが良くて、そして幸せで、私の頭からは拒否という言葉が消えていくのです。
「……本当に辛くなったら言ってくれ」
「……はい」
閨でも戦場並みに驚異的な戦闘力と洞察力を発揮する旦那様のことですので、多分私が本当にまずい状況になったらすぐに気がついてくれるとは思いますからそこは安心しています。
けれども散々いかされっぱなしというのは、心情的にも肉体的にも少々過酷でして。もう、一体何度脳が焼き切れてしまうと思ったことでしょうか。
ですので、ちょっとした反撃に出てみることにしました。
「旦那様の……早く中で受け止めて……旦那様に似た男の子が欲しいです」
そう言って笑うと、旦那様は少し顔を赤らめた後、幸せそうに微笑まれました。
「いや、子供は絶対に女の子がいい。あ、いやでも女の子だと嫁に行く時が大変だからやっぱり男か……?」
そうですね。もしも女の子が生まれた場合、旦那様がものすごい勢いで可愛がる姿が容易に想像出来ます。そして、そんな男は認めん!私を倒せるくらいの奴でないと認めんぞ!と凄んだ挙句に嫁に行く時に号泣する姿まで脳裏に鮮明に浮かびました。
……めんどくさそうだから、やっぱり男の子がいいですね。
「……いっぱい、いっぱい下さい。旦那様の子供を授かれるように」
そう言いながら私は腰を少し揺らして旦那様を促すと、旦那様はぽりぽりと頭を掻きながらぽつりとこぼしました。
「……子供も欲しいが……しばらくは英凛を独占したいから、もう少し先でいい」
……思わず顔に熱が集まってしまいました。
今夜だけで痛いほどに分かったのですが、旦那様ってば私が今まで色々とやってきたことに対しては猛烈に恥じらって乙女のような可愛らしさを発揮するのですが、いざ自分がやる側になるともうそれはそれはド天然かつ純粋で豪速球な言葉を恥ずかしげもなく言うんです。
恥ずかしがるどころか、思っているままを伝えて何が悪いくらいに思っていそうです。しかも言葉を飾るのが苦手な方ですから、自然と直球な言葉遣いになって……結果、私の方が致命傷を喰らっています。これは盲点でした。
言葉の駆け引きならば私も別にそこまで恥ずかしくはならないのですが、旦那様の場合、口をこじ開けれられて砂糖を捻じ込まれているような真っ直ぐな言葉が凄い勢いで飛んでくるので、正直、対応できません。
猪突猛進にも程があります、旦那様。
そんな旦那様は胸に顔を埋めていたのですが、いつの間にかぺろぺろと舐め始めて、気づけば胸元には吸い痕が散らばっていました。ゆるゆると抜き差しも再開されて、お腹の奥が段々と切なくなってきます。
「んっ……旦那、様……出来るだけ早く、とは言いませんが……私の体力の持つ範囲で、お願いしますね……っ」
「確かにそうだな」
そうじゃないと眠ったままの私を旦那様が揺さぶることになりかねません。
……あ、それちょっといいですね。ぞくっときてしまいました。少し歪んでる感じの旦那様に、物みたいに扱われる私。危険な香りがします。
「じゃあ、こうしようか」
「え……?」
「英凛が、名前で呼んでくれたら興奮して早くいけるかもしれない」
さっき企んでいたのはこれですか!と思いました。
えっとですね……「旦那様」は「旦那様」なのです。
こうして帰って来られるまでは「おじさま」と呼んでいましたが、それは一種記号化された役割とか概念を表すようなもので。
急に名前で呼べと言われると……何だか急に存在感が増して、生々しい感じになって……とにかくものすごく恥ずかしいのです。
旦那様を名前でお呼びするなんて思ってもみなかったので、心の準備ができていないと言うか。
名前で呼ばれれば嬉しいと言うのは分かります。私だって旦那様に「英凛」と呼んでもらうのは大好きです。今日はやたらと壊れたように連呼されている気はしますが。
だから出来ることなら名前でお呼びしたいのですが、どうしても恥ずかしくって。
とは言ってもこのままだと埒があかず、下手したら夜の方が明けてしまうかもしれません。私は女は度胸だ!と肚を決めると、戦闘態勢に入りました。
「……牙燎様の、白いので私を犯して……?」
あ、旦那様のが中でびくっと揺れました。効果はあったようです。が、旦那様は何も言ってくれません。あれ、おかしいですね……?
そうこうしていると旦那様が無言で私の体を持ち上げて、そのそそり立つものを私から抜いてしまいました。あれれ……?
と思ったら、寝台の上で四つん這いにされて、私を衝撃が襲いました。
「――っああああ!」
いきなり後ろからずぶりと奥まで捻じ込まれて、腰をがっちりと掴まれて滅茶苦茶に揺さぶられました。ちょ、ちょっと、旦那様、せめて何か言ってください……!
「っあ! ん、ああっ! だ、旦那、様っ!」
「……違う」
「あ、ああっ、んっ……ちが、うてっ……な、にが……っ」
「名前」
……片言しか喋らなくなった旦那様を訝しく思って、上がる息の中で後ろを振り向けば、猛将というか野生に帰ったような表情の旦那様がいました。
振り向いたところを顎をつかまれて、苦しい体勢の中で唇が襲ってきて呼吸さえも奪い取られます。まずいです。旦那様を猛獣に切り替えてしまったようです……。
「ん、んんーっ! んっ、んんっ!」
首や胸にも鋼のような手が巻きついて、羽交い締めにされて逃げることもできず、上も下もがつがつと貪られました。
「んんっ……っあ! だ、だん、な、様ぁっ……おち、ついて……っ!」
「名前、呼んでくれるまで許さない」
首筋にもがぶりと噛み付かれて、ますます獣らしくなっていきますが、嵐の中の小舟のように翻弄されているこちらはたまったものではありません。
息も絶え絶えで名前を呼ぶどころか、口からこぼれるのは意味のない喘ぎ声ばかりになって。それなのにただでさえもうずっと卑猥な音を上げ続けている私の秘所に、旦那様の魔手が忍び寄ってきました。
「ひ、あぁああっ! だめっ、だめ! そこ、いやああっ!」
旦那様が後ろから容赦なく突き刺してくるそばで、ぐじゅぐじゅに溶けきって腫れ上がった陰核がぎゅっと摘まれて私は悲鳴をあげました。
「……英凛の中は、だめって言ってる時の方が、締まる……っ」
「やらああっ! それ、いっしょ、だめぇっ!」
「……英凛の、嘘つき」
「やあぁっ! らん、な、さまのっ……おっきく、てっ……こわ、れ、ちゃうっ!」
頭の中が弾け飛んだようになって、もう何を言っているのか分からなくなってきました。私の弾む息に混じって、まるで本当に獣のようなふーっという旦那様の荒い息が聞こえてきます。
「っあ! あ、ああっ! だめっ……また、いっちゃ、う……っ!」
「英凛……っ」
旦那様の、欲しいのに、また私だけ……っ
旦那様、旦那様っ
……牙燎様!
「……っあ、ああっ! が、りょう、様ぁっ!」
「……っ‼︎ 英凛! 英凛!」
「――っああああああ‼︎」
体の中でどくり、と大きなものが脈打って。
ああ、獣の牙に喰らわれ、体の中から燎で灼き尽くされる……
――私はそう思ったのでした。
一体今日何回目かも分からない絶頂に連れて行かれて、私は成すすべもなく身を震わせました。なのに体の中の旦那様のものはいまだに熱くて大きくて硬いまま。
「やああっ! だ、んな、さまぁっ! 今、いったばっかりで……っ!」
にやりと野性味の増した旦那様の笑みも普段なら興奮するのですが、今ばかりは恐ろしさしか感じません。
「いった直後の英凛の中が最高なんだ」
「……っ!」
そうしてまた下から突き上げられるように大きく揺さぶられると、自分の体重も手伝って体の奥の深い深いところまで旦那様が入り込んで、私を滅茶苦茶にするのです。
「なん、でっ……っあ! 旦那、様、いか、ないんですっ……」
最初に旦那様のものを中にいただいてから、その後はずっと私ばかりがいかされて、旦那様はまだ放っていません。
いつも旦那様のを手でしたり口でしたりする時は、ここまで遅い方じゃなかったと思いますし、さっきの一回目だってこれほどじゃありませんでした。
「……私も、自分で処理する時に二回目までやるなんてこと滅多になかったから気づかなかったんだが……」
少し動きを小さくした旦那様に、私は内心安堵しつつ耳を傾けました。
「……どうも年をとると二回目以降は、なかなか厳しいらしい」
そう言って自嘲した旦那様は少し寂しげでもあり、何か企んでいるようでもありました。どっちにしろ私にはろくなことにならなさそうです。
「……じゃ、じゃあ、手か口でしましょうか……?」
「いや、英凛が嫌でなければ、中の方が断然気持ち良いんだ……駄目か?」
座って向かい合わせになって抱き合っている状態で、下から旦那様の上目遣いで見上げられると、旦那様がまるでお預けをされた犬のように見えてきて、私は思わず首を横に振ってしまいました。
その途端に私をぎゅっと抱き締めて私の胸に顔を埋める旦那様は可愛らしいんですが、これからしようとしていることは可愛さのかけらもなく、まさに猛将な訳で。
私だって別に嫌な訳ではない、と言うか、もうこうしていつまでだって旦那様とくっついていたいのですけれど、如何せん体力的な心配が頭の隅にちらつき始めているんです。
ただでさえ長年戦場に立ち続けていて、しかも同じ職場の皆様からも散々体力馬鹿呼ばわりされている旦那様なのです。ここに更に「いきにくい」という能力が加わったら……私は明日の朝食の用意が出来るんでしょうか。
でも体の中が旦那様で満たされているこの状況は、色々と話に聞いていたよりもずっと気持ちが良くて、そして幸せで、私の頭からは拒否という言葉が消えていくのです。
「……本当に辛くなったら言ってくれ」
「……はい」
閨でも戦場並みに驚異的な戦闘力と洞察力を発揮する旦那様のことですので、多分私が本当にまずい状況になったらすぐに気がついてくれるとは思いますからそこは安心しています。
けれども散々いかされっぱなしというのは、心情的にも肉体的にも少々過酷でして。もう、一体何度脳が焼き切れてしまうと思ったことでしょうか。
ですので、ちょっとした反撃に出てみることにしました。
「旦那様の……早く中で受け止めて……旦那様に似た男の子が欲しいです」
そう言って笑うと、旦那様は少し顔を赤らめた後、幸せそうに微笑まれました。
「いや、子供は絶対に女の子がいい。あ、いやでも女の子だと嫁に行く時が大変だからやっぱり男か……?」
そうですね。もしも女の子が生まれた場合、旦那様がものすごい勢いで可愛がる姿が容易に想像出来ます。そして、そんな男は認めん!私を倒せるくらいの奴でないと認めんぞ!と凄んだ挙句に嫁に行く時に号泣する姿まで脳裏に鮮明に浮かびました。
……めんどくさそうだから、やっぱり男の子がいいですね。
「……いっぱい、いっぱい下さい。旦那様の子供を授かれるように」
そう言いながら私は腰を少し揺らして旦那様を促すと、旦那様はぽりぽりと頭を掻きながらぽつりとこぼしました。
「……子供も欲しいが……しばらくは英凛を独占したいから、もう少し先でいい」
……思わず顔に熱が集まってしまいました。
今夜だけで痛いほどに分かったのですが、旦那様ってば私が今まで色々とやってきたことに対しては猛烈に恥じらって乙女のような可愛らしさを発揮するのですが、いざ自分がやる側になるともうそれはそれはド天然かつ純粋で豪速球な言葉を恥ずかしげもなく言うんです。
恥ずかしがるどころか、思っているままを伝えて何が悪いくらいに思っていそうです。しかも言葉を飾るのが苦手な方ですから、自然と直球な言葉遣いになって……結果、私の方が致命傷を喰らっています。これは盲点でした。
言葉の駆け引きならば私も別にそこまで恥ずかしくはならないのですが、旦那様の場合、口をこじ開けれられて砂糖を捻じ込まれているような真っ直ぐな言葉が凄い勢いで飛んでくるので、正直、対応できません。
猪突猛進にも程があります、旦那様。
そんな旦那様は胸に顔を埋めていたのですが、いつの間にかぺろぺろと舐め始めて、気づけば胸元には吸い痕が散らばっていました。ゆるゆると抜き差しも再開されて、お腹の奥が段々と切なくなってきます。
「んっ……旦那、様……出来るだけ早く、とは言いませんが……私の体力の持つ範囲で、お願いしますね……っ」
「確かにそうだな」
そうじゃないと眠ったままの私を旦那様が揺さぶることになりかねません。
……あ、それちょっといいですね。ぞくっときてしまいました。少し歪んでる感じの旦那様に、物みたいに扱われる私。危険な香りがします。
「じゃあ、こうしようか」
「え……?」
「英凛が、名前で呼んでくれたら興奮して早くいけるかもしれない」
さっき企んでいたのはこれですか!と思いました。
えっとですね……「旦那様」は「旦那様」なのです。
こうして帰って来られるまでは「おじさま」と呼んでいましたが、それは一種記号化された役割とか概念を表すようなもので。
急に名前で呼べと言われると……何だか急に存在感が増して、生々しい感じになって……とにかくものすごく恥ずかしいのです。
旦那様を名前でお呼びするなんて思ってもみなかったので、心の準備ができていないと言うか。
名前で呼ばれれば嬉しいと言うのは分かります。私だって旦那様に「英凛」と呼んでもらうのは大好きです。今日はやたらと壊れたように連呼されている気はしますが。
だから出来ることなら名前でお呼びしたいのですが、どうしても恥ずかしくって。
とは言ってもこのままだと埒があかず、下手したら夜の方が明けてしまうかもしれません。私は女は度胸だ!と肚を決めると、戦闘態勢に入りました。
「……牙燎様の、白いので私を犯して……?」
あ、旦那様のが中でびくっと揺れました。効果はあったようです。が、旦那様は何も言ってくれません。あれ、おかしいですね……?
そうこうしていると旦那様が無言で私の体を持ち上げて、そのそそり立つものを私から抜いてしまいました。あれれ……?
と思ったら、寝台の上で四つん這いにされて、私を衝撃が襲いました。
「――っああああ!」
いきなり後ろからずぶりと奥まで捻じ込まれて、腰をがっちりと掴まれて滅茶苦茶に揺さぶられました。ちょ、ちょっと、旦那様、せめて何か言ってください……!
「っあ! ん、ああっ! だ、旦那、様っ!」
「……違う」
「あ、ああっ、んっ……ちが、うてっ……な、にが……っ」
「名前」
……片言しか喋らなくなった旦那様を訝しく思って、上がる息の中で後ろを振り向けば、猛将というか野生に帰ったような表情の旦那様がいました。
振り向いたところを顎をつかまれて、苦しい体勢の中で唇が襲ってきて呼吸さえも奪い取られます。まずいです。旦那様を猛獣に切り替えてしまったようです……。
「ん、んんーっ! んっ、んんっ!」
首や胸にも鋼のような手が巻きついて、羽交い締めにされて逃げることもできず、上も下もがつがつと貪られました。
「んんっ……っあ! だ、だん、な、様ぁっ……おち、ついて……っ!」
「名前、呼んでくれるまで許さない」
首筋にもがぶりと噛み付かれて、ますます獣らしくなっていきますが、嵐の中の小舟のように翻弄されているこちらはたまったものではありません。
息も絶え絶えで名前を呼ぶどころか、口からこぼれるのは意味のない喘ぎ声ばかりになって。それなのにただでさえもうずっと卑猥な音を上げ続けている私の秘所に、旦那様の魔手が忍び寄ってきました。
「ひ、あぁああっ! だめっ、だめ! そこ、いやああっ!」
旦那様が後ろから容赦なく突き刺してくるそばで、ぐじゅぐじゅに溶けきって腫れ上がった陰核がぎゅっと摘まれて私は悲鳴をあげました。
「……英凛の中は、だめって言ってる時の方が、締まる……っ」
「やらああっ! それ、いっしょ、だめぇっ!」
「……英凛の、嘘つき」
「やあぁっ! らん、な、さまのっ……おっきく、てっ……こわ、れ、ちゃうっ!」
頭の中が弾け飛んだようになって、もう何を言っているのか分からなくなってきました。私の弾む息に混じって、まるで本当に獣のようなふーっという旦那様の荒い息が聞こえてきます。
「っあ! あ、ああっ! だめっ……また、いっちゃ、う……っ!」
「英凛……っ」
旦那様の、欲しいのに、また私だけ……っ
旦那様、旦那様っ
……牙燎様!
「……っあ、ああっ! が、りょう、様ぁっ!」
「……っ‼︎ 英凛! 英凛!」
「――っああああああ‼︎」
体の中でどくり、と大きなものが脈打って。
ああ、獣の牙に喰らわれ、体の中から燎で灼き尽くされる……
――私はそう思ったのでした。
0
あなたにおすすめの小説
結婚式に代理出席したら花嫁になっちゃいました
ゆきりん(安室 雪)
恋愛
美希は平日派遣の事務仕事をしているが、暇な土日に便利屋のバイトをしている。ある日、結婚式の友人の代理出席をする予定で式場にいたのに!?
本編は完結してますが、色々描き足りなかったので、第2章も書いています。
肉食御曹司の独占愛で極甘懐妊しそうです
沖田弥子
恋愛
過去のトラウマから恋愛と結婚を避けて生きている、二十六歳のさやか。そんなある日、飲み会の帰り際、イケメン上司で会社の御曹司でもある久我凌河に二人きりの二次会に誘われる。ホテルの最上階にある豪華なバーで呑むことになったさやか。お酒の勢いもあって、さやかが強く抱いている『とある願望』を彼に話したところ、なんと彼と一夜を過ごすことになり、しかも恋人になってしまった!? 彼は自分を女除けとして使っているだけだ、と考えるさやかだったが、少しずつ彼に恋心を覚えるようになっていき……。肉食でイケメンな彼にとろとろに蕩かされる、極甘濃密ラブ・ロマンス!
贖罪の花嫁はいつわりの婚姻に溺れる
マチバリ
恋愛
貴族令嬢エステルは姉の婚約者を誘惑したという冤罪で修道院に行くことになっていたが、突然ある男の花嫁になり子供を産めと命令されてしまう。夫となる男は稀有な魔力と尊い血統を持ちながらも辺境の屋敷で孤独に暮らす魔法使いアンデリック。
数奇な運命で結婚する事になった二人が呪いをとくように幸せになる物語。
書籍化作業にあたり本編を非公開にしました。
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
お飾りの妃をやめたら、文官様の溺愛が始まりました 【完結】
日下奈緒
恋愛
後宮に入り、妃となって二年。
それなのに一度も皇帝に抱かれぬまま、沈翠蘭は“お飾りの妃”としてひっそりと日々を過ごしていた。
ある日、文部大臣の周景文が現れ、こう告げる。
「このままでは、あなたは後宮から追い出される」
実家に帰れば、出世を望む幼い弟たちに顔向けできない――。
迷いの中で手を差し伸べた彼にすがるように身を預けた翠蘭。
けれど、彼には誰も知らない秘密があった。
冷たい後宮から始まる、甘くて熱い溺愛の物語。
男として王宮に仕えていた私、正体がバレた瞬間、冷酷宰相が豹変して溺愛してきました
春夜夢
恋愛
貧乏伯爵家の令嬢である私は、家を救うために男装して王宮に潜り込んだ。
名を「レオン」と偽り、文官見習いとして働く毎日。
誰よりも厳しく私を鍛えたのは、氷の宰相と呼ばれる男――ジークフリード。
ある日、ひょんなことから女であることがバレてしまった瞬間、
あの冷酷な宰相が……私を押し倒して言った。
「ずっと我慢していた。君が女じゃないと、自分に言い聞かせてきた」
「……もう限界だ」
私は知らなかった。
宰相は、私の正体を“最初から”見抜いていて――
ずっと、ずっと、私を手に入れる機会を待っていたことを。
巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた
狭山雪菜
恋愛
ラクマ王国は昔から貴族以上の18歳から20歳までの子息に騎士団に短期入団する事を義務付けている
いつしか時の流れが次第に短期入団を終わらせれば、成人とみなされる事に変わっていった
そんなことで、我がサハラ男爵家も例外ではなく長男のマルキ・サハラも騎士団に入団する日が近づきみんな浮き立っていた
しかし、入団前日になり置き手紙ひとつ残し姿を消した長男に男爵家当主は苦悩の末、苦肉の策を家族に伝え他言無用で使用人にも箝口令を敷いた
当日入団したのは、男装した年子の妹、ハルキ・サハラだった
この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる