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第4話 守護者その2
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次に転移した先は大きな闘技場だった。
中世のヨーロッパで用いられて居たコロッセオのような円形状のフィールドに客席が付いたあの闘技場、辺りにはゴブリンにしては少しでかいネオゴブリンが剣を構え素振りをして居た。
「お、アルセリス様じゃ無いか!」
無数のゴブリンの中から幼い少女の声が聞こえる、するとひょっこりピンク色の派手な髪色をしたショートボブの少女が現れた。
彼女……いや彼?の名はオーフェン・アナザー、元々このアダマスト大陸の大英雄だった『男』だ。
なぜ女なのかは運営がエイプリルフールのガチャイベントで悪ふざけで女性にして排出したからだった。
正確には死んだオーフェンがスケルトンキングとなり、その骨に少女の肉体を付与したと言う設定、正直屈強な男だったオーフェンの骨に少女の華奢な肉体が合うのかと疑問が飛び交ったがゲームだからと言う事でスルーされた、そして現在も外見はゲーム時代と全く変わって居なかった。
彼か彼女か、三人称が少し迷う所であるが一応見た目に沿って彼女と呼ぶことにするとして、彼女はアルカド王国の剣術指南兼第四、五、七、八階層の守護者だった。
多くの階層を任せて居る理由は強いから、ただその一点に尽きた。
「今日は何の用で?」
隼人を見上げる様に尋ね首を傾げるオーフェン、可愛い仕草をするが元おっさん、複雑な気分だった。
「今日は訓練の進歩を見にな」
「進歩か、まぁ見ての通りぼちぼちって感じだな」
そう言ってゴブリン達の方を見る、彼達はゲーム時代爆死した時に出てきた副産物なのだがゲーム時代はとにかく無能、残して居るのは召喚士のあるスキルのお陰だった。
召喚士はレベルをカンストさせると特別スキル、能力の共有が手に入る、それは自身の所持して居るキャラ達のステータスを全て自身のものにする事が出来るというぶっ壊れスキルだった。
つまりゴブリンの攻撃力が50として、ガチャで10体出れば俺のステータスの攻撃力は500上乗せされると言う訳だった。
それに加えてオーフェンなどの上位キャラ様々な魔法を使うことが出来る、勿論それも俺は使う事が出来た。
ただしこれはゲーム時代の話し……今使えるのかどうかは怪しかった。
転移の魔法もマジックアイテム、転移の杖があるおかげ、今のところ体に異変と言うものは無かった。
「オーフェン、俺と勝負しないか?」
突然の言葉にオーフェンが固まる、その瞬間また別の声が聞こえてきた。
「あ、ア、アルセリス様!闘うのであれば僕を蹴ってください!!」
何処からともなく現れた銀髪の整った顔立ちをして居る一見美男子にも見える少女、彼女はリリィ・アクターズ、天使族の第九階層守護者だった。
「リ、リリィ……お前ってそんなキャラだったのか」
スライディング土下座で現れたリリィを見て少し引く、彼女のプロフィールにはクールで冷徹な性格と書かれて居た、ただ隠された一面も持って居るとも書かれて居た……隠された一面がドMだったとは予想外だった。
「リリィ、アルセリス様に失礼だぞ!!」
そう言ってリリィを蹴飛ばすオーフェン、するとリリィの表情が一変した。
「ちょっと……痛いじゃ無いか」
ずっと立ち上がりオーフェンを冷たい目で見下ろす、その姿に隼人は違和感を覚えた。
ドMな筈のリリィがオーフェンに蹴られると怒った……男性限定でドMなのだろうか。
いや、オーフェンの場合男性でもあり女性なのだが。
「お前がアルセリス様に不敬を働くからだろ?何なら俺とやるか?」
「スケルトンキング如きが天使に勝てるとでも?」
辺りに不穏な空気が漂い始める、周りのゴブリン達はその空気を察知して逃げて行った。
このまま喧嘩させるのも面白そうだが彼女達が本気でやり合えばこの階層が崩壊する危険性もある……止めるべきか迷って居ると二人の間にアルラが現れた。
「二人ともそこまでです、アルセリス様の前ですよ」
「あ、アルラ……」
辺りの空気が戻る、アルラの姿を見てオーフェンはアルセリスの後ろに隠れた。
「どうしたオーフェン」
少し怯えて居る様なオーフェンに隼人は問い掛ける、仮にも元英雄、何を恐れる事があるのか分からなかった。
「アルラの事苦手なんだよ、生きてる時にボコボコにされて……」
そう言って震えるオーフェン、そう言うストーリーがあるとは知らなかった。
鬼姫とアダマストの英雄が過去に戦って居た経緯があった……流石SKO、熱いストーリーだった。
「ダサいですねオーフェンちゃん」
「お、お前!!」
挑発された事にオーフェンがアルセリスの後ろから顔を出して中指を立てる、その様子を見て居たアルラはため息を吐いた。
「全く、私が怒らないと分からないのですか……」
その言葉に辺りの空気が凍りついた。
「「すみませんでした!」」
アルラの言葉に冷たさが帯びたその瞬間に二人が頭を下げて謝る、流石最終階層守護者なだけはあった。
「そう言えばアルラは何故ここに居るんだ?」
突然現れたアルラに違和感を覚え尋ねる、するとアルラは思い出したかの様に顔を上げた。
「そうでした、オワス村についてご報告がありまして」
「オワス村……」
そう言えば驚いたのを誤魔化すためにそんな村の名前を言っていた……まさか本当に調べて居るとは予想外だった。
「オワス村で興味深い物を見つけました」
「興味深い物?」
「はい、眠り草なんですけど……」
「眠り草?!」
アルラから出てきた言葉に思わず驚いてしまった、眠り草……大体のRPGゲームでは眠らせる効果のあるありふれたアイテムなのだがこの世界では超絶貴重品、最近のアプデで追加されたアイテム故、殆どのプレイヤーが睡眠耐性を持ってなく、眠り草を使えばイチコロだった。
そんなアイテムが適当に言ったオワスの村にあるとは……最高にツイていた。
ふと我に帰るとアルラ達はアルセリスの反応を見て少し驚いて居た。
「す、すまない、取り乱したな……」
そう言い周りを見回す、オワスの村に行くのは決定だが誰を連れて行くか少し迷う所だった。
その時観客席の方でピョコピョコと獣耳が動いて居るのが見えた。
「あれは……ユーリ、居るなら出てこい」
「バレちゃったかー!」
そう言ってその場で飛び上がり華麗に闘技場のフィールドに着地する、赤髪のショートに獣耳が特徴の彼女はユーリ・アストロフ、四から六を除く七階層までの守護者補佐、つまりオーフェンの部下だった。
「よし、アルラにユーリ、俺についてこい、オワスの村に偵察へ行くぞ」
「了解ー!」
そう元気に言うユーリ、だがオーフェンは反対の声を上げた。
「アルセリス様!ユーリを連れて行くのは賢いとは言えないです!」
「どうしてそう思う?」
「彼女は獣人族、村人に不信感を与える可能性が……」
そう進言するオーフェン、確かに見た目に関しては不安要素が残って居た。
「ならこれでどうだ?」
そう言ってユーリの頭に猫耳型のフードを被せるこれならば分からない筈だった。
「それなら大丈夫だと思うが……何故ユーリを連れて行くんですか?」
敬語を使ったりタメ語になったりと忙しいオーフェン、戸惑って居るのは一目瞭然だった。
それも無理はない、彼女は剣に、騎士道に生きた男、考える事は苦手分野、分からないのも無理は無かった。
「ユーリを連れて行く理由は一つ、コミュニケーション能力が高いからだ」
「は、はぁ……」
予想外の答えにオーフェンは驚いて居た。
「そう言うわけだ、借りて行くぞ」
そう言ってユーリとアルラに杖を触れさせる、そしてアルラから座標を受け取ると地面を突きテレポートをした。
「行ったな……」
「そうだね」
アルセリスの言葉に呆気を取られて居た、まさかコミュニケーションが苦手とは意外だった。
「リリィはどう思う?」
「何がだ?」
「アルセリス様の先程の発言について」
「そうだね……恐らく何か考えがあると思うよ」
そう言って何処かへ去って行くリリィ、その言葉にオーフェンは首を傾げながらゴブリン達の元に戻って行った。
中世のヨーロッパで用いられて居たコロッセオのような円形状のフィールドに客席が付いたあの闘技場、辺りにはゴブリンにしては少しでかいネオゴブリンが剣を構え素振りをして居た。
「お、アルセリス様じゃ無いか!」
無数のゴブリンの中から幼い少女の声が聞こえる、するとひょっこりピンク色の派手な髪色をしたショートボブの少女が現れた。
彼女……いや彼?の名はオーフェン・アナザー、元々このアダマスト大陸の大英雄だった『男』だ。
なぜ女なのかは運営がエイプリルフールのガチャイベントで悪ふざけで女性にして排出したからだった。
正確には死んだオーフェンがスケルトンキングとなり、その骨に少女の肉体を付与したと言う設定、正直屈強な男だったオーフェンの骨に少女の華奢な肉体が合うのかと疑問が飛び交ったがゲームだからと言う事でスルーされた、そして現在も外見はゲーム時代と全く変わって居なかった。
彼か彼女か、三人称が少し迷う所であるが一応見た目に沿って彼女と呼ぶことにするとして、彼女はアルカド王国の剣術指南兼第四、五、七、八階層の守護者だった。
多くの階層を任せて居る理由は強いから、ただその一点に尽きた。
「今日は何の用で?」
隼人を見上げる様に尋ね首を傾げるオーフェン、可愛い仕草をするが元おっさん、複雑な気分だった。
「今日は訓練の進歩を見にな」
「進歩か、まぁ見ての通りぼちぼちって感じだな」
そう言ってゴブリン達の方を見る、彼達はゲーム時代爆死した時に出てきた副産物なのだがゲーム時代はとにかく無能、残して居るのは召喚士のあるスキルのお陰だった。
召喚士はレベルをカンストさせると特別スキル、能力の共有が手に入る、それは自身の所持して居るキャラ達のステータスを全て自身のものにする事が出来るというぶっ壊れスキルだった。
つまりゴブリンの攻撃力が50として、ガチャで10体出れば俺のステータスの攻撃力は500上乗せされると言う訳だった。
それに加えてオーフェンなどの上位キャラ様々な魔法を使うことが出来る、勿論それも俺は使う事が出来た。
ただしこれはゲーム時代の話し……今使えるのかどうかは怪しかった。
転移の魔法もマジックアイテム、転移の杖があるおかげ、今のところ体に異変と言うものは無かった。
「オーフェン、俺と勝負しないか?」
突然の言葉にオーフェンが固まる、その瞬間また別の声が聞こえてきた。
「あ、ア、アルセリス様!闘うのであれば僕を蹴ってください!!」
何処からともなく現れた銀髪の整った顔立ちをして居る一見美男子にも見える少女、彼女はリリィ・アクターズ、天使族の第九階層守護者だった。
「リ、リリィ……お前ってそんなキャラだったのか」
スライディング土下座で現れたリリィを見て少し引く、彼女のプロフィールにはクールで冷徹な性格と書かれて居た、ただ隠された一面も持って居るとも書かれて居た……隠された一面がドMだったとは予想外だった。
「リリィ、アルセリス様に失礼だぞ!!」
そう言ってリリィを蹴飛ばすオーフェン、するとリリィの表情が一変した。
「ちょっと……痛いじゃ無いか」
ずっと立ち上がりオーフェンを冷たい目で見下ろす、その姿に隼人は違和感を覚えた。
ドMな筈のリリィがオーフェンに蹴られると怒った……男性限定でドMなのだろうか。
いや、オーフェンの場合男性でもあり女性なのだが。
「お前がアルセリス様に不敬を働くからだろ?何なら俺とやるか?」
「スケルトンキング如きが天使に勝てるとでも?」
辺りに不穏な空気が漂い始める、周りのゴブリン達はその空気を察知して逃げて行った。
このまま喧嘩させるのも面白そうだが彼女達が本気でやり合えばこの階層が崩壊する危険性もある……止めるべきか迷って居ると二人の間にアルラが現れた。
「二人ともそこまでです、アルセリス様の前ですよ」
「あ、アルラ……」
辺りの空気が戻る、アルラの姿を見てオーフェンはアルセリスの後ろに隠れた。
「どうしたオーフェン」
少し怯えて居る様なオーフェンに隼人は問い掛ける、仮にも元英雄、何を恐れる事があるのか分からなかった。
「アルラの事苦手なんだよ、生きてる時にボコボコにされて……」
そう言って震えるオーフェン、そう言うストーリーがあるとは知らなかった。
鬼姫とアダマストの英雄が過去に戦って居た経緯があった……流石SKO、熱いストーリーだった。
「ダサいですねオーフェンちゃん」
「お、お前!!」
挑発された事にオーフェンがアルセリスの後ろから顔を出して中指を立てる、その様子を見て居たアルラはため息を吐いた。
「全く、私が怒らないと分からないのですか……」
その言葉に辺りの空気が凍りついた。
「「すみませんでした!」」
アルラの言葉に冷たさが帯びたその瞬間に二人が頭を下げて謝る、流石最終階層守護者なだけはあった。
「そう言えばアルラは何故ここに居るんだ?」
突然現れたアルラに違和感を覚え尋ねる、するとアルラは思い出したかの様に顔を上げた。
「そうでした、オワス村についてご報告がありまして」
「オワス村……」
そう言えば驚いたのを誤魔化すためにそんな村の名前を言っていた……まさか本当に調べて居るとは予想外だった。
「オワス村で興味深い物を見つけました」
「興味深い物?」
「はい、眠り草なんですけど……」
「眠り草?!」
アルラから出てきた言葉に思わず驚いてしまった、眠り草……大体のRPGゲームでは眠らせる効果のあるありふれたアイテムなのだがこの世界では超絶貴重品、最近のアプデで追加されたアイテム故、殆どのプレイヤーが睡眠耐性を持ってなく、眠り草を使えばイチコロだった。
そんなアイテムが適当に言ったオワスの村にあるとは……最高にツイていた。
ふと我に帰るとアルラ達はアルセリスの反応を見て少し驚いて居た。
「す、すまない、取り乱したな……」
そう言い周りを見回す、オワスの村に行くのは決定だが誰を連れて行くか少し迷う所だった。
その時観客席の方でピョコピョコと獣耳が動いて居るのが見えた。
「あれは……ユーリ、居るなら出てこい」
「バレちゃったかー!」
そう言ってその場で飛び上がり華麗に闘技場のフィールドに着地する、赤髪のショートに獣耳が特徴の彼女はユーリ・アストロフ、四から六を除く七階層までの守護者補佐、つまりオーフェンの部下だった。
「よし、アルラにユーリ、俺についてこい、オワスの村に偵察へ行くぞ」
「了解ー!」
そう元気に言うユーリ、だがオーフェンは反対の声を上げた。
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「どうしてそう思う?」
「彼女は獣人族、村人に不信感を与える可能性が……」
そう進言するオーフェン、確かに見た目に関しては不安要素が残って居た。
「ならこれでどうだ?」
そう言ってユーリの頭に猫耳型のフードを被せるこれならば分からない筈だった。
「それなら大丈夫だと思うが……何故ユーリを連れて行くんですか?」
敬語を使ったりタメ語になったりと忙しいオーフェン、戸惑って居るのは一目瞭然だった。
それも無理はない、彼女は剣に、騎士道に生きた男、考える事は苦手分野、分からないのも無理は無かった。
「ユーリを連れて行く理由は一つ、コミュニケーション能力が高いからだ」
「は、はぁ……」
予想外の答えにオーフェンは驚いて居た。
「そう言うわけだ、借りて行くぞ」
そう言ってユーリとアルラに杖を触れさせる、そしてアルラから座標を受け取ると地面を突きテレポートをした。
「行ったな……」
「そうだね」
アルセリスの言葉に呆気を取られて居た、まさかコミュニケーションが苦手とは意外だった。
「リリィはどう思う?」
「何がだ?」
「アルセリス様の先程の発言について」
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