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1章初めの世界
3話 あれから
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「あれから5年長かったようなそうでないような」
俺はこの5年元の世界では体験できないことを沢山した、俺の元いた世界は戦いばかりを強いられる世界だったんだ。
『ぷぷぷ、特に美穂さんには困ってましたね』
あの養護施設で働いていた、佐々木美穂にはどうしてか好かれたんだ、施設を出る時散々泣かれた、他のみんなだって誰かに引き取られたのにだ。
「それは俺が一人で暮らすって言ったからだろ、スキルで金は手に入れたから問題ないのに、心配だって聞かないんだ、しょうがないだろ」
この世界ではお金と言う物があれば大抵は平気だ、元の世界ではそんな物なかった、送られてくる物資で戦い、それが無くなれば死ぬ、そんな世界だ、だが俺はあの世界で生まれ生きてきた、だから取り戻したい。
『まぁ分かりますけどね、それであの高校ですか?』
「ああ普通の高等学校だな、どこでも良いのさ、住むと決めた場所から近ければな」
俺は一人暮らしをするのに適当な都市の普通のマンションを選んだ、基準は無い、人が多い場所ってだけだ、もう直ぐ何かが起きるからな。
『そろそろですもんね、おや友達が来ましたよ、ぷぷ』
ナビ玉が言ってきたが最後笑っていた、今走ってきている奴が原因だ。
「ジュンちゃんおはよう、相変わらず朝早いね」
「ああおはようカナ、お前だって早いだろ朝練か?」
走ってきたのは高1からの友達だ、名前は佐藤加奈という、陸上の長距離が得意でかなり良い成績を納めている、まぁ普通の人間にしてはだがな。
「その朝練のわたしと同じっておかしいんだよジュンちゃん」
「わかった分かった、急がないとその練習に遅れるぞ」
「いけない!?そうだったね、じゃあね」
手を振って走って行った、いつも元気なんだカナは。
「もう直ぐこの生活も終わるんだよな」
『そうなりますね、でも何かが起きるって感じでは無いですね』
そうなんだ、テレビや情報紙を読んでもそれほど変わったことは出てこない、何パターンかの災害や襲撃を想定して色々作ってはいるが、それでも前触れはあるはずだ。
「恐らくこれほど何もないとなると、あれの可能性がある、問題はどこから発生するかだ」
『バイオハザードですか?まぁ世界全土で突如っておかしいですけどね、主の考えですから私はなにも言いません』
この世界の娯楽、映画で見てきっとこれだと思っている、他にも異星人が攻めて来るとか、天変地異で陸が無くなるとか色々見た、結構面白かったぞ。
だがその中で今の状態でありそうのは細菌兵器が流出するってやつだ、他の映画は大抵何か前触れがあるが、あれは突如起きる、それも世界同時だ。
それのせいでこの世界の上層部、政府という機関に警告が出来なかった、この世界では確証がないと何もしてくれないんだそうだ、下手をしたら俺が頭のおかしな奴と思われ最悪隔離される、なので誰にも言っていない。
「まぁ考えの1つだ、俺が知らないだけで何かが起きてるのかもしれんからな、可能性が高いってだけさ」
『良く言いますよ、分身を100万体作って世界にバラまいたくせに』
それ位しないと漏れる情報があるかもだろう、スキルで作ってもいいが最初の時に多すぎる情報はきついと答えが出てるんだ、これしかない。
「まぁなんにしても、まずは教室に行こう」
『まぁそうですね、学生生活を楽しんでください主』
俺は一般常識をすでに理解しているから、大体学校で教えている物は覚えているんだ、なので大抵はいるだけでいい、適当にスキルで製作物を作って暇をつぶし、何かに備えている。
「よう純人!相変わらず暇そうだな」
俺がスキルに意識を向けていると、友達である高橋達也が声を掛けてきた、こいつもカナと同じころに仲良くなった。
「おお暇してるぞタツヤ、今日はなんだ?剣道の誘いか?」
達也は剣道の主将をしている、たまに相手をするんだ、他の奴だと相手にならないほど達也は強い、全国大会の連覇者なんだ。
「それもあるが・・・聞いたぞお前!3組の女子とデートしてたってな」
3組の女子とデート?そう言えばこの前不良に絡まれてる女子と食事をしたな、それか?
「あれは成り行きだ、別に付き合ってるわけじゃない」
助けるのは俺の仕事だからな、だがそれ以上はしない俺はそんな事をしている場合じゃないんだ、訓練もあるし製作物も色々ある、今はこの世界で架空とされているロボットを製作中だ、原型は出来てるんだが動力がいまいちだな、もう少し小型にしたい。
「いいよなぁー前もそう言って他の女子と歩いてたって言うじゃないか、お前カナを泣かせるなよな」
「ああ注意するよ」
「ったく、じゃあ放課後な」
そう言って自分の教室に戻って行った、何が言いたいんだよ。
『ぷぷ、主はまだ分からないのですね、ぷぷ』
ナビ玉が笑う時は大体分かっている、つまりは色恋沙汰だ、情報で調べて分かってはいる、カナの事だって分ってるんだ、だが俺はこの世界を救ったらいなくなる、それほど親しくしなくてもいいだろう、別れが辛くなるんだよ。
「ん!?ついに来たぞナビ玉」
そんな事を考えている昼の初め頃、ついに危機感知が反応した。
俺はこの5年元の世界では体験できないことを沢山した、俺の元いた世界は戦いばかりを強いられる世界だったんだ。
『ぷぷぷ、特に美穂さんには困ってましたね』
あの養護施設で働いていた、佐々木美穂にはどうしてか好かれたんだ、施設を出る時散々泣かれた、他のみんなだって誰かに引き取られたのにだ。
「それは俺が一人で暮らすって言ったからだろ、スキルで金は手に入れたから問題ないのに、心配だって聞かないんだ、しょうがないだろ」
この世界ではお金と言う物があれば大抵は平気だ、元の世界ではそんな物なかった、送られてくる物資で戦い、それが無くなれば死ぬ、そんな世界だ、だが俺はあの世界で生まれ生きてきた、だから取り戻したい。
『まぁ分かりますけどね、それであの高校ですか?』
「ああ普通の高等学校だな、どこでも良いのさ、住むと決めた場所から近ければな」
俺は一人暮らしをするのに適当な都市の普通のマンションを選んだ、基準は無い、人が多い場所ってだけだ、もう直ぐ何かが起きるからな。
『そろそろですもんね、おや友達が来ましたよ、ぷぷ』
ナビ玉が言ってきたが最後笑っていた、今走ってきている奴が原因だ。
「ジュンちゃんおはよう、相変わらず朝早いね」
「ああおはようカナ、お前だって早いだろ朝練か?」
走ってきたのは高1からの友達だ、名前は佐藤加奈という、陸上の長距離が得意でかなり良い成績を納めている、まぁ普通の人間にしてはだがな。
「その朝練のわたしと同じっておかしいんだよジュンちゃん」
「わかった分かった、急がないとその練習に遅れるぞ」
「いけない!?そうだったね、じゃあね」
手を振って走って行った、いつも元気なんだカナは。
「もう直ぐこの生活も終わるんだよな」
『そうなりますね、でも何かが起きるって感じでは無いですね』
そうなんだ、テレビや情報紙を読んでもそれほど変わったことは出てこない、何パターンかの災害や襲撃を想定して色々作ってはいるが、それでも前触れはあるはずだ。
「恐らくこれほど何もないとなると、あれの可能性がある、問題はどこから発生するかだ」
『バイオハザードですか?まぁ世界全土で突如っておかしいですけどね、主の考えですから私はなにも言いません』
この世界の娯楽、映画で見てきっとこれだと思っている、他にも異星人が攻めて来るとか、天変地異で陸が無くなるとか色々見た、結構面白かったぞ。
だがその中で今の状態でありそうのは細菌兵器が流出するってやつだ、他の映画は大抵何か前触れがあるが、あれは突如起きる、それも世界同時だ。
それのせいでこの世界の上層部、政府という機関に警告が出来なかった、この世界では確証がないと何もしてくれないんだそうだ、下手をしたら俺が頭のおかしな奴と思われ最悪隔離される、なので誰にも言っていない。
「まぁ考えの1つだ、俺が知らないだけで何かが起きてるのかもしれんからな、可能性が高いってだけさ」
『良く言いますよ、分身を100万体作って世界にバラまいたくせに』
それ位しないと漏れる情報があるかもだろう、スキルで作ってもいいが最初の時に多すぎる情報はきついと答えが出てるんだ、これしかない。
「まぁなんにしても、まずは教室に行こう」
『まぁそうですね、学生生活を楽しんでください主』
俺は一般常識をすでに理解しているから、大体学校で教えている物は覚えているんだ、なので大抵はいるだけでいい、適当にスキルで製作物を作って暇をつぶし、何かに備えている。
「よう純人!相変わらず暇そうだな」
俺がスキルに意識を向けていると、友達である高橋達也が声を掛けてきた、こいつもカナと同じころに仲良くなった。
「おお暇してるぞタツヤ、今日はなんだ?剣道の誘いか?」
達也は剣道の主将をしている、たまに相手をするんだ、他の奴だと相手にならないほど達也は強い、全国大会の連覇者なんだ。
「それもあるが・・・聞いたぞお前!3組の女子とデートしてたってな」
3組の女子とデート?そう言えばこの前不良に絡まれてる女子と食事をしたな、それか?
「あれは成り行きだ、別に付き合ってるわけじゃない」
助けるのは俺の仕事だからな、だがそれ以上はしない俺はそんな事をしている場合じゃないんだ、訓練もあるし製作物も色々ある、今はこの世界で架空とされているロボットを製作中だ、原型は出来てるんだが動力がいまいちだな、もう少し小型にしたい。
「いいよなぁー前もそう言って他の女子と歩いてたって言うじゃないか、お前カナを泣かせるなよな」
「ああ注意するよ」
「ったく、じゃあ放課後な」
そう言って自分の教室に戻って行った、何が言いたいんだよ。
『ぷぷ、主はまだ分からないのですね、ぷぷ』
ナビ玉が笑う時は大体分かっている、つまりは色恋沙汰だ、情報で調べて分かってはいる、カナの事だって分ってるんだ、だが俺はこの世界を救ったらいなくなる、それほど親しくしなくてもいいだろう、別れが辛くなるんだよ。
「ん!?ついに来たぞナビ玉」
そんな事を考えている昼の初め頃、ついに危機感知が反応した。
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