異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

まったりー

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6章孤児院増設

98話 初の侵入者

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メイズ・ドズ・ガズはフクロウの話を聞いて奥へ進んだ。






メイズ
「ほんとにいたな、フクロウ」

ガズ
「ああ、俺たちはそこまで行かないから平気さ」


3人はさらに奥に進み順調にモンスターを倒して行った。


ドズ
「ふぅ、何だよここはモンスターが随分多いな」


愚痴を言いながらも襲ってくるモンスターを倒している、レベルは解らないが連携は出来ていて順調に進んでいる、今は5階の終盤だ。


ガズ
「だな、ドロップ品も今の所これと言って、いい物は出てないが量は多いな、そろそろ袋に入りきらなくなってきたぞ」


どうやらこの侵入者は収納鞄ではなく、普通の袋を持ってきているようで画面の中の袋が膨れているのが解る。


メイズ
「後2階位探索したら戻るか」

ドズ
「そうだな帰りもあるしな」


侵入者が今後の予定を決め先に進んだ。









ドズ
「どぅっりゃーーー」




メイズ
「よし倒したな、次の部屋をクリアしたら戻ろうぜ」


二人が頷き最後の部屋に入った、そこにはモンスターはいなく宝箱だけがあった。


ガズ
「お、最後に宝箱か、良いねぇー」

ドズ
「どうせまた薬草だろ」

メイズ
「まあそうだろうがな、ドズ罠の確認をしてくれ」

ドズ
「あいよ・・・よし!罠はないようだな」


侵入者が宝箱を開けると一枚の紙が入っていた。


ガズ
「ん!なんだこれ?」

ドズ
「どれどれ『鑑定』・・・こ、これは!スキルスクロールだ、やったぞメイズ」

メイズ
「何だよガズ、そんなにいい物なのか?」

ドズ
「ああ、さっきの鑑定で解かったんだが、エリアサーチのスクロールみたいでな、これは今スクロール屋で銀貨10枚で取引されてるんだ」

ガズ
「な、銀貨10枚、ほんとか」

ドズ
「ああ、交渉次第だが銀貨3枚は行けると思う」

3人は大喜びでモンスターを倒しながらダンジョンを出て行った。




ここで昼の3の鐘が鳴った。


ケイイチ
「ふぅー、どう見るサーニャン」

サーニャン
「そうですね、モンスターの数が多いのではないでしょうか?」


俺も同意見だ、普通の冒険者があのように探索をするのでは、10階のボスにも届かない。




すべてのドロップ品を取った場合だが、それに今の3人は採取を行っていなかった。


ケイイチ
「そうだなー、10階までのモンスターを減らすか」


俺はモンスターを500から300に減らした。


ケイイチ
「よしこれでいいかな、それにしてもこの侵入者観察は楽しいな」

ミキ
「そう?私はその間に何か別なことしてるけどなー、時間がもったいないもの」


ミキの意見ももっともだなー、冒険者が探索するのは夜以外だと思っていいからなー


ケイイチ
「サーニャンこの機能は録画は出来ないのか?」

サーニャン
「ろ、録画ですか?少々お待ちください」



サーニャンがなにやら考えている、これは神様の情報を探しているのだろう、初めのころによくやっていた。


サーニャン
「無いようなので設定してくださいマスター」


俺は録画機能を『設定』で追加した、これで夜の暇な時間に見ることができる。




探索者録画

侵入してきた探索者の行動を録画する。


追加設定
各項目で編集可能

・戦闘
・採取
・休憩
・宝箱





今回探索者で稼いだDP(1時間)

メイズ 1500
ドズ  1200
ガズ  1300

7時間で28000DPだった、これでレベルが解るのが助かるな。


そんな話をして俺たちは食堂に行って夕飯と風呂を済ませた、夕食時俺たち以外に鈴木さんと竹林さんがいたので、どうしているかを聞いたよ。



鈴木さんはチーズを作り始めたらしい、スライムの核の方も順調に出来ているらしく、冒険者ギルドにFランクの常駐依頼を出すようになったそうだ。




竹林さんは冷蔵庫を作っているらしい、まだまだ掛かると言っていたが頑張ってほしいね。




その後も楽しく会話して食事を終えた俺たちは久しぶりに営みをしました。

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