異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

まったりー

文字の大きさ
351 / 380
13章奮闘

351話 強くなってるの?

しおりを挟む
デュレ
「なかなか難しい、ファレラはいいなぁ」


どうも私はデュレ、平民出の騎士です。

騎士といってもそれほど偉くないんです、平民出ですし女なので貴族の階級も貰えません、相当な功績を上げれば別ですけどね。


まあ姫様の護衛騎士ですからその任務中は騎士団長と同じ位命令権はあるんですけどね、使ったことはありません。


ファレラ
「何言ってるのよデュレ、ケイイチさんとあんなに密着してたくせに羨ましい、私だってそう言った手ほどきをしてほしいわ」


ファレラは貴族の男性が嫌いで事あるごとに言っています、そのファレラがケイイチさんを慕っています、まあ気持ちはすごく解ります。

あれだけ強くて優しい人はいませんよ、ええ断言できます!なので何度も告白をしているのですが断られています、でもケイイチさんは優しいですからいつかはきっと・・・なのでそれほど焦ってはいません。

それに私たちの作戦はすでに進行中です、ふふふ。


デュレ
「私の方は全部が初めてだものしょうがないわよ、ファレラは何かないの?」

ファレラ
「そうねぇ・・・ないわね」


はっきり言ってきました、まあ槍は訓練でも少し使いますからね。


デュレ
「でもケイイチさんの使ってた長さを伸ばす応用はすごかったわね」

ファレラ
「そうねぇ、あれも簡単にやってたけど難しいのよ、やろうとしたら魔力が外側に出て行っちゃうの」


そうだったのですか、さすがケイイチさんです。

それから私たちはずっと素振りなどをしてやっと頭で考えないで出来るようになってきました。


デュレ
「あと少しで基本の動きはマスターね」

ファレラ
「そうだけど、咄嗟の時はまだ出来ないわよきっと」

デュレ
「そうね、それにはまず練習ね」


その日の最後にケイイチさんが来て見てくれましたが私たちがさっき話していた咄嗟の時に出来るようになってねと言ってきました。


デュレ
「はぁ~このベット気持ちいいなー」


訓練を終わらせて宿泊施設で食事とお風呂を済ませて部屋のベットに寝ています、もうここに住みたいですよ。

食事は美味しいしお風呂では王都で人気のあのすごいシャンプーとセッケンが使え、部屋には化粧水が置いてあります。

これで食堂にはお菓子まで置いてあるんです、もうどこの貴族の家なのよって感じです。


ケイイチ
「うんなかなか順調だね、そろそろ次のステップに行くかな」


あれから二日、どうやら私たちは順調に武器を使いこなせるようになっているようです、動けるようになったと思いますがハッキリ言って強くなったという実感がありません。

まあ訓練だけだとこんな感じなのは騎士になる前から知っています、本当の戦闘で試してみたいですね。


ケイイチ
「じゃあ二人とも足に魔力を集めてくれるかな」

ファレラ
「え!?どうして?」


ファレラが声に出して言っていますが私も疑問に思いました、魔力を足に集めてもなんにもなりません。


ケイイチ
「戦技の身体強化はやったことあるだろ?それの部分的な物かな」


確かに戦技の身体強化はありますが体全部が強化されます、そしてすごく魔力を使いコントロールが難しい戦技です、ちなみに魔力は3分持続するのに上級魔法並みに使います。


デュレ
「そんな物があるなんて初めて知りましたけど」

ケイイチ
「そうなんだね、これはね部分強化になるから魔力もそれほど使わない、それに使っている間は戦技が使えない身体強化と違って他の戦技を使えるんだ戦技じゃないからね」


確かに身体強化は使っている間は他の戦技は使えません、コントロールが難しいためです、なので普通の戦闘では他の戦技を主に使いスピードだけを上げる戦技が良く使われます、瞬脚とかですね。

ですがそれらの戦技ももう一つの戦技を使うのがやっとのはずです、それがないとなると戦闘の幅が広がります。


デュレ
「すごい!こんなに早く走れるなんて」

ファレラ
「ほんとね、それに全然疲れないわ」


ファレラと私は自分のスピードに驚きながら走ったり飛んだりしました、これだけ早く動けるならきっとグレイブ様にも勝てるかもしれません。


ケイイチ
「よし二人とも分かったみたいだね、じゃあそれを意識しないで出来るようにする為にこれから寝る時以外はその状態でいるように」

デュレ・ファレラ
「「え!?」」


私たちはそれから残りの期間ずっと部分強化をしていました、まあ出来るようになったのは大会前日でしたけどね。


それからの訓練はホントにハードでした、どうしても意識してしまうんです、でも出来るようになりましたほんとギリギリでした。



そして私たちは大会前日の夜に孤児院の中央施設に向かいました、ある人に会う為です。


デュレ
「どうもミキさん」

ファレラ
「私たちの申し出を受けていただき有難うございます」

ミキ
「まあ時間の問題だもの、ケイイチはまだまだ抵抗があるけど諦めた方がいいわ、まだまだ増えるだろうしね、あ⁉︎お礼はいいからね2人ともねぇサーニャン」


そうです、私たちはケイイチさんの妻になる為に密かにミキさんとサーニャンさんに手紙を送りコンタクトを取っていました。

そして今夜やっと会う事が出来ました。


ミキ
「じゃあ話し合いをしましょ」

デュレ・ファレラ
「「はい!?」」


私たちの話し合いは10分位で済みました、どうやらあらかじめミキさんたちが決めてくれていたみたいです。


サーニャン
「この組み合わせならマスターもあきらめますよ、ふふふ」

ミキ
「じゃあ今度サーニャンが迎えに行くからその時はよろしくね」

デュレ
「ええこちらこそよろしくお願いします」

ファレラ
「楽しみねデュレ」


私たちが嬉しそうに話しているとミキさんが手紙を持って言ってきました。


ミキ
「じゃあこれをローディアナの専属メイド3人に渡してくれる?」


デュレ・ファレラ
「「え!?」」

サーニャン
「メルトとピリムはどうしますミキ」

ミキ
「そうねぇ帰ってきたら話しましょ」


どうやら私たちだけではないようです。
しおりを挟む
感想 302

あなたにおすすめの小説

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります

内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品] 冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた! 物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。 職人ギルドから追放された美少女ソフィア。 逃亡中の魔法使いノエル。 騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。 彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。 カクヨムにて完結済み。 ( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )

レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~

喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。 おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。 ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。 落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。 機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。 覚悟を決めてボスに挑む無二。 通販能力でからくも勝利する。 そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。 アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。 霧のモンスターには掃除機が大活躍。 異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。 カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。

14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク 普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。 だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。 洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。 ------ この子のおかげで作家デビューできました ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが

神の加護を受けて異世界に

モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。 その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。 そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。

俺は善人にはなれない

気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。

セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~

空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。 もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。 【お知らせ】6/22 完結しました!

ボッチになった僕がうっかり寄り道してダンジョンに入った結果

安佐ゆう
ファンタジー
第一の人生で心残りがあった者は、異世界に転生して未練を解消する。 そこは「第二の人生」と呼ばれる世界。 煩わしい人間関係から遠ざかり、のんびり過ごしたいと願う少年コイル。 学校を卒業したのち、とりあえず幼馴染たちとパーティーを組んで冒険者になる。だが、コイルのもつギフトが原因で、幼馴染たちのパーティーから追い出されてしまう。 ボッチになったコイルだったが、これ幸いと本来の目的「のんびり自給自足」を果たすため、町を出るのだった。 ロバのポックルとのんびり二人旅。ゴールと決めた森の傍まで来て、何気なくフラっとダンジョンに立ち寄った。そこでコイルを待つ運命は…… 基本的には、ほのぼのです。 設定を間違えなければ、毎日12時、18時、22時に更新の予定です。

処理中です...