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13章奮闘
328話 サーラ活動中
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メイドA
「それでね、アラディル様がね」
メイドB
「ヒキディア様だってそうなのよ」
どうもサーラです、私は影師匠とケイイチ様に鍛えられた力を使いお城で絶賛活動中です。
サーラ
「メイドの噂話はあまり使える物が無かったわね、まあ収穫はあったけど、すぐにヴェルティナ様に報告しておきましょう」
メイドさんたちは噂話が好きで結構色々知っています、まあそのほとんどがつまらない物なのですけどね、中には情勢の噂や悪だくみを考えている者がいる、などが入っているので侮れないんです。
まあそれもローディアナ様やヴェルティナ様の専属メイドの前では絶対に言わないことなんですけどね。
ヴェルティナ
「なるほどですわ」
サーラ
「いかがいたしますか?」
私が掴んだ情報は2つです。
1、クロイツ国王を暗殺しようと画策している者がいる事。
2、ローディアナ様に恨みを持っている者がいることです。
私はヴェルティナ様に聞きましたがまあ結果は分かりますよね、2番を優先しますよねヴェルティナさまは。
そう思っていたので次の言葉は驚きでした。
ヴェルティナ
「サーラ暗殺を計画している者の所に向かうのですわ、いつ行おうとしているのかを調べるのですわ」
サーラ
「暗殺を画策してる方をですか?」
ヴェルティナ
「そうですわ、そして証拠も集めてきなさいですわ」
なるほど、阻止だけでなく二度とこんなことをさせないように突き落とすんですね、分かります。
サーラ
「畏まりました」
ヴェルティナ
「あ!?お姉さまの方もしっかり頼みますね」
サーラ
「か、畏まりました」
どうやらローディアナ様の方を調べるのは決定事項だったようです。
私はすぐに情報を集めるべく行動を開始しました、まずはあの王子の屋敷です。
メイド
「これが今月の収益結果と来月の予算です」
ヒキディア
「何でこんなに収益が減っているのだ!」
部屋に入るとこの国の第2王子ヒキディアが執事とメイドに怒鳴っていました。
執事
「申し訳ありません、ですがオリバオール領が無い今どうすることも出来ません、今のうちに他の方法を考えましょう」
どうもその領で何かをしていたんですね、まあどうせ悪い事でしょう。
ヒキディア
「くそ!父上に没収されなければすべてうまく行っていたものを・・・もういいさがれ」
メイド
「そ、そんな!?」
執事
「ヒキディア様、対策がまだです」
メイドと執事が相当焦っています、何か対策を考えてくれると思ったのでしょうね。
ヒキディア
「対策はお前たちが考えろ、私は忙しいのだ下がれ」
王子様が無理やり執事とメイドを部屋から出しました、いいのかな?。
ヒキディア
「くそ!ローディアナに取られなければ・・・いや待てよ、確か5日後にあの領の視察をすると情報があったな」
その日の夜王子様が王都の裏ギルドに入って行きました、もちろん私もです。
そして次の日の昼、私はもう一人の王子の仕事部屋に向かいました。
アラディル
「そうか順調だな」
執事
「はい、ですが本当にいいのですか?」
何かの話し合いをしています、何でしょうね?
アラディル
「ああ、正攻法では俺は王になれんのだ、父上から直々に忠告をされたよ、まあ報告を遅らせたことを言われたからしょうがないな」
執事
「ですが何もクーデターを起こさなくても、アラディル様の派閥の貴族たちと団結し、姫様の失敗を待ったほうがよろしいのではないですか?」
クーデターですか、聞いた話ではこの王子はケイイチさんが倒した魔族の襲撃報告を故意に遅らせたそうです、国の危機に私利私欲に走った報いですね。
執事の人が説得していますが首を縦には振りませんでした。
アラディル
「もう遅いのだ、ローナの出産後落ち着いたら前倒しで王位を継承すると言われた、もうほんとに時間がないのだ」
執事
「そうでしたか、分かりました私も準備を急ぎます」
アラディル
「ああ頼む」
執事の人が部屋を出て行きました。
アラディル
「準備とタイミングを考えるとローナが動けなくなったころを狙うのがいいか、まあローナはついでだがな、くっくっく」
それを聞いて私は部屋を出ました。
サーラ
「っと言うわけでした、証拠もここに」
その日の夜ヴェルティナ様に報告をして音声録音の水晶を渡しました。
音声録音の水晶は貴族の中では頻繁に使われている物なんですよ、何度でも聞くことは出来ますが使い捨てで一度録音すると他は録音できないんです。
ヴェルティナ
「な、なんてことを考えるのですお兄様⁉︎いえもうお兄様とは呼びませんわ、視察中のお姉さまを襲撃しお腹の赤ちゃんを攻撃する!?お父様を暗殺するついでにお腹が大きくなったお姉さまもついでに始末するですって・・・絶対に許せませんわ!?」
ローディアナ様はケイイチ様との子供が生まれるのをとても楽しみにしていてヴェルティナ様もそうです、それを生まれないようにしようだなんて、それをされたらきっとヴェルティナ様とローディアナ様はショックで立ち直れないでしょう。
そして自分が王になれないからとクーデターですよ、まったく何を考えてるんですかここの王子たちは、少し考えれば分かるはずなんです、だれが王になるのかではなく、なった後その人が何をするのかが大切だと言う事がです。
まあ王子二人がなっても何も変わらないでしょうね・・・いえヒキディアがなったら裏で悪い事をしそうです。
でもローディアナ様は違います、民の事を考えしっかりと国を繁栄に導いてくれるでしょう、ケイイチ様もいますしね。
ヴェルティナ
「サーラ、ヒキディアの屋敷に行きますわよ」
サーラ
「はいヴェルティナ様」
ヴェルティナ様がケイイチ様から頂いたミスリル装備に着替えました、私はメイド服のままですシノビ服でもいいのですけど、今はメイドとして行きます。
まあポーチは着けてますけどね、そして私たちはヒキディアの屋敷に向かいました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうもまったりーです。
皆様のご愛読のおかげで累計ポイントが200万を超えました、とても嬉しいです、ありがとうございます。
それを記念しまして今日の18時に4話を投稿したいと思います。
これからもよろしくお願いします。
「それでね、アラディル様がね」
メイドB
「ヒキディア様だってそうなのよ」
どうもサーラです、私は影師匠とケイイチ様に鍛えられた力を使いお城で絶賛活動中です。
サーラ
「メイドの噂話はあまり使える物が無かったわね、まあ収穫はあったけど、すぐにヴェルティナ様に報告しておきましょう」
メイドさんたちは噂話が好きで結構色々知っています、まあそのほとんどがつまらない物なのですけどね、中には情勢の噂や悪だくみを考えている者がいる、などが入っているので侮れないんです。
まあそれもローディアナ様やヴェルティナ様の専属メイドの前では絶対に言わないことなんですけどね。
ヴェルティナ
「なるほどですわ」
サーラ
「いかがいたしますか?」
私が掴んだ情報は2つです。
1、クロイツ国王を暗殺しようと画策している者がいる事。
2、ローディアナ様に恨みを持っている者がいることです。
私はヴェルティナ様に聞きましたがまあ結果は分かりますよね、2番を優先しますよねヴェルティナさまは。
そう思っていたので次の言葉は驚きでした。
ヴェルティナ
「サーラ暗殺を計画している者の所に向かうのですわ、いつ行おうとしているのかを調べるのですわ」
サーラ
「暗殺を画策してる方をですか?」
ヴェルティナ
「そうですわ、そして証拠も集めてきなさいですわ」
なるほど、阻止だけでなく二度とこんなことをさせないように突き落とすんですね、分かります。
サーラ
「畏まりました」
ヴェルティナ
「あ!?お姉さまの方もしっかり頼みますね」
サーラ
「か、畏まりました」
どうやらローディアナ様の方を調べるのは決定事項だったようです。
私はすぐに情報を集めるべく行動を開始しました、まずはあの王子の屋敷です。
メイド
「これが今月の収益結果と来月の予算です」
ヒキディア
「何でこんなに収益が減っているのだ!」
部屋に入るとこの国の第2王子ヒキディアが執事とメイドに怒鳴っていました。
執事
「申し訳ありません、ですがオリバオール領が無い今どうすることも出来ません、今のうちに他の方法を考えましょう」
どうもその領で何かをしていたんですね、まあどうせ悪い事でしょう。
ヒキディア
「くそ!父上に没収されなければすべてうまく行っていたものを・・・もういいさがれ」
メイド
「そ、そんな!?」
執事
「ヒキディア様、対策がまだです」
メイドと執事が相当焦っています、何か対策を考えてくれると思ったのでしょうね。
ヒキディア
「対策はお前たちが考えろ、私は忙しいのだ下がれ」
王子様が無理やり執事とメイドを部屋から出しました、いいのかな?。
ヒキディア
「くそ!ローディアナに取られなければ・・・いや待てよ、確か5日後にあの領の視察をすると情報があったな」
その日の夜王子様が王都の裏ギルドに入って行きました、もちろん私もです。
そして次の日の昼、私はもう一人の王子の仕事部屋に向かいました。
アラディル
「そうか順調だな」
執事
「はい、ですが本当にいいのですか?」
何かの話し合いをしています、何でしょうね?
アラディル
「ああ、正攻法では俺は王になれんのだ、父上から直々に忠告をされたよ、まあ報告を遅らせたことを言われたからしょうがないな」
執事
「ですが何もクーデターを起こさなくても、アラディル様の派閥の貴族たちと団結し、姫様の失敗を待ったほうがよろしいのではないですか?」
クーデターですか、聞いた話ではこの王子はケイイチさんが倒した魔族の襲撃報告を故意に遅らせたそうです、国の危機に私利私欲に走った報いですね。
執事の人が説得していますが首を縦には振りませんでした。
アラディル
「もう遅いのだ、ローナの出産後落ち着いたら前倒しで王位を継承すると言われた、もうほんとに時間がないのだ」
執事
「そうでしたか、分かりました私も準備を急ぎます」
アラディル
「ああ頼む」
執事の人が部屋を出て行きました。
アラディル
「準備とタイミングを考えるとローナが動けなくなったころを狙うのがいいか、まあローナはついでだがな、くっくっく」
それを聞いて私は部屋を出ました。
サーラ
「っと言うわけでした、証拠もここに」
その日の夜ヴェルティナ様に報告をして音声録音の水晶を渡しました。
音声録音の水晶は貴族の中では頻繁に使われている物なんですよ、何度でも聞くことは出来ますが使い捨てで一度録音すると他は録音できないんです。
ヴェルティナ
「な、なんてことを考えるのですお兄様⁉︎いえもうお兄様とは呼びませんわ、視察中のお姉さまを襲撃しお腹の赤ちゃんを攻撃する!?お父様を暗殺するついでにお腹が大きくなったお姉さまもついでに始末するですって・・・絶対に許せませんわ!?」
ローディアナ様はケイイチ様との子供が生まれるのをとても楽しみにしていてヴェルティナ様もそうです、それを生まれないようにしようだなんて、それをされたらきっとヴェルティナ様とローディアナ様はショックで立ち直れないでしょう。
そして自分が王になれないからとクーデターですよ、まったく何を考えてるんですかここの王子たちは、少し考えれば分かるはずなんです、だれが王になるのかではなく、なった後その人が何をするのかが大切だと言う事がです。
まあ王子二人がなっても何も変わらないでしょうね・・・いえヒキディアがなったら裏で悪い事をしそうです。
でもローディアナ様は違います、民の事を考えしっかりと国を繁栄に導いてくれるでしょう、ケイイチ様もいますしね。
ヴェルティナ
「サーラ、ヒキディアの屋敷に行きますわよ」
サーラ
「はいヴェルティナ様」
ヴェルティナ様がケイイチ様から頂いたミスリル装備に着替えました、私はメイド服のままですシノビ服でもいいのですけど、今はメイドとして行きます。
まあポーチは着けてますけどね、そして私たちはヒキディアの屋敷に向かいました。
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どうもまったりーです。
皆様のご愛読のおかげで累計ポイントが200万を超えました、とても嬉しいです、ありがとうございます。
それを記念しまして今日の18時に4話を投稿したいと思います。
これからもよろしくお願いします。
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