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1章 覚醒
17話 交渉します
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「ようこそ商業ギルドへ、どういった御用でしょうかお嬢様方」
僕は次の日約束通りアンジェたちの宿に向かい商業ギルドにみんなで向かいました、みんなは武器は持ってますが服はダンジョン用ではなく少し軽装備です、きっと護衛などもしたことがあってそう言った時用なんです、何を装備しても似合いますね。そして僕たちが商業ギルドに入るとギルド員が気づいて駆け寄ってきてくれたんだ、だけど僕よりもアンジェたちが目立つからみんなの先頭にいたアンジェの前に行って声を掛けてきました、僕はみんなの先頭にいるアンジェよりも前にいるのにこれはまずいよね。
「あなたねぇこの状況で私に来るなんて新人なの?もう少し考えなさいよ」
ほらアンジェが機嫌悪くしちゃったよ、気持ちは分からないでもないよ、僕がいくら良い服着てもかなわないもんね、何処から見てもすごく綺麗なアンジェたちが用があると思うのは分かるんだけど、僕が先に手を少し上げて呼んだんだから分かろうよ、分かるよアンジェたちは「どこの女騎士だよ」とか思うくらいすごく品格があるからね、分かるけど、こっちの事も分かろうよ職員さん。
「たた、大変失礼しました!」
アンジェがギルド員を睨んでいたら違う人が走ってきて謝ってきたよ、この人は年齢的に少しは上の人かな、睨まれたギルド員がその人の背中を見て下がったもん。
「それで、あなたは誰に謝っているのかしら?」
アンジェが謝ってくれているギルド員に言ってその人は僕を見たんだ、さすがってとこかな。
「申し訳ありませんでした」
「分かってくれたのでしたらいいですよ、アンジェたちがとても綺麗で僕よりも品があるのは知ってますからね、今日は商談に来たんですけどお話を出来ますか?」
僕はなるべく穏便に済ませようとそう言いました、これで話を進められるよね。
「さ、左様でしたか、では奥の部屋でお話をお聞きします」
『マスターあのですね、アンジェさんたちを褒めるのは、もう少~し自重した方がよろしいかと思いますよ』
ギルド員の人が僕たちを案内してくれてるんだけど、後ろを歩いているアンジェたちを見てハナが言ってきたんだ、僕はチラッと後ろを見たんだけど顔を抑えて赤くなっていました、全員だよ。そんなに綺麗って言ったのが嬉しかったのかな?言われ慣れてると思ったのに少し可愛いかもって思っちゃったよ。
「ではどういったお話でしょうか?」
個室に来て僕たちはギルド員と向かい合う形で椅子に座りました、早速商談開始なんだけど、その前にやることがあるんだ。
「僕の名前はバイトって言います、そしてこちらはミスリルソードの冒険者さんたちで、僕はこの方たちのPTでポーターをしています」
僕はPT名を言ってアンジェたちを紹介しました、みんなすごく綺麗な礼をしていました、そしてギルド員の人も名乗ってくれたんです。この人はガーファンさんって言います、人種で班長をしてるそうですよ。ギルドマスターとかサブマスじゃないんですねって思ったけど、まぁ直ぐに来たんだからそれ位の人だよね。
「今日は僕が作った石鹸と髪を洗う液体を売りに来たんです」
シャンプーと石鹸をテーブルに出してガーファンさんの方に押しました、ガーファンさんは石鹸を手に取って見てますが、チラチラとアンジェたちを見てるんだ、きっと分かってくれてるね。
「なるほど、それでわたくし共に商売を任せたいのですな」
「そうです、僕はミスリルソードのポーターの仕事がありますから商売は出来ないんです、なので品物を卸すって形を取りたいと思います」
商業ギルドのギルドカードは必要なのですが、そもそもギルドカードを作るにはその人が何を売れるのかが試される試験です、品を持って来ても良いし設計図を持ってきて売り込んでもいい、要は商売が出来るか、売れるものが作れるかです。
「なるほど、そしてこれを使いますとそちらのお嬢様方のような髪になると」
「そうです、今までの香油や石鹸を使いお湯で流すだけでしたが、これは汚れをきれいに落とし髪の痛みも治してくれます」
今までのはそうなんです、そして値段もかなり高くて5000ククリですね、石鹸はもう少し安くて3000ククリ、どちらもそれほど汚れは落ちません、僕のは同じ値段で出す予定ですけど、かなり良い物なので商談の結果高くなるかもですね。
「これほどの効果があるのでしたらギルドとしても賛成です、問題は値段ですね」
「はい、今までの物と同じかそれよりも高くしたいです、ただ平民の人たちにも使ってほしいんです」
僕としては同じ値段にして更にリンスを個別で出したり、もっと上のシャンプーを出すとかして貴族の人はそれを使って貰うって形を取りたいね、そうすれば売り上げは上がるもん。
「となりますと5000ククリで出すと言う事ですね、石鹸も3000ククリ」
「そうです、最初は貴族様たちが使うでしょうから問題ないと思いますが平民の人たちも使い始めたら、こちらの商品を出します」
僕はリンスともう少し値段の高いシャンプーを出しました、効果としては分からないけどWPが倍くらい違うからかなり良いと思います。
「ふむ、既に対策を考えていると・・・分かりました売り出すことを許可します」
ガーファンさんが呼び鈴を鳴らし、他にギルド員が入ってきて何やら耳打ちしています。
「ギルドカードの発行書を作りますので、少々お待ちくださいバイト様」
「分かりました、それで最初に卸す数はどれくらいにすればいいですかね?」
申請書が来るまでに決めておかないとね、ギルドだけで売るのであればそれほど数は要らないと思います、でも他のお店にも回すとなるとかなりの数を用意しないといけないからね。
「そうですねぇ・・・取り敢えず100個ずつ卸してください、お分かりと思いますが料金は最初ですので後払いとなります、その後は売れ行きで決めさせていただきます、100個でなくてもよろしいですよ」
この数はギルドだけで売る時の数です、となるとここからって事だね、まぁ評判を呼べば広まるのは早いだろうしそれほど急がないからいいけどね。僕は収納から100個ずつ出しましたよ。
「す、既にお持ちでしたか」
「はい、アンジェたちを見れば分かってくれると思ったので、既に量産は済んでるんですよ、品物が欲しい時はダンジョンギルドか僕の宿、ローグの宿屋にお願いします」
WPで交換するとこっちの入れ物、壺とか荒い布袋になるのはホント便利で良いね、使うポイントも100ポイントずつだし、これで合わせて8000ククリとかすごいよね。
「では手数料はどういたしましょうか」
「そちらの規定通りで良いですよ、まだ出したい品もありますから規定通りの方が進みやすいでしょう」
ギルドを通すとそれだけで4割の手数料を取られます、なので8000ククリと言いましたが僕が貰えるのは4800ククリになってしまいます。かなり取られると思うかもしれませんが、ここから他の店にも卸すことになるとその4割の手数料から引かれるので、僕の取り分がそれ以上減ることはないんです。
「そう言っていただけて良かった、最近はそこら辺を分からなくてカードだけを作ろうとする輩が多くて困るのです、バイト様これからも良き取引相手としてよろしくお願いします」
ガーファンさんが手を出してきたので僕は握手をしました、カードを作って他の店に直談判も出来るからね、ギルドを使わなくてもいいようになるんだ、それに自分の店も作れるしね。
「班長お待たせしました」
「おお来たかカイ、バイト様これからあなた様の担当をすることになるカイです」
カイって人の肩をたたいてガーファンさんが言ってきました、まぁ班長をしてるんだしずっと僕の担当は出来ないよね、専属になってくれるなら楽だけど、この人男性だよね?何だかアンジェたち位綺麗なんだけど。
「どうもバイトと言います、これからよろしく」
僕はカイさんと握手をしました、でも笑顔を見せてくれたんですがやっぱり分からないね。
「では私はこれで、カイ失礼のないように対応しろよ」
「分かってますよ班長」
ガーファンさんが部屋を出てカイさんが対面して座りカード申請の紙を僕にくれました、名前と年齢それと連絡先を書くんですね。
「では後日カードを持ってこのローグの宿屋に伺います」
「分かりました、僕はいない可能性もあるのでおかみさんに言っておきますので渡してください」
これで僕の商談は終わりました、これからお祝いをしたいね。
僕は次の日約束通りアンジェたちの宿に向かい商業ギルドにみんなで向かいました、みんなは武器は持ってますが服はダンジョン用ではなく少し軽装備です、きっと護衛などもしたことがあってそう言った時用なんです、何を装備しても似合いますね。そして僕たちが商業ギルドに入るとギルド員が気づいて駆け寄ってきてくれたんだ、だけど僕よりもアンジェたちが目立つからみんなの先頭にいたアンジェの前に行って声を掛けてきました、僕はみんなの先頭にいるアンジェよりも前にいるのにこれはまずいよね。
「あなたねぇこの状況で私に来るなんて新人なの?もう少し考えなさいよ」
ほらアンジェが機嫌悪くしちゃったよ、気持ちは分からないでもないよ、僕がいくら良い服着てもかなわないもんね、何処から見てもすごく綺麗なアンジェたちが用があると思うのは分かるんだけど、僕が先に手を少し上げて呼んだんだから分かろうよ、分かるよアンジェたちは「どこの女騎士だよ」とか思うくらいすごく品格があるからね、分かるけど、こっちの事も分かろうよ職員さん。
「たた、大変失礼しました!」
アンジェがギルド員を睨んでいたら違う人が走ってきて謝ってきたよ、この人は年齢的に少しは上の人かな、睨まれたギルド員がその人の背中を見て下がったもん。
「それで、あなたは誰に謝っているのかしら?」
アンジェが謝ってくれているギルド員に言ってその人は僕を見たんだ、さすがってとこかな。
「申し訳ありませんでした」
「分かってくれたのでしたらいいですよ、アンジェたちがとても綺麗で僕よりも品があるのは知ってますからね、今日は商談に来たんですけどお話を出来ますか?」
僕はなるべく穏便に済ませようとそう言いました、これで話を進められるよね。
「さ、左様でしたか、では奥の部屋でお話をお聞きします」
『マスターあのですね、アンジェさんたちを褒めるのは、もう少~し自重した方がよろしいかと思いますよ』
ギルド員の人が僕たちを案内してくれてるんだけど、後ろを歩いているアンジェたちを見てハナが言ってきたんだ、僕はチラッと後ろを見たんだけど顔を抑えて赤くなっていました、全員だよ。そんなに綺麗って言ったのが嬉しかったのかな?言われ慣れてると思ったのに少し可愛いかもって思っちゃったよ。
「ではどういったお話でしょうか?」
個室に来て僕たちはギルド員と向かい合う形で椅子に座りました、早速商談開始なんだけど、その前にやることがあるんだ。
「僕の名前はバイトって言います、そしてこちらはミスリルソードの冒険者さんたちで、僕はこの方たちのPTでポーターをしています」
僕はPT名を言ってアンジェたちを紹介しました、みんなすごく綺麗な礼をしていました、そしてギルド員の人も名乗ってくれたんです。この人はガーファンさんって言います、人種で班長をしてるそうですよ。ギルドマスターとかサブマスじゃないんですねって思ったけど、まぁ直ぐに来たんだからそれ位の人だよね。
「今日は僕が作った石鹸と髪を洗う液体を売りに来たんです」
シャンプーと石鹸をテーブルに出してガーファンさんの方に押しました、ガーファンさんは石鹸を手に取って見てますが、チラチラとアンジェたちを見てるんだ、きっと分かってくれてるね。
「なるほど、それでわたくし共に商売を任せたいのですな」
「そうです、僕はミスリルソードのポーターの仕事がありますから商売は出来ないんです、なので品物を卸すって形を取りたいと思います」
商業ギルドのギルドカードは必要なのですが、そもそもギルドカードを作るにはその人が何を売れるのかが試される試験です、品を持って来ても良いし設計図を持ってきて売り込んでもいい、要は商売が出来るか、売れるものが作れるかです。
「なるほど、そしてこれを使いますとそちらのお嬢様方のような髪になると」
「そうです、今までの香油や石鹸を使いお湯で流すだけでしたが、これは汚れをきれいに落とし髪の痛みも治してくれます」
今までのはそうなんです、そして値段もかなり高くて5000ククリですね、石鹸はもう少し安くて3000ククリ、どちらもそれほど汚れは落ちません、僕のは同じ値段で出す予定ですけど、かなり良い物なので商談の結果高くなるかもですね。
「これほどの効果があるのでしたらギルドとしても賛成です、問題は値段ですね」
「はい、今までの物と同じかそれよりも高くしたいです、ただ平民の人たちにも使ってほしいんです」
僕としては同じ値段にして更にリンスを個別で出したり、もっと上のシャンプーを出すとかして貴族の人はそれを使って貰うって形を取りたいね、そうすれば売り上げは上がるもん。
「となりますと5000ククリで出すと言う事ですね、石鹸も3000ククリ」
「そうです、最初は貴族様たちが使うでしょうから問題ないと思いますが平民の人たちも使い始めたら、こちらの商品を出します」
僕はリンスともう少し値段の高いシャンプーを出しました、効果としては分からないけどWPが倍くらい違うからかなり良いと思います。
「ふむ、既に対策を考えていると・・・分かりました売り出すことを許可します」
ガーファンさんが呼び鈴を鳴らし、他にギルド員が入ってきて何やら耳打ちしています。
「ギルドカードの発行書を作りますので、少々お待ちくださいバイト様」
「分かりました、それで最初に卸す数はどれくらいにすればいいですかね?」
申請書が来るまでに決めておかないとね、ギルドだけで売るのであればそれほど数は要らないと思います、でも他のお店にも回すとなるとかなりの数を用意しないといけないからね。
「そうですねぇ・・・取り敢えず100個ずつ卸してください、お分かりと思いますが料金は最初ですので後払いとなります、その後は売れ行きで決めさせていただきます、100個でなくてもよろしいですよ」
この数はギルドだけで売る時の数です、となるとここからって事だね、まぁ評判を呼べば広まるのは早いだろうしそれほど急がないからいいけどね。僕は収納から100個ずつ出しましたよ。
「す、既にお持ちでしたか」
「はい、アンジェたちを見れば分かってくれると思ったので、既に量産は済んでるんですよ、品物が欲しい時はダンジョンギルドか僕の宿、ローグの宿屋にお願いします」
WPで交換するとこっちの入れ物、壺とか荒い布袋になるのはホント便利で良いね、使うポイントも100ポイントずつだし、これで合わせて8000ククリとかすごいよね。
「では手数料はどういたしましょうか」
「そちらの規定通りで良いですよ、まだ出したい品もありますから規定通りの方が進みやすいでしょう」
ギルドを通すとそれだけで4割の手数料を取られます、なので8000ククリと言いましたが僕が貰えるのは4800ククリになってしまいます。かなり取られると思うかもしれませんが、ここから他の店にも卸すことになるとその4割の手数料から引かれるので、僕の取り分がそれ以上減ることはないんです。
「そう言っていただけて良かった、最近はそこら辺を分からなくてカードだけを作ろうとする輩が多くて困るのです、バイト様これからも良き取引相手としてよろしくお願いします」
ガーファンさんが手を出してきたので僕は握手をしました、カードを作って他の店に直談判も出来るからね、ギルドを使わなくてもいいようになるんだ、それに自分の店も作れるしね。
「班長お待たせしました」
「おお来たかカイ、バイト様これからあなた様の担当をすることになるカイです」
カイって人の肩をたたいてガーファンさんが言ってきました、まぁ班長をしてるんだしずっと僕の担当は出来ないよね、専属になってくれるなら楽だけど、この人男性だよね?何だかアンジェたち位綺麗なんだけど。
「どうもバイトと言います、これからよろしく」
僕はカイさんと握手をしました、でも笑顔を見せてくれたんですがやっぱり分からないね。
「では私はこれで、カイ失礼のないように対応しろよ」
「分かってますよ班長」
ガーファンさんが部屋を出てカイさんが対面して座りカード申請の紙を僕にくれました、名前と年齢それと連絡先を書くんですね。
「では後日カードを持ってこのローグの宿屋に伺います」
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