24 / 90
1章 覚醒
19話 宿屋でお願い
しおりを挟む
「ただいまリーリンちゃん」
僕は宿に帰って受付でリーリンちゃんに挨拶をしました、いつもはローリンさんがいるんですが、この時間は食事を出したりしてるからきっとそっちだね。
「おかえりお兄ちゃん、今日も遅かったね」
リーリンちゃんが椅子の上に立ち上がってます、リーリンちゃんの身長だと頭しか見えないはずなのに上半身まで見えるんですよ、今の時間はお客さんは来ないから暇なんだね。
「ちょっと仕事の話で遅くなったんだ、リーリンちゃんは店番なんだね、偉いね」
「えへへ~」
リーリンちゃんの頭を撫でて僕は小さい袋を2つ出しました、これには飴玉が入っています、そしてそれが分かるように1つずつ出してリーリンちゃんに見せました。
「そんな偉いリーリンちゃんにはご褒美ね、イチゴとブドウどっちがいいかな?」
そう言いながら両手に5個ずつ出しました、リーリンちゃんがキラキラした目をして見てます、そして困ってもいるんだよね。
「でも・・・いいのお兄ちゃん?」
「もちろんさ、今日の仕事で使った残りだから気にしないで貰ってくれるとありがたいんだ、それで味の感想を聞きたいな、これは僕が作った新作だからね」
飴を包みから出してリーリンちゃんの目の前に向けました、アーンしてほしいのが少しして分かったみたいで口を開けてくれましたよ。
「ん~美味しい!美味しいよお兄ちゃん」
「良かったよリーリンちゃん、残りも貰ってくれるかな?」
「うん!ありがとうお兄ちゃん」
すごく嬉しそうにしてくれたよ、子供はやっぱり元気じゃないとね。
「新作の味見だもんこちらこそありがと、また作ったら味見してね」
「うん!」
良い返事をしたリーリンちゃんを撫でて僕は食事をする場所に向かいました、ローリンさんに明日の事を言っておかないといけません、ついでにお世話になってるから石鹸は渡してもいいよね。
「ローリンさんいますかぁー」
食堂に行くと仕切りがされている厨房に料理を作っているローリンさんがいました、忙しそうにしてて大変なんだけど、僕も言っておかないといけないんだよね。
「何だいバイト、今は忙しいんだよ」
「見れば分かります、手伝いますよローリンさん」
僕はお願いをする為に配膳を手伝いました、ローリンさんは少し困った顔をしていたけど了承してくれたみたいだよ。
「ローリンさん、これで今いる人たちの料理は出し終わりましたよ」
「ありがとうよバイト、でもうちは小遣い程度しか出せないよ、それが目当てじゃないだろ?」
前にも少し手伝った時があってその時は大銅貨を2枚貰ったんだ、でもその時も言ったけど要らないって言ったんだよ、だっていつもお世話になってるのは僕の方だもん、暇だから手伝っただけなんだ。
「ちょっと明日の事でお願いがあるんです、僕がいない時に商業ギルドから使いが来るかもしれないんですよ、その時にこの木箱を二つ渡してください、手数料はこれで」
僕は60センチ角の木箱を二つ出してローリンさんに大銅貨を2枚渡しました、普通は大銅貨1枚くらいが相場ですけど、ここは少し多めにして重要性を強調しました。
「商業ギルドが来るんだね、分かったよ渡しておくよ」
「はい、来ないかもしれないんですけど念の為です、来なかったら手数料はそのまま貰ってください、それとこれもどうぞ、日ごろのお礼です」
石鹸をテーブルに出してローリンさんの方に押しました、香りを嗅いでますが既に木箱の物と同じだと分かるんでしょうね、顔色が変わったよ。
「これを売りだしたのかいバイト」
「はい、試しに使ってください、もし気に入ってくれたらローリンさんだったら半額で提供しますよ」
宣伝にもなるし丁度いいよね、きっとローリンさんの友達とかで広がるもんね。
「商売上手だね、まぁ使ってみるよ」
「はい、じゃあお願いしますね」
僕は頭を下げてお願いしました、これで問題ないから後は部屋のノームたちの方だね。
「され、ノームたちはどうなったかなぁっと」
部屋に来て荷物を降ろして直ぐに空間魔法を使いました、そうしたらなんだか色々変わっていましたよ。
「木造住宅で7階とかがある、それにみんなの装備がなんだかカッコ良くなってるよ・・・これって人口が増えたから?」
ノームたちが随分おしゃれになってるんだよ、今までは同じような緑の服を着てたのに今は全部違う、それに二人で歩いてるノームたちばかりだ。
『恐らく生活に余裕が出来たのでしょう、それと夫婦になったのかと思われます』
「なるほどね、人口も5468人になってるし遅いくらいだよね、後はこの神様付与ってのと天候操作、それと神器って項目が増えてるんだけど」
人口が5000人を超えたからなのかもしれないけど、随分使える機能が増えたね。
『それはマスターは神ですから、そう言った事も出来るようになります、まぁ使わなくてもよろしいのですよ、まさに神の気まぐれで使うって感じです』
「日照り続きとかだったら使ってもいいけど、あまりそう言った事は僕はしないよ、僕としてはそろそろ街の広さを固定したいね、その為の外壁を作ろうかな」
今もあるんだけど、木の壁を作っているだけなんだ、これじゃ強いモンスターが来たらきっと突破されちゃうよ。
『それはよろしいとかと思います、ノームたちの不満にもそう言った事が入っていますしね』
「え?そんなの何処に・・・ってこれか」
僕はメモマークが出ていることに気付いて見てみました、そうしたら畑の作物をイノシシなどの獣に食べられて被害を受けているとかが書かれていたんです。それにダンジョンの報告書も入っていました、それもムービー付きやRPGゲーム風と色々変えれます、ほんとに変わってるね。
『またですかマスター気付いててそのままかと思っていましたよ、私はてっきりSなのかと』
「Sってなんだよハナそんなわけないでしょ、それに神棚もマークがされるようになって見れるしさ、色々要素が増え過ぎだよ」
僕はポーターの仕事でそれほど見てられないんだ、寝る前と朝起きてちょこっと何だからさ。
『マスターそれほど気にする事もないですよ、報告書もチラッと見るだけで良いですし、ノームたちも自分たちで頑張ります』
「まぁ今までもそうだから分かるんだけどさ、もしほんとに重大な何かがあって全滅とか激減とかもあるかもだよ」
天変地異とかモンスターの大軍が襲ってきたとかありそうだよね、その時気付かないと大変な事になるよ。
『そこはご安心ください、そうなった場合私が分かりますし、時間軸をこっちと同じにして対処します、まぁ余程の事が無い限りありませんけどね』
「ハナが分かるならいいけど・・・じゃあ念の為に神器を渡そうかな」
WPが今1500万とちょっとあります、そして神器は一つ500万なので一つくらいなら渡してもいいと思ってるんだ。
「神器どれにしようかな・・・剣に盾、勾玉に鏡、それに鎧に兜とか色々あり過ぎだね」
武器も剣以外に杖とか斧もあるんだ、全部500万だから迷っちゃうよね。
『用途がありますから、どんなことで使うかを考えてくださいマスター』
「いやいや敵と戦うのが定番だと思うんだ、だから武器か防具だと思うんだけど・・・そうだ!ダンジョンの報告書を見てどんな武器を使ってるかを確認しよう」
と言う事で僕はRPG風の報告書を見ました、横スクロールでノームたちが左に並んで右にモンスターがいます、そしてキャラのように戦いが始まりモンスターを倒しているんです。
「うん、自動でゲームが進んでるみたいな感じだね、まぁ武器とかが分かるからいいけど、もっと戦った感が欲しい時は、ムービーかな」
休みの日にでも見れる時があれば良いんだけど、僕も多忙だからね。
『これを見ますと、武器は斧が主流でしょうか?』
「そうだねハナ、じゃあ神器は斧に決定かな、農作物を豊かにするのも欲しいけど、それは次にしようね」
農作物を豊作にするのは勾玉でした、神棚に備えるとノームたちの思いの強さで変わるそうだよ。
『なかなかWPを使いましたねマスター』
「村の増設と外壁ラインの設置、後ダンジョンも61階まで作ったからね、ボスも100万のミスリルサハギンだよ」
サハギンにしたのは魚介類のモンスターが出るようにしたかったんだ、これで野草に肉に魚と全部揃うようなったね、それに武器も強化できます。
『残りWPは700万とすこしですか』
「そうだね、でも明日になったらまた増えてるし、きっとその時に勾玉を交換して終わりかな」
8時間ですからね勾玉を交換するくらいは溜まります、人口も増えるし発展もするから少なく換算してもだよ、これで食料事情が改善されて一気に増えれば更に良くなるよね。
「外壁の建設はかなり掛かるかな、しばらくは神器の設置だけになりそうかな」
『あまり渡し過ぎるのもいけませんからねマスター』
まぁ神器だもんね、そうそう渡しちゃだめって事だね。
「分かったよ、じゃあ勾玉だけって事でお風呂に入りに行こうよハナ」
ハナを誘って僕は空間魔法のお風呂に入りました、この時間はホント至福だね、明日はダンジョンだから料理も同時に作ってるけど、お風呂だけはこっちにしかないからね。
「はぁ~さっぱり~・・・じゃあお休みハナ」
『はい、おやすみなさいマスター』
明日はダンジョンのボスまで行く予定です、アンジェたちなら倒せると思うんだけど、ダンジョンでは不測の事態というのはありますからね、十分注意はします。
僕は宿に帰って受付でリーリンちゃんに挨拶をしました、いつもはローリンさんがいるんですが、この時間は食事を出したりしてるからきっとそっちだね。
「おかえりお兄ちゃん、今日も遅かったね」
リーリンちゃんが椅子の上に立ち上がってます、リーリンちゃんの身長だと頭しか見えないはずなのに上半身まで見えるんですよ、今の時間はお客さんは来ないから暇なんだね。
「ちょっと仕事の話で遅くなったんだ、リーリンちゃんは店番なんだね、偉いね」
「えへへ~」
リーリンちゃんの頭を撫でて僕は小さい袋を2つ出しました、これには飴玉が入っています、そしてそれが分かるように1つずつ出してリーリンちゃんに見せました。
「そんな偉いリーリンちゃんにはご褒美ね、イチゴとブドウどっちがいいかな?」
そう言いながら両手に5個ずつ出しました、リーリンちゃんがキラキラした目をして見てます、そして困ってもいるんだよね。
「でも・・・いいのお兄ちゃん?」
「もちろんさ、今日の仕事で使った残りだから気にしないで貰ってくれるとありがたいんだ、それで味の感想を聞きたいな、これは僕が作った新作だからね」
飴を包みから出してリーリンちゃんの目の前に向けました、アーンしてほしいのが少しして分かったみたいで口を開けてくれましたよ。
「ん~美味しい!美味しいよお兄ちゃん」
「良かったよリーリンちゃん、残りも貰ってくれるかな?」
「うん!ありがとうお兄ちゃん」
すごく嬉しそうにしてくれたよ、子供はやっぱり元気じゃないとね。
「新作の味見だもんこちらこそありがと、また作ったら味見してね」
「うん!」
良い返事をしたリーリンちゃんを撫でて僕は食事をする場所に向かいました、ローリンさんに明日の事を言っておかないといけません、ついでにお世話になってるから石鹸は渡してもいいよね。
「ローリンさんいますかぁー」
食堂に行くと仕切りがされている厨房に料理を作っているローリンさんがいました、忙しそうにしてて大変なんだけど、僕も言っておかないといけないんだよね。
「何だいバイト、今は忙しいんだよ」
「見れば分かります、手伝いますよローリンさん」
僕はお願いをする為に配膳を手伝いました、ローリンさんは少し困った顔をしていたけど了承してくれたみたいだよ。
「ローリンさん、これで今いる人たちの料理は出し終わりましたよ」
「ありがとうよバイト、でもうちは小遣い程度しか出せないよ、それが目当てじゃないだろ?」
前にも少し手伝った時があってその時は大銅貨を2枚貰ったんだ、でもその時も言ったけど要らないって言ったんだよ、だっていつもお世話になってるのは僕の方だもん、暇だから手伝っただけなんだ。
「ちょっと明日の事でお願いがあるんです、僕がいない時に商業ギルドから使いが来るかもしれないんですよ、その時にこの木箱を二つ渡してください、手数料はこれで」
僕は60センチ角の木箱を二つ出してローリンさんに大銅貨を2枚渡しました、普通は大銅貨1枚くらいが相場ですけど、ここは少し多めにして重要性を強調しました。
「商業ギルドが来るんだね、分かったよ渡しておくよ」
「はい、来ないかもしれないんですけど念の為です、来なかったら手数料はそのまま貰ってください、それとこれもどうぞ、日ごろのお礼です」
石鹸をテーブルに出してローリンさんの方に押しました、香りを嗅いでますが既に木箱の物と同じだと分かるんでしょうね、顔色が変わったよ。
「これを売りだしたのかいバイト」
「はい、試しに使ってください、もし気に入ってくれたらローリンさんだったら半額で提供しますよ」
宣伝にもなるし丁度いいよね、きっとローリンさんの友達とかで広がるもんね。
「商売上手だね、まぁ使ってみるよ」
「はい、じゃあお願いしますね」
僕は頭を下げてお願いしました、これで問題ないから後は部屋のノームたちの方だね。
「され、ノームたちはどうなったかなぁっと」
部屋に来て荷物を降ろして直ぐに空間魔法を使いました、そうしたらなんだか色々変わっていましたよ。
「木造住宅で7階とかがある、それにみんなの装備がなんだかカッコ良くなってるよ・・・これって人口が増えたから?」
ノームたちが随分おしゃれになってるんだよ、今までは同じような緑の服を着てたのに今は全部違う、それに二人で歩いてるノームたちばかりだ。
『恐らく生活に余裕が出来たのでしょう、それと夫婦になったのかと思われます』
「なるほどね、人口も5468人になってるし遅いくらいだよね、後はこの神様付与ってのと天候操作、それと神器って項目が増えてるんだけど」
人口が5000人を超えたからなのかもしれないけど、随分使える機能が増えたね。
『それはマスターは神ですから、そう言った事も出来るようになります、まぁ使わなくてもよろしいのですよ、まさに神の気まぐれで使うって感じです』
「日照り続きとかだったら使ってもいいけど、あまりそう言った事は僕はしないよ、僕としてはそろそろ街の広さを固定したいね、その為の外壁を作ろうかな」
今もあるんだけど、木の壁を作っているだけなんだ、これじゃ強いモンスターが来たらきっと突破されちゃうよ。
『それはよろしいとかと思います、ノームたちの不満にもそう言った事が入っていますしね』
「え?そんなの何処に・・・ってこれか」
僕はメモマークが出ていることに気付いて見てみました、そうしたら畑の作物をイノシシなどの獣に食べられて被害を受けているとかが書かれていたんです。それにダンジョンの報告書も入っていました、それもムービー付きやRPGゲーム風と色々変えれます、ほんとに変わってるね。
『またですかマスター気付いててそのままかと思っていましたよ、私はてっきりSなのかと』
「Sってなんだよハナそんなわけないでしょ、それに神棚もマークがされるようになって見れるしさ、色々要素が増え過ぎだよ」
僕はポーターの仕事でそれほど見てられないんだ、寝る前と朝起きてちょこっと何だからさ。
『マスターそれほど気にする事もないですよ、報告書もチラッと見るだけで良いですし、ノームたちも自分たちで頑張ります』
「まぁ今までもそうだから分かるんだけどさ、もしほんとに重大な何かがあって全滅とか激減とかもあるかもだよ」
天変地異とかモンスターの大軍が襲ってきたとかありそうだよね、その時気付かないと大変な事になるよ。
『そこはご安心ください、そうなった場合私が分かりますし、時間軸をこっちと同じにして対処します、まぁ余程の事が無い限りありませんけどね』
「ハナが分かるならいいけど・・・じゃあ念の為に神器を渡そうかな」
WPが今1500万とちょっとあります、そして神器は一つ500万なので一つくらいなら渡してもいいと思ってるんだ。
「神器どれにしようかな・・・剣に盾、勾玉に鏡、それに鎧に兜とか色々あり過ぎだね」
武器も剣以外に杖とか斧もあるんだ、全部500万だから迷っちゃうよね。
『用途がありますから、どんなことで使うかを考えてくださいマスター』
「いやいや敵と戦うのが定番だと思うんだ、だから武器か防具だと思うんだけど・・・そうだ!ダンジョンの報告書を見てどんな武器を使ってるかを確認しよう」
と言う事で僕はRPG風の報告書を見ました、横スクロールでノームたちが左に並んで右にモンスターがいます、そしてキャラのように戦いが始まりモンスターを倒しているんです。
「うん、自動でゲームが進んでるみたいな感じだね、まぁ武器とかが分かるからいいけど、もっと戦った感が欲しい時は、ムービーかな」
休みの日にでも見れる時があれば良いんだけど、僕も多忙だからね。
『これを見ますと、武器は斧が主流でしょうか?』
「そうだねハナ、じゃあ神器は斧に決定かな、農作物を豊かにするのも欲しいけど、それは次にしようね」
農作物を豊作にするのは勾玉でした、神棚に備えるとノームたちの思いの強さで変わるそうだよ。
『なかなかWPを使いましたねマスター』
「村の増設と外壁ラインの設置、後ダンジョンも61階まで作ったからね、ボスも100万のミスリルサハギンだよ」
サハギンにしたのは魚介類のモンスターが出るようにしたかったんだ、これで野草に肉に魚と全部揃うようなったね、それに武器も強化できます。
『残りWPは700万とすこしですか』
「そうだね、でも明日になったらまた増えてるし、きっとその時に勾玉を交換して終わりかな」
8時間ですからね勾玉を交換するくらいは溜まります、人口も増えるし発展もするから少なく換算してもだよ、これで食料事情が改善されて一気に増えれば更に良くなるよね。
「外壁の建設はかなり掛かるかな、しばらくは神器の設置だけになりそうかな」
『あまり渡し過ぎるのもいけませんからねマスター』
まぁ神器だもんね、そうそう渡しちゃだめって事だね。
「分かったよ、じゃあ勾玉だけって事でお風呂に入りに行こうよハナ」
ハナを誘って僕は空間魔法のお風呂に入りました、この時間はホント至福だね、明日はダンジョンだから料理も同時に作ってるけど、お風呂だけはこっちにしかないからね。
「はぁ~さっぱり~・・・じゃあお休みハナ」
『はい、おやすみなさいマスター』
明日はダンジョンのボスまで行く予定です、アンジェたちなら倒せると思うんだけど、ダンジョンでは不測の事態というのはありますからね、十分注意はします。
217
あなたにおすすめの小説
生活魔法は万能です
浜柔
ファンタジー
生活魔法は万能だ。何でもできる。だけど何にもできない。
それは何も特別なものではないから。人が歩いたり走ったりしても誰も不思議に思わないだろう。そんな魔法。
――そしてそんな魔法が人より少し上手く使えるだけのぼくは今日、旅に出る。
没落貴族と拾われ娘の成り上がり生活
アイアイ式パイルドライバー
ファンタジー
名家の生まれなうえに将来を有望視され、若くして領主となったカイエン・ガリエンド。彼は飢饉の際に王侯貴族よりも民衆を優先したために田舎の開拓村へ左遷されてしまう。
妻は彼の元を去り、一族からは勘当も同然の扱いを受け、王からは見捨てられ、生きる希望を失ったカイエンはある日、浅黒い肌の赤ん坊を拾った。
貴族の彼は赤子など育てた事などなく、しかも左遷された彼に乳母を雇う余裕もない。
しかし、心優しい村人たちの協力で何とか子育てと領主仕事をこなす事にカイエンは成功し、おまけにカイエンは開拓村にて子育てを手伝ってくれた村娘のリーリルと結婚までしてしまう。
小さな開拓村で幸せな生活を手に入れたカイエンであるが、この幸せはカイエンに迫る困難と成り上がりの始まりに過ぎなかった。
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
【幸せスキル】は蜜の味 ハイハイしてたらレベルアップ
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はアーリー
不慮な事故で死んでしまった僕は転生することになりました
今度は幸せになってほしいという事でチートな能力を神様から授った
まさかの転生という事でチートを駆使して暮らしていきたいと思います
ーーーー
間違い召喚3巻発売記念として投稿いたします
アーリーは間違い召喚と同じ時期に生まれた作品です
読んでいただけると嬉しいです
23話で一時終了となります
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はファム
前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した
記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた
村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く
ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた
そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた
私は捨てられたので村をすてる
『ミッドナイトマート 〜異世界コンビニ、ただいま営業中〜』
KAORUwithAI
ファンタジー
深夜0時——街角の小さなコンビニ「ミッドナイトマート」は、異世界と繋がる扉を開く。
日中は普通の客でにぎわう店も、深夜を回ると鎧を着た騎士、魔族の姫、ドラゴンの化身、空飛ぶ商人など、“この世界の住人ではない者たち”が静かにレジへと並び始める。
アルバイト店員・斉藤レンは、バイト先が異世界と繋がっていることに戸惑いながらも、今日もレジに立つ。
「袋いりますか?」「ポイントカードお持ちですか?」——そう、それは異世界相手でも変わらない日常業務。
貯まるのは「ミッドナイトポイントカード(通称ナイポ)」。
集まるのは、どこか訳ありで、ちょっと不器用な異世界の住人たち。
そして、商品一つひとつに込められる、ささやかで温かな物語。
これは、世界の境界を越えて心を繋ぐ、コンビニ接客ファンタジー。
今夜は、どんなお客様が来店されるのでしょう?
※異世界食堂や異世界居酒屋「のぶ」とは
似て非なる物として見て下さい
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる