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3章 戦争
59話 初の階層
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「さぁ、いよいよ81階に行くわよ」
アンジェの掛け声で、みんなが高々と拳をあげました、僕としては、それほど張り切らなくても良いと思っています、だって事前にモンスターは調べましたからね、後は実戦で確認です。
「これが世に言う、スカイフィッシュだね」
僕は独り言を言ってます、81階からはサンゴ礁がきれいな、広範囲フロアです、そしてどういうわけか、魚モンスターが浮いているんですよ。
「バイト、何言ってるの?」
「なんでもないよファファナ、それよりサハギンが来たよ」
僕が見ている方向から、魚の体から手足が生えているモンスターが走ってきました、小柄ながらかなり強いです、そして剣を持って二足歩行で歩くんですよ、今ファファナが雷魔法で倒したんですが、僕はその時少し焦りましたよ。
「ちょっとピリっとした、もしかしてこの空間って水の中って感じなの?」
魚が浮いてるので、もしかしてと思いましたけど、ファファナの魔法でハッキリしました、となると耐性を考えた方が良いですね。
「こいつらやりにくいぜ、アンジェたのむ!」
「ええ、任せてカッツェ」
前衛で戦ってるアンジェたちが、声を掛けながら戦ってます、珍しいね、ボスとか大物じゃないのに。
「カッツェ、やっぱり戦いにくいんだね」
「そうなんだバイト、盾を構えてもぎりぎりで方向を変えやがる、普通の突撃とは違うみたいなんだ」
魚は泳いでるからだね、カッツェが言うには、少し自分でぶつけるように前に押し出してシールドを使ってるそうだよ、僕も見てたけど、ぎりぎりで突撃してきた魚が方向を変え、カッツェの顔目掛けて突撃してました、カッツェは躱したけど、そのまま後ろの僕たちを襲って来るんだ。
「じゃあ、刃物が飛び出す盾でも使ってみる?」
収納からそう言った盾を出し、手元のスイッチを押して刃物を出したり、引っ込めたりしてみせました。
「なんだかすごそうだな、サンキューバイト」
カッツェが嬉しそうに受け取り、スイッチを押して確認してます、刃物部分の切れ味を良くするため、ミスリルを使っていて魔力を少し消費します、そこら辺を注意するように言いましたが、なかなか使いこなせる様ですよ。
「バイト、私も何とかしてよ、剣を握ってるだけでも、ピリピリして仕方ないわ」
アンジェが手をフルフルさせて言ってきました、次から耐性の指輪を用意しようと思ったけど、今回からの方が良さそうなので、早速交換して渡しました、ここで何事もなく戦えてるのは、アイミとミリーですね、相手が向かって来るのを待ち、右フックを合わせて倒したり、ナイフを相手の軌道上において、真っ二つにしていたりと、敵の行動を利用した戦い方をしてるんだ。
「にゃはは、突撃してくるから楽にゃ」
「ほんとだねぇ、ナイフを置いただけで切れて行っちゃう、楽過ぎでミリー腕が鈍りそうだよ」
アンジェたちが苦戦してるのに、二人は生き生きしてます、対策は出来たので、次からは平気だけど、普通のモンスターでこれじゃ、ボスはほんとに大変そうだね、どんな奴か分からないけどさ。
「バイト、昼食にサンドイッチなのは良いんだが、さすがにここでこれはねぇんじゃ」
昼食になり、みんなで食事をしてるんだけど、カッツェが献立に意見してきました、今日はポテトサラダにコンソメスープ、そしてシーフードサンドです。
「魚を食べて、魚系モンスターも倒そうって感じなんだけど、ダメだったかなカッツェ」
「それは分かる、見たまんまだからな、だけどなバイト、そいつらを食ってると思うと食欲が」
カッツェって、そう言った事を気にするタイプだったんだね、ちょっと意外だよ、仕方ないので普通にハンバーガーを渡しました、そして結局アンジェたちも、ハンバーガーを要望してきましたよ。
「じゃあ、そろそろ帰りましょうか」
83階の中間あたりに来て、時間切れです、やはり新しい敵で戦いにくい状況では、思うように進めないですね、下見と言う事で、クリプルたちを連れてこなかったのは正解だったよ。
「って事だったんだ、次からはクリプルたちも行くことになるけど、みんなに聞き込みをして、ちょっと戦い方を考えようと思ってる、装備は用意するから、どんどん意見してね」
盾役が二人いるクリプルたちは、余計戦いにくいかもしれない、それに広範囲フロアで有利だった、有翼人の二人に追いつける魚たちがいるんだ、あそこでは飛んで戦わない方が良いかもしれない、それか、それを利用する武器を用意するとかだね。
「分かりましたバイトさん、でもそんなに戦いにくかったんですね」
「そうなんだよクリプル、突撃してくるから盾を構えるんだけど、急に方向を変えて避けてくるんだ、顔に目掛けて突撃してきた時は焦ったね」
突撃してくる時も直線的じゃないんだ、フワフワというか、フラフラしながら来ます、泳いでいるってあんな感じなんだよね、それに合わせられるアイミとミリーは、やっぱりすごいんだろうね。
「なるほど、これは予想以上に大変そうですね」
「うん、戦いながら感覚を掴まないといけない、だから回復は多くなると思うんだ、十分準備していこうね」
ノームたちのダンジョンでモンスターを調べると、魚のモンスターはまだまだ種類がいます、それも上級となるともっと大変なんだ、この階層は苦戦しそうだよ。
『大変ですねマスター』
クリプルたちが退出して、僕がお茶を飲み始めると、ハナが僕をねぎらってきたよ、それは良いんだけど、顔をペシペシするのはやめてほしいね。
「みんなの事はそんなに心配してないよ、問題は戦争の方さ」
クリプルたちは、僕たちの方針にしっかりと付いてきてくれる、だけど戦争はどうなるか分からないんだ、アリステアの話では、意見を変えるのは難しいそうです、僕の渡した船を使って、更に悪い方に行きそうで困るね。
『確かに・・・ですが今作ってる、空飛ぶ乗り物があるではないですか、逆転できるのですよね』
「そうなんだけど、僕はそれを戦争には使いたくない、このままじゃ、ただ敵を増やして行くだけになりそうなんだ」
増強してしまっているんだから、強さを僕が渡しちゃダメだと思う、だからと言って、余計な被害が出るのは嫌なんだよね。
『では、どうして作っているのですか?』
「僕が直接交渉しに行きたいんだ、出来るだけ捕虜の方向に出来るようにさ」
兵士たちは上の指示で行くんだ、戦争が好きって人はいるかもだけど、負けると分かってる戦争で、死ぬなんて嫌だよね、だから僕が裏で工作して、被害を最小限にしたいんだ。
『そんな事して平気なのですか?国を裏切るような感じですが』
「そんな事はないよハナ、しっかり船も武器も作るんだ、これは今後を考えたこの国の為の事だよ」
分かってくれるかちょっと心配だけど、負けるのも必要って時はある、経験で済めばいいけど、国の場合それは致命的だもんね。
『では問題は、アンジェさんたちにどう話して、数日留守にするか、ですか?』
僕が一番、難問と思ってることをハナが言ってきました、そうなんだよね、それが一番難しいよ。
「言わないわけにはいかないし、だからと言って素直に言ったら、絶対護衛としてくるって言うよね」
『そうですよ、黙って行くわけにはいきませんし、どうするのですかマスター』
最悪、日帰りで何とかしないとだよ、でも僕みたいな不審者が行くんだ、きっと数日掛かる、日帰りで何度もとなると、またまずいよね。
「変装して強引に行くしかないか・・・いやいやお願いしに行くのに、それはさすがに」
『ほんと、大変ですねマスター』
僕がほんとに強引に行くしかない、そう思っているとハナが言ってきたよ、みんなは僕を心配してくれてるんだ、ありがたいんだけど、ほんとどうしようね。
「さっぱりなの~!」
「すっきりしたです」
僕が結論を出せないでいると、フェアリーの3人が部屋に飛び込んできました、僕の部屋には、フェアリーたち用に、扉の上に小さいドアを作ったんですよ、猫や犬の道とかと同じです、そしてそこで僕は閃きました。
「フェアリーたちを連れて行けば、少しは印象が良いかも・・・うんいいかもしれない」
っと言う事で、3人に説明して強引に行くことにしました、日帰りで何とかするには、もうこれしかありません。
「明日ですか」
「何だか楽しみなの」
「がんばろー」
何だか少し不安ですが、明日の朝出発です、他にも色々やらないといけないことがあるのに、ほんと何とかできませんかね。
アンジェの掛け声で、みんなが高々と拳をあげました、僕としては、それほど張り切らなくても良いと思っています、だって事前にモンスターは調べましたからね、後は実戦で確認です。
「これが世に言う、スカイフィッシュだね」
僕は独り言を言ってます、81階からはサンゴ礁がきれいな、広範囲フロアです、そしてどういうわけか、魚モンスターが浮いているんですよ。
「バイト、何言ってるの?」
「なんでもないよファファナ、それよりサハギンが来たよ」
僕が見ている方向から、魚の体から手足が生えているモンスターが走ってきました、小柄ながらかなり強いです、そして剣を持って二足歩行で歩くんですよ、今ファファナが雷魔法で倒したんですが、僕はその時少し焦りましたよ。
「ちょっとピリっとした、もしかしてこの空間って水の中って感じなの?」
魚が浮いてるので、もしかしてと思いましたけど、ファファナの魔法でハッキリしました、となると耐性を考えた方が良いですね。
「こいつらやりにくいぜ、アンジェたのむ!」
「ええ、任せてカッツェ」
前衛で戦ってるアンジェたちが、声を掛けながら戦ってます、珍しいね、ボスとか大物じゃないのに。
「カッツェ、やっぱり戦いにくいんだね」
「そうなんだバイト、盾を構えてもぎりぎりで方向を変えやがる、普通の突撃とは違うみたいなんだ」
魚は泳いでるからだね、カッツェが言うには、少し自分でぶつけるように前に押し出してシールドを使ってるそうだよ、僕も見てたけど、ぎりぎりで突撃してきた魚が方向を変え、カッツェの顔目掛けて突撃してました、カッツェは躱したけど、そのまま後ろの僕たちを襲って来るんだ。
「じゃあ、刃物が飛び出す盾でも使ってみる?」
収納からそう言った盾を出し、手元のスイッチを押して刃物を出したり、引っ込めたりしてみせました。
「なんだかすごそうだな、サンキューバイト」
カッツェが嬉しそうに受け取り、スイッチを押して確認してます、刃物部分の切れ味を良くするため、ミスリルを使っていて魔力を少し消費します、そこら辺を注意するように言いましたが、なかなか使いこなせる様ですよ。
「バイト、私も何とかしてよ、剣を握ってるだけでも、ピリピリして仕方ないわ」
アンジェが手をフルフルさせて言ってきました、次から耐性の指輪を用意しようと思ったけど、今回からの方が良さそうなので、早速交換して渡しました、ここで何事もなく戦えてるのは、アイミとミリーですね、相手が向かって来るのを待ち、右フックを合わせて倒したり、ナイフを相手の軌道上において、真っ二つにしていたりと、敵の行動を利用した戦い方をしてるんだ。
「にゃはは、突撃してくるから楽にゃ」
「ほんとだねぇ、ナイフを置いただけで切れて行っちゃう、楽過ぎでミリー腕が鈍りそうだよ」
アンジェたちが苦戦してるのに、二人は生き生きしてます、対策は出来たので、次からは平気だけど、普通のモンスターでこれじゃ、ボスはほんとに大変そうだね、どんな奴か分からないけどさ。
「バイト、昼食にサンドイッチなのは良いんだが、さすがにここでこれはねぇんじゃ」
昼食になり、みんなで食事をしてるんだけど、カッツェが献立に意見してきました、今日はポテトサラダにコンソメスープ、そしてシーフードサンドです。
「魚を食べて、魚系モンスターも倒そうって感じなんだけど、ダメだったかなカッツェ」
「それは分かる、見たまんまだからな、だけどなバイト、そいつらを食ってると思うと食欲が」
カッツェって、そう言った事を気にするタイプだったんだね、ちょっと意外だよ、仕方ないので普通にハンバーガーを渡しました、そして結局アンジェたちも、ハンバーガーを要望してきましたよ。
「じゃあ、そろそろ帰りましょうか」
83階の中間あたりに来て、時間切れです、やはり新しい敵で戦いにくい状況では、思うように進めないですね、下見と言う事で、クリプルたちを連れてこなかったのは正解だったよ。
「って事だったんだ、次からはクリプルたちも行くことになるけど、みんなに聞き込みをして、ちょっと戦い方を考えようと思ってる、装備は用意するから、どんどん意見してね」
盾役が二人いるクリプルたちは、余計戦いにくいかもしれない、それに広範囲フロアで有利だった、有翼人の二人に追いつける魚たちがいるんだ、あそこでは飛んで戦わない方が良いかもしれない、それか、それを利用する武器を用意するとかだね。
「分かりましたバイトさん、でもそんなに戦いにくかったんですね」
「そうなんだよクリプル、突撃してくるから盾を構えるんだけど、急に方向を変えて避けてくるんだ、顔に目掛けて突撃してきた時は焦ったね」
突撃してくる時も直線的じゃないんだ、フワフワというか、フラフラしながら来ます、泳いでいるってあんな感じなんだよね、それに合わせられるアイミとミリーは、やっぱりすごいんだろうね。
「なるほど、これは予想以上に大変そうですね」
「うん、戦いながら感覚を掴まないといけない、だから回復は多くなると思うんだ、十分準備していこうね」
ノームたちのダンジョンでモンスターを調べると、魚のモンスターはまだまだ種類がいます、それも上級となるともっと大変なんだ、この階層は苦戦しそうだよ。
『大変ですねマスター』
クリプルたちが退出して、僕がお茶を飲み始めると、ハナが僕をねぎらってきたよ、それは良いんだけど、顔をペシペシするのはやめてほしいね。
「みんなの事はそんなに心配してないよ、問題は戦争の方さ」
クリプルたちは、僕たちの方針にしっかりと付いてきてくれる、だけど戦争はどうなるか分からないんだ、アリステアの話では、意見を変えるのは難しいそうです、僕の渡した船を使って、更に悪い方に行きそうで困るね。
『確かに・・・ですが今作ってる、空飛ぶ乗り物があるではないですか、逆転できるのですよね』
「そうなんだけど、僕はそれを戦争には使いたくない、このままじゃ、ただ敵を増やして行くだけになりそうなんだ」
増強してしまっているんだから、強さを僕が渡しちゃダメだと思う、だからと言って、余計な被害が出るのは嫌なんだよね。
『では、どうして作っているのですか?』
「僕が直接交渉しに行きたいんだ、出来るだけ捕虜の方向に出来るようにさ」
兵士たちは上の指示で行くんだ、戦争が好きって人はいるかもだけど、負けると分かってる戦争で、死ぬなんて嫌だよね、だから僕が裏で工作して、被害を最小限にしたいんだ。
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「そんな事はないよハナ、しっかり船も武器も作るんだ、これは今後を考えたこの国の為の事だよ」
分かってくれるかちょっと心配だけど、負けるのも必要って時はある、経験で済めばいいけど、国の場合それは致命的だもんね。
『では問題は、アンジェさんたちにどう話して、数日留守にするか、ですか?』
僕が一番、難問と思ってることをハナが言ってきました、そうなんだよね、それが一番難しいよ。
「言わないわけにはいかないし、だからと言って素直に言ったら、絶対護衛としてくるって言うよね」
『そうですよ、黙って行くわけにはいきませんし、どうするのですかマスター』
最悪、日帰りで何とかしないとだよ、でも僕みたいな不審者が行くんだ、きっと数日掛かる、日帰りで何度もとなると、またまずいよね。
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『ほんと、大変ですねマスター』
僕がほんとに強引に行くしかない、そう思っているとハナが言ってきたよ、みんなは僕を心配してくれてるんだ、ありがたいんだけど、ほんとどうしようね。
「さっぱりなの~!」
「すっきりしたです」
僕が結論を出せないでいると、フェアリーの3人が部屋に飛び込んできました、僕の部屋には、フェアリーたち用に、扉の上に小さいドアを作ったんですよ、猫や犬の道とかと同じです、そしてそこで僕は閃きました。
「フェアリーたちを連れて行けば、少しは印象が良いかも・・・うんいいかもしれない」
っと言う事で、3人に説明して強引に行くことにしました、日帰りで何とかするには、もうこれしかありません。
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