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1章 誕生
15話 告白
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部屋に戻り、いつもの整備と身体を清潔にして2時間の睡眠を取った僕は背伸びをしておきました。
「ふぁ~良く寝たね」
今日は僕の覚悟の日で、部屋に入って来くるダリアで告白する日なんだ。
いつも通り入って来たダリアに、大切な話があると約束していた要件を切り出す時なんだ。果たして認めて貰えるのか緊張しますよ。
「アレシャス様、大切なお話と言うのは?」
「その前にダリア、昨日はありがとう」
武技の必中はとても役に立ったと、ダリアにお礼を言ってプレゼント渡しました。箱の中身は指輪ではなくペンダントで、付与も付いてる僕の自信作です。
「これは何ですか?」
「ペンダントが入ってるんだ。僕からのお礼だから受け取ってくれるかな?」
ダリアは不思議そうに箱を見てて開けようとしません。
その後に話に入ろうと思ってるけど、もしかしたらダリアそれが分かってるのかもです。
ムラマサをアイテム欄から取り出し、使いこなせるようになったと知らせました。
「それは良かったですねアレシャス様」
「うん、毎日訓練していたおかげだけど、それ以上にダリアのおかげだよ。だからそれを受け取って欲しい」
ダリアの目の色と同じ、青いアクアマリンの宝石が付いたネックレス、それが僕からのお礼の品でした。
ダリアは、話が終わったにも関わらず開けようとしない。これはダメなのかな?っと怖くなってくるけど、僕は今日真実を話す事にしているんだ。
「ダリア、僕は」
「アレシャス様、それ以上は言わない方が良いですわ」
僕の言葉を遮り、ダリアに止められてしまった。
「どうしてだよダリア、僕は」
「分かっています、わたくしどもを信頼していらっしゃるのですね。だからこそ言わない方が良いのですわ」
聞きたくないという拒絶ではなく、言わない方が良いと言う、ダリアからの忠告だった。ダリアの表情からもそれは読み取れたんだけど、僕はどうしても聞いてほしいとお願いします。
「アレシャス様、あなたはもう少し相手を怪しんで見た方が良いです。人とは誰もが裏の顔を持っているモノですよ」
それは僕にもあるでしょ?と、ダリアに言われた気がしました。
「わたくし共は、国に仕えております。裏切りたくなくても、それを追及されれば断れない立場です。アレシャス様なら、それだけ言えば分かりますよね?」
「それは分かるけど、僕の秘密なんて」
「小さいと思っているのは本人だけなのですよアレシャス様。ですから胸の内にしまってください」
僕の為にそこまで思ってくれていたと、凄く嬉しくなったけど、どうして?っと疑問にも思ったんだ。
「どうしてダリアはそこまで僕を思ってくれるの?」
「それはですねアレシャス様、わたくしたちがあなたを主と認め、愛しているからですよ」
ダリアの言葉も表情も嘘は言っていないのが分かります。
「それは嬉しいけど、でもどうしてさ。僕は普通にここで暮らしていただけだよ」
「そこなのですよアレシャス様。あなた様が普通と思っていても、わたくしたちにとって普通ではなかった」
夜を共にしてお仕事もお喋りも沢山した仲だけど、それはダリアたちにとってお仕事だったはずで、特別な事じゃなかったはずなんだ。いつもの子供教育だったはずだと思っていたんだよ。
それをそのまま伝えると、ダリアは笑って今までの事を話してくれました。僕が子供とは思えないほどの事をしていて、見当違いの考えを持っていた事が発覚したんだよ。
「気づいてない様ですがアレシャス様、あなたは数名のメイドが男性恐怖症だったのを知っていますか?」
「え?」
全然気づかなかったと顔に出して驚いたよ。ダリアはそれを見て笑顔だけど、ほんとに知らなかったんだ。
「その者たちは満足に仕事が出来ていませんでした。それを救ったのがあなたです」
「そ、そのメイドたちは、ほんとに男性嫌いで仕事が出来てなかったの?」
「そうなのですよアレシャス様、ここなら男性は一人ですから、彼女たちはこちらに派遣されてきた。それなのに、今は克服してどんな仕事もこなしています。あなた様のおかげでなんです」
そうでない者たちも勿論いて、ダリアは前に全員がショタ属性と言ってたけど、あれは嘘だったんだ。
「ダリアは嘘をついてたんだね」
「その通りです」
その節はすみませんと頭を下げて来るダリア。僕は怒ってないけど、ダリアはそのままで話を進めてきます。
「あの時、半数が男性嫌いと言えば、アレシャス様は夜の訓練を拒んだはずです。それを防ぐために嘘を言いました」
「そ、そうなのかな?」
あれが演技だった?とても信じられないけど、本人が言っていて現に恐怖症を治したようなので真実だと分かった瞬間です。
「このように大人は嘘を付くモノです。アレシャス様の様に表に出してはいけないのですよ」
顔を上げたダリアは、遠くの村で起きた食料問題の話をしてきます。それは僕が畑で行った実験の内容で、遠くの村がそれで救われたと言って来た。
「更にアレシャス様は、メイドの病気を薬を作って治しましたよね?」
「それは当然でしょ」
「特産品もお作りになった」
「そうだね」
「そのおかげでその者の村は救われたのです」
そんなバカなっ!?と僕は驚き両手を上に上げ身体全体で表現しちゃったよ。
「いやいや待ってよダリア。あれは片手間で作っていただけでしょ?」
「アレシャス様、その後誰かに郊外禁止と言いましたか?」
「言ってないよ、広めて欲しかったから教える様に言ったんだ」
森や川で取れて誰でも作れる簡単な物。ここで僕が実験をしていた内容は、それだけ簡単な物だった。
「それが救いなのです」
「救いって、僕はみんなと仲良くなるためにしてただけだよ」
僕の本当の秘密はダンジョンの方だったし、製作した物はほんとに簡単な物だったから気付かなかった。
目的が違ったため、メイドさんたちが広めても良いか聞いていた時も、僕は喜んで返事をした。
「どんな物でも、普通は秘匿するのが当然なのです。それも1つの村が救われるほどの画期的な成果だった物なら、誰もが欲しがり求める。あなたは救世主だったのです」
そこまで言ったダリアは、跪いて頭を下げてきます。
そこまでなの!?っと僕はタジタジですよ。
「ちょっちょっとダリア!?」
「アレシャス様、この国はダンジョンのおかげで食料も薬も沢山ある様に見えます。ですが、ダンジョンを持たない小さな村は存在しその全てが不足し苦労しているのです。それをあなた様は救ってくれた、これで恩を感じない者はここにはいません」
そう言えばと、僕は思い出した事があってやっちゃった?と頭を抱えます。
「夜の訓練の時、シャーシャがお礼を言って来たのはそれだったんだね」
「そうですよアレシャス様。そんな彼女たちも、国から指示をされれば報告をしなくてはなりません。嘘を伝えれば死罪ですが・・・アレシャス様はそんな結果を求めてませんよね?」
その答えにノーと言える訳ありません。
恩人と思っている僕を裏切る事はしないで自分の犠牲にする。そんな事絶対にさせたくないと、僕は力いっぱいダリアに応えます。
「だから言わなくて良いのです。わたくしたちはアレシャス様の秘密を既に分かっています。とてもお強くなられましたし、食料もどこかから持参していましたよね。だからアレシャス様、どうか今のままでいてください」
「分かったよダリア、その代わりにお願いがあるんだけど、聞いてくれるかな?」
「それ以外でしたら何なりと」
何なりと、そんな言葉を口にしたのに、僕のお願いを聞いたダリアは、それを聞いてどうするのかと聞き返されます。
「誕生月には、それぞれ石が当てはまるんだ。それをみんなに贈りろうと思ってるんだよ」
この世界では、誕生日と言う日が存在しません。みんな歳を取る日が一緒で、お祝いも全部一緒にするんだ。
「なるほど、それなら調べておきますね」
「お願いね、これはダリアに渡したネックレスとは違うからさ、どうしても好きな宝石にしたかったんだ」
指輪の方は、ステータス付与を付ける予定なんだ。
ダリアが部屋を出る頃には、僕はみんなの付与に何を付けるか考え始めたよ。
「どんな付与にしよう、やっぱり実用性があった方が良いかな」
ダリアのネックレスには、状態異常無効化の付与がされてる。
みんなには、体力アップとか良いかもと考え、夜が怖くなって踏み留まります。
「夜が長いと大変だよね。他のにしよう」
「そう言えばアレシャス様、今のレベルはお幾つなのですか?」
部屋を出たダリアが扉から顔だけを見せて来た。
焦った僕は、そのままで答えを返してしまったんだよ。
「101?」
「じゃなくて、10レベルだよダリア」
「そそそ、そうですよね。101なんて流石に」
しばるくの沈黙が続き、僕は笑うしかありませんでした。
ダリアも、何気なく聞いた事なんだろうね。そのまま顔を引っ込めていったよ。
「やっちゃったかな?・・・でも、あれはタイミングが悪かったよ」
僕のレベルは101で、ステータスもすごいけどスキルもかなり増えていた。
この後起きる事は決まってる。冷静になったダリアに説教されるんだ。
「でも本当の事だし、仕方ないよね」
ステータスを眺めてため息わついたよ。
【ステータス】
〈名前〉アレシャス
〈レベル〉101
〈HP〉15150〈MP〉70570
〈STR〉11110〈DEF〉14110〈AGI〉20100〈MND〉27100
〈スキル〉剣術レベル4・短期集中睡眠・交渉術・ネコかぶり・格闘レベル3・盾レベル3・細工レベル5・鍛冶レベル2・錬金レベル2・製薬レベル2・木工レベル1・革加工レベル1・採取レベル5・調理レベル5
〈魔法〉火・水・風・土・氷・雷(各レベル2)
〈ユニークスキル〉
・ダンジョン製作
ステータスの詳細は言わなかったけど、信用しても言わない様に注意されるでしょう。
嫌だなぁ~っと、着替えて部屋をでます。今日は長くなりそうな予感ですよ。
「ふぁ~良く寝たね」
今日は僕の覚悟の日で、部屋に入って来くるダリアで告白する日なんだ。
いつも通り入って来たダリアに、大切な話があると約束していた要件を切り出す時なんだ。果たして認めて貰えるのか緊張しますよ。
「アレシャス様、大切なお話と言うのは?」
「その前にダリア、昨日はありがとう」
武技の必中はとても役に立ったと、ダリアにお礼を言ってプレゼント渡しました。箱の中身は指輪ではなくペンダントで、付与も付いてる僕の自信作です。
「これは何ですか?」
「ペンダントが入ってるんだ。僕からのお礼だから受け取ってくれるかな?」
ダリアは不思議そうに箱を見てて開けようとしません。
その後に話に入ろうと思ってるけど、もしかしたらダリアそれが分かってるのかもです。
ムラマサをアイテム欄から取り出し、使いこなせるようになったと知らせました。
「それは良かったですねアレシャス様」
「うん、毎日訓練していたおかげだけど、それ以上にダリアのおかげだよ。だからそれを受け取って欲しい」
ダリアの目の色と同じ、青いアクアマリンの宝石が付いたネックレス、それが僕からのお礼の品でした。
ダリアは、話が終わったにも関わらず開けようとしない。これはダメなのかな?っと怖くなってくるけど、僕は今日真実を話す事にしているんだ。
「ダリア、僕は」
「アレシャス様、それ以上は言わない方が良いですわ」
僕の言葉を遮り、ダリアに止められてしまった。
「どうしてだよダリア、僕は」
「分かっています、わたくしどもを信頼していらっしゃるのですね。だからこそ言わない方が良いのですわ」
聞きたくないという拒絶ではなく、言わない方が良いと言う、ダリアからの忠告だった。ダリアの表情からもそれは読み取れたんだけど、僕はどうしても聞いてほしいとお願いします。
「アレシャス様、あなたはもう少し相手を怪しんで見た方が良いです。人とは誰もが裏の顔を持っているモノですよ」
それは僕にもあるでしょ?と、ダリアに言われた気がしました。
「わたくし共は、国に仕えております。裏切りたくなくても、それを追及されれば断れない立場です。アレシャス様なら、それだけ言えば分かりますよね?」
「それは分かるけど、僕の秘密なんて」
「小さいと思っているのは本人だけなのですよアレシャス様。ですから胸の内にしまってください」
僕の為にそこまで思ってくれていたと、凄く嬉しくなったけど、どうして?っと疑問にも思ったんだ。
「どうしてダリアはそこまで僕を思ってくれるの?」
「それはですねアレシャス様、わたくしたちがあなたを主と認め、愛しているからですよ」
ダリアの言葉も表情も嘘は言っていないのが分かります。
「それは嬉しいけど、でもどうしてさ。僕は普通にここで暮らしていただけだよ」
「そこなのですよアレシャス様。あなた様が普通と思っていても、わたくしたちにとって普通ではなかった」
夜を共にしてお仕事もお喋りも沢山した仲だけど、それはダリアたちにとってお仕事だったはずで、特別な事じゃなかったはずなんだ。いつもの子供教育だったはずだと思っていたんだよ。
それをそのまま伝えると、ダリアは笑って今までの事を話してくれました。僕が子供とは思えないほどの事をしていて、見当違いの考えを持っていた事が発覚したんだよ。
「気づいてない様ですがアレシャス様、あなたは数名のメイドが男性恐怖症だったのを知っていますか?」
「え?」
全然気づかなかったと顔に出して驚いたよ。ダリアはそれを見て笑顔だけど、ほんとに知らなかったんだ。
「その者たちは満足に仕事が出来ていませんでした。それを救ったのがあなたです」
「そ、そのメイドたちは、ほんとに男性嫌いで仕事が出来てなかったの?」
「そうなのですよアレシャス様、ここなら男性は一人ですから、彼女たちはこちらに派遣されてきた。それなのに、今は克服してどんな仕事もこなしています。あなた様のおかげでなんです」
そうでない者たちも勿論いて、ダリアは前に全員がショタ属性と言ってたけど、あれは嘘だったんだ。
「ダリアは嘘をついてたんだね」
「その通りです」
その節はすみませんと頭を下げて来るダリア。僕は怒ってないけど、ダリアはそのままで話を進めてきます。
「あの時、半数が男性嫌いと言えば、アレシャス様は夜の訓練を拒んだはずです。それを防ぐために嘘を言いました」
「そ、そうなのかな?」
あれが演技だった?とても信じられないけど、本人が言っていて現に恐怖症を治したようなので真実だと分かった瞬間です。
「このように大人は嘘を付くモノです。アレシャス様の様に表に出してはいけないのですよ」
顔を上げたダリアは、遠くの村で起きた食料問題の話をしてきます。それは僕が畑で行った実験の内容で、遠くの村がそれで救われたと言って来た。
「更にアレシャス様は、メイドの病気を薬を作って治しましたよね?」
「それは当然でしょ」
「特産品もお作りになった」
「そうだね」
「そのおかげでその者の村は救われたのです」
そんなバカなっ!?と僕は驚き両手を上に上げ身体全体で表現しちゃったよ。
「いやいや待ってよダリア。あれは片手間で作っていただけでしょ?」
「アレシャス様、その後誰かに郊外禁止と言いましたか?」
「言ってないよ、広めて欲しかったから教える様に言ったんだ」
森や川で取れて誰でも作れる簡単な物。ここで僕が実験をしていた内容は、それだけ簡単な物だった。
「それが救いなのです」
「救いって、僕はみんなと仲良くなるためにしてただけだよ」
僕の本当の秘密はダンジョンの方だったし、製作した物はほんとに簡単な物だったから気付かなかった。
目的が違ったため、メイドさんたちが広めても良いか聞いていた時も、僕は喜んで返事をした。
「どんな物でも、普通は秘匿するのが当然なのです。それも1つの村が救われるほどの画期的な成果だった物なら、誰もが欲しがり求める。あなたは救世主だったのです」
そこまで言ったダリアは、跪いて頭を下げてきます。
そこまでなの!?っと僕はタジタジですよ。
「ちょっちょっとダリア!?」
「アレシャス様、この国はダンジョンのおかげで食料も薬も沢山ある様に見えます。ですが、ダンジョンを持たない小さな村は存在しその全てが不足し苦労しているのです。それをあなた様は救ってくれた、これで恩を感じない者はここにはいません」
そう言えばと、僕は思い出した事があってやっちゃった?と頭を抱えます。
「夜の訓練の時、シャーシャがお礼を言って来たのはそれだったんだね」
「そうですよアレシャス様。そんな彼女たちも、国から指示をされれば報告をしなくてはなりません。嘘を伝えれば死罪ですが・・・アレシャス様はそんな結果を求めてませんよね?」
その答えにノーと言える訳ありません。
恩人と思っている僕を裏切る事はしないで自分の犠牲にする。そんな事絶対にさせたくないと、僕は力いっぱいダリアに応えます。
「だから言わなくて良いのです。わたくしたちはアレシャス様の秘密を既に分かっています。とてもお強くなられましたし、食料もどこかから持参していましたよね。だからアレシャス様、どうか今のままでいてください」
「分かったよダリア、その代わりにお願いがあるんだけど、聞いてくれるかな?」
「それ以外でしたら何なりと」
何なりと、そんな言葉を口にしたのに、僕のお願いを聞いたダリアは、それを聞いてどうするのかと聞き返されます。
「誕生月には、それぞれ石が当てはまるんだ。それをみんなに贈りろうと思ってるんだよ」
この世界では、誕生日と言う日が存在しません。みんな歳を取る日が一緒で、お祝いも全部一緒にするんだ。
「なるほど、それなら調べておきますね」
「お願いね、これはダリアに渡したネックレスとは違うからさ、どうしても好きな宝石にしたかったんだ」
指輪の方は、ステータス付与を付ける予定なんだ。
ダリアが部屋を出る頃には、僕はみんなの付与に何を付けるか考え始めたよ。
「どんな付与にしよう、やっぱり実用性があった方が良いかな」
ダリアのネックレスには、状態異常無効化の付与がされてる。
みんなには、体力アップとか良いかもと考え、夜が怖くなって踏み留まります。
「夜が長いと大変だよね。他のにしよう」
「そう言えばアレシャス様、今のレベルはお幾つなのですか?」
部屋を出たダリアが扉から顔だけを見せて来た。
焦った僕は、そのままで答えを返してしまったんだよ。
「101?」
「じゃなくて、10レベルだよダリア」
「そそそ、そうですよね。101なんて流石に」
しばるくの沈黙が続き、僕は笑うしかありませんでした。
ダリアも、何気なく聞いた事なんだろうね。そのまま顔を引っ込めていったよ。
「やっちゃったかな?・・・でも、あれはタイミングが悪かったよ」
僕のレベルは101で、ステータスもすごいけどスキルもかなり増えていた。
この後起きる事は決まってる。冷静になったダリアに説教されるんだ。
「でも本当の事だし、仕方ないよね」
ステータスを眺めてため息わついたよ。
【ステータス】
〈名前〉アレシャス
〈レベル〉101
〈HP〉15150〈MP〉70570
〈STR〉11110〈DEF〉14110〈AGI〉20100〈MND〉27100
〈スキル〉剣術レベル4・短期集中睡眠・交渉術・ネコかぶり・格闘レベル3・盾レベル3・細工レベル5・鍛冶レベル2・錬金レベル2・製薬レベル2・木工レベル1・革加工レベル1・採取レベル5・調理レベル5
〈魔法〉火・水・風・土・氷・雷(各レベル2)
〈ユニークスキル〉
・ダンジョン製作
ステータスの詳細は言わなかったけど、信用しても言わない様に注意されるでしょう。
嫌だなぁ~っと、着替えて部屋をでます。今日は長くなりそうな予感ですよ。
応援ありがとうございます!
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