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1章 現実
17話 決意と対策
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私達は最後に入り、スライムの時と同じように武器を選び、最初の1匹が出てきてみんなはゾッとしたみたいです。
「これって」
「風香ちゃん、怖がる必要はないわ、モンスターが変わってもやり方は同じよ」
「でも要ちゃん、相手はゴブリンなんだよ」
「そうね、スライム10匹分くらいの強さがあるわね」
それ以上に、人型だから倒すことに抵抗があり、騎士を殺める事が出来なかったみんなにとっては最初の壁になると思っていたわ。
風香ちゃんが躊躇う様に他のみんなも同じで、これはまずいと思って私が倒すのを止めたんです。
「みんな、これは超えないといけない壁なのよ、こいつを倒さないと戦争では死ぬわ」
「しかし堀口さん、ワタシたちは一般人だよ」
「大和先生、一般人であったのは過去の話です、もう勇者なんですよ」
すでにゴブリンは短剣を構えていて、私は先頭から下がって大和先生を前に押しました。
震える手で剣を構え、大和先生はゴブリンと対峙したけど、腰が引けていてゴブリンが笑っていたわ。
「ほら笑われてるわよ、そんな事で良いんですか?」
「しかし、相手は知性のある生き物だよ」
「それでも人間ではありませんし、人は生き物の命を奪って生きてるでしょう」
肉は勿論、野菜だって生き物であり、全て自分たちが生きる為に搾取しています。
それなのに、自分では手を掛けられないなんて甘えでしかありませんでしたよ。
「甘ったれないでください、私は力を与えますが、心まではどうしようもないんですよ」
「そ、そうだが」
「自分の意思で出来ないのなら、私が命令します、倒しなさいっ!」
「く、くそおぉぉーー」
大和先生が目を閉じて剣を振り下ろし、運よくゴブリンに当たって倒しました。
ゴブリンは消滅し、空からおめでとうという言葉をもらったけど、大和先生は手に残った感触に堪えられず、その場にうずくまって吐いてしまったわ。
「「「大和先生」」」
「うぅ~」
「みんな、これが命を奪うという事よ、だから乗り越えて」
そうしないと先に進めず、いくら強くなっても戦争で生き残れないと忠告し、大和先生と同じように私はゴブリンを倒すように命令したわ。
5体のゴブリンは、全て短剣でかなり接近しないと攻撃出来ないというのに、みんなは動けなかったのよ。
「まいったわね、これは他のみんなは死に戻ってるわね」
「要ちゃん」
「風香ちゃん、そんなに元の世界に戻りたくないの?」
「そんな事ないよ、私は帰りたい」
水瀬さんも鬼灯さんも聞いたら帰りたいと答えてくれて、それなら辛くても戦うしかないと叱るように言ったんです。
私は帰りたかったから、5体のうち2体を瞬殺して見せて、3人はそれを見て涙を流しながらも1体ずつ倒してくれたわ。
「水瀬さんに鬼灯さんありがとう、そして風香ちゃん、頑張ったね」
膝を付いて顔を押さえて泣いている風香ちゃんの頭を撫で、そのまま抱きしめてあげました。
水瀬さんと鬼灯さんは抱きしめ合っていて、騎士の件があってもここまで抵抗があるのかと心配でしたよ。
「でも、これが普通の人の反応なのよね」
私がかなり歪んでいて、みんなの様に涙なんて出ませんでした。
そんな気持ちで流す涙は枯れていて、それだけの人生を送ってきたんです。
「風香ちゃん、私と同じにならなくても良いわ、だから頑張って」
「要ちゃん、どうしてそんなに平気なの?」
「私はね、アトラクションを作る力を教えた人に殺されそうになった事があるのよ」
自分の親に教えたら、化け物と言われて包丁で刺された事があり、私はその時返り討ちにしたんです。
そのときには気功術と闘気術を覚えていて、返り討ちにするのは簡単だったけど、みんなと同じように動けなかったんです。
「これって」
「風香ちゃん、怖がる必要はないわ、モンスターが変わってもやり方は同じよ」
「でも要ちゃん、相手はゴブリンなんだよ」
「そうね、スライム10匹分くらいの強さがあるわね」
それ以上に、人型だから倒すことに抵抗があり、騎士を殺める事が出来なかったみんなにとっては最初の壁になると思っていたわ。
風香ちゃんが躊躇う様に他のみんなも同じで、これはまずいと思って私が倒すのを止めたんです。
「みんな、これは超えないといけない壁なのよ、こいつを倒さないと戦争では死ぬわ」
「しかし堀口さん、ワタシたちは一般人だよ」
「大和先生、一般人であったのは過去の話です、もう勇者なんですよ」
すでにゴブリンは短剣を構えていて、私は先頭から下がって大和先生を前に押しました。
震える手で剣を構え、大和先生はゴブリンと対峙したけど、腰が引けていてゴブリンが笑っていたわ。
「ほら笑われてるわよ、そんな事で良いんですか?」
「しかし、相手は知性のある生き物だよ」
「それでも人間ではありませんし、人は生き物の命を奪って生きてるでしょう」
肉は勿論、野菜だって生き物であり、全て自分たちが生きる為に搾取しています。
それなのに、自分では手を掛けられないなんて甘えでしかありませんでしたよ。
「甘ったれないでください、私は力を与えますが、心まではどうしようもないんですよ」
「そ、そうだが」
「自分の意思で出来ないのなら、私が命令します、倒しなさいっ!」
「く、くそおぉぉーー」
大和先生が目を閉じて剣を振り下ろし、運よくゴブリンに当たって倒しました。
ゴブリンは消滅し、空からおめでとうという言葉をもらったけど、大和先生は手に残った感触に堪えられず、その場にうずくまって吐いてしまったわ。
「「「大和先生」」」
「うぅ~」
「みんな、これが命を奪うという事よ、だから乗り越えて」
そうしないと先に進めず、いくら強くなっても戦争で生き残れないと忠告し、大和先生と同じように私はゴブリンを倒すように命令したわ。
5体のゴブリンは、全て短剣でかなり接近しないと攻撃出来ないというのに、みんなは動けなかったのよ。
「まいったわね、これは他のみんなは死に戻ってるわね」
「要ちゃん」
「風香ちゃん、そんなに元の世界に戻りたくないの?」
「そんな事ないよ、私は帰りたい」
水瀬さんも鬼灯さんも聞いたら帰りたいと答えてくれて、それなら辛くても戦うしかないと叱るように言ったんです。
私は帰りたかったから、5体のうち2体を瞬殺して見せて、3人はそれを見て涙を流しながらも1体ずつ倒してくれたわ。
「水瀬さんに鬼灯さんありがとう、そして風香ちゃん、頑張ったね」
膝を付いて顔を押さえて泣いている風香ちゃんの頭を撫で、そのまま抱きしめてあげました。
水瀬さんと鬼灯さんは抱きしめ合っていて、騎士の件があってもここまで抵抗があるのかと心配でしたよ。
「でも、これが普通の人の反応なのよね」
私がかなり歪んでいて、みんなの様に涙なんて出ませんでした。
そんな気持ちで流す涙は枯れていて、それだけの人生を送ってきたんです。
「風香ちゃん、私と同じにならなくても良いわ、だから頑張って」
「要ちゃん、どうしてそんなに平気なの?」
「私はね、アトラクションを作る力を教えた人に殺されそうになった事があるのよ」
自分の親に教えたら、化け物と言われて包丁で刺された事があり、私はその時返り討ちにしたんです。
そのときには気功術と闘気術を覚えていて、返り討ちにするのは簡単だったけど、みんなと同じように動けなかったんです。
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