別クラスの召喚に巻き込まれた25人目の私は、帰る為に全力で25の国を攻略します!

まったりー

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1章 現実

25話 3つの神器

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目の前にいるのは水の神と言われる龍のヌヴィレットで、堀口さんはさっきと同じく武器を構えてたよ。


「待ってくれよ堀口さん、今回は神と呼ばれてる相手だよ」
「ヤマタノオロチも呼んでるわよ」
「だとしても、あと1体倒すんだよね」


全て神と呼ばれる龍が相手で、みんなは狼狽えてしまったのに、堀口さんは一人で突撃してあっという間に倒してしまった。
ヤマタノオロチより早くて驚いたが、それよりも持っていた剣が光っていたり、色々聞きたいことがあったから声を掛けたかったのに、それよりも早く次に移動してしまい、雷雲が空を覆っている闘技場に立っていて言い出せなかった。


「次は何かしらね」
「それよりさ、堀口さんが使った光の剣が気になるよ~」
「確かに、堀口さん教えてよ」
「そうね、明日は大事な戦いが控えてるし、教えてあげるわ」


水龍と同じく、光の剣を使わないと勝つのが大変と闘気術を最大まで上げる様に言ってきて、堀口さんは剣を光で覆って見せた。
切れ味がとても上がり、折れる事もないと説明してくれて、それなら伝説の剣はいらないんじゃないかとみんなで突っ込んだよ。


「何を言ってるのみんな、私は勇者じゃないから作れないのよ」
「え!」
「忘れていたみたいね、だから私はそれ以外の力、闘気剣を使える様に訓練したのよ」


そうだったのかと思っていたら、空から雷と共に長い胴体の龍が降りて来て、訓練よりも先に戦う事になった。
闘気術は使える様になったが、出力を上げる事が出来ないからその間に雷の龍が襲ってきたよ。


「ちょっちょっと、雷が襲ってくるわよぉ~」
「逃げられない、どうするんだ堀口さん」
「避けられるだけでも凄いわみんな、後は私が倒すわね」
「要ちゃん、あたしも」


漣さんは光の剣を使えないのに、堀口さんと一緒に突撃していき、ワタシは見ている事しか出来なかった。
その戦いは5分で終わり、ワタシたちは依頼を達成したんだが、空からの声と同時に移動がなされたよ。


「またか、今度はドワーフの家なんだな」
「【それでは、手に入れた神器を出してください】」
「神器って、そんなもの」
「私が回収していました、スサノオノツルギと水龍の勾玉と雷の宝玉です」


堀口さんがポケットから取り出し、空からの声と共に3つの神器が消え作成が始まった。
ドワーフさんが作っているとか声だけで教えてくれて、せっかく出会ったのに残念に思ったが、出来上がりは5分とかからず出来上がった剣が4本、空から降ってきたよ。


「【さぁ取りなさい勇者、そして世界を救うのです】」


空からの声を聞いて、私たちはそれぞれ剣を握った。
ワタシの剣は黄色く色が染まり、雷の模様が浮かび上がったよ。


「それぞれ、自分に合った仕様に変わったわね、おめでとう」
「それは良いけど、堀口さんは良いの?」
「そうだよ、一番頑張ったのに~」
「そんな悲しそうな顔をしなくても良いわよ二人とも、私はポイントをたくさんもらったから良いのよ」


そういえばそうだったとワタシは思ったんだが、それもみんなの為に使っていると漣さんが悲しそうに言ってきて、ワタシはまだまだ自分の事しか考えてないと反省し、暗い空気をなんとかしたくて帰る事を宣言したんだ。


「先生のいうとおりよ、まずは新しい武器を持って帰らないとね」
「そうだけど、やっぱり」
「漣さん、帰ったらお祝いしよう、良いよね堀口さん」
「そうですね、他のみんながどうなってるか分からないから、全員が取れたらね」


約束を交わしてワタシたちは戻ってきたんだが、頭の中だけで予想していた通り、ワタシたち以外は手に入れる事が出来なかったんだ。
そこで堀口さんが作戦会議をするとみんなを集め、3体のモンスターの弱点を教えたんだ。


「っんだよ、知ってるなら初めに教えろよな」
「飯田、最初から知ってるわけないでしょう、戦って見つけたのよ」
「そういう事か、さすがだぜ堀口」
「じゃあ、分かった所で頑張ってきてね」


ニコリとしてみんなを見送るように手を振ったから、みんなはそれを見て手伝ってくれないのかとツッコミを入れた。
お祝いの準備をしなくて良いの?と、堀口さんが返した事でみんなは直ぐにメダルの中に入ったんだ。
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