別クラスの召喚に巻き込まれた25人目の私は、帰る為に全力で25の国を攻略します!

まったりー

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1章 現実

33話 最初の戦争

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ついにこの時が来て、ワタシは緊張しつつも隣を歩く要ちゃんとおしゃべりをして歩いていました。


「ねぇ要ちゃん、ワタシたち平気かな」
「出発が早まっただけよ風香ちゃん、みんなの実力ならもう余裕よ」
「そうなのかなぁ~」


戦争のアトラクションは既に何度も繰り返しみんなは勝ってきましたけど、それでも自信のない人はどこにでもいて、心配性の風香ちゃんは今からソワソワとしていました。
今日中には着かないのにこれでは疲れてしまうから、私はゲームのお話をして風香ちゃんの緊張を取っていきました。


「あのゲームにそんな攻略法があったんだね」
「そうよ風香ちゃん、だから基本だけでなく、ちょっと変えてみるのも手なのよ」
「なるほど、じゃあ、ワタシの武器を変えるとかも良いのかな?」


いきなりこっちの話に戻り、伝説の剣を変えるのはどうかと反対したのよ。
それは、私が繰り返した中でも絶対にやってはいけないことで、風香ちゃんが背中に背負っている剣も心なしか悲しそうだったわ。
違うのかと風香ちゃんががっくりして歩いていたら、昼食の時間になったから休憩を挟み、その後少しして目的地に到着したわ。


「それで、あれが今回の目標なのね」
「千代、アタシドキドキしてきた」
「ワタシもよ薫子」


次の日の昼という事で、昼食を取りながら作戦会議を始め、みんなはかなりきんちょうしていたわ。
アトラクションで100回は体験済みで、攻め込むのはこちらの陣を作ってからになったわね。


「じゃあ、昼食を取ったら陣を作るけど、相手はどうやら拒否したいみたいね」
「おお、何回かあった襲撃って奴だな」
「そうね飯田、じゃあその対処の方法は分かるわね」
「当然だな、行って来るぜ」


飯田のグループが襲撃してくる奴らの相手をして時間を稼ぎ、その間に陣を作って飯田たちが戻ってくるタイミングで敵の拘束をする作戦でした。
この作戦のキモは、飯田たちが倒せるのに手加減をして追い込む所で、拘束した兵を使って相手との交渉をするのが目的でした。


「さて、相手はどう出るかしらね」
「堀口さん、わかってるんじゃないかい?」
「取れる手は2つよ大和先生」


投降か戦いの2つで、相手は悩んだ結果戦いを選ぶ方が多かったわ。
戦争の初戦だから相手も投降するわけにもいかないから、私はもう1つの提案をすることにしていたわね。


「そうか、やっぱりそっちになるんだね」
「強引に私達が砦に攻め込んで拘束しまくるのも良いけど、それは拒否されてからね」
「それもそうだね・・・まぁ相手もチャンスがあるならとはおもってるだろうね」


こうして、大和先生と他のみんなの了承を貰い、私は陣を作って最初の兵士達を拘束する為に陣を出ました。
相手は20人と少なく、最初の取での部隊ならこんなものかと縄をポケットから取り出したわ。


「それじゃあ、みんな行くわよ」
「「「「「了解」」」」」


メイドを含めた全部隊で20人を取り囲み、兵士が武器を振り下ろしてきても構う事なく拘束していきました。
地面に転がる兵士を新たに出した手押し台車に乗せて、砦の前に前進したわ。


「お、お前たち、オレたちをどうする気だ」
「あなたたちは人質よ、このまま拘束か、あなたたちの命を捨てて戦いを再開するか交渉するのよ」
「そ、そんな・・・オレたちはどうなっても良い、だが仲間だけは助けてくれ」
「悪いんだけど、助ける事は出来ないわ、みんな捕虜として拘束よ」


拘束した後は、占領と言う形でこちらの国の物になると説明し、統治する貴族が到着次第奴隷契約を施すと教えたのよ。
奴隷になるのは抵抗があったようで、嫌だと断って来たのだけど、拒否権は無いと拒絶しました。


「負けたらそうなるのは戦争の道理、諦めなさい」
「クソっ!オレたちが何をしたというんだ」
「何もしてないわ、これは世界の流れなのよ」


こちらの国が攻めると決めたからこんな事態になっていて、私たちも引くわけにはいきません。
属国となるのはイヤだと兵士は睨んできたけど、そこは違うと否定しておいたわ。
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