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1章 現実
35話 布石
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アトラクションで体験してない事は、夜通し走ること以外にもあり、俺は今、堀口が向かった村を見ながらどうなるのか結果が楽しみだった。
「とはいえ、あいつが一人で行ったんだ、成功はするんだろうな」
他のメンバーは気にすることなく待っていて、どうしてここに立ち寄ったのかすら聞く気がない。
最初の砦には、夜に全速力で走って急いだのに、わざわざ立ち寄る意味があるのかと俺は聞いたんだ。
「まさか、あの村が疫病で滅びそうだったとはな、普通は放置だろう」
戦いには関係ないし、国も違うのにどうしてだよとツッコまずにはいられなかった。
だが堀口は助ける事を選択し、のちの統治に影響があるから一人で行ったんだ。
「病気がうつるかもしれないとか言ってたが、自分は良いのかと言いたかったな」
どうしてそこまで積極的に進めるのか不思議で、あの勇気はマネの出来ないことだった。
あんな奴になりたい、そう思い始めた俺は、笑顔で戻って来た堀口を見てドキッとしたよ。
「お待たせ、終わったから出発しましょう」
「おいおい、治療が終わって直ぐに放置で良いのか?普通は様子を見るものだろう」
「良いのよ飯田、必要な物は置いてきたし、感染してない人にはちゃんと伝えたわ」
それで良いのかと思ったが、目的の場所に向かって歩きだしたので、俺もあまり気にしないで後に続いた。
しかし、次の村もその次も同じで、さすがにその日の昼食時に聞いたんだ。
「堀口、助けるのは良いとしてもだ、もっと様子を見た方が良いんじゃねぇのか?」
「またその話なの飯田」
「だってよ、助けたのに死んじまったらどうするんだ」
後味が悪い事この上なくて、俺だったら気になって仕方ないから忠告したんだ。
しかし、十分な備えを渡したと引かず、俺はどうしてそこまで自信があるのか分からなかったよ。
「そんなに気になるなら、あの村を見に行きなさいよ飯田」
「良いのか?」
「もう感染の心配はないし、昼食の後はちょっと休憩が必要なのよ」
珍しく休憩を挟む様で、みんなに伝えてその場で昼寝を始めた。
俺は気になっていたから村に走ったが、そこでは楽しく遊ぶ子供が何人もいたんだ。
「お、おいおいどういうことだ、病気で寝込んでいるんじゃ」
「あれ、お兄ちゃん聖女様の仲間?」
「聖女様?」
助けた堀口がその聖女であることは直ぐに分かり、そうだと伝えて何が起きたのか聞いたんだ。
子供たちは、大人はみんな病気で寝てると教えてくれて、大人が掛かる病なのが分かったよ。
「それでね、お薬をくれたんだよ」
「ご飯もだよねぇ」
「そうなのか・・・だが、大人がいなくて不安じゃないか?」
そこが一番問題で、子供たちだけなら余計気になったんだ。
しかし子供たちは、笑顔で平気と言ってきたから、どうしてそうなると聞いたよ。
「だって、聖女様から色々貰ったもん」
「色々って、なんだよそれ」
「「「「「変わったコインだよ~」」」」」
ああ~っと、俺は納得して安心感が沸き上がって来た。
子供達は既に体験していて、分からなくても教えて貰える状況にあったんだ。
「教わり、クリアすれば報酬が貰える、それならいなくても良いな」
俺は納得して子供たちに別れを告げて村を出たんだが、そこでみんなが寝てて俺は損した気分になったよ。
俺も昼寝をしたかったのに、出発する事になって俺は準備に動くことになったんだ。
「普通俺は外れるんじゃないのか?」
「飯田、あなたが堀口さんを信じなかったからいけないのよ」
「そうよそうよ、アタシたちは疑わなかったわよぉ~」
鬼灯と水瀬がニヤニヤと自慢してきて、俺は言い返したかったが正論だったから黙ったんだ。
堀口が凄いのは知ってるし、あいつのおかげで初戦の砦も簡単に落とせたから、もう俺は何も言わずに付いていくことにした。
「「それでいいの?」」
「な、なんだよ、それ以外何があるんだ」
「だって、ねぇ千代」
「そうね、飯田あなた堀口さんが好きなんじゃないの?」
はい?っと俺は声が裏返ってしまい、あいつが好きとか考えた事もないと返した。
「とはいえ、あいつが一人で行ったんだ、成功はするんだろうな」
他のメンバーは気にすることなく待っていて、どうしてここに立ち寄ったのかすら聞く気がない。
最初の砦には、夜に全速力で走って急いだのに、わざわざ立ち寄る意味があるのかと俺は聞いたんだ。
「まさか、あの村が疫病で滅びそうだったとはな、普通は放置だろう」
戦いには関係ないし、国も違うのにどうしてだよとツッコまずにはいられなかった。
だが堀口は助ける事を選択し、のちの統治に影響があるから一人で行ったんだ。
「病気がうつるかもしれないとか言ってたが、自分は良いのかと言いたかったな」
どうしてそこまで積極的に進めるのか不思議で、あの勇気はマネの出来ないことだった。
あんな奴になりたい、そう思い始めた俺は、笑顔で戻って来た堀口を見てドキッとしたよ。
「お待たせ、終わったから出発しましょう」
「おいおい、治療が終わって直ぐに放置で良いのか?普通は様子を見るものだろう」
「良いのよ飯田、必要な物は置いてきたし、感染してない人にはちゃんと伝えたわ」
それで良いのかと思ったが、目的の場所に向かって歩きだしたので、俺もあまり気にしないで後に続いた。
しかし、次の村もその次も同じで、さすがにその日の昼食時に聞いたんだ。
「堀口、助けるのは良いとしてもだ、もっと様子を見た方が良いんじゃねぇのか?」
「またその話なの飯田」
「だってよ、助けたのに死んじまったらどうするんだ」
後味が悪い事この上なくて、俺だったら気になって仕方ないから忠告したんだ。
しかし、十分な備えを渡したと引かず、俺はどうしてそこまで自信があるのか分からなかったよ。
「そんなに気になるなら、あの村を見に行きなさいよ飯田」
「良いのか?」
「もう感染の心配はないし、昼食の後はちょっと休憩が必要なのよ」
珍しく休憩を挟む様で、みんなに伝えてその場で昼寝を始めた。
俺は気になっていたから村に走ったが、そこでは楽しく遊ぶ子供が何人もいたんだ。
「お、おいおいどういうことだ、病気で寝込んでいるんじゃ」
「あれ、お兄ちゃん聖女様の仲間?」
「聖女様?」
助けた堀口がその聖女であることは直ぐに分かり、そうだと伝えて何が起きたのか聞いたんだ。
子供たちは、大人はみんな病気で寝てると教えてくれて、大人が掛かる病なのが分かったよ。
「それでね、お薬をくれたんだよ」
「ご飯もだよねぇ」
「そうなのか・・・だが、大人がいなくて不安じゃないか?」
そこが一番問題で、子供たちだけなら余計気になったんだ。
しかし子供たちは、笑顔で平気と言ってきたから、どうしてそうなると聞いたよ。
「だって、聖女様から色々貰ったもん」
「色々って、なんだよそれ」
「「「「「変わったコインだよ~」」」」」
ああ~っと、俺は納得して安心感が沸き上がって来た。
子供達は既に体験していて、分からなくても教えて貰える状況にあったんだ。
「教わり、クリアすれば報酬が貰える、それならいなくても良いな」
俺は納得して子供たちに別れを告げて村を出たんだが、そこでみんなが寝てて俺は損した気分になったよ。
俺も昼寝をしたかったのに、出発する事になって俺は準備に動くことになったんだ。
「普通俺は外れるんじゃないのか?」
「飯田、あなたが堀口さんを信じなかったからいけないのよ」
「そうよそうよ、アタシたちは疑わなかったわよぉ~」
鬼灯と水瀬がニヤニヤと自慢してきて、俺は言い返したかったが正論だったから黙ったんだ。
堀口が凄いのは知ってるし、あいつのおかげで初戦の砦も簡単に落とせたから、もう俺は何も言わずに付いていくことにした。
「「それでいいの?」」
「な、なんだよ、それ以外何があるんだ」
「だって、ねぇ千代」
「そうね、飯田あなた堀口さんが好きなんじゃないの?」
はい?っと俺は声が裏返ってしまい、あいつが好きとか考えた事もないと返した。
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