別クラスの召喚に巻き込まれた25人目の私は、帰る為に全力で25の国を攻略します!

まったりー

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2章 進行

58話 中規模国ドラドラ

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僕は森田賢三、中規模国の1つドラドラという国で闘技大会に出ています。


「戦争の前に強い人を集める目的があるみたいだけど、まさかその問題の勇者がいるとは思ってないんだよねぇ」


本当はまだ小国同士が戦っている事になっているし、本当に信じられない行動の速さでしたよ。
だから誰も気づかないし、僕は黒髪でもないから当然でもあったけど、冒険者登録をこの国で行ったのも大きかったんだ。


「それで森田、オイラたちは出場しないけど、本当に勝てるのか?」
「分からないよ福田君、力をあまり使わないって縛りはあるし、格闘が得意でも相手は本気だからね」


手加減して勝利し、王から褒美をもらえる瞬間を狙うんだけど、勇者の力である伝説の剣は使えないし気もダメだったんだ。
奥の手は見せてはいけないから、僕はとても自信がありません。


「リーダーは森田だ、頑張れよ」
「分かってるよ福田君、そっちもお願いね」
「任せとけ、兵士が動いたらすぐに取り押さえる」


準備は万全で、アトラクションで何度も対戦して倒していたんです。
それでも本番というのは緊張するモノで、僕はちゃんと出来るのか不安で仕方なかったんだ。


「それでは、試合はじめ」


僕が自分の事で一杯一杯の中、試合に呼ばれてトボトボと試合会場に立ち、気づいたら始めの合図がなされてしまいました。
正面を向くと相手の大柄な男性から拳を繰り出されていて、僕の顔面寸前に見えたから咄嗟に避けてそのまましゃがんで足払いを食らわせたんだ。


「な、なかなかやるなガキ」
「そそそ、それはどうも」


立ち上がった男性は、警戒して構えて距離を取ってきた、僕はおかげで冷静になれました。
縛りはあっても相手より強いのが分かり、僕は拳を繰り出して大柄な男性を場外まで飛ばして勝利しました。


「勝った、アトラクションと同じように出来たよ」


本番に弱い僕は、こちらに来ても戦争でみんなに助けられる事が多くて不安だったんだ。
でも、今回はそうでもなく、これが訓練の成果なんだとはっきりと自覚が出来ました。


「戦争でもそんな事はなかったのに、僕は成長出来てるのかな」


だったら嬉しいなと次の相手を前にして構え、相手の蹴りを避けて顎に拳を当てて相手の意識を奪い勝利しました。
次の相手もその次も一撃で倒す事が出来て、僕は予定通りこの国の王様の前に跪く事が出来た。


「そなたの腕前存分に見せてもらった、大儀である」
「喜んでいただけで嬉しいですが、陛下少しお願いを聞いていただけますか?」
「ふむ、そなたの希望は分かるぞ、騎士になりたいのだな」
「いいえ違います、戦いを求めず平和を考えてください」


僕のそんな意見は、弱腰と思われた様で怒りの表情を王様が見せてきた。
それは予定通りで、この国で僕が一番になった事がそれを証明していると伝えたんだ。


「何を言ってるんだ貴様」
「分かりませんか?僕はピエドラスの勇者の一人で、強さ的にもそれほどでもないんですよ」
「な、なななっなんだと!」


衛兵を呼んだ王様は、僕を殺せというけれど、強さを今証明したばかりなので、集まった兵士は距離を取って襲って来ません。
一斉に襲ってきても今の僕なら簡単に倒せるから、ここで更なる忠告をすることにしたんだ。


「僕の提案に乗らなかった場合、僕たちは即座にあなたの命を取り、そのままそちらの国を壊滅させるために動きます」
「そ、そんな事出来る訳がない」
「僕たちだけでは無理です、でも僕には勇者の力があります」


収納魔法から手甲を取り出し、僕は神獣の一体【玄武】を呼び出し、神獣合体というゲームの能力を使ったんだ。
小柄だった僕の体は、初戦で戦った大柄の男性の3倍になり、容姿はカメで二足歩行できる10mほどになって警告の続きを行ったんだ。


「どうですか陛下、この状態なら殲滅は可能でしょう、何しろ今の僕は先ほどの強さの100倍にはなっています」


王様はその場で座り込み、地面に漏らしてしまいました。
それだけの威圧が僕から発生したからで、それを受けて街の中にいた僕の仲間4人への合図でもありました。
街の中に4体の獣が現れ、さすがの王様も降参してくれたんだ。
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