孤高の英雄は温もりを求め転生する

モモンガ

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17話 召喚(大)

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 ギルドマスターのエルフとの、会話を終えると…屋根の上に登っていた。

 やはり会話が出来ないと不便だな。

 何とか、相手に言いたい事を伝えられないことか…。

 そういや、魔物で念話というものがあったな!

 恐らく、あれはスキルだろうが…似たような事はできないか?

 よし、実験だ。

 空間支配の範囲に入っている、人間…おっ! アイツは俺をクソ猫と言った、クソ野郎じゃねぇか…。

 今は買い物をしているのか、たっぷりと恥をかかせてやるぜ…。

 クックックック…。

 「へい、らっしゃい! 今日は新鮮な果物がはいっているよ~」

 「そうだな…じゃあ、

 「へ?」

 『へ?』

 クックックック…ざまぁ! 周りの奴等もドン引きして、どんどん離れて行きやがる!

 アーハハハハハハ!! おもしれぇ!

 「お、お客さん…すまねぇ、よく聞こえなかった。もう1度いいか?」

 「あ、ああ! 悪い間違えた! 俺が欲しいのは

 ヤッベェ…腹がいてぇ…笑いが止まれねぇ…ククククク…。

 まぁ、何にせよ…満足したし、これで許してやるとするか。

 俺の実験に役にたったこどしな。

 念話とは違うが、相手の脳に俺の考えた事を入れる。
 と…言った方が正しいのかもな。

 あれだ。分かりやすくいえば、急に串肉が食べたいって思う時があるだろ? それだ。

 これなら、話したい時は問題ないな。

 まぁ、それでも俺はただの猫を装うけどな、わざわざ話して、自分は魔物です…とバラす必要性もかんじられないしな。

 暫くは、このままでいいだろう。

 …それにしても、腹が減ったな。

 新しく覚えた、召喚(大)を使えば美味い物を食えるかもしれん。

 早速試してみるとするか。


 俺は人目を避ける為、街を出ると…ひとけのない場所まで走った。

 たまには、風を切って走るのもいいな。

 風が気持ちいい。

 だいたい30分くらいだろうか?

 すると、森の中に入ると、小さな湖を見つけた。

 ふむ…ここなら、大丈夫か?

 では…

「にゃあ(空間魔法レベル9 召喚)」

 出来れば、直ぐに食べら、量があり美味いものがいいな。

 すると、眼の前には、大きな黒い丼に大量な肉と…少し茶色くなった白い野菜が盛られていた。

 ほう、召喚(小)では、完成形を召喚するなんて、無理だったが…(大)では可能なんだな!

 凄い便利じゃないか!

 とりあえず、食うか。

 俺は丼の近くにあった、縦に線がある、細長い木を投げ捨て…齧りついた。

 美味い!! 肉にしっかりと味付けがされているのと、この野菜のシャキシャキ具合もいい。

 ん? なんだ? この白い粒々は?

 それも口に入れるとーー

 美味い!! この白いのに、肉の旨味が染みており、肉と一緒に食うと更に美味い!!

 物凄いスピードで平らげ…満足したお俺は、空の丼は収納し、その場で丸くなり、眼を閉じた。

 食べたら眠くなるのは、人間も魔物も、同じなのかもな。


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 さて、主人公が食べたのは何なのでしょう?

 ヒントはすき家。

 是非、妄想を膨らませてみて下さい。
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