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1話 婚約破棄に爵位剥奪に国外追放されました。
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「我、フィエール・K・カルセインはイオフィエル・A・クインディチェジモとの婚約を破棄する!さらにイオフィエル家の爵位剥奪、国外追放を言い渡す!!」
ザワザワザワザワ
ここは学園の卒業パーティー。
金の髪に緑の瞳を持ち中の上位の見た目でドヤ顔をしているのがこの国の第2王子であるフィエール・K・カルセインだ。
そして彼の目線の先にいる金の髪に透き通るような白い肌、瞬きをすれば音がするのではないかというくらいに長いまつ毛にキラキラ光るルビーの瞳をもつ少女が今婚約破棄を言い渡されたイオフィエル・A・クインディチェジモだ。
「理由をおきかせください」
婚約破棄に関しては特に第2王子を愛していた訳ではなかったので問題なかったが、爵位剥奪に国外追放となると普通は一族が路頭に迷ってしまうし、そもそもそんなことをされる理由が思い浮かばなかったのでなぜなのか気になった。
「理由だと?いいだろう!」
第2王子がそういうと、後ろから女の子が現れた。
チョコレートのような髪にオレンジ色の瞳の少女だ。
「(あの方はたしか…)ミオ様?」
「そうだ!彼女は最近まで平民だったが、男爵家に引き取られ、両親に恩返しができるように常に努力をしていた!」
「(なるほど、そんな彼女に惚れてしまったから私はいらないということですか…)」
「しかし!貴様はそんな彼女にいじめをしていた!!」
「はぁ~?」
全く見覚えのないことに対してクインディチェジモは思わず変な声がでた。
「忘れたとは言わさんぞ!貴様がミオにしてきた数々の嫌がらせを!」
「忘れたも何も、私がミオ様にお会いしたのは今日が初めてです。」
「な!?貴様!!ミオが元平民だからと侮辱する気か!?」
「誤解でございます。ミオ様とはクラスが違うためそもそも接点がありませんでした。」
「なるほど、ミオは普通科で自分は特進科である事を自慢しているのだな?」
「(んー、どうしましょ?だんだん相手にするのが馬鹿らしくなってきましたわ。)」
「沈黙ということは認めるということだな!??」
「はぁ、私がいじめたという証拠はありますか?」
「私!クインディチェジモ様に階段から突き落とされましたわ!!そ、それに、何度も転ばされましたし、放課後に呼び出されて水をかけられたりもしました!そ、それからぁ、ぅ、ぅうえーん」
ミオは証言をして泣き出してしまいました。
「え?本当にクインディチェジモがいじめを??」
「まさか、そんな、、」
「で、でもなんだかミオ様が可哀想ですわ」
周りの令嬢達がさわぎわじめました。
「(困りましたわ。どんどん誤解が広がってしまいます。)」
「ああ…、可哀想なミオ!この悪役令嬢が!!」
「(…悪役令嬢ですか…)」
「そうだそうだ!成り上がり貴族女!」
「!?」
ある1人の貴族男性がそう言いました。
「ミオ様に謝れぇ!」
それにつられたかのように周りの人々も悪口を言ってきます。
「謝れー!!」
「ミオ様が可哀想だー!!」
「早く謝れ!この悪役令嬢!!」
「プツン……いや、ですわ」
「なんだと!?ああ、やっと剥がれたな!完璧な令嬢の顔が!それが貴様の本性か!(笑)」
ザワザワザワザワ…
「やはり、今までのは全部演技でしたのね?(ヒソヒソ)」
「ええ、きっとそうですわ(ヒソヒソ)」
「私は公爵令嬢です。見覚えのないことでたかだか男爵家の人間に下げる頭は持ち合わせておりません!」
「なるほどな!だが、貴様は爵位を剥奪された!そしてミオは今から私の婚約者だ!!つまり、未来の王太子妃だ!」
「いいえ、私はまだ正式には爵位を剥奪されていません。それにミオ様も婚約者の段階では男爵令嬢です。故に頭は下げません。」
「なんだと貴様!いいから頭を下げろ!!…そうだ、土下座しろ!そうすれば国外追放は無かったことにしてやる!!」
「結構でございます。」
「なんだと!?貴様、一族を路頭に迷わすつもりか!!?」
「ご想像にお任せします。とにかく私は一族を連れてこの国を出ます。爵位の剥奪と婚約破棄も受け入れます。数日のうちに出ていくので、陛下や、王妃様、第1王子様が帰られる前には出て行けると思うのでご安心ください。それではサヨウナラ」
パーティはクインディチェジモが去ってからしんっ、と静まり返った。ただ1人、クインディチェジモの親友であるエイリン・F・フェーティナだけが必死で笑いをこらえていた。
ザワザワザワザワ
ここは学園の卒業パーティー。
金の髪に緑の瞳を持ち中の上位の見た目でドヤ顔をしているのがこの国の第2王子であるフィエール・K・カルセインだ。
そして彼の目線の先にいる金の髪に透き通るような白い肌、瞬きをすれば音がするのではないかというくらいに長いまつ毛にキラキラ光るルビーの瞳をもつ少女が今婚約破棄を言い渡されたイオフィエル・A・クインディチェジモだ。
「理由をおきかせください」
婚約破棄に関しては特に第2王子を愛していた訳ではなかったので問題なかったが、爵位剥奪に国外追放となると普通は一族が路頭に迷ってしまうし、そもそもそんなことをされる理由が思い浮かばなかったのでなぜなのか気になった。
「理由だと?いいだろう!」
第2王子がそういうと、後ろから女の子が現れた。
チョコレートのような髪にオレンジ色の瞳の少女だ。
「(あの方はたしか…)ミオ様?」
「そうだ!彼女は最近まで平民だったが、男爵家に引き取られ、両親に恩返しができるように常に努力をしていた!」
「(なるほど、そんな彼女に惚れてしまったから私はいらないということですか…)」
「しかし!貴様はそんな彼女にいじめをしていた!!」
「はぁ~?」
全く見覚えのないことに対してクインディチェジモは思わず変な声がでた。
「忘れたとは言わさんぞ!貴様がミオにしてきた数々の嫌がらせを!」
「忘れたも何も、私がミオ様にお会いしたのは今日が初めてです。」
「な!?貴様!!ミオが元平民だからと侮辱する気か!?」
「誤解でございます。ミオ様とはクラスが違うためそもそも接点がありませんでした。」
「なるほど、ミオは普通科で自分は特進科である事を自慢しているのだな?」
「(んー、どうしましょ?だんだん相手にするのが馬鹿らしくなってきましたわ。)」
「沈黙ということは認めるということだな!??」
「はぁ、私がいじめたという証拠はありますか?」
「私!クインディチェジモ様に階段から突き落とされましたわ!!そ、それに、何度も転ばされましたし、放課後に呼び出されて水をかけられたりもしました!そ、それからぁ、ぅ、ぅうえーん」
ミオは証言をして泣き出してしまいました。
「え?本当にクインディチェジモがいじめを??」
「まさか、そんな、、」
「で、でもなんだかミオ様が可哀想ですわ」
周りの令嬢達がさわぎわじめました。
「(困りましたわ。どんどん誤解が広がってしまいます。)」
「ああ…、可哀想なミオ!この悪役令嬢が!!」
「(…悪役令嬢ですか…)」
「そうだそうだ!成り上がり貴族女!」
「!?」
ある1人の貴族男性がそう言いました。
「ミオ様に謝れぇ!」
それにつられたかのように周りの人々も悪口を言ってきます。
「謝れー!!」
「ミオ様が可哀想だー!!」
「早く謝れ!この悪役令嬢!!」
「プツン……いや、ですわ」
「なんだと!?ああ、やっと剥がれたな!完璧な令嬢の顔が!それが貴様の本性か!(笑)」
ザワザワザワザワ…
「やはり、今までのは全部演技でしたのね?(ヒソヒソ)」
「ええ、きっとそうですわ(ヒソヒソ)」
「私は公爵令嬢です。見覚えのないことでたかだか男爵家の人間に下げる頭は持ち合わせておりません!」
「なるほどな!だが、貴様は爵位を剥奪された!そしてミオは今から私の婚約者だ!!つまり、未来の王太子妃だ!」
「いいえ、私はまだ正式には爵位を剥奪されていません。それにミオ様も婚約者の段階では男爵令嬢です。故に頭は下げません。」
「なんだと貴様!いいから頭を下げろ!!…そうだ、土下座しろ!そうすれば国外追放は無かったことにしてやる!!」
「結構でございます。」
「なんだと!?貴様、一族を路頭に迷わすつもりか!!?」
「ご想像にお任せします。とにかく私は一族を連れてこの国を出ます。爵位の剥奪と婚約破棄も受け入れます。数日のうちに出ていくので、陛下や、王妃様、第1王子様が帰られる前には出て行けると思うのでご安心ください。それではサヨウナラ」
パーティはクインディチェジモが去ってからしんっ、と静まり返った。ただ1人、クインディチェジモの親友であるエイリン・F・フェーティナだけが必死で笑いをこらえていた。
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