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2話 帰り道
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~馬車の中~
「ほんとうによかったの~?クイン~」
白い翼の天使がクインディチェジモに話しかけた。
「あら、ラファエル。いつからいたの?」
「ずっといたよ~。ほかのみんなもずっとみてたよ~」
天使の名前はラファエル。クインとはクインディチェジモの愛称のようだ。
「そう。」
「それよりほとうによかったの~?もちろんぼくたちはクインについていくけどさ~、そうなったらこのくにはほろんじゃうんだよー?」
そう、滅んでしまう。この国の人は怪我をしてもすぐに治る。それはクインがいるからだ。正確にはここにいるラファエルがこの国にいるからだ。
ずっと平和でいられるのも、この国がずっと栄えているのも、水による災害がないのも地震が起きないのも、全てはこの国が天使と妖精に守られているからだ。そして天使と言葉を交わすことができるのは天使の血を引くクインのみ。ああ、もちろんクインの先祖達も天使と会話ができたが、四大天使の1人であるラファエルと会話ができたのは初代を除いてはクインが初めてだ。
クインがいるからこそこの国は平和でいられる。逆にいなくなれば……
「分かってる。でも、私が今まで必死で積み上げてきたものを簡単に壊してしまったあの人に苛立ってしまって…婚約破棄については本当に良かったのよ?全然好きじゃなかったし!ほんと、ぜんぜん…(ポロポロ)うぅ、どうして…」
クインは笑顔ではなしていたが、先程の出来事を思い出して勝手に涙が出てきたため、クイン本人も混乱している。
「クインはおうじがすきだったんだね」
「……」
「そっか、かなしんだね」
「……」
「クインはくにのためにいっぱいどりょくしたもんね」
「……」
「ほかのひとたちがふつうにやってることもじゆうにできなかったもんね」
「……」
「みらいのだいにおうじのおよめさんになるためにいっぱいどりょくしてきたし、おとうさんとおかあさんのぶんもくにをささえてきたね」
「……」
「もうじゅうぶんだとおもうよ」
「うぅ……そっ、、かな?」
「うん。だからあたらしいくににいってあたらしいいえにすんで、あたらしいせいかつをはじめて、あたらしいこいをしようね」
「……」
「だいじょうぶ。クインにはぼくたちがいるよ~?」
「……」
「ほら!げんきだして!こんなくにはわすれよう!!あたらしいばしょでこいしてだいにおうじをぎゃふんといわせてやろうよ!クインのこんやくをはきしたことをこうかいさせてやろう!」
「ふふ、うん。グスッ、ありがとう。ありがとう。ラファエル。」
「げんきでたー?」
「うん!絶対にカルセイン様、いいえ、カルセインにぎゃふんと言わせてやるわ!帰ったらさっそく準備しなきゃね!!」
「うん!」
「ほんとうによかったの~?クイン~」
白い翼の天使がクインディチェジモに話しかけた。
「あら、ラファエル。いつからいたの?」
「ずっといたよ~。ほかのみんなもずっとみてたよ~」
天使の名前はラファエル。クインとはクインディチェジモの愛称のようだ。
「そう。」
「それよりほとうによかったの~?もちろんぼくたちはクインについていくけどさ~、そうなったらこのくにはほろんじゃうんだよー?」
そう、滅んでしまう。この国の人は怪我をしてもすぐに治る。それはクインがいるからだ。正確にはここにいるラファエルがこの国にいるからだ。
ずっと平和でいられるのも、この国がずっと栄えているのも、水による災害がないのも地震が起きないのも、全てはこの国が天使と妖精に守られているからだ。そして天使と言葉を交わすことができるのは天使の血を引くクインのみ。ああ、もちろんクインの先祖達も天使と会話ができたが、四大天使の1人であるラファエルと会話ができたのは初代を除いてはクインが初めてだ。
クインがいるからこそこの国は平和でいられる。逆にいなくなれば……
「分かってる。でも、私が今まで必死で積み上げてきたものを簡単に壊してしまったあの人に苛立ってしまって…婚約破棄については本当に良かったのよ?全然好きじゃなかったし!ほんと、ぜんぜん…(ポロポロ)うぅ、どうして…」
クインは笑顔ではなしていたが、先程の出来事を思い出して勝手に涙が出てきたため、クイン本人も混乱している。
「クインはおうじがすきだったんだね」
「……」
「そっか、かなしんだね」
「……」
「クインはくにのためにいっぱいどりょくしたもんね」
「……」
「ほかのひとたちがふつうにやってることもじゆうにできなかったもんね」
「……」
「みらいのだいにおうじのおよめさんになるためにいっぱいどりょくしてきたし、おとうさんとおかあさんのぶんもくにをささえてきたね」
「……」
「もうじゅうぶんだとおもうよ」
「うぅ……そっ、、かな?」
「うん。だからあたらしいくににいってあたらしいいえにすんで、あたらしいせいかつをはじめて、あたらしいこいをしようね」
「……」
「だいじょうぶ。クインにはぼくたちがいるよ~?」
「……」
「ほら!げんきだして!こんなくにはわすれよう!!あたらしいばしょでこいしてだいにおうじをぎゃふんといわせてやろうよ!クインのこんやくをはきしたことをこうかいさせてやろう!」
「ふふ、うん。グスッ、ありがとう。ありがとう。ラファエル。」
「げんきでたー?」
「うん!絶対にカルセイン様、いいえ、カルセインにぎゃふんと言わせてやるわ!帰ったらさっそく準備しなきゃね!!」
「うん!」
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