夢から覚めるなら殺して〜虐待を受けてきた白狼、天才科学者はなんとか助け出すが、歪んだ性知識と無知な性知識、いつになったら幸せになれるの?

モスマンの娘

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12.アキラの不調

202.不調の正体

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ジョンの言葉にまだ快感から回らない頭を、必死にめぐらせる。



「あぁ…ジョン、えっと…ごめん、救急箱と冷たいスポーツドリンク持ってきてくれるかな?」



スポーツドリンクを一気に半分ほど飲み、頭を無理やり快感から覚ませる。



救急箱から黒くて、何か沈んでいる、明らかにも飲んだら危なそうなポーションを取り出し、一気にあおる。


「それ大丈夫なやつ?色とかなんか、やばいよ…」

横でジョンが青い顔で心配している。

「大丈夫なはず、消費期限すぎてないから…
これ市販品だし…
…ただ味が吐きそう」

ひどい顔で残りのスポーツドリンクを飲み干す。


「え~と、あとは…携帯はどこだっけ?」

まだ頭がふわふわしだす。

「はいこれ、ソファの下にあったよ?どこにかけるの?かけようか?」

様子がおかしくなってきたアキラをジョンが気遣う

「あぁ、マサトさんにかけてくれるかな?でるかな?」

かなり長いコールのあと、陽気なバッグ音楽とともに明らかに酔ってる社長がでた。



「なんですか?二日酔いはどうですか?
こっちは、二次会で楽しく可愛いおねえさんのいるお店ですよぅ?アハハハ」

 
アキラは呑気な声にはっ倒したい衝動にかられる。



「楽しそうでに何よりですよ、少し聞きたいですが、スタッフにサキュパスの子いました?

僕たぶん、魅了かけられちゃってるんですけど」


アキラの言葉に社長は、呑気な気持ちが吹っ飛んだ。


「え?魅了ですか?大丈夫ですか?
完璧にかかってたら電話も無理か、半かかりくらいですか?

対処方とかしってます?迎えに行きましょうか?」

魅了はあまり成功しない状態異常だが、かかると大変に危険なものだ。

下手をしたら狂死する。
終わらない欲情に、強すぎる快感に溺れて狂って死んでいくのだ。


「万能薬飲んだんで、これ以上はひどくはならないと思います。
 

対処方も知ってます、迎えに来られても、僕は絶対に一緒に行きませんからね。


とりあえず、スタッフの中のサキュバスを見つけといてください。

こっちはなんとかしますから」



「わかりました、でもアキラさんは…
ジョン君いるから大丈夫か?」

ブツブツ聞こえる声が腹立たしいので、速攻に電話をきる。


はぁとため息をついて、ソファに持たれかかる。
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