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14.二人の未来を紡ぐ
274.君の秘密を二人の秘密に
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「…怖かったよ、ずっと怖かった。
ジョンに出会う前は、自分の乾きが飢えが、満たされることなく死んでいくのが怖かった。
ジョンに出会ってから、自分の欲がジョンを傷つけるのが怖かった。
ジョンと結ばれたら、この幸せがいつか壊れるのが怖かった。
僕は…ジョンに病気のことがバレるのが本当に怖かったんだよ…」
ジョンが抱きしめる力を強くする。アキラを慰めるように。
「でもね、すごく幸せだったよ。
ジョンに出会ってから僕の幸せバロメーター壊れっぱなしだよ?
最高値が上がりっぱなしだよ?」
ジョンの手をアキラは優しく握り返す。くすくすと楽しそうに笑いながら
「アキラ、僕はアキラのこともっと知りたい…
アキラは話してくれないけど。
お願い、少しずつでもいいから教えてよ。
もう、もう…僕が知らない所でアキラが苦しんでるなんて嫌だ…
僕だけがずっと馬鹿みたいに幸せで、知らないところでアキラがこんなに苦しんでて…
そんなの、そんなの…」
ジョンは泣きそうな声で、アキラを力強く離さないとばからに抱きしめる。
「ん~大した人生じゃないよ?
それに病気はバレちゃったし、別にジョンに隠してるようなこともないしなぁ
じゃあとりあえず、生い立ちとか聞いとく?
ベッドで話してあげるよ、そろそろ出よう、のぼせちゃいそうだよ」
アキラの明るい笑顔に、ジョンは差し出された手をとった。
ジョンに出会う前は、自分の乾きが飢えが、満たされることなく死んでいくのが怖かった。
ジョンに出会ってから、自分の欲がジョンを傷つけるのが怖かった。
ジョンと結ばれたら、この幸せがいつか壊れるのが怖かった。
僕は…ジョンに病気のことがバレるのが本当に怖かったんだよ…」
ジョンが抱きしめる力を強くする。アキラを慰めるように。
「でもね、すごく幸せだったよ。
ジョンに出会ってから僕の幸せバロメーター壊れっぱなしだよ?
最高値が上がりっぱなしだよ?」
ジョンの手をアキラは優しく握り返す。くすくすと楽しそうに笑いながら
「アキラ、僕はアキラのこともっと知りたい…
アキラは話してくれないけど。
お願い、少しずつでもいいから教えてよ。
もう、もう…僕が知らない所でアキラが苦しんでるなんて嫌だ…
僕だけがずっと馬鹿みたいに幸せで、知らないところでアキラがこんなに苦しんでて…
そんなの、そんなの…」
ジョンは泣きそうな声で、アキラを力強く離さないとばからに抱きしめる。
「ん~大した人生じゃないよ?
それに病気はバレちゃったし、別にジョンに隠してるようなこともないしなぁ
じゃあとりあえず、生い立ちとか聞いとく?
ベッドで話してあげるよ、そろそろ出よう、のぼせちゃいそうだよ」
アキラの明るい笑顔に、ジョンは差し出された手をとった。
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