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16.聖なる夜が二人を包む
317.君を創りなすスキル 2
しおりを挟む『1.完全記憶 2.絶対音感 3.空間認識 4.自動再生(リピート)5.魔力吸収 6.探求者』
「まず1.完全記憶は勉強が飛び抜けてできる人が持ってることが多いスキルだね、言葉のままでパッとみて完全に記憶できるんだよ。
スパイとか警察の人とかが持ってると重宝するよ
2.の絶対音感はいわずもがな、音が聞き分けれるスキルだね、音楽家には必須のスキルかな
3.は空間を正確に認識するスキルだね。
実はこれ冒険者にはめちゃくちゃ欲しいスキルなんだよ、どこに魔獣がいるかとかダンジョンの罠を気付けたり…
あと遠距離系の攻撃の的中率も格段にあがるんだよね
ここまででなんかスキルの認識とかある?」
「完全記憶は確かに物覚えはいい方で助かるなと思いますね
絶対音感は僕ピアノなら軽く弾けるけど、まぁ耳コピができるといえばできるくらい?
空間認識はもう…ゴミ箱にゴミ投げ入れるのが確かにめちゃ上手いけど、それくらい?」
シノダ教授はアキラを大変残念そうな目で見る
「シキルの無駄遣いも甚だしいが…
まぁ日常的に無意識に使ってて役にはたってると思うけど。
たぶんだけどスキル機能亢進症の原因は完全記憶だと思うよ、暴走してなんでも覚えちゃう状態なんじゃないかな?
試しにこの前の会長が持ってきた祝い膳の内容言えるかい?」
「あぁあの豪華なお弁当ですか?
エビとキスとエビのすり身と三つ葉の湯葉巻の天ぷら、マグロとヒラメとエビとヒラマサの刺し身、あとしいたけと里芋と人参の入ったあれは鴨かな?の治部煮と…」
「わかった、わかったからアキラ君、確実に完全記憶が原因だね!
このスキルの暴走を止めれたらいいんだけど、今のところは止め方がわからないから脳と切り離すしかないかな?
ということで、日々頑張っていたしてください!」
親指を立てるシノダ教授にゲンナリ顔でアキラは答える
「冗談はさて置き…聞きたいのはこのユニークスキルの魔力吸収なんだよ!
このスキルははっきり言うと人間で持ってる人初めて見たよ!
コウモリ系の魔獣とかが、吸血って攻撃で同じ効果を持ってたりするけどアキラくんのは違うよね?
っというかこれ使えるの?人間がどうやって使うの?どこから吸収するの?
使えたら対魔力系魔獣に最強スキルだよね?」
「…シノダ教授ちょっと近い近い!
ちょっと怖いからグイグイくるのやめてください。
僕も気持ちはわかりますけど、ちょっと怖いから」
シノダ教授が興奮してアキラにグイグイと近づいてくる。
アキラは両手で押しやりながら距離をとっていく
「あぁごめん、つい…」
シノダ教授は我に返り、少し恥ずかしげに頭をかいて席に座り直す。
「まぁ簡潔に言えば、魔獣には使えませんし、対人間でも人を選ぶので初見の相手には使えません!
残念ながら攻撃にはめちゃくちゃ不向きなスキルだし、基本的には死にスキルだと思いますよ?」
アキラの言葉に、驚愕の顔をしてシノダ教授はガクリと肩を落とした
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