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17.可愛いだけじゃいられないよ

341.君は溺れていればいいんだよ 18

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ジョンがいつもの様に洗面器にポットのお湯を入れていく。
でもいつもより明らかに量が多い…
不安になって体が少し縮こまってしまう


「ジョン…なんか前より多くない?なんだか倍くらいない?」

「うん、今日は500cc用意したよ
大丈夫だよ、薬は薄くしてるから
ゆっくり効いてくるようにしたいんだよ、少しでもアキラが気持ちよくなれるようにね?
量が多いからおなかは苦しいだろうけど、ストッパー使うから大丈夫だよ」


全然大丈夫じゃないよ!っと言いたいが、腰あたりを優しく擦られていてとても言い返す気にはなれない。

縮こまりながらジョンにすり寄るようにもたれかかると、嬉しそうに抱きしめてくれる。


「アキラはそうやって僕に身を委ねてくれてたらいいからね?
僕がいっぱい苦痛も快感もあげるから、アキラはそれに溺れてたらいいんだからね…」


耳元でジョンがいつものように笑いながら呟く声が、背中にゾクゾクとしたを興奮を走らせる。
抱きしめられながらゆっくりと体を横にされていく、羽織られていたタオルはそのまま体の下に敷かれて少し冷たいけど、それが火照っていく体を余計に意識させた。




アキラを横向きにさせて足を曲げさせる。ローションをたっぷりと手に出し指にまとわせていく。

白いお尻が可愛くて、反対の手でやわやわと撫でると、ピクリっと跳ねてこちらを伺うように不安そうな目線を送ってくる。


口元は何かに耐えるようにキュッと引き締まっていて、その表情に口元がゆるむ。
上体を伸ばし、その引き締まった口元や首筋、耳筋などにキスを降らせて、蕾に指を這わせていく。


あっと小さく声をもらしては健気に教えた呼吸法を行うアキラに、愛しさがこみ上げてくる。


「上手だよちゃんと力抜けてるよ…
ほら少しずつ緩んできてる
可愛いよ…」


ヤワヤワと指の腹で揉むようにマッサージをした蕾はキュッと引き締まっていた状態から、柔らかく綻んできている。
そこにローションを送り込むようにすれば、続きをねだるようにピクピクと小さく震える。


「ふふっ、ここもっと欲しいっておねだりしてるみたいだよ…
じゃあ入れていこうね、力入れないでね…」


背中を優しく撫でながら注入口をゆるゆると差し込めば、すんなりと飲み込んで確かめるように蕾はキュッと縮まった。
その動きがひどく健気に見えて指でイタズラに蕾を撫でれば、アキラの体がビクリっと大きく跳ねて抗議の視線を感じる。
耐えられなくて吐息のように、笑みが溢れた…


「ふふっごめんね、可愛いからつい…」
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