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19..胸のホールを埋めてください 2

508.その言葉の意味をください

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「ごめんなさい、今後は気をつけるから…僕が好きなのはアキラだけだよ?
記憶があるときもないときも、ずっとアキラだけが好きなんだよ

僕の中でアキラを区切ることなんかできなくて、でも言い方が悪かったたんだ……
言い訳にしか聞こえないけど…
本当にごめんね…」

抱きしめた頭を優しく撫でれば、ちょっと苦しそうに笑って僕の頬に顔を擦り付ける

「いいよっ許してあげる……そのかわり今日はずっとギュッしててね?
ちゅーしてって言ったらすぐするんだよ?
ふふっそしたら許してあげる」


あぁいつものやり取りだ…またアキラが僕を許してくれる


「かわらない……アキラは全然かわってないよ、このやり取り何回もしてる
僕って本当にすぐにアキラを傷つけるんだ……
そしてアキラがいつも許してくれるの、こうやって小さなお願いで」

「そっか…前の僕もこんなこと言ってたんだね
ありがとう、ちょっと安心したよ……

そろそろ仕事の方も復帰した方がいいのかな?
僕でもできることかな?契約書見た感じだとできそうだけど……引き継いでくれる人がいないしなぁ
途中やりの研究とかあったら、やり難くてしかたない……」

そうやって甘い雰囲気をぶった切って、仕事やポーションの話を入れてくるところもそのままですね!

「不安にならなくても、アキラは変わってない……ビックリするくらいにそのままだ……
雰囲気を読まないところとかもね!!?」


僕はアキラを抱き込んで、首と胸のあたりをワシャワシャと顔をこすりつけて、ついでに脇に手を回して爪でスリスリっと擦ってやる!!


「ヒャァァ!アハハハ!!
くすぐったい!ジョン君わかった、ごめん、ごめんなさい…
仕事の話してすいませんでした!
アヒャヒャ!!くすぐったい、ヒャハ
シヌシヌ~笑い死んじゃう~ヒッヒッヒッ…」

悶えて笑い転げて、僕の背中をタップして目に涙を浮かべている
そのままくすぐるのをやめて胸に耳を当てて抱き締めて、アキラの鼓動を聞いている

「ふふっ僕、本当に幸せだよ……アキラが生きてるのが実感できる
もう離さないから…絶対に絶対に離さないから」

「うん、ごめんねジョン君
愛してるよ……ごめんね」


アキラの言葉が何か胸を締め付けてしかなかった
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