夢から覚めるなら殺して〜虐待を受けてきた白狼、天才科学者はなんとか助け出すが、歪んだ性知識と無知な性知識、いつになったら幸せになれるの?

モスマンの娘

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22.阻む君

588.序章

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今回の章でかなりアキラがひどい目にあう予定です。
暴力表現が苦手な方、流血表現が苦手な方は申し訳ありませんが、飛ばして読んでください。
可愛そうなアキラ大好き!って方や泣いちゃうジョンがバッチコイの方はお楽しみいただけると思います。

ただ最後にはやっぱり2人はラブラブにする予定ではあります!よろしくお願いします。

≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈

顔が熱い……
いつもよりひどく優しく慰めるような抱かれ方をされてしまった。


「うぅ……
ごめんね、ジョン…
僕やっぱり、しばらく不安定な感じだったんだよね?
気を使わせちゃってるよね…」


クスクスっと笑って、抱きしめてキスをしてくれる。
ここ数日は本当に、気にしすぎなくらいピリピリしてた気がする……


「いいんだよ…
僕はアキラが僕のことをすごく心配してるってわかってるからね
今日はもうゆっくり寝ようね?
ここ最近、眠りが浅いでしょ?
またアキラが倒れちゃったりしたら大変だよ…」


ジョンに抱きしめられながら、ユラユラと揺らされて瞼が落ちていく。


「大丈夫だからね…ずっと側にいるからね……」


ジョンの声を聞きながら、久しぶりに深い眠りへと沈んでいった。








目を覚ますと、ジョンの腕の中にいて頬が緩んでしまう
小さく身じろげば腕の重さが軽くなって体を動きやすくしてくれる。


「おはよう…よかった、よく寝てたね
そろそろ洗濯物とかしたいから、動こうかどうしようか迷ってたんだよ
だって僕のお姫様は起きたときに僕がいないと、ご機嫌斜めになっちゃうでしょ?」


「おはよう…そうだよ!
起きたときにジョンがいなかったら、僕はすぐに探しにいっちゃうからね?
たとえ足が動かなくても、這っていくし…
這えなかったら、飛んでいくさ!
でも、今日はジョンに抱きしめられて起きれたから…最高な気分だよ」


パジャマをしっかり着せられて、体もどこもベタついてないない…
ジョンがきっと僕が寝た後に、体を拭いて着せてくれたのだろう
本当にほれぼれする介護スキルだよなぁ


「それはよかったよ!
僕は洗濯物あがった音がしてたから、干してくるね?
アキラはどうする?二度寝する?」


「ははっ、ジョンはとりあえず僕を甘やかしすぎだと思うよ?
もう起きるよ、ありがとう…
僕は朝ご飯の準備でもしてるよ
トーストでいいよね?」


うん!っと元気な返事をして、洗濯物を干しに向かっていく。
離れていく体温が少し寂しく思うけど…
でもそんなこと言ってたら一日が始まらにない!


まだ気怠い体を起こして、台所に向かっていく
ランドリールームから、かなり大きな鼻歌が聞こえて自然と体が軽くなっていく


確か冷蔵庫にハムの切ったのがあるから、ハムだらけハムエッグにしたら、きっとジョンが喜ぶに違いない!
脇にはミックスリーフがあったら添えて
きっとジョンが食べる意味がわからないって愚痴りながらモソモソと食べるだろうな…


スープは冷凍した市販のコーンスープでいいかっとメニューを簡単に決めながら、コーヒーメーカーのセットをする。


ジョンはミルク多めのカフェオレで、僕は朝はブラックで……
それはいつもの変わりない朝で…


ドンッッ!!!
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