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28.シバという人
760シバの責任感
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「申し訳ありませんでした!
本当にこんな輩が出てしまうなんて…アキラさんや谷口さんに手を出すなんて、信じられない……本当に本当にすいませんでした!」
シバさんが90度以上に頭を下げて僕達に謝罪をしてくれる。
もう二つに折り曲げられてしまうほどの腰の曲がり具合だ…やっぱり柔軟性もすごいんだな!
「シバさんが気を病むことじゃないですよ!
シバさんは指導をしてるだけで、訓練生の管理は施設でやってることですからね?管理責任は僕にだってあるんですから」
「しかし、俺が選定した訓練生です。俺が見抜けなかったから…
指導だってしきれていなかったからで…」
「駄目ですよ?そんなに自罰的になったりしては!
責任感が強いのはいいことですが、抱え込み過ぎるとパンクしてしまいますよ?」
シバさんは優秀で真っ直ぐな人だけど、少し自己責任を負い過ぎるところがあるな!
あと倫理観がめちゃくちゃしっかりしているから……
「本当に信じられない、アキラさんや谷口さんのような力の弱い人を狙うなんて……許せないっ、冒険者として絶対に許せない!」
もうあの馬鹿達の行く末は地獄かな?
ちょっと威嚇が無意識に出てませんか?ヒュッてなるから気をつけてくださいね……
とりあえず服は冒険者たちの着替のジャージを借りて、バスターさんの執務室に皆で集まってからロンさんと谷口さんが事の説明をしっかりとしてくれた。
もうバスターさんとシバさんの顔がすごく怖くなっていくのが、関係ない僕でも怖かったし……
「とりあえず、社長がいなくて何よりでしたね!
あの人の耳に入っていたら、あの馬鹿は退社は間違いなしだから…
とりあえず、シバさんがしっかりと指導してくださるんですよね?」
「えっ?アキラさんはそれでいいんですか?私は最低でも、この施設からは退所だと思ってましたが…」
「でもバスターさん、ここから退所させたりしたら、あの馬鹿は馬鹿のままですよ?
それこそ我が社の不利益にしかならないじゃないですか!
それにウォーターボールぶつけられただけでしょ?殺されかけたわけでもなしに…びちゃびちゃになっただけですし…」
あれ?またロンさん達が諦めきったような顔で僕を見つめてくる……
バスターさんは信じられないっという顔をしたままだし……
「バスターさん、しかたないですよ!アキラ君はいつもこうなんです…
ポーション以外のことへの怒りがね、持続しないんですよ…自分のことになると特にです。
たぶん興味があまりないんじゃないかな?」
「そうだよね…俺なんてストーカーに拉致監禁暴行に強姦までしても許してくれたもんね?
殺しに来なければOKみたいなところあるよね?
もう俺が言うのもなんだけど、アキラはかなりの異常思考だと思うよ?」
ちょっとカズマは何を自分から言ってるんだよ!バスターさん達がすごい顔で見てるからね?
お前を見る目がすごいことになってるからね?
あと人を異常者扱いはするのやめてくれよ!
「とりあえず、懲戒処分で減給三ヶ月
シバさんの監視下付きでよろしいですか?
それとも懲罰室とか作りますか?今後のためにも……」
谷口さんが処分をまとめながら、何か不穏なことを言ってるな!
サイコパス出てませんか?その懲罰室って拷問部屋みたいな感じじゃないですか?
「わかりました!
指導する機会を与えてくださって感謝します。
しっかりとさせていただきます!もうこんなことが、絶対にないように!
!」
「あぁ…それなのですが、たぶんあの馬鹿達の指導だけだと、また新しい馬鹿な輩が出てきそうですよね?
根本から直さないとね……ちょっと協力していただけますか?」
僕の提案に皆が目を丸くしていった
本当にこんな輩が出てしまうなんて…アキラさんや谷口さんに手を出すなんて、信じられない……本当に本当にすいませんでした!」
シバさんが90度以上に頭を下げて僕達に謝罪をしてくれる。
もう二つに折り曲げられてしまうほどの腰の曲がり具合だ…やっぱり柔軟性もすごいんだな!
「シバさんが気を病むことじゃないですよ!
シバさんは指導をしてるだけで、訓練生の管理は施設でやってることですからね?管理責任は僕にだってあるんですから」
「しかし、俺が選定した訓練生です。俺が見抜けなかったから…
指導だってしきれていなかったからで…」
「駄目ですよ?そんなに自罰的になったりしては!
責任感が強いのはいいことですが、抱え込み過ぎるとパンクしてしまいますよ?」
シバさんは優秀で真っ直ぐな人だけど、少し自己責任を負い過ぎるところがあるな!
あと倫理観がめちゃくちゃしっかりしているから……
「本当に信じられない、アキラさんや谷口さんのような力の弱い人を狙うなんて……許せないっ、冒険者として絶対に許せない!」
もうあの馬鹿達の行く末は地獄かな?
ちょっと威嚇が無意識に出てませんか?ヒュッてなるから気をつけてくださいね……
とりあえず服は冒険者たちの着替のジャージを借りて、バスターさんの執務室に皆で集まってからロンさんと谷口さんが事の説明をしっかりとしてくれた。
もうバスターさんとシバさんの顔がすごく怖くなっていくのが、関係ない僕でも怖かったし……
「とりあえず、社長がいなくて何よりでしたね!
あの人の耳に入っていたら、あの馬鹿は退社は間違いなしだから…
とりあえず、シバさんがしっかりと指導してくださるんですよね?」
「えっ?アキラさんはそれでいいんですか?私は最低でも、この施設からは退所だと思ってましたが…」
「でもバスターさん、ここから退所させたりしたら、あの馬鹿は馬鹿のままですよ?
それこそ我が社の不利益にしかならないじゃないですか!
それにウォーターボールぶつけられただけでしょ?殺されかけたわけでもなしに…びちゃびちゃになっただけですし…」
あれ?またロンさん達が諦めきったような顔で僕を見つめてくる……
バスターさんは信じられないっという顔をしたままだし……
「バスターさん、しかたないですよ!アキラ君はいつもこうなんです…
ポーション以外のことへの怒りがね、持続しないんですよ…自分のことになると特にです。
たぶん興味があまりないんじゃないかな?」
「そうだよね…俺なんてストーカーに拉致監禁暴行に強姦までしても許してくれたもんね?
殺しに来なければOKみたいなところあるよね?
もう俺が言うのもなんだけど、アキラはかなりの異常思考だと思うよ?」
ちょっとカズマは何を自分から言ってるんだよ!バスターさん達がすごい顔で見てるからね?
お前を見る目がすごいことになってるからね?
あと人を異常者扱いはするのやめてくれよ!
「とりあえず、懲戒処分で減給三ヶ月
シバさんの監視下付きでよろしいですか?
それとも懲罰室とか作りますか?今後のためにも……」
谷口さんが処分をまとめながら、何か不穏なことを言ってるな!
サイコパス出てませんか?その懲罰室って拷問部屋みたいな感じじゃないですか?
「わかりました!
指導する機会を与えてくださって感謝します。
しっかりとさせていただきます!もうこんなことが、絶対にないように!
!」
「あぁ…それなのですが、たぶんあの馬鹿達の指導だけだと、また新しい馬鹿な輩が出てきそうですよね?
根本から直さないとね……ちょっと協力していただけますか?」
僕の提案に皆が目を丸くしていった
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