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23.嫌がらせですか?
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僕は大変にムカついている。
「えぇ~わかんない!何言ってるか先ずわかんないし、とりあえず最初からやりなおしてほしぃ~」
僕は教壇に立って、同じ制服を着ている30人ほどの生徒達に向かって勉強を教えている。
なぜこんなことをする羽目になったかと言うと、先日、数学教諭に泣きつかれたのだ、数学オリンピックの特別授業を行ってほしいっと
僕は今年の数学オリンピックで日本代表になり、世界大会では日本人初の準優勝を納めた。その功績で国立大学の日本最高学府に推薦入学を果たしたのだが…
来年の数学オリンピックでも我が校から日本代表を!っとかなりのプレッシャーが数学教諭にかかっているらしい
僕が推薦で受験勉強がないのをいいことに、下級生達の数学オリンピック対策特別講義をやらせられている。
もちろん最初は断ったけど、泣きつかれるようにされれば…推薦の時にはかなり手伝ってもらった恩もあるわけで、渋々受けたのだが…
今現在、僕から見れば、予選突破すら難しいだろう、何故ならこの女が散々に邪魔をしてくるから!
「はぁ~、ここを説明するのは何度目ですか?理解できないなら、もうこの特別講義は受けないでください、他の方に迷惑だ!」
「ヒドイィィ!私はぁ数学オリンピックのために頑張りたいだけなのにい、私だってこの学校の生徒なんだから、この講義を受ける権利がありますよねぇ?ねぇ?先生!!」
大変に馬鹿そうな喋り方の女子生徒は、そう…ジョンの最後の彼女で、面食いでなかなかジョンと別れなかった彼女で、僕がある男をけしかけたらさっさと乗り換えた彼女だ!
あぁ…とかうぅ…とかはっきりしない返事をする数学教諭に溜息をつく
「わかりました。次回テストを行います。
そのテストで上位10名は僕の特別講義を受けてください、残りの方は先生の特別講義をするってことでどうですか?」
「はっ??そんな勝手に決めていいんですかぁ??横暴よ~!」
「これが通らないなら、僕は特別講義自体を下ります。だいたい30人もいたんじゃ、細かくフォローできない…予選だって我が校から出られるのは5人でしょ!あと二ヶ月しかないのに…」
「解った!アキラ君の言う通りにするよ、だから下りるとか言わないでくれよ~せめて予選までは、ねぇ?」
教諭の猫なで声のような言葉に、あの女がギリッと奥歯を噛んで悔しそうな顔をしている。だいたいあなたはクラスからいってもスタンダードクラスの下から二番目だろ?
他の受講生は特進科かスタンダードでも上位のクラスに所属している。絶対に僕への嫌がらせにしか思えないんだよ!
せめてやる気があるなら僕だって教えるけど、やる気なしで邪魔にしかならない質問を延々とされたら!ねぇ?
その後の講義は粛々と終わらせて、2日後のテスト問題の打ち合わせを教諭と行ってから校舎を出れば、まだあの女が校門に立っていた。なんなの?本当に…
「えぇ~わかんない!何言ってるか先ずわかんないし、とりあえず最初からやりなおしてほしぃ~」
僕は教壇に立って、同じ制服を着ている30人ほどの生徒達に向かって勉強を教えている。
なぜこんなことをする羽目になったかと言うと、先日、数学教諭に泣きつかれたのだ、数学オリンピックの特別授業を行ってほしいっと
僕は今年の数学オリンピックで日本代表になり、世界大会では日本人初の準優勝を納めた。その功績で国立大学の日本最高学府に推薦入学を果たしたのだが…
来年の数学オリンピックでも我が校から日本代表を!っとかなりのプレッシャーが数学教諭にかかっているらしい
僕が推薦で受験勉強がないのをいいことに、下級生達の数学オリンピック対策特別講義をやらせられている。
もちろん最初は断ったけど、泣きつかれるようにされれば…推薦の時にはかなり手伝ってもらった恩もあるわけで、渋々受けたのだが…
今現在、僕から見れば、予選突破すら難しいだろう、何故ならこの女が散々に邪魔をしてくるから!
「はぁ~、ここを説明するのは何度目ですか?理解できないなら、もうこの特別講義は受けないでください、他の方に迷惑だ!」
「ヒドイィィ!私はぁ数学オリンピックのために頑張りたいだけなのにい、私だってこの学校の生徒なんだから、この講義を受ける権利がありますよねぇ?ねぇ?先生!!」
大変に馬鹿そうな喋り方の女子生徒は、そう…ジョンの最後の彼女で、面食いでなかなかジョンと別れなかった彼女で、僕がある男をけしかけたらさっさと乗り換えた彼女だ!
あぁ…とかうぅ…とかはっきりしない返事をする数学教諭に溜息をつく
「わかりました。次回テストを行います。
そのテストで上位10名は僕の特別講義を受けてください、残りの方は先生の特別講義をするってことでどうですか?」
「はっ??そんな勝手に決めていいんですかぁ??横暴よ~!」
「これが通らないなら、僕は特別講義自体を下ります。だいたい30人もいたんじゃ、細かくフォローできない…予選だって我が校から出られるのは5人でしょ!あと二ヶ月しかないのに…」
「解った!アキラ君の言う通りにするよ、だから下りるとか言わないでくれよ~せめて予選までは、ねぇ?」
教諭の猫なで声のような言葉に、あの女がギリッと奥歯を噛んで悔しそうな顔をしている。だいたいあなたはクラスからいってもスタンダードクラスの下から二番目だろ?
他の受講生は特進科かスタンダードでも上位のクラスに所属している。絶対に僕への嫌がらせにしか思えないんだよ!
せめてやる気があるなら僕だって教えるけど、やる気なしで邪魔にしかならない質問を延々とされたら!ねぇ?
その後の講義は粛々と終わらせて、2日後のテスト問題の打ち合わせを教諭と行ってから校舎を出れば、まだあの女が校門に立っていた。なんなの?本当に…
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