鸞翔鬼伝 〜らんしょうきでん〜

紗々置 遼嘉

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六章 決別

三十五.陽炎外伝〜陽炎の立場での翔隆との出会い〜

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初めて翔隆に会ったのは、一五三九年…翔隆が四歳の時だ。
おたまじゃくしの話は強烈だった。
時折思い出しては忍び笑いをする程に。

そんな翔隆と接触出来る…。
やっと、堂々と会える。
戦を仕掛けなくてはならないが、それは狭霧の掟上仕方がない。
〈…あいつは、成長しただろうか?〉
槍を磨きながら、陽炎は行き交う狭霧一族を見つめる。
急に、今夜攻めると拓須導師が言いに来て慌ただしくなったのだ。
陽炎は、今川館から富士に来ている。
この戦の副将として、だ。
大将をどうするか、未だ話し合っているらしい。
誰もが行きたがらないからだ。
それもそうだろう。
不知火の人質が嫡子と接触する為だけの戦。
最悪、誰もいなかったらモシリが大将を立候補すると言ってくれたが…きっと、立場的に難しいだろう。
〈師匠も、偉い人の一門……〉
期待してはいけない。
疾風を無事に取り戻した後で、罰として何年もアイヌに帰されていたのだから。
これ以上、自分の為に無理はさせたくない。
「…誰も居ないのか?」
もう決まったかと思い、京羅が見に来る。
「…あそこには、導師の息子がいるのでしょう? 話では、不知火の嫡子を守っている、と…それで戦いとなれば、こちらからは何も手が出せぬではありませんか」
そう弟の佳磨羅(四十四歳)が言う。
〈あ、それなら…〉
陽炎が、何か言おうと立ち上がり掛けると、目の前に拓須が現れて手で制される。
「…睦月の事は、陽炎に任せてある故案ずるな」
そう拓須が言う。
すると、スッと焉羅えんらが前に出る。
「私でも、宜しいか?」
そう言うと、焉羅の兄弟達が驚いたように見た。
「…そ奴に肩入れしていたか?」
京羅の次男、弓沙羅(三十七歳)が聞く。
「いえ特には。…ただ、いかになったのか見たいと思いまして」
「…一門が行く物では無いが、まあ良かろう」
榻羅とうら(四十六歳)がそう決定して、京羅を見てうなずく。
「では、用意をしろ」
京羅の一言で皆が動いた。



いつ出立してもいいように立って待っている陽炎の側に、焉羅がやってくる。
「…あの〝おたまじゃくし〟は、歩いているかな」
ふふと笑いながら言うと、陽炎は顔を赤らめて俯く。
「…カエルには、なっているかと…」
「くっく……間違えても、殺すなよ」
「え?」
「…戦の間は、話をして良いのだ。お前はただ、カエルになった嫡子と話していれば良い」
「はい」


そう、言われていたというのにーーー。


いざ来てみれば、本当に睦月が翔隆を守っていた。
〈…これは難儀しそうだな〉
そう思いながらも、ふと義成が居ない事に気が付く。
「義成は、どうした」
…別れたまま、会えなくなって何年経つか…。
「知らぬ。知っていたとて、教えはせぬ!」
言いながら、睦月は翔隆を後ろに庇う。
陽炎はちらりと翔隆を一瞥し、また一歩近付く。
〈…これでは埒が明かぬ。まずは睦月を気絶させてからだな〉
そう考えていると、睦月が翔隆を逃がそうと必死になる。
「〝だだ〟をこねている時か! 行け!!」
「お前…?!」
全力で斬りつけてくるので、躱しながらも槍で弾き、蹴りで対応する。
翔隆が立ち尽くしていると、睦月が怒鳴る。
「早く行けッ!!」
「っ!」
翔隆はビクッとして走り出した。
〈!! 何故逃げる!?〉
「させぬ!」
陽炎は焦って邪魔な睦月の腹を思わず斬りながら押し倒した。
〈ええい!!〉
傷を付けずに、と言われていたが仕方がない。
「睦月っ!!」
その時、翔隆が反射的に駆け寄ろうとしたので陽炎は十字槍の方で翔隆の着物を刺して地に張り付けようと考える。
…が、その前にいきなり志木しぎが飛び出してきた。
「!!」
力の加減をしていなかったので躱せず、貫いてしまう。
「父さんっっ!」
「逃げ…ろっ! お前は…っ死んではならん、のだ…っ! いっ…生きて………必…ず、しら…ぬい、を…っ!」
「とう…さ…」
「行けええっ!!」
その気迫に押され、翔隆は泣きながら駆け出した。
その後ろ姿を見ながら、陽炎は舌打ちして絶命している志木の体を蹴って槍を外した。
「ここの連中はどうなってやがる……俺が分からないと…」
よく見れば、この男は盲だ。
「くそっ! 急に出るからだ!」
盲の男が翔隆が殺されると思う程、自分は殺気立っているという事に気が付いていなかった。
陽炎はとにかく翔隆を追う。
〈逃げ足の早い!!〉
全力で追い掛けて追い付けないとは、どれだけ鍛えてきたのか。
〈俺とて厳しい修行をしてきたのだーーー!!〉
追う方も逃げる方も必死なので、もはや何をしにきたのかすら分からなくなっていた。
〈とにかく止まらせねば…っ!〉
何でもいいから、斬り付ければ止まるかもしれない。
そんな考えに陥っていたその時。
カッと斧の部分に小石が当たる。
「何奴っ!」
敵意を剥き出しに、陽炎が小石の投げられた方向を見る。
つられて翔隆もそちらに目をやった。
「……義成…!!」
〝同時〟に、出た言葉。
草むらから、太刀を構えた義成が出てきた。
すると、陽炎は嬉笑にも似た笑みを浮かべ、標的を変えた。
「義成…」
「お主の相手はこの俺だ、陽炎! 思う存分掛かって来るがいい!!」
「望むところ!」
言い様、陽炎は嬉笑して義成に向かって行った。
ガキン 一刀、二刀と切り結んでから、義成が口を開く。
「陽炎、お前は弟を殺しに来たのか?」
「そんな訳がなかろう」
「………」
その返答に義成が眉をしかめて、槍を弾く。
「誰がどう見ても殺そうとしているようにしか思えなかったぞ!!」
「な、何故そうなる…」
陽炎は戸惑いながら二・三歩下がる。
「あんなに傷だらけにして! 疾風だけが可愛いのか!?」
「そんなつまりは…俺はただ、話を…」
そう。
話をしに来たのであって、こんな風に戦いをする為ではない。
そう気が付いて俯くと、義成が続けて喋る。
「お前…お前が急に出ていったから、俺は…俺は一人で……っ!」
「義成?」
「母上も殺されたのに…!」
「義成!」
いきなり義成が泣いたものだから、陽炎はギョッとしてなだめる。
それを焉羅えんらが遠くから見守った。
〈…実の弟より、敵の嫡子を取るのか…〉
焉羅は、義成がこちらの嫡子であると知っている。
溜め息をき、翔隆が逃げた方向を見る。
  〝このままきっと歩いていくの〟
ふいに、小さい頃の翔隆の言葉がよぎる。
〈…何故、陽炎と戦ったのだ?〉
理由が分からない。
原因は睦月にある気がする。

ここに来る前に、京羅ちちが言った言葉。
 「不知火の長男は不知火には帰れぬ定めだ。きつく当たるなよ」

…修隆も、帰れなかった。
陽炎も…
〝戦うな〟と忠告したのに、戦ってしまった。
一度〝敵〟だと覚えてしまったら、あのカエルの子はそのまま〝敵〟と見なすのではないか?

「行くぞ」
後ろで導師…伯父の拓須が言うので、焉羅は陽炎のもとへ行く。
義成は行ってしまったようだ。
「陽炎、戻るぞ」
「えっ…あ、はい…」
陽炎は俯きがちに戻る。


戻ってから、〝睦月を傷付けた罰〟として、陽炎は竹刀で背を五十程叩かれた。
それを運んだのは焉羅えんらだ。
「ほら、手当てしろ」
ドサッと、梓のいる部屋に陽炎を投げ落とす。
「陽炎!!」
話し合いの戦で、何故こんな姿になるのか…。
梓が濡らした手拭いで傷を拭くと、ビクッと陽炎が跳ねる。
「ぐう…!」
「ご、ごめんなさい…あ、あの、癒やしては頂け…」
言い掛けて睨まれたので、梓は口をつぐむ。
「…そ奴が戦うからこうなるのだ」
そう言い焉羅は行ってしまった。

とにかく、腫れを引かせる為に傷や痣を冷やすと、陽炎は朝に目を覚ます。
「う…ぐ…」
「陽炎、痛み止めよ。飲んで」
梓が丸薬と水を陽炎の見える所に置く。
「何故、こんな傷を…」
「…導師様のお言葉に、添えなかった……つい、なんでああなったのか…俺にも…」
言いながら、陽炎は目を閉じる。
本当に、何故あんな風になった?
「…次は、ちゃんと話し合うのよ?」
梓の言葉に、ただ頷いた。
正直、自信はない…。
あんな態度を取られると、ついカッとしてしまう…。

次は、話をーーー。

そう思うも、今度は新蓮が付いてくる事となって河原で戦い、上手くいかなかった。
〈何故か、戦ってしまう…〉
向こうが余りにも敵意と憎悪を向けてくるものだから、つい…。

次…次はきっと話せるーーー。


そう思っていたら、翔隆が乗り込んできて導師に捕まった。
もう、駄目かもしれない…。
〈不知火は、滅びるのかもしれない…〉
十字の丸太に張り付けられる翔隆を見て、そう思った。
このまま翔隆が殺されたら、自分と妻子、疾風はどうなるのだろうか…?
同じく、磔に掛けられて、殺されるのかーーー。
〈これも、全て父が…羽隆が掟を破ったせいだ…〉
ギリッと歯噛みする。

そして、やっと敵意の正体が分かった。

自分が嫡子であると知らされずに育てられていたのだ!
〈だからあんな態度を…!〉
違和感の正体が分かった。
それにしても、何故こんなにも翔隆は睦月や義成に固執するのか…。
真実を隠していた睦月にも腹が立つ。
腹が立っても、何も文句は言えないが…。

本気で、翔隆を斬るつもりだと分かっていても、何も出来ない。
…人質という立場は、なんと歯痒いものなのか。

操られている義成が斬ろうとした時に現れたのは、父の羽隆であった。
狐の面をしていても、その銀鼠の髪でよく分かる。
「ふ…ふふ…ハハハハハハハッ! やはり来たか、羽隆!!」
陽炎は大声で叫ぶ。
「………」
〝羽隆〟は何も答えない。
「〝元〟不知火の長………羽隆…」
羽隆は黙ったまま、ピクリとも動かない。
その内 義成が座敷に上がり、代わりに陽炎が近寄る。
「やはり、我が子が可愛いのか? 羽隆…判るか? 今、私がどれ程、嬉しいか!! 貴様には分かるまい!? 生まれ出でてよりこの二十五年間、一度たりとも忘れた事など無い! ずっと…ずっと! 私は貴様を憎み、恨み続けてきたのだっ!! 貴様を―――――殺す為に!!」
叔父が変わったのも、翔隆が嫡子として育てられなかったのも、自分が不遇なのも、伯父が…今まだ迎えを待っているのも、全て羽隆のせいだ!
陽炎は渾身の力を込めて、斬り掛かった。
ーーーが、眩い光の後に消えてしまう。
「…ちぃ!」
斬れなかった悔しさと共に、安堵する自分がいた。
〈! 翔隆が殺されなかったからだ!〉
そう、自分自身を誤魔化した。
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