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第一章 始まりの館
Chapter150 帽子
よく晴れた火の日。
アルシャインは朝早くからワンピース作りの続きをしていた。
毛糸で何個もバラを作って、ワンピースの裾に着けていく。
リボンも作って可愛く仕上げる。
「こうかしら?ふふ…気に入ってくれるといいなぁ」
皆が起き出す頃に下に降りてコーヒーを飲む。
「おはようアイシャママ!」
「おはよう!ね、庭の飾りを一緒にやってくれる?」
朝の作業の終えた頃を見計らって言うと、アルシャインはアルベルティーナ、リナメイシー、ユスヘルディナ、マリアンナ、フィナアリスと共に庭に出る。
そして玄関に並べて置いたオブジェを皆で庭に飾り付けた。
もうカシアンとリュカシオンとルベルジュノーとルーベンスとオルランドは狩りに行ったようだ。
中に戻ると、皆はミシン部屋に行く。
アルシャインは仕込みに入った。
6時半には門のベルが鳴らされる。
「おはようございますトーマスさん!」
「おはよう!今日はいい赤イカが揚がったよ」
カランクスを運びながらトーマスが言う。
花ガニやオクトパスをレオリアムとノアセルジオとクリストフ、メルヒオール、ティナジゼル、ベアトリスと共に運んでいく。
そこにサンデルが入ってきてカウンターに卵を置く。
「明日は休みだから、今日は半分にしておいたよ。足りるかい?」
「あ、そうですね!まだ残ってるからちょうど良かった」
「良かった。キャンディ全種類を3個ずつ貰えるかい?母さん達と兄貴に頼まれてね」
「はーい」
ティナジゼルとベアトリスが用意をする。
「いい匂いだ…パンが焼けたのかい?」とトーマス。
「はい!焼きたてですよ」
「魔法のミルクパンとロールパンが欲しいな」
トーマスとサンデルが同時に言った。
「はーい!」
アルシャインが答えてレオリアムとノアセルジオと一緒にパンをちぎって紙袋に詰める。
2人が帰っていったので、朝食の準備をした。
「今日はピッツァでいいかしら?」
「もちろん!」とレオリアム。
3個目を作る頃に、狩り部隊が帰ってくる。
今日はアカシカと角ウサギとヤモ鳥が捕れたようだ。
皆も下に降りてきた。
「きゃー、ごめんなさい」とフィナアリス。
「いいのよ、今から焼くから待っててね~」
そう言って窯にピッツァを入れていく。
「花ガニのピッツァだ!」
アルベルティーナが喜んで言う。
「カスタード作るね」
ルーベンスが解体作業から戻ってきてやる。
ピッツァが焼けたので、皆で食べる。
「ワンピースは出来たの?」とノアセルジオ。
「あと少しなんだ…」とリナメイシー。
「今日中に出来るわよ」
アルシャインが励ましてピッツァを食べた。
皆が教会に行くのと同時に、ロレッソとエイデンとダンヒルが来る。
「おはよう!」とロレッソ。
「おはようございます!行ってきます!」
皆で挨拶をして駆けていく。
「いってらっしゃい、気を付けてね!」
皆を見送ってから、アルシャインは中に入る。
「おはようございます、何にしますか?」
「そうだな…花ガニと黒エビと虹色貝のピッツァと野菜ライスコロッケとグリーンティーで」とロレッソ。
「ステーキハンバーガーとヤモ鳥のグラタンとグリーンティーをくれ」とエイデン。
「ステーキとフライのセットで、コーヒー無しにしてグリーンティーで頼む。値段は変えなくていいぞ」とダンヒル。
「はーい!」
答えてアルシャインとフィナアリスが作る。
レオリアムが団子を作り、リュカシオンがグリーンティーを淹れる。
「明日の用意は出来たのか?」とダンヒル。
「帽子は狩人風のが流行りらしいぞ」とエイデン。
「…帽子!?帽子が必要なんですか?」
アルシャインが驚くと、レオリアムが言う。
「帽子くらい皆持ってるよ?」
「でも狩人風って……」
「…買ってくるか?」とカシアン。
「ええ、お願いね」
「じゃあひとっ走り行ってくる!」
カシアンはすぐに2階に行ってパーカーを着てバックパックを背負って下に行く。
「じゃあえっと…女の子の分はどうすりゃいい?」
カシアンが聞くと、ロレッソが言う。
「女は顔が見えるように髪型を変えたり髪飾りをしたりしてるが…」
「じゃあいいのかな?」
「大丈夫よ、髪飾りならあるから!」
アルシャインが言うので、カシアンは頷いて外に出た。
そして馬に乗って街に行く。
街のオシャレな帽子屋のショーウィンドウには、確かに狩人がかぶっていそうな羽の付いたチロリアンハットが飾られていた。
「さすがに9個買ったら怒られそうな値段だな…」
そう呟いてカシアンは古着屋に行ってみる。
するとカティア婆さんがニヤニヤしながらやってくる。
「チロリアンハットだろ?」
「あるかい?」
「それが売り切れちまってねぇ…」
「そうか……」
カシアンがすぐに出ていこうとすると、カティアに服を引っ張られる。
「待て待て、もうちょい食い下がったらどうなんだい」
「だって売り切れたんだろう?」
「普通のはね。…裏に真っ黒な帽子があるんだよ」
「まさかまた瘴気やられの…」
「そうそう、チロリアンハットもあるのさ」
そう言ってカティアは店の奥に行く。
すると麻袋いっぱいに真っ黒な帽子があった。
「確かチロリアンハットは12個入ってたね。他はテンガロンにパイロットキャップなんかも14・5入ってたよ。…ほれ、チューしてくれなきゃ」
カティアが頬を差し出して言う。
「……寄付?」
「そう、寄付」
それを聞いてカシアンは困惑気味に苦笑してから、カティアにハグをして頬にキスをする。
「ありがとうカティアさん」
「若い子にキスされると若返るねぇ」
「ほんとかい?じゃあもう婆さんって呼べなくなるな」
「フォッフォッフォッ、そりゃいいね」
「また何かあったら取っといてくれよ!」
笑って言い、カシアンは麻袋を担ぐ。
ずっしりと重いのでたくさん入っているのが分かる。
「ところで婆さ…いや、カティアさん、女の子の帽子って何があるんだい?」
「そうだね…キャプリンにクロッシュなんかもいいし、ボンネットなんてお嬢さま風なのもあるよ」
そう言いながら歩き、店の帽子を見せる。
「ああ…どうしたらいいかな。今年は女の子は帽子流行るかい?」
「どうかね…毎年何人かは帽子の子もいるけど…それならクロッシュにしといたらいいさ。おチビさん達なら、その帽子の量を見てズルがるかもしれないからね」
カティアがいい、良さそうなクロッシュをポンポンと選んでくれる。
赤、紅、青、紺、ペールピンク、ローズ、カーキ、スプリンググリーン、フォレストグリーン、白、黒の11色を2個ずつだ。
「このくらいだろう?全部で…そうだね、5500だけど、3千にまけてあげるよ。その分、みんなが買いに来てくれるといいね」
「買いに来るさ!ありがとう!」
カシアンはお金を払って、その帽子を持ってきた大きくて柔らかいボストンバッグに入れてもらった。
「じゃあまた来るよ!」
そう笑顔で言ってカシアンは店を出る。
帰りには教会で聖水を買った。
〈ビックリするだろうな…〉
カシアンはワクワクしながら帰路に着いた。
アルシャインは朝早くからワンピース作りの続きをしていた。
毛糸で何個もバラを作って、ワンピースの裾に着けていく。
リボンも作って可愛く仕上げる。
「こうかしら?ふふ…気に入ってくれるといいなぁ」
皆が起き出す頃に下に降りてコーヒーを飲む。
「おはようアイシャママ!」
「おはよう!ね、庭の飾りを一緒にやってくれる?」
朝の作業の終えた頃を見計らって言うと、アルシャインはアルベルティーナ、リナメイシー、ユスヘルディナ、マリアンナ、フィナアリスと共に庭に出る。
そして玄関に並べて置いたオブジェを皆で庭に飾り付けた。
もうカシアンとリュカシオンとルベルジュノーとルーベンスとオルランドは狩りに行ったようだ。
中に戻ると、皆はミシン部屋に行く。
アルシャインは仕込みに入った。
6時半には門のベルが鳴らされる。
「おはようございますトーマスさん!」
「おはよう!今日はいい赤イカが揚がったよ」
カランクスを運びながらトーマスが言う。
花ガニやオクトパスをレオリアムとノアセルジオとクリストフ、メルヒオール、ティナジゼル、ベアトリスと共に運んでいく。
そこにサンデルが入ってきてカウンターに卵を置く。
「明日は休みだから、今日は半分にしておいたよ。足りるかい?」
「あ、そうですね!まだ残ってるからちょうど良かった」
「良かった。キャンディ全種類を3個ずつ貰えるかい?母さん達と兄貴に頼まれてね」
「はーい」
ティナジゼルとベアトリスが用意をする。
「いい匂いだ…パンが焼けたのかい?」とトーマス。
「はい!焼きたてですよ」
「魔法のミルクパンとロールパンが欲しいな」
トーマスとサンデルが同時に言った。
「はーい!」
アルシャインが答えてレオリアムとノアセルジオと一緒にパンをちぎって紙袋に詰める。
2人が帰っていったので、朝食の準備をした。
「今日はピッツァでいいかしら?」
「もちろん!」とレオリアム。
3個目を作る頃に、狩り部隊が帰ってくる。
今日はアカシカと角ウサギとヤモ鳥が捕れたようだ。
皆も下に降りてきた。
「きゃー、ごめんなさい」とフィナアリス。
「いいのよ、今から焼くから待っててね~」
そう言って窯にピッツァを入れていく。
「花ガニのピッツァだ!」
アルベルティーナが喜んで言う。
「カスタード作るね」
ルーベンスが解体作業から戻ってきてやる。
ピッツァが焼けたので、皆で食べる。
「ワンピースは出来たの?」とノアセルジオ。
「あと少しなんだ…」とリナメイシー。
「今日中に出来るわよ」
アルシャインが励ましてピッツァを食べた。
皆が教会に行くのと同時に、ロレッソとエイデンとダンヒルが来る。
「おはよう!」とロレッソ。
「おはようございます!行ってきます!」
皆で挨拶をして駆けていく。
「いってらっしゃい、気を付けてね!」
皆を見送ってから、アルシャインは中に入る。
「おはようございます、何にしますか?」
「そうだな…花ガニと黒エビと虹色貝のピッツァと野菜ライスコロッケとグリーンティーで」とロレッソ。
「ステーキハンバーガーとヤモ鳥のグラタンとグリーンティーをくれ」とエイデン。
「ステーキとフライのセットで、コーヒー無しにしてグリーンティーで頼む。値段は変えなくていいぞ」とダンヒル。
「はーい!」
答えてアルシャインとフィナアリスが作る。
レオリアムが団子を作り、リュカシオンがグリーンティーを淹れる。
「明日の用意は出来たのか?」とダンヒル。
「帽子は狩人風のが流行りらしいぞ」とエイデン。
「…帽子!?帽子が必要なんですか?」
アルシャインが驚くと、レオリアムが言う。
「帽子くらい皆持ってるよ?」
「でも狩人風って……」
「…買ってくるか?」とカシアン。
「ええ、お願いね」
「じゃあひとっ走り行ってくる!」
カシアンはすぐに2階に行ってパーカーを着てバックパックを背負って下に行く。
「じゃあえっと…女の子の分はどうすりゃいい?」
カシアンが聞くと、ロレッソが言う。
「女は顔が見えるように髪型を変えたり髪飾りをしたりしてるが…」
「じゃあいいのかな?」
「大丈夫よ、髪飾りならあるから!」
アルシャインが言うので、カシアンは頷いて外に出た。
そして馬に乗って街に行く。
街のオシャレな帽子屋のショーウィンドウには、確かに狩人がかぶっていそうな羽の付いたチロリアンハットが飾られていた。
「さすがに9個買ったら怒られそうな値段だな…」
そう呟いてカシアンは古着屋に行ってみる。
するとカティア婆さんがニヤニヤしながらやってくる。
「チロリアンハットだろ?」
「あるかい?」
「それが売り切れちまってねぇ…」
「そうか……」
カシアンがすぐに出ていこうとすると、カティアに服を引っ張られる。
「待て待て、もうちょい食い下がったらどうなんだい」
「だって売り切れたんだろう?」
「普通のはね。…裏に真っ黒な帽子があるんだよ」
「まさかまた瘴気やられの…」
「そうそう、チロリアンハットもあるのさ」
そう言ってカティアは店の奥に行く。
すると麻袋いっぱいに真っ黒な帽子があった。
「確かチロリアンハットは12個入ってたね。他はテンガロンにパイロットキャップなんかも14・5入ってたよ。…ほれ、チューしてくれなきゃ」
カティアが頬を差し出して言う。
「……寄付?」
「そう、寄付」
それを聞いてカシアンは困惑気味に苦笑してから、カティアにハグをして頬にキスをする。
「ありがとうカティアさん」
「若い子にキスされると若返るねぇ」
「ほんとかい?じゃあもう婆さんって呼べなくなるな」
「フォッフォッフォッ、そりゃいいね」
「また何かあったら取っといてくれよ!」
笑って言い、カシアンは麻袋を担ぐ。
ずっしりと重いのでたくさん入っているのが分かる。
「ところで婆さ…いや、カティアさん、女の子の帽子って何があるんだい?」
「そうだね…キャプリンにクロッシュなんかもいいし、ボンネットなんてお嬢さま風なのもあるよ」
そう言いながら歩き、店の帽子を見せる。
「ああ…どうしたらいいかな。今年は女の子は帽子流行るかい?」
「どうかね…毎年何人かは帽子の子もいるけど…それならクロッシュにしといたらいいさ。おチビさん達なら、その帽子の量を見てズルがるかもしれないからね」
カティアがいい、良さそうなクロッシュをポンポンと選んでくれる。
赤、紅、青、紺、ペールピンク、ローズ、カーキ、スプリンググリーン、フォレストグリーン、白、黒の11色を2個ずつだ。
「このくらいだろう?全部で…そうだね、5500だけど、3千にまけてあげるよ。その分、みんなが買いに来てくれるといいね」
「買いに来るさ!ありがとう!」
カシアンはお金を払って、その帽子を持ってきた大きくて柔らかいボストンバッグに入れてもらった。
「じゃあまた来るよ!」
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