12 / 160
ゲルブ平原
狼狩り
しおりを挟む移動するまでもなく最初の索敵で狼を見つけることができた。
西南西の方向に二匹。 距離は300m。 まだ俺に気付いていない。
・・・では始めるとしようか ”狼狩り” を w
遠距離投石レールガン のレンジ確認をかねて近い方の狼を“撃"った。
こちらに左側面を見せていた狼の頭部が消失した。 残った体がその場に蟠る。
狼より向こう側の地面が爆ぜて土煙が上がっている。
命中だ。
もう一匹は "何が起きたか分からない" 様子でオロオロしている。
その狼も“撃"った。
ほぼこちらを向いていた二匹目は吹っ飛んで後ろにあった岩に張り付いた。
これも"命中"。 ・・・二匹とも即死だな。
300mはレールガン(遠距離投石)のレンジ内だった。
FQに於いては狼などのフィールドにいる敵性生物がプレヤーを認識して襲って来る距離は概ね50mくらい、といったところだ。 後ろ側から(視認されずに)慎重に近づけば至近距離(近接武器の間合)まで接近することもできる。 他のゲームでも大体そんなものだった。
・・・そのくらいでないとゲーム内容がシビアになり過ぎるからだ。
『モンスターをハントする』 というのがプレイの根本であるべきなのに
『モンスターから逃げ回る』 というゲームになってしまう。
( 一部マニアにはウけるかもしれないが通常のプレヤーには不評だろう )
・・・其処で300mという有効射程は破格だといえる。
相手に察知されないアウトレンジから一方的に仕留ることができるのだから。
( "隠密行動"の必要性もそれほど高くないかもしれない )
ダッシュで駆け付け毛皮アイテムを回収する。
正面から投石を受けた二匹目は損壊が酷かった。 原型を留めていない。
アイテム変換には支障なかったものの完全なオーバーキルになってしまっている。
遠距離投石はLv1でも強力だったのに 今はLv7にアップしてる訳だからな。
( ゴブリンモードも意外とチョロかったかな ! )
・・・いや、天狗になってる場合じゃない。
俺は慢心を振り払って気を引き締める。 まだまだアゲていかないと。
"野良でウロつくエリアボス" が目標じゃないからな。
ステータスを確認してみた。
============================
【 種族 】 ゴブリン
【レベル】 7
【ジョブ】 -
【スキル】 投石[6**] 対獣格闘[1] 疾駆[1]
【 HP 】 240/240
【 MP 】 23/23
【 装備 】 -
============================
レベルは上がってないけども 新しいスキルが付いてる。 『疾駆』 か。
( さっきのゴブリンダッシュwで付いたんだな )
最初のダッシュで付いたのなら80mの全力疾走か。 二回目なら300m。
『投石』も『対獣格闘』もイイけれどこれはもっと重要なスキルかもしれない。
何をするにしても移動は速い方がいいからな。(ヤバい敵から逃げる時とか)
よし。 予定変更だ。 これを上げていこう。
・・・走ればいいのか ?
ワープ地点(ADライフのスタート地点でもある)までダッシュで戻った。
其処から三匹目の躯があった地点までの間(80m)をダッシュで往復するぞ!
・・・5往復(10走)した。
確認すると 『疾駆』は 3 に上がっていた ♪
単位認定?距離は5~60mということのようだ。( しかも"纏め取り" 可能 )
上がってなければ四匹目の場所との間を往復する心算だったから正直ほっとした。
"こういうスキル" はあるんじゃないかとは思っていた。
( だからダッシュした訳だが )
当分の間、移動はダッシュでするように心掛けよう。
そうすればデリドールに着くまでにはかなりのレベルまで行くんじゃまいか。
FQをプレイしていて(何となく)感じていた事が二つある。
一つ 「 努力は報われる 」
一つ 「 道は一つでない 」
地道にコツコツ励んでいれば、或は頭を絞って工夫を凝らせば"道"は開ける。
そういう風にプレイし(生き)て欲しい。 そういう風にプレイすれば楽しめる。
・・・開発者の意志なのか
・・・運営者の意図なのか
その印象はADプレヤーになって更に強まった感じがする。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる