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お留守番 前編
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#獣姦 #性的表現あり #少し長めです。
夜はいつも飼主さんと同じベッドで寝ているの。
飼主さんを邪魔しないようにちょっとだけ体をくっつけて丸まって寝るのが好き。
飼主さんの寝息を聞くと、この寝息だけは私しか知らないんだなあと思ってほんの少しだけ優越感が湧いて、、毎日、幸せを感じてしまう。
その幸せに満たされながら、わたしもいつの間にか眠りに落ちている。
朝。
柔らかい白い光に目を覚ます。
と、飼主さんが隣にいないことに気づいた。
いつも私の方が早く起きるのに。
体を起こして部屋を見回すと、既に身支度をすましている飼主さんをみつける。
飼主さんと目があって、おはようって言ってもらえる。
毎日、言われてるはずなのに、途端に私はうれしくなって居ても立っても居られずベッドから降りて四つ足で駆け寄ると、飼主さんの足元に頭を擦り付けてしまう。
飼主さんもしゃがんで頭を撫でてくれる。更に高揚して足に抱きついてしまった。瞬間、髪の毛を鷲掴みされて上を向かされる。飼主さんは優しく笑っているけど、恐くて目が合わせられない。無意識に視線を横にずらしてしまった。
かちゃり、と金属の音がして、反射的に見ると飼主さんの手に無慈悲なそれが握られていた。
それはね、少し歪んだ細い金属が間を開けて上下に二本並んでいて、その金属を左右に結ぶようにネジ付きのギザギザとしたアジャスターがついているの。アジャスターの部分には何かを抑えるための革製の紐もついていた。
それが何かを私は知っている。知っていたからこそ、私は体を強張らせて逃げることもできなくなる。
飼主さんは髪の毛を掴む手を僅かに強めて「口は?」と言った。
私は言われるがまま、素直に口を開ける。けれど、微かに震えてしまう。飼主さんは頭から手を離すと片手に持っていたそれを私の口にいれた。
それは開口器だった。
すでに口の中の固い異物感に違和感がいっぱいだった。冷たい固い感触は唇を押さえつけ、潰してくる。後頭部に回した革紐できつく固定されれば、簡単には外れなくなる。
あー....
上手く言葉が出せないと分かっているのに、声を出してしまうし、無駄に舌を動かそうとしてしまう。自由が利かないと逆に知らしめられる。
そんな私をみて、飼主さんは満足そうに視線を投げかけてくれたけど
無意識に溢れてくる唾液で飼主さんを汚したくなくて、私はほんの少しだけ後ずさって飼主さんと間を開けようとした、、が、
飼主さんは私の動きを察してたかのように腕を伸ばすと、私の頭を床に押しつけ、両手を後ろ手に捻りあげると慣れた手つきで手枷で拘束した。緩みがほとんどなくて、自由が効かない。
自分でも何を言いたかったかわからないけど、声らしきものが漏れて涎が垂れたのがわかった。閉じられない顎がすでにちょっと痛い。
がつんと衝撃を感じると、頭を踏まれてた。開口器が顔に当たって顔の骨まで痛い。。けど、妙に安心してされるがままになってしまうの。
ちょっと出かけてくるよ。今日はいい子でお留守番しててね。
飼主さんは優しくそう言って頭から足を外すと、目を合わせてまた頭を撫でてくれて....、私は目線でうなずいて見せた。
飼主さんが家から出ていった。
お留守番はいつものことだったから、日中に1人になるのは慣れっこだった。飼主さんはお仕事に忙しい。
けれど.....。
間も無くして、隣の部屋から足音が聞こえてきた。それは軽快に床を踏む。
私の心臓が高鳴る。
はあはあと舌を垂らして息を吐く、灰色の耳の垂れた大きな犬だ。毛は短く、鞭のような長い尾をもっている。立ったら私より大きい。もっとも私は殆ど四つん這いだから、普段から私より大きいかもしれない。
犬の名前はデム。飼主さんが飼ってる犬。いつもデム、デムって呼んで貰って可愛がってもらっている。
私には名前がないから、たまに嫉妬しちゃう。。
でも、飼主さんは自分のベッドにデムを乗せてることは絶対になくて、私しか乗せないの。毎日、一緒に寝れるのは私だけなの。それは私にとってすごく安心することで....
今、私はフローリングの上にいる。
飼主さんにされたままの、うつ伏せでお尻を上げた格好でいた。服はきてないから、もちろん裸で....
デムは私の方をみている。口の大きい彼は、開口器などつけてなくても両側の口端から涎を氷柱みたいに垂らす。そして、感情の見えない眼でまっすぐに私を見据えていた。
私の体は無意識に震える。
部屋の中に響く機械的なハアハアという音に、私はごくりと唾液を飲み込もうとして...床に粘液の溜まりをつくっていた。
つづく。
夜はいつも飼主さんと同じベッドで寝ているの。
飼主さんを邪魔しないようにちょっとだけ体をくっつけて丸まって寝るのが好き。
飼主さんの寝息を聞くと、この寝息だけは私しか知らないんだなあと思ってほんの少しだけ優越感が湧いて、、毎日、幸せを感じてしまう。
その幸せに満たされながら、わたしもいつの間にか眠りに落ちている。
朝。
柔らかい白い光に目を覚ます。
と、飼主さんが隣にいないことに気づいた。
いつも私の方が早く起きるのに。
体を起こして部屋を見回すと、既に身支度をすましている飼主さんをみつける。
飼主さんと目があって、おはようって言ってもらえる。
毎日、言われてるはずなのに、途端に私はうれしくなって居ても立っても居られずベッドから降りて四つ足で駆け寄ると、飼主さんの足元に頭を擦り付けてしまう。
飼主さんもしゃがんで頭を撫でてくれる。更に高揚して足に抱きついてしまった。瞬間、髪の毛を鷲掴みされて上を向かされる。飼主さんは優しく笑っているけど、恐くて目が合わせられない。無意識に視線を横にずらしてしまった。
かちゃり、と金属の音がして、反射的に見ると飼主さんの手に無慈悲なそれが握られていた。
それはね、少し歪んだ細い金属が間を開けて上下に二本並んでいて、その金属を左右に結ぶようにネジ付きのギザギザとしたアジャスターがついているの。アジャスターの部分には何かを抑えるための革製の紐もついていた。
それが何かを私は知っている。知っていたからこそ、私は体を強張らせて逃げることもできなくなる。
飼主さんは髪の毛を掴む手を僅かに強めて「口は?」と言った。
私は言われるがまま、素直に口を開ける。けれど、微かに震えてしまう。飼主さんは頭から手を離すと片手に持っていたそれを私の口にいれた。
それは開口器だった。
すでに口の中の固い異物感に違和感がいっぱいだった。冷たい固い感触は唇を押さえつけ、潰してくる。後頭部に回した革紐できつく固定されれば、簡単には外れなくなる。
あー....
上手く言葉が出せないと分かっているのに、声を出してしまうし、無駄に舌を動かそうとしてしまう。自由が利かないと逆に知らしめられる。
そんな私をみて、飼主さんは満足そうに視線を投げかけてくれたけど
無意識に溢れてくる唾液で飼主さんを汚したくなくて、私はほんの少しだけ後ずさって飼主さんと間を開けようとした、、が、
飼主さんは私の動きを察してたかのように腕を伸ばすと、私の頭を床に押しつけ、両手を後ろ手に捻りあげると慣れた手つきで手枷で拘束した。緩みがほとんどなくて、自由が効かない。
自分でも何を言いたかったかわからないけど、声らしきものが漏れて涎が垂れたのがわかった。閉じられない顎がすでにちょっと痛い。
がつんと衝撃を感じると、頭を踏まれてた。開口器が顔に当たって顔の骨まで痛い。。けど、妙に安心してされるがままになってしまうの。
ちょっと出かけてくるよ。今日はいい子でお留守番しててね。
飼主さんは優しくそう言って頭から足を外すと、目を合わせてまた頭を撫でてくれて....、私は目線でうなずいて見せた。
飼主さんが家から出ていった。
お留守番はいつものことだったから、日中に1人になるのは慣れっこだった。飼主さんはお仕事に忙しい。
けれど.....。
間も無くして、隣の部屋から足音が聞こえてきた。それは軽快に床を踏む。
私の心臓が高鳴る。
はあはあと舌を垂らして息を吐く、灰色の耳の垂れた大きな犬だ。毛は短く、鞭のような長い尾をもっている。立ったら私より大きい。もっとも私は殆ど四つん這いだから、普段から私より大きいかもしれない。
犬の名前はデム。飼主さんが飼ってる犬。いつもデム、デムって呼んで貰って可愛がってもらっている。
私には名前がないから、たまに嫉妬しちゃう。。
でも、飼主さんは自分のベッドにデムを乗せてることは絶対になくて、私しか乗せないの。毎日、一緒に寝れるのは私だけなの。それは私にとってすごく安心することで....
今、私はフローリングの上にいる。
飼主さんにされたままの、うつ伏せでお尻を上げた格好でいた。服はきてないから、もちろん裸で....
デムは私の方をみている。口の大きい彼は、開口器などつけてなくても両側の口端から涎を氷柱みたいに垂らす。そして、感情の見えない眼でまっすぐに私を見据えていた。
私の体は無意識に震える。
部屋の中に響く機械的なハアハアという音に、私はごくりと唾液を飲み込もうとして...床に粘液の溜まりをつくっていた。
つづく。
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