ほのぼの生きますか

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ゲーセンに入ってみた

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最悪なことに、20年勤めてきた会社を首にされました。
家族はいないが、このご時世...どうやって生きればいい?


途方に暮れて歩く俺の前に...懐かし音が聞こえた。

「懐かしいな...昔は、小遣い持って友達と遊びに来たっけ」と、商店街の錆びれたゲームセンターの前で立ち止まる。

横には、看板があり...閉店すると書いてあった。
あと一週間位で、ここも閉じてしまう。

最近のゲームは、よくわからないが、カーゲームはあるだろう。
何となく、衝動的にゲーセンに入ってみた。

ゲーム音楽が凄い。
クレーンゲームを抜けると、カーゲームゾーンに進む。
プリクラかぁ、まだあったのか。

横目で色々見ていると、何となしに、景品が取れそうなゲーム機を見つける。
しかも、100円だ。


やってみよう。


ちょうど昼間にコンビニに寄ったお釣りが、ポケットから出てきた。


この時、景品は何なのか?全く見ていなかった。


「おお~!?当たった」


箱が落ちて来て、中を見る。
「カウンターへ?」
何だろう?


「すみませーん」
カウンターのオネーさんに話しかける。

「当たったのですか?おめでとうございます!」

何だかわからないけど
「ありがとう」と、返しておく。


「異世界ご招待券です!」


「……」


なんと言いました?


「事務所の方へどうぞ!店長より話があります!」


言われるがままに、事務所のドアを開けてみる。








真っ白い部屋。



どっかで聞いたことあるシチュエーション?

ああ、ファンタジー小説の始まりみたいな……まさか……


「その、まさかですよ。西門 祭ニシカド マツリさん」

この世のものとは思えない程の美人が立っていた。
日本語が半端なく似合わない。

「私は、異世界の神です。今回、高位の地球の人間をスカウトしに来ました。予定では、15人連れて行く予定です。今のところ、貴方で7人目ですね。皆さん喜んで異世界に旅立つ決意をされました。祭さん。貴方はどうしますか?」

「どうすると言われても…どうしたら良いか…」

「あら?珍しく、食いつきが無いですね。では、異世界の説明をします!話を聞いてから決めてください」

「…はあ…わかりました」

何かの宗教かと思ったが……違うようだ。

この白い部屋は、人知を越えた何かだ。

女神の話を聞き逃さないように、メモを取り出す。

「…真面目な方ですね。嬉しいタイプですよ」



突拍子も無い女神の話に聞き入る。

まとめるとこんな感じだ。

1 地球よりも下位の世界で、女神が作り、他の12柱の神が手伝い運営している。
2 ファンタジーの世界で、魔法・剣を使う。西洋の中世くらいの文明らしい。
3 多種多様な人種が存在していて、今は、イザコザも起きていないので、平和である。
4 魔獣が存在していて、その素材を人々は利用して生活をしている。
5 異世界人には、自由に行動してもらい、停滞した文化の促進をはかって欲しいらしい。

「いきなり異世界に行くのは、不安でしょう?言語スキルとアイテムボックスを基本的にプレゼントします!」

「おお~!」

「しかも、貴方の元々持っている能力を向上させてあげます!」

「…元々持っている能力?」

「あー、祭さんの能力は、こんな感じです」

女神が差し出した紙を見る。




名前・ニシカド  マツリ
性別・男
年齢・45(15になる予定です)
種族・人間
属性・風、音、色、目
腕力・50(100)
知能・500(1000)
防御・50(100)
体力・25(50)
魔力・100(200)
俊敏・25(50)
幸運・100(200)
スキル・通訳機能、アイテムボックス、身体能力向上、風読み、気配察知、霊感、耐性能力向上、絶倫、床上手、魔力自動回復、博識、鑑定眼、金縛り、威圧、絶対音感、空気識別、識別機能向上、観察眼、金属探知機、運向上、暗視、鷹の目、顕微鏡、魔力識別、魔力察知、追い風、癒しの風、冷風、温風、感情視界化
魔法・微風エアー空気操作エアーコレクト音威圧エアーショック視界遮断ダークアイ


「わああ~、たくさんの能力をお持ちだったのですね?通訳機能とアイテムボックス、身体能力向上は、こちらがつけた特典ですが、他はマツリさんの能力を強化してスキルにしたものです。細かい説明をしますか?」

「お願いいたします」

「()の中は、異世界に行ってから変わる表示です。身体能力向上スキルの影響で、2倍になるように設定してます。普通の人が、50平均なので、体力と俊敏が低いのが残念ですね。風属性で俊敏が無い人は珍しいですよ。どうやら、霊感が強いお陰で、魔力も普通の人より多いですね。風や音は、霊に反応して、気配察知をし続けた結果、一緒に向上したのではないかと思われます。目は、霊感が強いことで、観察していたせいもあるとは思いますが、知識の影響もあると思います。本が好きな方には多い博識スキルもあるので、異世界ではとても有利でしょう。色は…性に関する事の他に、観察眼や気配察知からも来ているようですね。魔力が色で見えたりするかもしれませんね。その他にも、スキルは習得出来ますので、楽しみにしてください」

「おお~!でも、使ってみないとなんだかわかりませんね」

「うーん、絶対異世界に旅立つと約束出来れば、一週間の猶予を与えますよ」

「えっと…いいのですか?」

「実際に使わないとわからないと思います。これから、一週間猶予を与えます。一週間後迎えに行きますので、必要なものを揃えたり、スキルを使ってみたりしてみてください。でも、一週間後には必ず異世界に旅立つことになりますよ。いいですか?」

「はい。なんだか興味が出てきました。仕事もクビになって、家族もいません。しがらみは無いので、一週間で、身体を綺麗にしてきたいと思います!」

「はい!では、一週間後に…どちらに居ても迎えに行きますので」

「よろしくお願いします!」


何度も頭を下げる。

「ところで、女神様のお名前は?」

「私は、創造神フラーレンと言います。神殿にくれば、いつでも会えますよ」

こうして、俺は異世界に旅立つ約束をした。
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