ほのぼの生きますか

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森の中に佇んでいる。

少し痩せた?

15の俺は、こんな感じだったのだろうか?

少し筋肉質なような気もする。

「人より2倍の身体向上スキルがあったよな、それの影響かな?」

フラーレン様の言った通りに、自分を鑑定して見る。


「…ナイフ使い?料理…努力家…勤勉?いつの間にこんなにスキルがついたのだろうか?」

ナイフ使いと、料理は、嬉しい。

努力家と勤勉はどんなスキルか分からなかった。


「ん?」

不意にポケットに紙が入っていることに気がつく。

「来る時にはなかったよな?」

紙を広げると…フラーレン様の手紙だとわかる。

「何々?」




マツリさんへ


マツリさんのアイテムボックスに収納されていた、車や洗濯機などの電化製品は、この世界に持ち込み不可になりました。
申し訳ありません。
その代わりに、それらをこちらのお金に換金させていただきました。
無断でやってしまったことに怒りを覚えるかもしれませんが、許してください。
電化製品ではない、ガソリンやカセットコンロの燃料などは、アイテムボックスに戻してあります。
不便になるとは思いますが、こちらの生活に早く慣れるように祈っています。
ps、こちらのお金の単位は、「ギン」です。
パン一つ1ギン、宿代一晩40ギンです。
1ギン=100円だと思って下さい。


創造神フラーレン




「…仕方がないですよね。換金か?位くらいもらったのかな?」

ん?

見間違いかな?


0が多いような…



アイテムボックスを凝視する。




1,263,900ギン





日本円だと…0二つつくから
…一億二千六百三十九万円??


中古車だよね?

何でこんなに高くなっているの??



早く町を見つけて、教会に行こう。

フラーレン様単位間違えていないか?







観察眼で、道を探す。

森を無事抜けたら、町を急いで探そう。

鑑定眼も、博識も使い、気配察知で警戒をする。


「…いい森だな、資源が一杯ある。薬草が多いな。拾って行こう」

「こっちは、何か凄そうな…石だ。持って行こう」


道草をしながら、森を抜ける。

途中、お昼を食べて、街道らしき道を発見する。


「…!?何か来る??」


ゴブリンだ。

小人のように小さい。

でも顔は厳つくて、手には棍棒を持っている。


牽制するように、石で先制攻撃をする。

怒っただけで、ダメージは少ない。

空間操作をして、酸素を失くしてみる。



「へ…ギャ!?」

イキナリ空気がなくなって、困惑している。

そのまま、ナイフで首元を斬りつける。


「ギャアアアア」


「大丈夫かな?」

思いのほか…生き物を殺したショックはない。


ピクピクするゴブリンにとどめを刺す。

もう、死んでいたようで、声はあげなかった。

アイテムボックスにゴブリンを収納する。



血の匂いのせいか?

魔獣が集まってきた。


「今度は、ウルフか?5匹」


観察眼で見ながら、リーダーを先に狙う。

統率の取れた素早い動きだが…チャンと対応出来そうだ。

ゆっくり確実に、ウルフを一匹づつ倒す。


「解体スキルが欲しいな…誰かに教えてもらおう」


アイテムボックスにウルフしまって
街道をしたすら歩く。


大体の時間だとお昼くらいに、やっとで村を見つけた。

村は大きな方らしく、雑貨屋や宿屋、ギルドもあるようだ。

「ちょっと待て。身分証を出せ」

門番に呼び止められた。

「すみません。身分証を持ってなくて…田舎から出てきたばかりなんですよ」


「なるほど、わかった。50ギン頂こう、ギルドで身分証を作ってこい。そしたら、返してやる」

「すみません50ギンですね。どうぞ」


ポケットに手を入れて、アイテムボックスからお金だけを出す。

換金してくださりありがとうございますフラーレン様

祈らずにはいられない。


「教会...神殿何かありませんか?」

「信心深いのだなぁ。フラーレン様の御社ならば、中央の広場にあるぞ」

「ありがとうございます」

「ようこそ、ステンの村ヘ」

信心深さが良かったのか?
門番さんの対応が優しくなった。

全てはフラーレン様のおかげだ。
感謝、感謝。


早速ですが、中央の広場で、お祈りをする。

「フラーレン様、お金がありすぎです。どうしましょうか?」

頭の中で、換金の事を考える。



いきなり、白い部屋に来ていた。

「あら?祭さん、もう、祈祷を覚えたのですか?」

「祈祷?」

「はい、信心深さが認められると、つきますスキルです。私達神との交信が、やりやすくなります。特に移転者は、神に実際会ったことがある分だけ、祈祷を修得しやすいですね」

「はい、何か?スキルがつきやすい様な気がします」

「ああ~!ソレは、努力家と勤勉スキルのおかげかしら?いいスキルですね」

「はい、ありがとうございます。それと換金のお金の量ですが...」

「合っているわよ。持ち家よりも、車は、この世界では、高いからね」


そうなのか?

「他の移転者にも、バイクを持ってきた子がいましたが、車の方が高いですね。移動、運搬、宿泊も出来る。音楽を聴ける。良い物ですが、持ち込めず....済みませんでした」と、逆に謝られた。

「そんな!こんなにたくさん換金してくださりありがとうございます」

恐縮してしまう。

「他の電化製品も、言っておけば良かった物ですから」

電化製品については、俺は対策してあるから、いい。使えたらラッキー位にしか思っていない。

「そろそろ時間ですね」



白い部屋は消えて、お祈りの体制で、目を覚ました。

どうやら一瞬の出来事らしい。

「次は何処へ行こう」

広場を見渡すと、剣と盾のマークのギルドのマークが見えた。

「次は身分証かなぁ」




こうして、無事に村ヘ入ったのである。



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