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子育て
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いつ大人になるかわからない妖精の子供3人連れて、ギルドに行く。
手頃な依頼を受けて、外に出る。
まだまだ小さい3人は、良いスキルを持っていても…戦えるかわからない。
とにかく、移転者特典の身体能力向上を期待して、魔獣討伐に挑む。
「そんなに大きな武器で、いけそうか?」
明らかに大きい剣と弓と槍。
俺でも重いと思う剣が振れるのか?
明らかに手の長さ的に弓弾けないだろう?
槍って先端が重いんだよね。振り回せるの?
「大丈夫です!」
「バッチリ!」
「OKです」
まずは、ゴブリン。
3人とも、難なく一撃でした。
って言うか?最強?
一振りで、森の自然を破壊する3歳児。
一矢で、森に穴を通す4歳児。
一撃で、地形を変える5歳児。
「…何も教えることはない。自由に生きなさい」
ニコリと笑ってその場を去りたい。
魔獣は、任せて…壊される前に、採取を行う。
気配察知がないので、無防備なお子様たちだが…
それなりに、警戒しながら行動しているようだ。
「…ご主人様…何をとってるの?」
「…ああ~コレは、五月草と言ってね。物忘れの酷いおばあちゃんなんかによく効く、ボケ防止の薬草だよ」
「…ご主人様…それは?」
「んん~コレは、ヘトキノコって言ってね。素早さを上げる薬が作れる」
「ご主人様…コッチは?」
「おお~!いい石だね。ほんの少し光属性が付いているようだ。夜に光るらしいよ。持って帰って、夜に眺めてみようか?」
質問攻めだな。
小さい子が親に「何で~?」攻撃するのと同じか?
「…ご主人様は、何でそんなに物知りなの?」
「スキルの効果かなぁ?元々、知能も高かったけど、鑑定眼と世界知識と博識に観察眼を使っているから、大方わかっちゃうんだ」
「…知能高いの?そのせいなの?スキルいっぱい持ってるし…」
「…スキルは習得出来るよ?スクロール以外でもね。だから、欲しいスキルは習得するように頑張っているよ」
「…ご主人様の属性って何ですか?」
「属性?…風と音と色と目かなぁ?何で?」
「四属性!?…適正いっぱいですね」
「女神様もそんなこと言ってたよ。元々霊感が強いせいじゃないかって…どうしたの?」
「霊感が!?」
「怖い!」
「ヤダ~!」
キャキャ逃げ惑う子供達。
笑顔なのを見ると、遊んでいるのがわかる。
習得かあ…出来るかな?
風を感じて、風を聞き、風も読む。
出来そうな気がする。
聞き耳スキルの習得。
「ご主人様って…チート?」
「でも、僕らの力に驚いていたよ?」
「ご主人様…大器晩成型かも」
ぼそぼそ声が、はっきり聞こえる。
うーむ、出来たな。
超音波をイメージして…
「索敵」
音が広がる。
風に乗って広がる。
おっと、何か?引っかかった。
「気をつけて!何か大きなものが、こっちに来るよ」
「ええ!」
「ご主人様!方向は?」
「来るなら来い!」
木々を張り倒して、大きな角の牛?
「ミノタウルス?何でこんなところに?」
「初心者の森じゃないのここ?!」
「やるしかないわ!」
ミノタウルスは人種ではないのか?
爆乳のミノタウルスっ娘に会いたかったなあ~
「ブモオオオオ!」
突っ込んでくるミノタウルスを薙ぎ払う3人の幼児。
余裕の勝利。
うちの子たち…最強デス。
さあ、ミノタウルスを解体しよう。
肉はとっておこうかな?
美味しいといいけどね。
しばらく、採取をして…村に帰る。
何か?視線が痛い?
「まさか、幼き子供らに討伐をやらせたとか言わないよな?」
「えっと、その子供たちの方が、俺より強いと言ったら、信じるか?」
村に帰ると、門番に引き止められた。
何かと言えば、よく出てくるなあ…門番さん。
そう考えながら…不思議に思う。
「門番さん。楽しかったよ!」
「ブモオオオオって!襲って来たの!」
「ミノタウルスは強かったよ!」
ミノタウルスって単語で言うと、門番は慌て出した。
面倒だね。
「この子らが、討伐をしたので、報告に行きたいのですが」
「あ…ああ、通るが良い」
こうして…やっとで村に入れた。
手頃な依頼を受けて、外に出る。
まだまだ小さい3人は、良いスキルを持っていても…戦えるかわからない。
とにかく、移転者特典の身体能力向上を期待して、魔獣討伐に挑む。
「そんなに大きな武器で、いけそうか?」
明らかに大きい剣と弓と槍。
俺でも重いと思う剣が振れるのか?
明らかに手の長さ的に弓弾けないだろう?
槍って先端が重いんだよね。振り回せるの?
「大丈夫です!」
「バッチリ!」
「OKです」
まずは、ゴブリン。
3人とも、難なく一撃でした。
って言うか?最強?
一振りで、森の自然を破壊する3歳児。
一矢で、森に穴を通す4歳児。
一撃で、地形を変える5歳児。
「…何も教えることはない。自由に生きなさい」
ニコリと笑ってその場を去りたい。
魔獣は、任せて…壊される前に、採取を行う。
気配察知がないので、無防備なお子様たちだが…
それなりに、警戒しながら行動しているようだ。
「…ご主人様…何をとってるの?」
「…ああ~コレは、五月草と言ってね。物忘れの酷いおばあちゃんなんかによく効く、ボケ防止の薬草だよ」
「…ご主人様…それは?」
「んん~コレは、ヘトキノコって言ってね。素早さを上げる薬が作れる」
「ご主人様…コッチは?」
「おお~!いい石だね。ほんの少し光属性が付いているようだ。夜に光るらしいよ。持って帰って、夜に眺めてみようか?」
質問攻めだな。
小さい子が親に「何で~?」攻撃するのと同じか?
「…ご主人様は、何でそんなに物知りなの?」
「スキルの効果かなぁ?元々、知能も高かったけど、鑑定眼と世界知識と博識に観察眼を使っているから、大方わかっちゃうんだ」
「…知能高いの?そのせいなの?スキルいっぱい持ってるし…」
「…スキルは習得出来るよ?スクロール以外でもね。だから、欲しいスキルは習得するように頑張っているよ」
「…ご主人様の属性って何ですか?」
「属性?…風と音と色と目かなぁ?何で?」
「四属性!?…適正いっぱいですね」
「女神様もそんなこと言ってたよ。元々霊感が強いせいじゃないかって…どうしたの?」
「霊感が!?」
「怖い!」
「ヤダ~!」
キャキャ逃げ惑う子供達。
笑顔なのを見ると、遊んでいるのがわかる。
習得かあ…出来るかな?
風を感じて、風を聞き、風も読む。
出来そうな気がする。
聞き耳スキルの習得。
「ご主人様って…チート?」
「でも、僕らの力に驚いていたよ?」
「ご主人様…大器晩成型かも」
ぼそぼそ声が、はっきり聞こえる。
うーむ、出来たな。
超音波をイメージして…
「索敵」
音が広がる。
風に乗って広がる。
おっと、何か?引っかかった。
「気をつけて!何か大きなものが、こっちに来るよ」
「ええ!」
「ご主人様!方向は?」
「来るなら来い!」
木々を張り倒して、大きな角の牛?
「ミノタウルス?何でこんなところに?」
「初心者の森じゃないのここ?!」
「やるしかないわ!」
ミノタウルスは人種ではないのか?
爆乳のミノタウルスっ娘に会いたかったなあ~
「ブモオオオオ!」
突っ込んでくるミノタウルスを薙ぎ払う3人の幼児。
余裕の勝利。
うちの子たち…最強デス。
さあ、ミノタウルスを解体しよう。
肉はとっておこうかな?
美味しいといいけどね。
しばらく、採取をして…村に帰る。
何か?視線が痛い?
「まさか、幼き子供らに討伐をやらせたとか言わないよな?」
「えっと、その子供たちの方が、俺より強いと言ったら、信じるか?」
村に帰ると、門番に引き止められた。
何かと言えば、よく出てくるなあ…門番さん。
そう考えながら…不思議に思う。
「門番さん。楽しかったよ!」
「ブモオオオオって!襲って来たの!」
「ミノタウルスは強かったよ!」
ミノタウルスって単語で言うと、門番は慌て出した。
面倒だね。
「この子らが、討伐をしたので、報告に行きたいのですが」
「あ…ああ、通るが良い」
こうして…やっとで村に入れた。
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