ほのぼの生きますか

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ランク上げ試験

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「ランク上げ試験を受けてください」



ミノタウルスをカウンターに提出したら、受付嬢に言われた。


「ミノタウルスはうちの子たちが倒したのだが……」

「はい、だからパーティとして…試験を受けてください」



試験を受けるのは絶対らしいです。


「ランクアップ試験!?おお~!もう、そんなに強うなったのか?マツリ?」


ギルドマスターとして…ドガさんが出て来た。

ギルドで会うのは初めてだ。

「ギルドマスターのドガさんだよ。挨拶は?」

俺が挨拶を促すと、足にしがみついていた3人が、ヒョコヒョコ顔を出した。

「マサデス」
「サクです。ギルドマスター」
「ミナです。ギルドマスターさんよろしくお願いします」

「おお~!可愛いな!どうだ?強くなったか?」

わしわしと3人の頭を撫でていく。

ドガさん…3人は…恐ろしく強いですよ。


「試験って?何をすればいいですか?」

「ん?聞いていないのか?説明しよう。まずは、集団戦だ。パーティを持つと必要になる。集団対集団だと、入り乱れて訳分からなくなる。リーダーが、指示を出して周りが動く。その統率力を見る」

「統率力ですか?自信ないですね。まだ、子供らが戦闘を覚えたばかりなので…」

「おお~!もう一つあるぞ!筆記試験だ。コレは、マツリだけが受ける。冒険者が村や町を出る時に…必要最低限の知識をはかる」

「筆記ですか?…スキルの使用はOKですか?」

「スキルの使用はOKだが…その必要もない。簡単だよマツリなら…」

買いかぶり過ぎではないですか?ドガさん…

「おお~!忘れていた!ラストに全員の力を図る身体・体力テストがある。体の悪いところも見つけてくれる。定評の良いテストだ。ちゃんと受けるのだぞ!」

健康診断付きか?助かるなぁ!…体は若くても…中身45なので…

「まあ、失敗してもいくらでも受け直せる。気軽に受けてくれ!」


こうして…ランクアップ試験を受けることになりました。




「ランク上げ試験!?大丈夫かよ?数日前に来た…新人だろう?」

「ええ!もう、Cランク以上の実力があるのかよ~!」

「でも、あんな幼児の奴隷パーティなんて?無理じゃないか?」

「人数合わせでも、ひどすぎです。奴隷の子供達を戦わせるなんて…」

色々、悪い評判が流れているようだ。


「頑張って!おチビちゃん達!」

「あ!ミュートさんも来てるのか?」

美人なミュートさんが…女の子だったら…考えるだけ悲しいですね。



「戦闘試験は5回ある。初戦は、個々の力を見る。召喚ゴブリンとの一対一。まあ、4人いるから、ここで4戦するが…まずは、一括りに1回だと考えてくれ。誰からやる?」

「マサ、行っといで」
「はーい」

もちろん、マサは一撃で倒す。力の加減も覚えたようだ。

会場は静まりかえった。

「次は、サクの出番ですね」
「ああ、行っといで」

サクもまた、手加減を覚えたようだ。会場に穴があくことはなかった。

反応は、もうない。

「ミナです。行きます!」
「うん。よろしくね」

ミナは、少し大きい体を美しく舞うように動く。

舞踊の様でしたが…一撃で倒しました。

「最後は、俺か?期待しないでね?」

いつもの通り、忍び寄って斬りつける。

一撃で仕留めました。

隠密スキル…最高~!

「相変わらず…すっごくスキルを使うの上手いわ~!」

ミュートさんに褒められました。


会場が静まり返る中、次の戦いが始まる。

「うん。まあいいだろう。言うこと無しだ。次は、中ボス1匹をパーティで連携して倒せ…と言いたいが…お前らの実力がありすぎるから、ボス級を召喚する。心してかかれよ。怪我するな?」

…イキナリボス級?

「悪魔召喚!」

うわー!人型??

「我が名は、ウルガンティス。悪魔の中の悪魔!いざ!勝負!」

イキナリ始まった戦いに、驚いた俺よりも先に子供らが動いた。

まあ、大丈夫でしょう。

思った通り、子供らだけで…どうにかなりました。

「無念」

召喚って?何だろうね。

綺麗に消えていく悪魔さん…

「悪魔でも、役不足だったみたいだな…ならば、大量召喚しようか?中々腕がなるなぁ」

何か?ドガさんが楽しんできましたよね?

「集団戦だ!悪魔軍団召喚!」


十数体の悪魔が出て来た。
…あれ?さっきのウルガンティスさんもいるようだ。
召喚って?何だろうね。

空間把握で、敵の位置を知る。

「前衛マサ!離れすぎずに自由に戦え!中に俺支援する!俺の後ろにサク!弓でマサの支援だ!ミナは、後ろからの不意打ち注意!ミナ!早速、背後敵!」

「はい!攻撃は通しません!」

ミナは、攻撃を通さないように、カウンター攻撃で防ぐ。

「よし!音威圧エアーショック、マサは、怯んだところを攻撃!」

「うおおお!」

ドカン!少し手加減を忘れたマサの攻撃は、地面を揺らす。

「次は、サク!敵の隙を作れ!マサに攻撃をさせろ!」

「了解です!マサ!よろしくお願い!」
「OK!」

サクの弓矢は、三本同時に放たれた。
怯む悪魔を逃さずに、マサが攻撃して行く。

超音波エアーウエーブ!」

今朝、威力の上がった超音波を使って、地味に嫌がらせ。

背後の敵も、足を止めた。

「甘くってよ!」

ミナは、背後の敵に気がつき、攻撃する。


こうして、悪魔大量召喚も、無事終了した。


「うーん。鮮やかだね~!では、格上の冒険者と、戦ってもらおうか?」



そう、ギルドマスターが言うと…現れたのは…ミュートさん


我がギルドの一番の実力者だった。
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