ほのぼの生きますか

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ミュートさんの実力

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エルフのミュートさんが…敵!?

「どんな攻撃をするのでしょうか?」
「ご主人様のお知り合いですよね?」
「何かご存知ですか?」

うーん…雑貨屋で、エルフぐらいしか知らないな。

鑑定、世界知識、博識、観察フル活用する。





名前・ミュート  アグリレート
性別・男
年齢・257
種族・エルフ
属性・精霊、風、水、光、樹
腕力・500
知能・750
防御・500
体力・5700
魔力・7000
俊敏・200
幸運・50
スキル・大陸語学、エルフ語、精霊魔法士、精霊視、自然使い、杖使い
魔法・無し



強い!でも…何だ??精霊魔法士なのに…魔法が無し??

どうしたらいいだろうか?


「俺が前に出る。マサが、俺のフォローに。回復メインに…速さで翻弄して、引っ掛け回せ。マサの支援にミナが、マサが攻撃を受けそうなら…攻撃をいなす様に流せ。俺が頼んだタイミングで、魔法を使ってくれ。サクは、魔法で相手の足を取れ、矢は牽制程度にしてくれ。攻撃は、俺がメインだ。いいな」

「回復メインの…素早さで動きまわる」
「矢より、魔法で…」
「攻撃を流す。合図で魔法」

「よし!行くぞ!」


作戦時間を与えてくれたミュートさんに感謝しつつ、走り抜ける。

「霊感…金縛り」

ミュートさんにこの世界にはなさそうな攻撃を仕掛ける。

「ん!?…何…??」

話すのも辛そうなミュートさんの周りに何かいる?

気にせずに、攻撃をしようとして、止める。

ミュートさんの周りの何かが、反応したからだ。

ミュートさんの動きには、反応しない何か?

「精霊?」

「…ん!?…見える…の?」

ミュートさんが少し笑った。

「みんな!離れて!!」

子供らをミュートさんから…ミュートさんの周りの何か?から…離す。

「?!水!?」

何かが、魔法を使う。

俺の周りが水になる。

「ご主人様!?」

子供らの声が聞こえた。

窒息狙い?

でも…俺には空気操作があるので、しばらくは平気だ。

空気操作で、ミュートさんの周りに水素を集める。

ミナに合図で魔法を打たせる。

発火は大したことのない炎だが…



「…!?ウソ…??」

バンパンパン

弾ける炎に、金縛り中

モロにダメージだろう。


ミュートさんの周りが、木で囲まれる。

無駄だね。

酸素を運ぶ。

濃度の濃い酸素にミナの炎

よく燃えるね~!木ですから。


風が水を運ぶ。

鎮火するのかなぁ?

じゃあ、煙をミュートさんに向けますね?


「ゲホ…ゴハ」

地味に辛そうなミュートさん。

少し熱い風を混ぜる。

咳き込む喉には、辛いよね?


嫌がらせ中に、サクの水で足元を狙う。

金縛りのまま、ミュートさんは、転ぶ。

「…がは!?」

水でクッションにした様ですが…鼻に水が入った模様。



嫌がらせが…効いているうちに…そろそろ、俺の周りの水を、サクに流してもらう。

音威嚇エアーショック

音の嫌がらせです。


パンパンパン

でも、さっきの水素攻撃のことがあるので、警戒してくれました。

水の壁ができる。密閉空間だ。


俺は、アイテムボックスから、小麦粉を出して、ミュートさんの周りにぶちまける。

「ミナ!」

ミナの魔法で…ドーン!!粉塵爆発で大爆発!



3人の幼児を抱え、爆発に背を向けてふせる。



「…マサ…回復」

ちょっと、背中を火傷する。

ミュートさんは…強いから…大丈夫だよね?



「…おい!回復師を読んで来い!」

ドガさんの声がする。

「ミュートが…負けるとは…」

会場の声が聞こえた。

回復師に回復されて、ミュートさんが…復活する。

「…参ったな…どの攻撃も…初めての経験だったよ」


そうですね。

圧倒的に勝てそうなのは、知能と運でした…とは、言えませんね。






「疲れてるところを悪いが、最後の戦闘試験だ。ミュートのパーティと戦ってもらおうか」

「…棄権でもいいですか?勝てそうにありません…」

「…なんだと??やっとで俺の出番なのに…」

ドガさんが…悲しそうにする。

「…ご主人様?戦ってみたいです」
「…負けてもいいなら、やってみたい」
「ダメですか?」

可愛い顔で、なんと闘争心が強い子たちなんでしょうか?

「…どうする?マツリ?」

ドガさんが…挑発する様な笑顔を見せた。


ここで、引いたら「祭り」の名が廃る。

いっちょ、派手に行きますか?





ドガさんとミュートさんのパーティは、他にあと3人いた。

ドガさんは、前衛肉体派召喚師。
ミュートさんは、後衛自然精霊師。
初顔見せ食堂の料理人のハクさんは、前衛不落の盾隠密師。
カウンター受付嬢コロンさんは、中衛のオールラインダー魔法剣士。
回復師ラクさんは、後衛最強支援者回復師。


変な名前がついているけどね。
超~!強かったです。

ドガさんは、肉体派なのに…変なもん召喚するし…
ミュートさんは、何かたくさんの精霊らしきものを増やして、自然魔法連発。
ハクさんは、いつの間にか現れて防御してくる。
コロンさんは、前衛なのか?後衛なのか?わからないほど、多様に動く。
ラクさんは、一瞬で…何でも回復…何なのこの人。


マサは、どんなに防がれても、弾かれても真っ直ぐ攻撃して…破壊力勝負に出た。
サクは、弓を曲げて呼ばす荒技。連発発射。水を駆使して、矢を隠したり、器用に攻撃した。
ミナは、一点集中攻撃。炎を槍に付与して、速さで突きまくる。
俺は、集中攻撃をされて、気配察知、空間把握で避けに徹する。

「…個々の動きは、完璧だけど…やっぱり、リーダー潰されると、チーム力に荒が出るね。経験を積んで、これから勉強したまえ」

叩きのめされて、ドガさんに言われたセリフだ。

「戦闘に関しては、合格だよ。5戦中4戦も買ったからね。本当は3勝でOKなんだけど…Bランクが調子に乗って、怪我すること多いから、ここで一度完膚なきまで叩きのめす。…どうだい?勉強になったかい?」

ミュートさんが笑いながら、俺の頭をポンポンした。

流石257歳。45歳の俺では、経験値が違うなぁ~。

「…何か失礼なこと考えたでしょ?顔に出やすい性格は…戦闘に向かないよ?」

感情の色が見える。
怒ってはないようだ。

「…ここで叩きのめすのは、心も…ということですか?」

「…賢いね。その通りだよ。でも、バレたら意味ないね。精進しなさい」

「ありがとうございます。ミュートさん」

優しい色だ。初めての時から…この人は、変わらない。



こうして、戦闘試験が終わった。



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