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旅立ち…
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俺は、ミュートさんに送られて、村を出た。
踊り子と音楽隊とその護衛たちは、10台の馬車を使って移動する。
俺たちは、乗る場所がないので、それぞれ、馬に乗ることになりました。
馬は乗ったことなかったが、乗馬スキルを乗りながら取得し、スムーズに操れるようになりました。
子供らも、遊ぶように乗馬を覚えたようです。
子どもたち得意な事以外もなんでもこなす。
フラーレン様?子供らは、何でもできますよ?
休憩は1日5回。普通の旅より、スロウペース。良い道、より安全なコースを選ぶ。
俺の世界知識と気配察知、空間把握をフル活用して、最適コースを選ぶ。
子供らに指示して動かし、少し先で魔獣を狩るので、この馬車集団には、魔獣を近づけません。
「魔獣が、出ないわね~!運がいいのかしら?」
ビューイさんが、嬉しそうに話す。
子供らには、倉庫ポーチをそれぞれ持たせている。
1人が狩り、1人が珍しいものを採取して、1人がフォローする。
俺の指示に従って、動く。
精霊のおかげで、音を飛ばして子供らと会話が出来た。
精霊凄いです。必要なことをさりげなくやってくれる。
もちろん、色の魅了効果で、踊り子とも音楽隊とも良好な関係を築いている。
風は、道を平らにしてくれます。馬車が振動も少なく進みます。
遠回りで進む割には、予定の休憩所に速く着きました。
「順調な滑り出しね。10時だし、お茶してリラックスしてから、次に向かいましょう」
ビューイさんに言われて、子供らに水分補給と軽い休憩をとらせる。
俺は、警戒を続けて、精霊に力を借りながら…魔獣狩りの作業をする。
そう言えば、目の属性の精霊は、いないんだけど?何故だろう?
ふとしたことを考えて、自由都市でギルドマスターに聞いてみようと思う。
「さあ、出発しよう」
次の休憩は、2時頃だ。
遅めの昼になるだろう。
始めと同じで、慎重に進む。
だが…音楽隊の雇った護衛が、イライラしてきた。
どうやら、魔獣が出なくて稼ぎがないのが、気にくわないらしいです。
でも、先に見つけて狩った方がその魔獣を手にできる。
文句は言えないはずです。
今は、護衛依頼を受けているのだから、護衛に集中して欲しいものだ。
でも、またまた、鑑定スキルが働きます。
「見たくなかったな…」
音楽隊の雇った護衛たちの中には、「盗賊」の表記がありました!
ビューイさんと相談かな…
ビューイさんの馬車に行く。
話し声が、聞こえて来ました。
「15の少年とは思えないほど、落ち着いているよね~!」
「私狙うよ~?20日も一緒だから、押せばなびくかも?」
「えー!音楽隊の彼はどうするのよ!私はフリーだから、私が行くわ」
「優秀なルーキーでしょう?私の予想通りじゃない?子供たちも可愛いしね」
「あー!子持ちでした。奴隷と言っても…ずっと、一緒でしょう?」
「だよね~!でも、諦めないわよ!」
「だから、音楽隊の彼はどうするのよ!」
「音楽隊と言えば、あっちの護衛?ちょっと嫌な視線感じるのだけど?」
「あーわかる!キモい感じある。みんなではないけど…」
「音楽隊の選ぶ護衛にしては、屈強な人たちよね~?前の護衛が良かったわ」
「何言ってるのよ!あんたが、手を出して揉めたんじゃない!」
「そうよ、だから夜は仕事をしてもらって、私達から距離を置く為に、昼は別の護衛をつけたんじゃない!」
「あー…ごめん」
「わかればいいのよ。だから、マツリさんは、譲りなさい」
「それとこれは、話が違うわ!」
話しかける雰囲気ではない。
でも、思い切って声をかける。
「ビューイさん少しよろしいですか?」
「えっと…な…何?」
馬車の中から顔を出すビューイさん。
「…鑑定眼のスキルを持ってます。後ろの護衛に…盗賊が紛れていまして…ビューイさんにご相談をと…お忙しいですか?」
まどろっこしく言わずに、要点だけ伝える。
「…盗賊?嘘…どうしよう」
動揺している様なので、話を進めて、賛同を得ることにする。
「…音楽隊のリーダーをお昼に呼べますか?今のところは、相手におかしな動きはありません。いきなりは動かないでしょう。少し、ゆったりと作戦を立てましょう」
「…折角、安全な道を選んで…わかったわ、お昼に話をしましょう」
ビューイさんも、頭の整理が出来た様だ。
そうして、予想よりもずっと速く昼の予定地に着きました。
「…順調な滑り出し中に…呼び出してごめんなさい」
みんなが、食事をしている中で、俺とビューイさん、音楽隊の代表が馬車に集合する。
「…私は音楽隊代表のロゲスだ。よろしく」
「マツリです。昼の警備に当たってます」
「今回は、マツリさんから、話があるの…マツリさん、お願いします」
ロゲスさんは、20代の年の割にはしっかりとした顔構えで、かなり渋い感じの人だ。
「えっと…私は鑑定眼のスキルを持っています。音楽隊の1人に…盗賊が紛れていまして、報告と対策を考えたいと思い声をかけました」
「…盗賊が…今回、雇った護衛は、とても柄が悪くてね。夜も不安だったのだよ。…どうしたらいいだろうか?」
「幸いまだ、動きはありません。監視はして置きますが…あちらの護衛にも、監視をつけてほしいのです。誰か信頼できる人は居ませんか?」
「…あちらの護衛に、私の幼馴染がいる。ダロンというのだが、彼に動いてもらう」
…ダメだね。そのダロンが、盗賊だよ?
言うべきだね…何か計画的な犯行に思えるよ。
「…そのダロンさんが、盗賊です。幼馴染なのに…済みません」
「…ええ?あのダロンが!?…ああ、確かにあちらから、声をかけて来たな…護衛達も、彼の紹介だ」
「…グルの可能性も出てきましたね…困りました。次の街で、他の護衛を雇いましょう。でないと…危険です。今は、普通に接して、街で解雇しましょう」
「…理由は?どう言えばいい…」「イロイロ理由はつけられますが、踊り子が怖がるとか?文句が出ているとかで、構わないのでは?」
どうも、歯切れが悪い。幼馴染だからだろうか?
「幸い、夜には次の街です。何も起きない前に…離れておきましょう」
「…捕まえないの?」
ビューイさんから、声が上がる。
「罪も犯していないのに…どうやって捕まえるのですか?」
「…えっと、罠に嵌めるとか?」
「無理ですね。危険です。囮は誰が?一網打尽にする方法は?…何も知らない相手をどうやって罠に嵌めるのですか?」
「…無理だわ」
「そうです。だからこそ、速めに別れる算段をしましょう」
こうして、話し合いも終わり、今夜の安全を考える。
きっと、揉めるだろう。
途中解雇だ。
道中の稼ぎもない。
「動くなら、街の中か街を出た後かなぁ」
イロイロ嫌な感じだ。
どうしたら、切り抜けられるだろうか?
お昼をアイテムボックスから、出す。
サンドイッチだ。
子供らには、前もって渡してある。
たくさん食べさせて、お昼寝をさせる。
速く着いたので、ゆったりと過ごせる。
夕方、また休憩を挟んで、夜も更けた頃に街に入る。
「長い1日になりそうだ」
踊り子と音楽隊とその護衛たちは、10台の馬車を使って移動する。
俺たちは、乗る場所がないので、それぞれ、馬に乗ることになりました。
馬は乗ったことなかったが、乗馬スキルを乗りながら取得し、スムーズに操れるようになりました。
子供らも、遊ぶように乗馬を覚えたようです。
子どもたち得意な事以外もなんでもこなす。
フラーレン様?子供らは、何でもできますよ?
休憩は1日5回。普通の旅より、スロウペース。良い道、より安全なコースを選ぶ。
俺の世界知識と気配察知、空間把握をフル活用して、最適コースを選ぶ。
子供らに指示して動かし、少し先で魔獣を狩るので、この馬車集団には、魔獣を近づけません。
「魔獣が、出ないわね~!運がいいのかしら?」
ビューイさんが、嬉しそうに話す。
子供らには、倉庫ポーチをそれぞれ持たせている。
1人が狩り、1人が珍しいものを採取して、1人がフォローする。
俺の指示に従って、動く。
精霊のおかげで、音を飛ばして子供らと会話が出来た。
精霊凄いです。必要なことをさりげなくやってくれる。
もちろん、色の魅了効果で、踊り子とも音楽隊とも良好な関係を築いている。
風は、道を平らにしてくれます。馬車が振動も少なく進みます。
遠回りで進む割には、予定の休憩所に速く着きました。
「順調な滑り出しね。10時だし、お茶してリラックスしてから、次に向かいましょう」
ビューイさんに言われて、子供らに水分補給と軽い休憩をとらせる。
俺は、警戒を続けて、精霊に力を借りながら…魔獣狩りの作業をする。
そう言えば、目の属性の精霊は、いないんだけど?何故だろう?
ふとしたことを考えて、自由都市でギルドマスターに聞いてみようと思う。
「さあ、出発しよう」
次の休憩は、2時頃だ。
遅めの昼になるだろう。
始めと同じで、慎重に進む。
だが…音楽隊の雇った護衛が、イライラしてきた。
どうやら、魔獣が出なくて稼ぎがないのが、気にくわないらしいです。
でも、先に見つけて狩った方がその魔獣を手にできる。
文句は言えないはずです。
今は、護衛依頼を受けているのだから、護衛に集中して欲しいものだ。
でも、またまた、鑑定スキルが働きます。
「見たくなかったな…」
音楽隊の雇った護衛たちの中には、「盗賊」の表記がありました!
ビューイさんと相談かな…
ビューイさんの馬車に行く。
話し声が、聞こえて来ました。
「15の少年とは思えないほど、落ち着いているよね~!」
「私狙うよ~?20日も一緒だから、押せばなびくかも?」
「えー!音楽隊の彼はどうするのよ!私はフリーだから、私が行くわ」
「優秀なルーキーでしょう?私の予想通りじゃない?子供たちも可愛いしね」
「あー!子持ちでした。奴隷と言っても…ずっと、一緒でしょう?」
「だよね~!でも、諦めないわよ!」
「だから、音楽隊の彼はどうするのよ!」
「音楽隊と言えば、あっちの護衛?ちょっと嫌な視線感じるのだけど?」
「あーわかる!キモい感じある。みんなではないけど…」
「音楽隊の選ぶ護衛にしては、屈強な人たちよね~?前の護衛が良かったわ」
「何言ってるのよ!あんたが、手を出して揉めたんじゃない!」
「そうよ、だから夜は仕事をしてもらって、私達から距離を置く為に、昼は別の護衛をつけたんじゃない!」
「あー…ごめん」
「わかればいいのよ。だから、マツリさんは、譲りなさい」
「それとこれは、話が違うわ!」
話しかける雰囲気ではない。
でも、思い切って声をかける。
「ビューイさん少しよろしいですか?」
「えっと…な…何?」
馬車の中から顔を出すビューイさん。
「…鑑定眼のスキルを持ってます。後ろの護衛に…盗賊が紛れていまして…ビューイさんにご相談をと…お忙しいですか?」
まどろっこしく言わずに、要点だけ伝える。
「…盗賊?嘘…どうしよう」
動揺している様なので、話を進めて、賛同を得ることにする。
「…音楽隊のリーダーをお昼に呼べますか?今のところは、相手におかしな動きはありません。いきなりは動かないでしょう。少し、ゆったりと作戦を立てましょう」
「…折角、安全な道を選んで…わかったわ、お昼に話をしましょう」
ビューイさんも、頭の整理が出来た様だ。
そうして、予想よりもずっと速く昼の予定地に着きました。
「…順調な滑り出し中に…呼び出してごめんなさい」
みんなが、食事をしている中で、俺とビューイさん、音楽隊の代表が馬車に集合する。
「…私は音楽隊代表のロゲスだ。よろしく」
「マツリです。昼の警備に当たってます」
「今回は、マツリさんから、話があるの…マツリさん、お願いします」
ロゲスさんは、20代の年の割にはしっかりとした顔構えで、かなり渋い感じの人だ。
「えっと…私は鑑定眼のスキルを持っています。音楽隊の1人に…盗賊が紛れていまして、報告と対策を考えたいと思い声をかけました」
「…盗賊が…今回、雇った護衛は、とても柄が悪くてね。夜も不安だったのだよ。…どうしたらいいだろうか?」
「幸いまだ、動きはありません。監視はして置きますが…あちらの護衛にも、監視をつけてほしいのです。誰か信頼できる人は居ませんか?」
「…あちらの護衛に、私の幼馴染がいる。ダロンというのだが、彼に動いてもらう」
…ダメだね。そのダロンが、盗賊だよ?
言うべきだね…何か計画的な犯行に思えるよ。
「…そのダロンさんが、盗賊です。幼馴染なのに…済みません」
「…ええ?あのダロンが!?…ああ、確かにあちらから、声をかけて来たな…護衛達も、彼の紹介だ」
「…グルの可能性も出てきましたね…困りました。次の街で、他の護衛を雇いましょう。でないと…危険です。今は、普通に接して、街で解雇しましょう」
「…理由は?どう言えばいい…」「イロイロ理由はつけられますが、踊り子が怖がるとか?文句が出ているとかで、構わないのでは?」
どうも、歯切れが悪い。幼馴染だからだろうか?
「幸い、夜には次の街です。何も起きない前に…離れておきましょう」
「…捕まえないの?」
ビューイさんから、声が上がる。
「罪も犯していないのに…どうやって捕まえるのですか?」
「…えっと、罠に嵌めるとか?」
「無理ですね。危険です。囮は誰が?一網打尽にする方法は?…何も知らない相手をどうやって罠に嵌めるのですか?」
「…無理だわ」
「そうです。だからこそ、速めに別れる算段をしましょう」
こうして、話し合いも終わり、今夜の安全を考える。
きっと、揉めるだろう。
途中解雇だ。
道中の稼ぎもない。
「動くなら、街の中か街を出た後かなぁ」
イロイロ嫌な感じだ。
どうしたら、切り抜けられるだろうか?
お昼をアイテムボックスから、出す。
サンドイッチだ。
子供らには、前もって渡してある。
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