ほのぼの生きますか

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楽しい同僚

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お裾分けが良かったのか?

翌日の冒険者さん達が、いい感じにフレンドリーになりました。

「昨日はありがとう!美味しかったよ」
「魔獣の肉でしょう?悪いわね~!美味しかったわ」
「お礼は出来ないが、君がいい奴だとわかったよ。これから、よろしく頼む」
「いい旅の同僚で助かった」

色々、声をかけてもらいました。

商人の一行は、すでに早朝出て行ったらしいです。
お幸せに~!

俺は、奴隷はもう買わないと心に誓い、旅立つ。

「それにしても、契約違反だったんじゃない?犯罪奴隷でしょう?大丈夫かしらね?」
踊り子さんに言われる。
確かに…犯罪奴隷でした。でも…何も言うまい。

「いいのですよ。人との出会いは、一期一会ですから」

俺が納得しているのに…周りはこだわるのは、奴隷の権利がほぼ無い世界において…買ってすぐの契約破棄は、有りえないことらしいです。
お金ももらわずに、他の人に差し出した俺は、かなり損しただけでなくて、馬鹿にされたことと同じらしいです。俺が受け取らなかっただけですけど…
お人好しの下のランクの若者から、奴隷を騙しとったように見えるSランクの冒険者も勿論、有りえないという。

「ここ最近の盗賊討伐も、私たちを囮に使った感じがするわね」

踊り子さんにそう言われて、なんとなく…恐ろしく思う。
うまい話には、裏があるのだろう。

幸い、我々に被害は無い。
無いことをとやかく言う訳にはいかない。

人の感情を色で見えても、喜びくらいしか見れなかった。
いい人そうに見えてが…囮ができた喜びの感情と変わらないかもしれない。
判断できない自分が悪いのかもしれない。

「どうやら、俺は対人が苦手なようです。皆さんには、その点を中心に力を貸してもらうかもしれないですね」

「私たちで良ければ、協力するわ!一緒に旅する仲間でしょう!」

踊り子さんに言われ、気分も乗ってくる。
…単純だな…俺。



今日の昼の警備に参加してくれるのは、アデンさんとリンドさんだ。
アデンさんは、武道家としてはストイックな感じの大人しめな男性だ。
リンドさんは、魔銃の使い手らしいですが、カーボーイみたいな帽子に、乗馬用の服を着ているので、男装の麗人に見える。美人だ。
彼らは、兄妹らしいです。

主に、リンドさんが話をする。

「俺のスキルで、気配察知して連絡を入れます。その指示で、魔獣を自由に狩ってください。狩った獲物は、そちらの物としてくれて構いません。手が空いたら、すぐに次の獲物を回しますので、頑張ってくださいね。それと、魔獣の保存はどうしますか?アイテムボックス持ちなので、俺のところに持ってきてもらえれば、保存しますよ」

「なるほど、よくわかった。アイテム倉庫を持っている。その点は気にしなくて構わない。それと、私たちは慣れるまで、一緒に行動する」

「わかりました。では、指示を出しますね」

「!?…はい、よろしくお願いします」

いきなりの指示で驚くリンドさんに、方角と距離を伝える。

「…行ってくる」

アデンさんの小さな声を聞きました。
その後、馬で離れていく二人の様子を空間把握で見る。

なかなか動ける。
かなりの数の魔獣でもいけそうだ。

精霊に頼んで、指示の音だけを伝える。

慣れてくると、細かい指示を加えた。

「リンドさんは、隠れて待機…アデンさんは、後ろに回り込んではさみ打ちしてください」

最初はぎこちなく指示に従ったが、スムーズに動くようになる。

休憩時間には、行き良いよく二人が帰ってきた。

「…凄いな。あんな的確な指示は初めてだ。今日の魔獣は、十分確保できた。他のメンバーと変わってくるよ」

1日交代のはずだが、アイテム倉庫が、いっぱいらしくて、交代を願われる。

次に来たのは、フロンさんとゼルダさんだ。
賞金稼ぎと情報屋が、どんな商売だかわからないが、強そうに見える女性たちだ。
大きな武器が目立つ。

「私らは、別々に行動する。それぞれに指示をくれ」
「そうですね。アイテム倉庫を持っているのです。魔獣の位置を次々と教えていただけると楽だわ」

希望通りに、休憩後からすぐにそれぞれに指示を出した。

速い。強い。的確の素晴らしさ。
調子に乗って、範囲を広めて指示を出したが…難なくやってのけた。

お昼にひょっこりと戻って来た。

「…いい指示出しだった。今日は別のメンバーと交代しよう」
「いいスキルね~!情報屋に欲しいスキルだわ~!」

嬉しそうに、お昼に向かった。

次に来たのは、自称コンビだ。
二人は男の子。
12~15くらいだ。
駆け出しの感じがする。

「よろしく頼むよ!アイテムボックスは持っている!連続で戦えるよ!」
「…魔法で団体も一掃できます。稼がせてくださいね?」

うーん、移転者か?

「わかったよ。よろしくね」

自称なだけある。
うちの子供らくらいの実力はありそうだ。
ただ、体力にかける。

「はあ…はあ…すみません。休ませてください」
「…はあ…はあ…ありがとうございました」

休憩で、交代を希望してきました。

次は、リーダーのドロシーさんとミハエルさんが登場した。

「大丈夫ですか?夜の警備もあるのに…」

「大丈夫だね。昼間は楽をさせてもらっているからね!」
「心配には及ばない。逆に尋ねるが、魔力は大丈夫かね?ずっと、スキルを使いっぱなしらしいな?」

「大丈夫ですよ!まだまだやれます!皆さんのおかげで、楽をさせてもらっているのは、こちらも同じです」

「獲物をほとんどもらっているのではないか?」

「いいえ、うちの子供らが、変わらずに狩りや採取をしています。俺の出る幕はありません。指示だけで、どうにか出来るので、楽チンですね」

「そうか?ならば…甘えて、狩りに出るとしよう」

ドロシーさんとミハエルさんの指示は楽だわ。
位置と数を伝えるだけです。
自ら動ける人は、いいですね。
こちらの予想に反したいい動きに見とれる。

次の村に着くときには、すべてが終わって、ゆったりとした頃でした。

「いい獲物を狩れたよ。助かったわ」

村は小さい割にはギルドがあり、宿泊所はしっかりとしていて、大人数でも余裕でした。

ギルドで素材を売る。
村人には、とても喜ばれました。
素材は、それなりに貴重なものだ。
村で買えるものならば、買って使う。
素材が多いほど、手に入りやすくなる。
依頼のない素材は、現地の人に優先的に売られるからだ。


俺は宿に入ると、食事をさせて子供らを寝かせる。

コンコン

ノックの音が聞こえた。

「マツリさん、お酒でもどうですか?」

ミハエルの声でした。

お呼ばれをして、酒場に行く。

「警備は我々が交代でしています。心配せずに、親睦を深めませんか?」

「いいですね。この村には、独特のお酒が飲めるらしいですよ」

村に入った時に、村人にリサーチしていた。

楽しく飲み始める。

ミハエルさんと情報を共有して、他のメンバーのことを知る。

ミハエルさんとは、話が合いそうだ。



この村のお酒は、魔獣のエキスが配合してあるらしいです。

かなりの美味さに…飲み過ぎた感じがする。

でも、耐性が強いせいか?酔うことはありませんでした。




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