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武道大会当日
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今日から、武道大会予選が行われる。
今大会は、第一回目の大会なので…シード権は誰にもない。
全員が、予選から這い上がる。
大会参加者は、200名を越す。
予選は、10名ずつ分かれて、一気に潰し合う。
予選から、上位2人づつ選ばれて、計41名でトーナメントをする。
トーナメントの上位16が決まると、本大会である。
観客がみる大コロシアムで、本大会が開催される。
コロシアムには、魔法映像機が内蔵してあり、戦いを見やすく映し出す。
解説者、実況も揃えて、より、大会を楽しませる。
裏では、賭けも行われているらしい。
色々な思惑を持つ政治家も見に来ている。
獣人国の隠し玉が、潜んでいると噂されていて、大会を盛り上げていた。
その隠し玉が、俺なのだから…嫌になる。
予選のうちに…自分のスキルに慣れておこうと思う。
さすが、S級ランク。
予選でも、雰囲気が違う。
でも、所詮は、人のレベル。
楽しませてもらう。
大会運営者の意図が見え隠れする。
予選の10名に、有力者を2人以上入れないように構成されている。
俺は、ラストの山でした。
41人目の予選通過です。
俺に…誰も潰されないように…1人しか選ばれないラストの山に入れたのだろう。
9人で戦ったのに…1人しか選ばれないラストの山。
不公平ですね。
難なく、予選を通過して、トーナメントの位置を確認する。
一様一位通過なのに…シード権はありません。
イジメか?
獣人の国王が、何かビックリしている。
俺は、戦闘狂ではない。
何か?誤解してます?
絶対、誤解してますね?
後で、お仕置きしよう。
でも、やっぱり、見ている方が楽しい。
強者達が、己の力を出し切って戦う姿は、かなり見応えがある。
来年は、観戦だけにしよう。
ミュートさんが許してくれたらだけどね。
個室の観客席を見る。
嫁達とミュートさんがいる席を発見する。
でも、知らない男が入り込んで来た。
俺は、地獄耳スキルを使う。←たった今適当に名付けしたスキル。
「オイ!久しぶりだなぁ。ミュートさん?」
「…シード、お久しぶりですね?ここには、どうやって入ったの?」
「オイオイ!他人行儀だな。俺のために女になったんだろう?俺以外にお前を好きになる男はいねーからな!可愛いところあるじゃね~か?サッサと会いに来ねーから、こっちから来てやったのさ。可愛がってやんよ?こっちに来い!」
ミュートさんには、聖霊の加護がある。
でも、何かしないのも…ムカつくので…俺の力で弾き飛ばして見る。
「ぐはっ!?…やりやがったな?俺に手を出すと、兄貴に言うぞ!わかってんだろうな!」
兄貴って誰だ?
俺は、神スキルで探る。
おお~!エルフの王子様?!
って、ことは、こいつも第二王子か?
エルフの未来真っ暗だなぁ。
ミュートさんがこっちを見て怒ってる?
手を出すなってことかなぁ?
無理でしょう?
えっと?…任せろって?うーむ…我慢出来ないよ?
ええええ~!我慢しろ??…うー…我慢するよ。
アイコンタクトで、俺は我慢を約束させられる。
本当は、心配してません。
ミュートさんもS級ランクの冒険者です。
嫁達とデュランド、子供達もみんな…強いデス。
この第二王子が、弱いことも知ってます。
ウチの家族に死角なし。
何となく、嫉妬してみました。
許してくださいね。ミュートさん。
第二王子は、ミュートさんにコテンパンにやられて、部屋を追い出された。どうやら、警備兵に突き出され、連れて行かれたようです。
あの部屋は、獣人の国王の特別招待客の部屋だ。
そこに、エルフの王子が無断で入り込む時点で、国際問題です。
後で、コッテリと第二王子を絞ってもらいましょう。
でも、エルフって…傲慢なイメージは、無かったけれど…この第二王子は傲慢だけで生きていそうだ。
ダークエルフの誰かさんは、奴隷なのに…傲慢だったけどね。
予選も終わり、控え室に戻る。
このまま、トーナメントに入るらしい。
ベスト16を決めるところまで…1週間もかかるらしいです。
サッサと試合を消化して、万全な体制で本戦を行いたいのだろう。
しばらく、トーナメントの試合も来ないので、昼を食べに行く。
係員に、許可をもらい、家族の元へ行く。
すると、今度は…エルフの第一王子が…部屋に来ていた。
「…君は誰だね?部屋を間違えていないかい?」
「俺の家族です。はっきりと部屋を間違えていないと言えます。王子様こそ…ウチの家族に何かご用ですか?」
ムカつくので、はっきりと言ってやる。
「それは、失礼した。ここは、獣人の国王が直々に招いた客の部屋だと、認識していたのだが…間違えていたかな?」
俺では、王の知り合いとして不足だと言うの?神だよ?わかってる?
「…獣人の国王に招かれているのではなく、獣人の国王に部屋を用意させた、が正解です。不服なら、本人を連れてきましょうか?」
喧嘩腰に腹が立つ。
「獣人の国王に用はない。ミュートに用がある。お借りできないか?」
「それはチョット…信用出来かねます。今のミュートさんは、女性ですので…男性と2人っきりは…夫として、許せません。100歩譲って、要件ならば、ここで言ってください」
「…夫?ミュートが男と知っていて言っているのか?お前も、弟と同じ人種か?」
「ご覧の通り、俺は子供達がいます。いたってノーマルですよ?」
話が進まない。何なの?こいつ…
「ミュートは、弟が懸想していてな。やっとで、公の場に出てきたのだ。連れて帰りたいのだが…返してくれないか?」
「ご冗談を、ずっと隠れていた時点で、拒否されていると自覚してください」
「私ではない。弟の趣味だ。…男を妻に迎えているお前と一緒にしないで欲しい」
「では、諦めてお帰りください。関わりたくないなら、来なければいい。いらぬ争いを生みますよ?」
こいつも、第二王子のように…傲慢か?
「…その通りだ。いらぬ争いをしに来た訳ではない。…来賓の部屋に勝手に入る行為も、許されるものではないな。弟が、この件で捕まったと言われて、逆上してしまったようだ。頭を冷やして来よう」
第一王子は、そう言って姿を消した。
感情の色は、黒いままだ。
本音を聞こうと思えば、聞こえるのだが…聞きたくもない。
「…結界を張って置こう。この部屋には、幸運にも、トイレがついている。この部屋を出るときは、必ず俺と一緒に出よう。油断はするなよ?あの王子は本音は真っ黒だからな」
家族全員に言い聞かせる。
アイテムボックスから、お昼を出して、食事をする。
うわー!あの王子は…家来に命令して、空調に毒をまぜて来たよ?
まあ、空気に関しては…かなり詳しいので…たいしたことないけど…家来は捕らえておきます。
毒は、分離して…無害にする。
王子の家来は、獣人の国王に届けます。
獣人の国王は、激怒していますね。
エルフの王子はどうするつもりなんだろう?
国際問題ですよ?…俺は嫌だな…神の加護で、健康と武力を手にした種族を敵にまわすの…
「ミュートさん。あの王子は…昔からあんななの?」
「…あれでも、丸くなった方かしら?我が、従兄弟ながら…情けないわ」
ふおおおお?!ミュートさん…王族なの?
「何に驚いているかはわからないけど…王族は、多いわよ?中でも、王になれるのは、ハイエルフのみだわ。エルフの進化の最終形態ね」
「ミュートさんは?」
「…進化したけど…ハイエルフではないわよ。あの2人も、それを確かめに来たようね」
ふーん。自分より先に誰かが進化して、ハイエルフになったら、王の座を取られるのか?
「大丈夫よ?今の王様は、まだ若いし、ハイエルフが現れても、王様の交代はないわよ?」
「…じゃあ、何で来たのかなぁ?ミュートさん狙いなの?」
「さあ?自分たちの思い通りにならないと、我儘ばかり言う2人だから、わからないわ」
そうだよね。不利益ばかりなのに…何で、チョッカイかけてくるのか?
俺には理解出来ないな。
試合も近いし…そろそろ、降りようか?
今大会は、第一回目の大会なので…シード権は誰にもない。
全員が、予選から這い上がる。
大会参加者は、200名を越す。
予選は、10名ずつ分かれて、一気に潰し合う。
予選から、上位2人づつ選ばれて、計41名でトーナメントをする。
トーナメントの上位16が決まると、本大会である。
観客がみる大コロシアムで、本大会が開催される。
コロシアムには、魔法映像機が内蔵してあり、戦いを見やすく映し出す。
解説者、実況も揃えて、より、大会を楽しませる。
裏では、賭けも行われているらしい。
色々な思惑を持つ政治家も見に来ている。
獣人国の隠し玉が、潜んでいると噂されていて、大会を盛り上げていた。
その隠し玉が、俺なのだから…嫌になる。
予選のうちに…自分のスキルに慣れておこうと思う。
さすが、S級ランク。
予選でも、雰囲気が違う。
でも、所詮は、人のレベル。
楽しませてもらう。
大会運営者の意図が見え隠れする。
予選の10名に、有力者を2人以上入れないように構成されている。
俺は、ラストの山でした。
41人目の予選通過です。
俺に…誰も潰されないように…1人しか選ばれないラストの山に入れたのだろう。
9人で戦ったのに…1人しか選ばれないラストの山。
不公平ですね。
難なく、予選を通過して、トーナメントの位置を確認する。
一様一位通過なのに…シード権はありません。
イジメか?
獣人の国王が、何かビックリしている。
俺は、戦闘狂ではない。
何か?誤解してます?
絶対、誤解してますね?
後で、お仕置きしよう。
でも、やっぱり、見ている方が楽しい。
強者達が、己の力を出し切って戦う姿は、かなり見応えがある。
来年は、観戦だけにしよう。
ミュートさんが許してくれたらだけどね。
個室の観客席を見る。
嫁達とミュートさんがいる席を発見する。
でも、知らない男が入り込んで来た。
俺は、地獄耳スキルを使う。←たった今適当に名付けしたスキル。
「オイ!久しぶりだなぁ。ミュートさん?」
「…シード、お久しぶりですね?ここには、どうやって入ったの?」
「オイオイ!他人行儀だな。俺のために女になったんだろう?俺以外にお前を好きになる男はいねーからな!可愛いところあるじゃね~か?サッサと会いに来ねーから、こっちから来てやったのさ。可愛がってやんよ?こっちに来い!」
ミュートさんには、聖霊の加護がある。
でも、何かしないのも…ムカつくので…俺の力で弾き飛ばして見る。
「ぐはっ!?…やりやがったな?俺に手を出すと、兄貴に言うぞ!わかってんだろうな!」
兄貴って誰だ?
俺は、神スキルで探る。
おお~!エルフの王子様?!
って、ことは、こいつも第二王子か?
エルフの未来真っ暗だなぁ。
ミュートさんがこっちを見て怒ってる?
手を出すなってことかなぁ?
無理でしょう?
えっと?…任せろって?うーむ…我慢出来ないよ?
ええええ~!我慢しろ??…うー…我慢するよ。
アイコンタクトで、俺は我慢を約束させられる。
本当は、心配してません。
ミュートさんもS級ランクの冒険者です。
嫁達とデュランド、子供達もみんな…強いデス。
この第二王子が、弱いことも知ってます。
ウチの家族に死角なし。
何となく、嫉妬してみました。
許してくださいね。ミュートさん。
第二王子は、ミュートさんにコテンパンにやられて、部屋を追い出された。どうやら、警備兵に突き出され、連れて行かれたようです。
あの部屋は、獣人の国王の特別招待客の部屋だ。
そこに、エルフの王子が無断で入り込む時点で、国際問題です。
後で、コッテリと第二王子を絞ってもらいましょう。
でも、エルフって…傲慢なイメージは、無かったけれど…この第二王子は傲慢だけで生きていそうだ。
ダークエルフの誰かさんは、奴隷なのに…傲慢だったけどね。
予選も終わり、控え室に戻る。
このまま、トーナメントに入るらしい。
ベスト16を決めるところまで…1週間もかかるらしいです。
サッサと試合を消化して、万全な体制で本戦を行いたいのだろう。
しばらく、トーナメントの試合も来ないので、昼を食べに行く。
係員に、許可をもらい、家族の元へ行く。
すると、今度は…エルフの第一王子が…部屋に来ていた。
「…君は誰だね?部屋を間違えていないかい?」
「俺の家族です。はっきりと部屋を間違えていないと言えます。王子様こそ…ウチの家族に何かご用ですか?」
ムカつくので、はっきりと言ってやる。
「それは、失礼した。ここは、獣人の国王が直々に招いた客の部屋だと、認識していたのだが…間違えていたかな?」
俺では、王の知り合いとして不足だと言うの?神だよ?わかってる?
「…獣人の国王に招かれているのではなく、獣人の国王に部屋を用意させた、が正解です。不服なら、本人を連れてきましょうか?」
喧嘩腰に腹が立つ。
「獣人の国王に用はない。ミュートに用がある。お借りできないか?」
「それはチョット…信用出来かねます。今のミュートさんは、女性ですので…男性と2人っきりは…夫として、許せません。100歩譲って、要件ならば、ここで言ってください」
「…夫?ミュートが男と知っていて言っているのか?お前も、弟と同じ人種か?」
「ご覧の通り、俺は子供達がいます。いたってノーマルですよ?」
話が進まない。何なの?こいつ…
「ミュートは、弟が懸想していてな。やっとで、公の場に出てきたのだ。連れて帰りたいのだが…返してくれないか?」
「ご冗談を、ずっと隠れていた時点で、拒否されていると自覚してください」
「私ではない。弟の趣味だ。…男を妻に迎えているお前と一緒にしないで欲しい」
「では、諦めてお帰りください。関わりたくないなら、来なければいい。いらぬ争いを生みますよ?」
こいつも、第二王子のように…傲慢か?
「…その通りだ。いらぬ争いをしに来た訳ではない。…来賓の部屋に勝手に入る行為も、許されるものではないな。弟が、この件で捕まったと言われて、逆上してしまったようだ。頭を冷やして来よう」
第一王子は、そう言って姿を消した。
感情の色は、黒いままだ。
本音を聞こうと思えば、聞こえるのだが…聞きたくもない。
「…結界を張って置こう。この部屋には、幸運にも、トイレがついている。この部屋を出るときは、必ず俺と一緒に出よう。油断はするなよ?あの王子は本音は真っ黒だからな」
家族全員に言い聞かせる。
アイテムボックスから、お昼を出して、食事をする。
うわー!あの王子は…家来に命令して、空調に毒をまぜて来たよ?
まあ、空気に関しては…かなり詳しいので…たいしたことないけど…家来は捕らえておきます。
毒は、分離して…無害にする。
王子の家来は、獣人の国王に届けます。
獣人の国王は、激怒していますね。
エルフの王子はどうするつもりなんだろう?
国際問題ですよ?…俺は嫌だな…神の加護で、健康と武力を手にした種族を敵にまわすの…
「ミュートさん。あの王子は…昔からあんななの?」
「…あれでも、丸くなった方かしら?我が、従兄弟ながら…情けないわ」
ふおおおお?!ミュートさん…王族なの?
「何に驚いているかはわからないけど…王族は、多いわよ?中でも、王になれるのは、ハイエルフのみだわ。エルフの進化の最終形態ね」
「ミュートさんは?」
「…進化したけど…ハイエルフではないわよ。あの2人も、それを確かめに来たようね」
ふーん。自分より先に誰かが進化して、ハイエルフになったら、王の座を取られるのか?
「大丈夫よ?今の王様は、まだ若いし、ハイエルフが現れても、王様の交代はないわよ?」
「…じゃあ、何で来たのかなぁ?ミュートさん狙いなの?」
「さあ?自分たちの思い通りにならないと、我儘ばかり言う2人だから、わからないわ」
そうだよね。不利益ばかりなのに…何で、チョッカイかけてくるのか?
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