ほのぼの生きますか

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ミュートの妊娠?!

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タタタタタタ…大変です!

ミュートさんが、妊娠しました。

この間のアレ…ソレが…ジャストミート?!


「慌てないの、本当に神様なの?祭くん?」

なななな…何で!冷静でイラレマセンよ?!


「アワアワ…体に良いもの買ってこなきゃ…後、赤ちゃん用品を…」

「祭様!赤ちゃん用品はいっぱいありますよ?」


「じゃあ、お医者さんを…」

「旦那様?お医者さんは、今、帰ったばかりですよ?」



「えーと…ミュートさんが欲しいものは?」

「祭くん?慌てないで、座っていなさいな」

「ウ…ハイ」


どうしても落ち着かなくて、子供達と散歩に出ました。


「零夏、ショー、コハク、誉、ディーア…お前達に新しい弟妹が出来る。嬉しいな。お父さんは、本当にここに来て良かったよ。宝物がドンドン増えて行く。喜びも、毎日いっぱいだ」

子供達は、俺に抱えられながら…大人しく聞いていた。

「零夏、良いお姉さんだが…もう一人増えるから…よろしくお願いな?」

零夏は、任せて!と言わんばかりに、鼻から「フンス」と息を出した。

「ショー、色々な能力を持って生まれる弟妹に、能力の使い方を教えてやってくれるか?」

ショーは、返事を返すように嬉しそうに笑った。

「コハク、弟妹が危ないことをしていたら、守ってやってくれるか?」

コハクは、黙って頷いた。

「誉、新たな人生を…弟妹と共に楽しく過ごしてくれよ?」

誉は、無言で父を見つめる。

「ディーア…無理をせずにマイペースで、弟妹と遊んで上げてくれよ?」

ディーアは、にっこり笑った。



「うーん、真面目な話は此処までだ。今日もしっかりよく動いてよく遊ぼう!」

子供達は、ペット達を呼んで、楽しく遊び回る。

幻獣や聖獣や神獣と遊べる赤ちゃん…恐るべし。


俺は落ち着くために、日陰で寝そべる。

いつの間にか?寝てしまっていた。

俺を枕にするように、五人の子供達が、一緒に寝ている。

ペット達が、見張りをしてくれていた。



うーん、良い日だ。

のんびりとダラダラと過ごせる。


青い空を見ながら、子供達の寝息に耳を傾けている。

のびのび育っている我が子。

もう一人増える家族。


「嬉しいな。俺は、幸せものだ」


耳を澄ませば…ヘルプを求める人々の声。

「今日も、神の仕事に行ってきますかね?」


眠りに落ちている我が子を丁重に抱きしめて、家に帰る。

妻達は、細々と新しい家族を迎える準備をしている。

ミュートさんに、出かけてくると声をかけて、仕事に出発だ。

ミュートさんの妊娠は、エルフ国に早急に伝えられたらしい。

エルフ国出では、密かに薬師の信仰が進んでる。


「今日は、エルフ国に行くか?」

エルフ国には、様々な悩みがあった。

子供の出生率が、低下していること。

長寿者が増えて、子を産める女性が減っていること。

女性が減っているのに…違法奴隷に捕まる同胞が後を絶たない。

「きっと、近親間で…子供を作りすぎたんだろうな」

だって、俺は…一発でした。

「文化的に…他の血筋を嫌うからなのか?」


ミュートさんが他種族との交配で簡単に妊娠したことは、エルフ国に広まって、子が出来やすくなると良いが…問題はそんなにたやすくはないだろうな。

「…と、なると…薬で解決してもらうか?」

でも、元々…エルフは世界樹の精霊の子だと言われている。

「…世界樹の精霊と交配出来ればいいのか?」

世界樹の精霊?

もしかして…俺ならば、会えたりする?



エルフ国の真ん中にそびえ立つ世界樹。

世界樹が全ての生命の源だと、エルフは信じている。

本当は、創造の神のフローレン様の力だろうけど…

「エルフ国には、何だかんだ言って、色々関わっているから…そろそろ、信仰をもらいたい」

世界樹の木の上まで飛ぶ。

大きな世界樹の上は、宇宙と空気のスレスレでした。

「…世界樹って、スゲ~でけー」

辛うじて声が出る。

空気も薄い。

沢山の熱を感じる。

服が燃えないように…魔法で空気の膜を作る。

「世界樹の精霊さん?本当にいたら…答えてくれ」

世界樹の葉の間に潜り込む。

「…よく燃えないな?この葉っぱ…流石、世界樹の葉」

俺の服より防御力が強いようだ。

「…」

「ん?何か?聞こえた?」

「……」

「…聞こえずらいな?」

「………」

俺は、声のする木の中心部に向けて、葉をかき分ける。

「…あ……」

「後少しかなぁ?」

ガサゴソと、世界樹の上からドンドン入り込む。

「…あなたは…誰」

「…俺は、祭」

「…あなたは…何者」

「…俺は、新しいこの世界の神だよ」

「何しに…来たの?」

「世界樹の精霊に会いたくて」

「…私に?…何の用事?」

「…あんたが世界樹の精霊か?なら…話は早い」

「…なに?」

「エルフと交配してくれない?」

「はぁ?」

世界樹の精霊が、変な声を出した。

「セクハラ?」

「おっと?もしかして…転生者?」

「…あなた…日本人?」

ビックリだね~!

この世界は…日本人だらけですよ。
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