17 / 21
クローリアの幸せ
しおりを挟むやっとで動いたよヒロイン
こんにちは!
悪役令嬢のクローリアです!
クローリアが最近思い出した物語は、乙女ゲームの一つ「悪役令嬢たちからイケメンを守る」のストーリーだった。
すっかり忘れてました!
「後味悪いじゃん。元婚約者だよ?愛していたし…浮気されるまでは幸せをくれてた人だもの」
だから、秘密裏に…助け出してもらいました。…ヒロインに。
だって、ヒロインと一緒にいたなら…アレクは幸せになれるから…
「私ってやさし~!」
「ローリィは女神だよ」
「わー!居たのね!?ジバル」
「勿論!」
ジバルには、なんとなく後ろめたい。
私が…元婚約者を引きずっていたことはよく知っているから…
時折…寝言でアレクを呼んでいたらしいです。
本当にすみません。
「…浮気じゃないよ?」
「わかっているよ。天使の如く優しいローリィのことはね!」
「許してくれるの?」
「過去は変えられない。それを含めて今のローリィだから、仕方がない。…惚れた弱みだ!優しい考え方を含めて愛しているよ!」
「えへへ!…ジバル私を甘やかし過ぎだよね?…優しいジバルに漬け込んで…色々やらかしちゃうよ?」
「大丈夫!君が優しいから…俺は国を滅ぼさないし、人の世界で生きられるのだから」
「へ?」
「可愛い!…鈍感で構わない。ローリィは、SSSクラスの冒険者がどうなっているか知ってる?」
「隠者として…何処かに雲隠れしている」
「そうだよ?表舞台に出れているのは俺だけ。でも、どうして…俺だけだかわかる?」
「企画外に強いから…SSSクラス同士ぶつからないために皆さまは隠れているけど…ジバルは私と結婚したから…身分的にも誰も干渉できない?」
「うん。一番の理由はローリィと結婚出来たからだよ!」
「私はジバルを守れているのね!嬉しいわ!」
和かなジバルにホッとする。
反省しているアレクの様子が見れたので…助けました。
様子はうかがってました。
だって、隣の国のことだからね!
アレクの配下だった者たちも、色々お世話になったので、助けました。
今頃…ヒロインは、逆ハーレム状態。
でもね。
アレクを奪ったあの女とか…
帝王とか?お妃さまとか?
帝国の貴族どもとか?
くそムカついたあの人達は、そのまま獄門だ!
私は聖女でも女神でもないので、欲望のまま動かせていただきましたー!
実は内乱の誘導も…私がやりましたよ?
今、帝国だった国を動かすのは、私の従者たちだったりします。
元の力を使って、こっちに干渉されたくはない。
しかも、新しい国がうまく回らずに隣の国に突っかかって来ても困る。
新体制の基盤作りを任せて来ました!
うーん!
スッキリ!
「満足した?俺の奥様?」
私の顔を見るだけだろうけどね。
ジバルは私をヒョイと持ち上げて、
膝の上に乗せた。
「うん。可愛いなぁ…いつまでも末永く一緒にいてください」
…おもったんだけどさア…
「ジバルの寿命って、どれくらいなのかしら?…実は、私のステータスはぶっ壊れ仕様だから…寿命が長いみたいなの」
「うーん…どうだろう?ステータス?…見たことないし?」
「ジバルのステータス…のぞいていい?」
ジバルの許可を得て、ジバルのステータスを覗く。
実は鑑定でもかなり見れるのですが、ジバルは私を遥かに上回る強さなので、見えないステータスが多い。
鑑定に本人が許可を出していたら、ステータスが見やすくなるのだ。
「鑑定」
名前・ジバル
民族・キメラ
職業・魔剣士
称号・SSSクラスの冒険者
祝福された花婿
体力・SSS
魔力・SS
力・SSS
俊敏・SSS
防御・SSS
耐性・SS
知能・SS
品性・SS
感性・SSS
器用・SSS
運・SSS
魅力・SSS
特殊技能・限界突破
ーーーーーーーー
その他の特技は見ない。
でもね~
やっぱり強い!
しかも…乙女ゲーム主体だけあるわ!
品性・感性って!
魅力…
特殊技能に長生きとか若返りの効果とかが存在していないので…短命かもしれない。
「ジバル?私はずっと…一緒にいたいから、ジバルも私に付き合って…若いままでいて欲しいの。…駄目?」
「構わないよ。種族のキメラは、短命らしいから、末永く側にいたいな!俺は、子供からひ孫まで…面倒を見たい」
「了解!細胞の若返り化魔法!…どう?何か変わった⁇」
「そうだね。全身のコリが消えたかな?…ずっと悩まされて来たんだよね」
「コリ?そんなのがあったのね。また、コリが出たら言ってね?」
危なかった…
ジバルの寿命って、もしかしたら凄ーく短い!?
キメラって…色々な生物が混ざった魔獣よね?
ジバルを魔獣扱い⁇
それとも…どっかの小説みたいな…実験生物とか?
あり得るかも…
ジバルの両親の所在は掴めないのに、変な組織といつもかち合う。
「ジバルの体をもう少し調べていい?」
「ああ、いいよ。いくらでも」
ニコニコ服を脱ぐジバル。
そんなつもりはないからね?
エッチな顔は駄目よ?
身体をスキャンすると、あるわよ…実験っぽい機材…
私の魔法なら、簡単に取り外し可能です。
「自爆装置ではないわね…」
「何?それ…」
「ジバルの体にあったのよ」
「それ、よーく見せて?…見たことある気がする」
ジバルは、心当たりがあるらしい。
「SSSクラスになる時に、闇のギルドを壊滅させたのだけど…その闇ギルドの人間には必ずこれが入ってた」
「ジバルは闇ギル出身なのかもね…でも、これって…鑑定すると…邪神の卵って」
「そういえば、邪神を崇める国を滅ぼした時…なんか頭の中で騒いでる奴がいたなぁ…」
「何それ?」
「俺は、ローリィを崇めていたから…うるさい程度で気にしなかったけどね。冒険者仲間には狂った者もいたよ?」
「私を崇める⁇…まぁ、無事ならいいよ」
邪神の卵って!?
怖っ!
ジバルが敵だったら…世界滅亡が見えるわ~!
邪神の卵は、研究機関に預けました。
「私って…ラッキーガール?」
「ん?何?」
「何でもない!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
神視点
「あの組織のことが、わかったんだあ…凄いねー!クローリア」
僕を崇める人々の中に、僕を邪神として崇める者達がいた。
神は正義?
違うよ?
人間にとっては、時には罰を与える。
正しい命には試練を与えて育てる。
それが僕だ。
でも、正義と悪は表裏一体だよ?
それに気が付けるクローリアだからこそ、結婚式に祝福を与えた。
僕には君の幸せはわからないけど、きっと、自分で見つけられるよね?
「クローリア…僕には人の気持ちはわからないけど、魂が育った君には幸せになって欲しい」
そんな願望がある意味がわからないけど、綺麗な魂は好きなんだ!
「どうか、幸せになってね?」
僕のお気に入りなんだから!
10
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
世話焼き幼馴染と離れるのが辛いので自分から離れることにしました
小村辰馬
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢、エリス・カーマインに転生した。
幼馴染であるアーロンの傍にに居続けると、追放エンドを迎えてしまうのに、原作では俺様だった彼の世話焼きな一面を開花させてしまい、居心地の良い彼のそばを離れるのが辛くなってしまう。
ならば彼の代わりに男友達を作ろうと画策するがーー
義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。
「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる