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10話 皇太子の真実
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一つわかった事があります。
エルフの特定の噂だけ、耳に届いたのは、日本語を話していたからだった。
エルフは、頭の良い人種だから、ワザと聞かせるように話していたのだった。
また、帰ってきて気が付いた事だが……皇太子殿下は、無能ではなさそうだ。
皇太子殿下は、不思議な人で、私は遠巻きに見ているが、ちぐはぐな感じがする。
初めて会った時に一番に声をかけてくれたが、私を聖女ではないと言ったのも彼だ。
ロラン様の兄だ。……名前はまだ、知りませんが。
馬鹿なワケではないはずだ。
どちらかというと、下手な演技をしている感じがする。
ワザと私を遠ざけている?
次期国王の座を決定しているだけあって、人望もある。
ロラン様が、いつも兄自慢をする時に、会話の中で一番出てくるのが、皇太子殿下だ。
他の王子達も、優秀で有名らしいが、一番は皇太子殿下だ。
どう言うこと?
どっかのテンプレ召喚では、乙女ゲームや小説のように、馬鹿な皇太子が馬鹿な事ばかりする話が多い。
でも、そのテンプレ通りに行かないかもしれない。
観察をしていると、私を狙う輩は、すべて取り巻き達の仕業であることが、わかった。
取り巻き達のする事は、皇太子殿下の為と言いながらも、おかしな展開になってしまう。
責任逃れのために、皇太子殿下のところに隠れている状態のようだ。
一方、皇太子殿下は、取り巻き達の面倒を見ているようで、突き放した事もあった。
何が狙いなのだろうか?
目的は??
「ロラン様……皇太子殿下って、どんな人?」
「!?……兄さんに興味があるの?」
「……興味?うーん、あるのかもしれない」
だって、私をあからさまに避けて、ひどい事を言うが、何か?変な感じだ。
時々目が合うと、慌てて目をそらす。
いい男なハズなのに…私の前では違う。
取り巻きはその事に気がついてない。
偶然にしては、出来過ぎでしょう?
「……皇太子殿下って、……何を感じて、行動しているのかなぁ?」
「……僕は兄さんではないので、その質問には答えられないよ」
「……うーん」
そりゃ……そうだ。
本人でなければ、わからない。
話をしたくはないけれど、話し合いの段取りをしないといけないかもしれない。
王様に……ランブル様に相談して見ようかな?
でも、忙しそうなんだ……王様。
政務に追われて、なかなか会えない。
初めて触れられた時の事を思い出すと、王様の手は、何か他の人とは違う。
聖女の証も、一番感じる……ケホン。
でも、王様は何であの日、聖女の証に気がついたのかなぁ?
迷いを感じなかったよね??
おっと、話がずれた。
その辺の事も聞きたいから、王様への御目通りはいつ出来るか?みんなに尋ねる。
宰相様のスタン様ならば、スケジュールも把握しているだろう。
「……スタン様?次に王様に御目通り出来るのはいつでしょうか?」
「!?……王様に御目通りって、何か?あったのか??」
「たいした事ではないけれど、本人に確認する方がいい内容かもしれないと思いまして……」
「どんな内容か?聞いても?」
「はい。まず、皇太子殿下の事です。何か、変なんですよね。妙に意識されて、出会うとひどい事を無理に言われているような……一度、話をした方が良いと思いまして、王様に相談してから……と、思いました。
あとは、王様に質問が……なぜ、聖女の証を一発で見破ったのか?知りたくて……」
「…なるほど…私どもでは、答えられない内容だ。わかった。でも、待ってくれるか?他の聖女達が、王子達と一緒に王の開きの時間を独占していてね。…不穏な動きに心配を抱いて。王も自ら、探っているところなんだよ」
「……!?…自ら探っているのですか?危険なのではないですか?」
「……サカエより大丈夫だ。王は強いしな。自分の身は自分で守れる」
「……心配ですね。どうか、スタン様?王様のお近くに居ていてあげてください」
「サカエは、優しいな。でも、大丈夫ですよ。王には刺客を送れない。鉄壁の防御だよ。負けやしない」
「鉄壁の防御?」
「ああ、固有能力だよ。王家に伝わる神秘の能力だ」
「あ!そう言えば、私の能力って……何でしょう?」
「まだ、調べてないね。今日はそれをしようか」
スタン様が、何やら大きいバスケットボールサイズの水晶玉を持ってくる。
覗くと、文字が浮かんだ。
「……悪役?」
「……!?……それは!サカエ……大丈夫だ。何があっても、守ってみせる」
スタン様が、自分に言い聞かせるように言う。
実は、まだ文字はイッパイあります。
悪役の続は、愛されキャラ、主人公、***で見えない部分もありますね。
この文字が私の能力ならば、聖女の文字はないですね。
やっぱり、聖女ではないと思います。
だから、愛されキャラに目を瞑って頂きたい。
毎晩、イケおじ様達に……身体が持ちません。
だから、他の聖女達。頑張ってね?
でも、結局……皇太子殿下の真実は、わからない。
王様に助けを求めて、スローライフを目指したいです。
エルフの特定の噂だけ、耳に届いたのは、日本語を話していたからだった。
エルフは、頭の良い人種だから、ワザと聞かせるように話していたのだった。
また、帰ってきて気が付いた事だが……皇太子殿下は、無能ではなさそうだ。
皇太子殿下は、不思議な人で、私は遠巻きに見ているが、ちぐはぐな感じがする。
初めて会った時に一番に声をかけてくれたが、私を聖女ではないと言ったのも彼だ。
ロラン様の兄だ。……名前はまだ、知りませんが。
馬鹿なワケではないはずだ。
どちらかというと、下手な演技をしている感じがする。
ワザと私を遠ざけている?
次期国王の座を決定しているだけあって、人望もある。
ロラン様が、いつも兄自慢をする時に、会話の中で一番出てくるのが、皇太子殿下だ。
他の王子達も、優秀で有名らしいが、一番は皇太子殿下だ。
どう言うこと?
どっかのテンプレ召喚では、乙女ゲームや小説のように、馬鹿な皇太子が馬鹿な事ばかりする話が多い。
でも、そのテンプレ通りに行かないかもしれない。
観察をしていると、私を狙う輩は、すべて取り巻き達の仕業であることが、わかった。
取り巻き達のする事は、皇太子殿下の為と言いながらも、おかしな展開になってしまう。
責任逃れのために、皇太子殿下のところに隠れている状態のようだ。
一方、皇太子殿下は、取り巻き達の面倒を見ているようで、突き放した事もあった。
何が狙いなのだろうか?
目的は??
「ロラン様……皇太子殿下って、どんな人?」
「!?……兄さんに興味があるの?」
「……興味?うーん、あるのかもしれない」
だって、私をあからさまに避けて、ひどい事を言うが、何か?変な感じだ。
時々目が合うと、慌てて目をそらす。
いい男なハズなのに…私の前では違う。
取り巻きはその事に気がついてない。
偶然にしては、出来過ぎでしょう?
「……皇太子殿下って、……何を感じて、行動しているのかなぁ?」
「……僕は兄さんではないので、その質問には答えられないよ」
「……うーん」
そりゃ……そうだ。
本人でなければ、わからない。
話をしたくはないけれど、話し合いの段取りをしないといけないかもしれない。
王様に……ランブル様に相談して見ようかな?
でも、忙しそうなんだ……王様。
政務に追われて、なかなか会えない。
初めて触れられた時の事を思い出すと、王様の手は、何か他の人とは違う。
聖女の証も、一番感じる……ケホン。
でも、王様は何であの日、聖女の証に気がついたのかなぁ?
迷いを感じなかったよね??
おっと、話がずれた。
その辺の事も聞きたいから、王様への御目通りはいつ出来るか?みんなに尋ねる。
宰相様のスタン様ならば、スケジュールも把握しているだろう。
「……スタン様?次に王様に御目通り出来るのはいつでしょうか?」
「!?……王様に御目通りって、何か?あったのか??」
「たいした事ではないけれど、本人に確認する方がいい内容かもしれないと思いまして……」
「どんな内容か?聞いても?」
「はい。まず、皇太子殿下の事です。何か、変なんですよね。妙に意識されて、出会うとひどい事を無理に言われているような……一度、話をした方が良いと思いまして、王様に相談してから……と、思いました。
あとは、王様に質問が……なぜ、聖女の証を一発で見破ったのか?知りたくて……」
「…なるほど…私どもでは、答えられない内容だ。わかった。でも、待ってくれるか?他の聖女達が、王子達と一緒に王の開きの時間を独占していてね。…不穏な動きに心配を抱いて。王も自ら、探っているところなんだよ」
「……!?…自ら探っているのですか?危険なのではないですか?」
「……サカエより大丈夫だ。王は強いしな。自分の身は自分で守れる」
「……心配ですね。どうか、スタン様?王様のお近くに居ていてあげてください」
「サカエは、優しいな。でも、大丈夫ですよ。王には刺客を送れない。鉄壁の防御だよ。負けやしない」
「鉄壁の防御?」
「ああ、固有能力だよ。王家に伝わる神秘の能力だ」
「あ!そう言えば、私の能力って……何でしょう?」
「まだ、調べてないね。今日はそれをしようか」
スタン様が、何やら大きいバスケットボールサイズの水晶玉を持ってくる。
覗くと、文字が浮かんだ。
「……悪役?」
「……!?……それは!サカエ……大丈夫だ。何があっても、守ってみせる」
スタン様が、自分に言い聞かせるように言う。
実は、まだ文字はイッパイあります。
悪役の続は、愛されキャラ、主人公、***で見えない部分もありますね。
この文字が私の能力ならば、聖女の文字はないですね。
やっぱり、聖女ではないと思います。
だから、愛されキャラに目を瞑って頂きたい。
毎晩、イケおじ様達に……身体が持ちません。
だから、他の聖女達。頑張ってね?
でも、結局……皇太子殿下の真実は、わからない。
王様に助けを求めて、スローライフを目指したいです。
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