召喚されたら聖女ではないと言われました

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36話 ……ざまあ③

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自由発言にいきなりなりました。
ハドラーは、質問攻めです。
答えるのは、宰相のオズワルドですがね。

「砂漠の大地にどうして国を?」
議長自ら、唇を切る。

「我々の欲しい資源があったので…おかげで、多くの富を得ることが出来ました…」
オズワルドも冷静だ。

「私は、獣人国の宰相だ。砂漠の資源だと?砂しかない大地だろう?」
獣人国の宰相が、ありえないと話す。

「資源が何かは、教えられませんが、我々の欲しい資源が、各国にはあります。交易をそろそろ整えたいと考えているところです」
嘘です。交渉する気はありません。

「何だと?!これまで全く交易の意思を見せなかったではないか?今更何で……」
人間の国の宰相さんの慌てようがすごいですね。
名乗ってください。

「人族からの移民が多い国です。国民から反感が出ないように、人国との交渉は避けさせていただきます」
オズワルドは、ザッパリと話を切る。
つまり、もう出番はないから、黙っていろと言ってます。

「若造が!?何を「済まない我が国の宰相が失礼を……我が国から出たとはいえ、元我が国民を見捨てることは出来ない。何かあれば、相談に乗ろう」うぐ……」
あくまで、国の内情を見せずに上から目線のいいよう……信じられませんね。
それに、一番困っているのは、人国ですよね。
ちゃんと名乗ってくださいよ?

「今は、特に困ったことはないですね。移民もまだ、受け入れられますし………」
話の途中で、皇太子が話をする。
「では、魔物を浄化する聖女は必要ではないですか?」
名乗れよ。

「心配には及びません。魔物が発生する理由を知っております。対処は簡単ですからね」

ガタガタ

各国が、知りえない情報を流しただけで、動揺が凄い。
全ての国が、立ち上がって見ている。

「あら?お知りではありませんでしたか?タダでは教えられませんが………技師と知識を商品と交換にしましょうか?」

「おお~!?ソレは素晴らしい!!」
色々な国から、同じ反応が出るが、人国からは、反応がない。
召喚の代わりになることが出てきて、立場が取られた気分なのだろう。

次々に交換物品を各国が上げていく中で、欲しい物はそれ程出てこない。
日本の物が優れているからだろう。
「その条件の商品では、情報と折り合いがつきませんね」
渋って見せると、反感が出てくる。
「本当は、魔物が発生する理由など、わかっていないのでは?」
なんて、言われ始めた。

「……残念ですね。交換するものが無ければ、知識を教える訳にはいきません。私どもは、これまで通り独自のルートで、欲しい物品を手にしなければならないですね」
と、動揺が少ない。
脅そうとした国々は、脅しにもならず………話が終わった。


んー?うまくざまあに持っていけませんね。


もっと挑発して見る?


私が、話に参加して見る?


中々ざまあって難しいですね。





「……ところで、そちらの姫君は、婚約はお済みでしょうか?」
人国の宰相からの、爆弾発言に……
凄い食いつきで、一斉に私を見てくる。


「……いいえ、お恥ずかしながら、縁がなくて……」

私が、いつもよりも猫を被った高い声で答える。


「……では、私なんかどうでしょうか?」

皇太子が、ランランの顔で見ているが、お前は、あの召喚した聖女とどうなったのさ?まさか、振られたの?

「……いいえ、私はこの世界に止まるつもりはございません。自分の世界に帰ります」

「……貴方も聖女なのですか?」

「……お忘れでしょうか?私は、サカエですよ?」

「……は?」


陥れた人を見ることになるとは、思ってもないだろう。


こうして、舞台は整った。


どうやって、こいつらを切り捨てようか?

私は、考えを巡らせた
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