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33話 外との会話
しおりを挟むペースが遥かに遅くなった。
敵を倒さないといけないからだ。
1000階は5日だったが・・・
それから、すでに2週間たっている。
俺は不安で、外にシム様に頼み・・・手紙を書いている。
いつも誤解されて、切り捨てられている。
それも有るが、シルフィが・・・モテモテらしい。
もちろん、ノルンもそうだが、いつかは出て行く男子だ。ノルンはいい。
初めてのモテモテにシルフィがどう思うのか?
今のところ、魔人領なので、見かけはたいしたいい男がいるわけではなさそうだが・・・
「心配だよ。こんな一方的な手紙なんて・・・」
『私は、迷宮で手紙を書いている。マスターの余裕が信じられませんね。』
そう、俺の今いるところは、迷宮1278階。
先ほど、ボスを倒して景色の良いこの階に、快適な家を描いた。
「将来、こんな景色の良いところに、住みたいな~かわいい嫁と・・・」
俺は、手紙に結婚指輪を購入して入れた。
ネット通販で気に入って、衝動買いをしてしまったのだ。
『私は迷宮に住むのは御免です。』
「そっか、移転陣ここに置いておく?少し改良すれば、いつでも戻れそう。」
『・・・了解いたしました。正気の沙汰とは思えませんが、マスターの命令のは逆らいません。』
「うん。よろしく」
こうして、迷宮1278階に俺の別荘が出来た。
度々来る受付嬢達と、楽しむ施設になったことは、言うまでもない。
「そういえば、英雄の子孫・・・最近、見ないね。この辺、いないのかな?」
『きっと、良い狩り場では、ないのでしょう。』
なるほど・・・
「ふと、思ったけど・・・ダンジョンマスターではなく、迷宮マスターって、いるの?」
『いるとしたら、神だと思います。マスター。』
神の試練?だっけか・・・
うーむ、お供え物をしているのに?
こんなところに閉じ込めるなんて・・・
今まで拝んできた神ではないのか?
神の祭壇・・・増やそうかな?
心配だよ~
シルフィと会話したいよ~
なんか、スキルさん発生しないかな?
ネット通販があるのだから・・・
ネット電話?
できないか?出来るだろう。
スマホあるし・・・
創造さんを・・・初めて意識して使ってみる?
スマホ機能、アプリでもいい。
作ってください。
創造さん。
魔力をスマホに込める。
『何をしているのですか!?マスター!?』
シム様が初めて声を荒げて叫んだ。
ピロン
メール音がなる。
おお~!出来た。アプリ・・・
でも、いっぱいあるなぁ。
メールもいいけど・・・やっぱり声が聞きたいよね。
電話機能・・・あった。これでいいじゃん。
テレビ電話機能。最高!
アプリを取り込んで・・・
『・・・流石です。マスター』
シム様が何か言っている。
でもいいじゃん。声が聞きたいよね。
あ!つながった!
「おはよう。シルフィ。今朝かな?」
【ヒャっ!?え?リヒトしゃま!?・・・ええ~!】
ヒャっだって・・・かわいい。
「手紙届いた?」
【届きました!ノルン!!リヒト様だよ~!ノルン!!】
超~!慌てて、かわいい。
「まだ、しばらくかかりそう。でも、心配しないで。ちゃんと、俺の帰りを待っているんだよ。」
【ヒャい・・・お待ちしています。】
「待ってないと、お仕置きするからね?」
【ヒャい・・・あの、指輪・・・ありがとうござい】
?切れた?
『魔力欠乏しています。おやすみしてください。マスター』
了解しました。
少し重い頭を横にする。
今日はいい夢見れそう。
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