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前兆
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「っは、あ……っ」
押し殺しきれない声は幸菜をさらなる羞恥と屈辱に突き落とした。嫌だと思っているのに、体が言うことを聞いてくれない。
ねっとり絡みついてくる快楽を恐れ逃れようとしても、僅かでも刺激が強くなれば大きく疼いて堪らなくなる。
「っふ……あ、やぁぁ…っ」
ついに彰久の指が中へと触れた。幸菜の声の質が変わる。無意識に体に力が入ったが意味はなく、容易に進入を果たされた。
太く長い指が粘着質な音を立ててゆっくり動く。その度にかちかちと歯が鳴り、体が震えが強まった。
「目を閉ざすな。俺を見ろ」
掠れた声が耳元で響く。無理だとかぶりを振ると、「見ろ」と重ねて命令された。
少しだけ、本当にうっすらと目蓋を押し上げる。その時幸菜の目に映った彰久の瞳は、真摯な光を宿しているように見えた。
「お前は俺のものだ。そうだろう?」
幸菜を苛むはずの言葉は、蕩けそうなほど甘い声だった。どくんと心臓が強く跳ねる。溢れるように熱が体中を巡り渦巻いた。
それを見計らったかのように、彰久の指が激しく動き出す。煽るように掻き回されて、神経が焼き切れてしまいそうだった。
「も、やぁ……、つら……い…っ」
助けを求めて泣きながら見つめると、彼は眉を顰めて幸菜を見つめ返した。
熱のこもった眼差しに、幸菜の最奥が疼く。うねる。腰が勝手に動いて止められない。
幸菜をさらに煽るように、傍若無人な口づけが襲いかかってきた。口内の柔い所を舌で愛でられ、さらなる快楽を誘うように大きな手が素肌を撫でる。けれど決して達することはない。
「んぁ、ふ……っ、足り、な……んんっ」
幸菜の我慢はもう限界だった。固く目を瞑り、奪われそうな呼吸を必死で繋ぎ止めた。
貪り尽くされて、ようやく解放される。彰久はどこか苦しそうな表情を浮かべていた。
「煽ったのは、お前だからな」
「あっ、ぁあっ!」
きつく抱き竦められたかと思うと片足を肩に担がれた。間に体ごと滑り込まれ、大きく開かれる格好になる。あられもない箇所が彰久の眼前に晒された。
羞恥に泣き声をあげた幸菜を獰猛な目で見下ろす。逃げようとする体を引き止めて、狙いを定めるように先端を当てた。
「っひ、……は、あぁ……っ」
熱い質量が最奥を目指して突き進む。愛撫され蕩ける寸前まで解された場所が彰久を拒むことはなく、包み込むように受け入れた。
これを待ち望んでいたのだと体が歓喜する。
恐怖を遥かに凌駕する感覚を認めたくなくて、理性が途切れる前に逃れ出ようともがくけれど、鍛えられた体の前には意味をなさなかった。
ゆっくりと、けれど容赦なく内側を押し広げられる快楽はあまりに強く、幸菜の正気を奪っていく。
「っふ、……うぅ……」
ようやく全てを受け入れた中はいっぱいいっぱいで息苦しさを感じさせた。大きく胸を上下させると、冷たい空気に喉が鳴った。
逃げたい心に従って、手が布団の上を這う。だがそれも、彰久に捕らえられ、首の後ろへと回された。
押し込むように腰を押し付けられる。少し揺らされただけなのに強烈な刺激が全身を駆け抜けた。
脳を灼くような快感に、幸菜が堪えようと爪を立てる。じわり、目尻に涙が滲んだ。
押し殺しきれない声は幸菜をさらなる羞恥と屈辱に突き落とした。嫌だと思っているのに、体が言うことを聞いてくれない。
ねっとり絡みついてくる快楽を恐れ逃れようとしても、僅かでも刺激が強くなれば大きく疼いて堪らなくなる。
「っふ……あ、やぁぁ…っ」
ついに彰久の指が中へと触れた。幸菜の声の質が変わる。無意識に体に力が入ったが意味はなく、容易に進入を果たされた。
太く長い指が粘着質な音を立ててゆっくり動く。その度にかちかちと歯が鳴り、体が震えが強まった。
「目を閉ざすな。俺を見ろ」
掠れた声が耳元で響く。無理だとかぶりを振ると、「見ろ」と重ねて命令された。
少しだけ、本当にうっすらと目蓋を押し上げる。その時幸菜の目に映った彰久の瞳は、真摯な光を宿しているように見えた。
「お前は俺のものだ。そうだろう?」
幸菜を苛むはずの言葉は、蕩けそうなほど甘い声だった。どくんと心臓が強く跳ねる。溢れるように熱が体中を巡り渦巻いた。
それを見計らったかのように、彰久の指が激しく動き出す。煽るように掻き回されて、神経が焼き切れてしまいそうだった。
「も、やぁ……、つら……い…っ」
助けを求めて泣きながら見つめると、彼は眉を顰めて幸菜を見つめ返した。
熱のこもった眼差しに、幸菜の最奥が疼く。うねる。腰が勝手に動いて止められない。
幸菜をさらに煽るように、傍若無人な口づけが襲いかかってきた。口内の柔い所を舌で愛でられ、さらなる快楽を誘うように大きな手が素肌を撫でる。けれど決して達することはない。
「んぁ、ふ……っ、足り、な……んんっ」
幸菜の我慢はもう限界だった。固く目を瞑り、奪われそうな呼吸を必死で繋ぎ止めた。
貪り尽くされて、ようやく解放される。彰久はどこか苦しそうな表情を浮かべていた。
「煽ったのは、お前だからな」
「あっ、ぁあっ!」
きつく抱き竦められたかと思うと片足を肩に担がれた。間に体ごと滑り込まれ、大きく開かれる格好になる。あられもない箇所が彰久の眼前に晒された。
羞恥に泣き声をあげた幸菜を獰猛な目で見下ろす。逃げようとする体を引き止めて、狙いを定めるように先端を当てた。
「っひ、……は、あぁ……っ」
熱い質量が最奥を目指して突き進む。愛撫され蕩ける寸前まで解された場所が彰久を拒むことはなく、包み込むように受け入れた。
これを待ち望んでいたのだと体が歓喜する。
恐怖を遥かに凌駕する感覚を認めたくなくて、理性が途切れる前に逃れ出ようともがくけれど、鍛えられた体の前には意味をなさなかった。
ゆっくりと、けれど容赦なく内側を押し広げられる快楽はあまりに強く、幸菜の正気を奪っていく。
「っふ、……うぅ……」
ようやく全てを受け入れた中はいっぱいいっぱいで息苦しさを感じさせた。大きく胸を上下させると、冷たい空気に喉が鳴った。
逃げたい心に従って、手が布団の上を這う。だがそれも、彰久に捕らえられ、首の後ろへと回された。
押し込むように腰を押し付けられる。少し揺らされただけなのに強烈な刺激が全身を駆け抜けた。
脳を灼くような快感に、幸菜が堪えようと爪を立てる。じわり、目尻に涙が滲んだ。
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